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サエクのPCOCCが特製品に付属しているようなので、設定をオリジナルに戻してモニター用にしているラダーケーブルで繋いでみた。
ラダーケーブルというのは色付けが無いので素直にシステムを構築できるが素直なので高級品の更に上の感じで機器や音源の問題点がわかる。普段製品購入時にSTAX SR-001MK2と一緒に持ち歩いているし、調整時にも使用しその後ケーブル変更で欠点を覆い隠す方法をとっている。癖の無い転送が必要な場所に使うと機器能力を損なうことがない。
カルトと呼ばれるオーディオ世界だがそれは古い科学的視点からなのだろう。電磁気学から見ると量子電磁力学はカルトに見えるのだろうか。とにかくカルト系ケーブルの最右翼らしい。
汚いと感じた部分が消え素直な音になった。発熱が起こり周りの温度が上がるのを待つ。室温との温度差が安定し基盤や素子の温度安定を待つ、温度は物質の運動、振動であるから大量のノイズの元であるが、実世界もノイズで満ちているので特に抑え込もうとしなければ問題は無い。我が家のCDPやSACDは空中に浮べてある。30年前から空中に浮かせることを基本にしている。
また元のケーブルに戻すがケーブル抵抗から発熱が生じるのを待つ。真空管の周りで暖めておいた。E=1/λなので高域ほど減衰する。
抵抗成分が少なければ高域が伸びるため音質のコントロールはケーブルの長さや材質で行いといい。
抵抗値が大きいと発熱して断線する。ヒューズや電気コタツである。コタツにはサーモスタットといわれる異種金属の膨張差で断線する機能がある。オーディオ製品は高価なケーブルで特殊な変化をつけることで自分のイメージの世界を構築している趣味の世界である。プロ用は実用品なので一般的なものは安いが使用するためには資格が要る。
良質のケーブルは高価であるが安価な普通のケーブルが悪いとは思わない。全部同じメーカーの同一ロット製品で固めたほうがいいだろう。味が同じであるので一種類の調味料で何とかできる。
付属のケーブルでも音質調整しているようだ。音質が気に入っていたらうかつな変更はバランスを崩すだろう。若い方向きの音質で非常に元気のある音に変わった。スピード感が失われるのはやむを得ないが音が高域がきらびやかになり中域に粘りが生まれ低域に弾むような感じが加わった。
その代わり、全体の解像度は失われた。音が重くなったような感じがするのは電子から見た抵抗が粘性を生じている結果だろう。光の速度は一定でなく物質により速度が変わる。屈折したり陽炎が生じたりする。電子も波の性質を持つので、光が世界を美しく演出しているように、電子も状況の変化に美しく対応しようとしているとみて間違いは無いだろう。光を写真で記録再現していくように音を今は電気から電子に置き換えようとしている。それを美しく再現できるような感性で製品を作っているようだ。ユキムは面白いものを持ってきた。
曲に応じて変化をつけたいなら、Mullard CV4003仕様のFABを買ってプリを差し替えて使用できる。真空管自体はネットで2本2万円くらいだが、真空管交換の手間やバイアス調整のことを考えるといいかもしれない。Mullard ECC88はテスト時に交換して聴いたがかなりよかった。
現在はオリジナルに戻してある。それはこの製品のチューニング自体に興味が湧いたから。
他人の作った世界を見てみようという気になったのは初めてのことで面白いチューニングだと思う。長年親しんできたTELEFUNKEN+LUXMANの世界からCAROT ONEの世界へ行ってみるのも面白い気がする。
書込番号:15749662
1点

mmiomさん こんにちは。 オリジナリティなお考えですね。
お暇な折に ご覧下さい。
オーデイオ の LINK集
http://www.geocities.jp/ja3ocxbrd/audio.html
書込番号:15749951
1点


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