
このページのスレッド一覧(全247スレッド)

内容・タイトル | ナイスクチコミ数 | 返信数 | 最終投稿日時 |
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2 | 7 | 2011年9月9日 10:27 |
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1 | 2 | 2011年8月19日 21:12 |
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1 | 1 | 2011年8月8日 07:15 |
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2 | 6 | 2011年7月31日 22:56 |
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1 | 8 | 2011年7月23日 16:02 |
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1 | 3 | 2011年7月18日 23:39 |

- 「質問の絞込み」の未返信、未解決は最新1年、解決済みは全期間のクチコミを表示しています


おもちゃの望遠鏡で月を見てみたら、クレーターまで見えて私も子供も感動しました。
おもちゃなので、歩いただけでぶれたり、月をとらえるのが難しかったりと難儀しますので、もっとしっかりしたものを購入したいと思います。
ネットで調べながら望遠鏡の勉強をしだしたのですが、スペックの見方でわからないところがあります。
対物レンズ有効径が大きければ、光をたくさん取りこめて明るく見えるのはわかりましたが、焦点距離と接眼レンズの倍率がわかりません。
焦点距離は、一眼レフの焦点距離と同じように、対象の見える大きさに比例するのでしょうか。それとも、見える大きさは、接眼レンズの倍率だけが関係するのでしょうか。
また、有効最高倍率は口径80mmなら1〜2倍で160倍ぐらいまでとありますが
その際の倍率は、接眼レンズの倍率を差しているのでしょうか。
もし、焦点距離が500mmと1000mmで、口径80mmの望遠鏡が合った場合は、80倍の接眼レンズをつけたときに、対象の見える大きさに差はあるのでしょうか。
0点

確か「対物レンズの焦点距離÷接眼レンズの焦点距離=倍率」だったと思います。
なので焦点距離が500mmの対物レンズの望遠鏡で80倍の倍率を得ようとすると、
接眼レンズは6.25mmの焦点距離のレンズを付けねばならない・・・
以下同様で1000mmだと接眼レンズは12.5mmが必要になりますね。
書込番号:13469983
0点

おもちゃの望遠鏡では、おそらく接眼レンズに「倍率」が書かれていたのだと思います。
これは接眼レンズがその望遠鏡専用のものだと思いますので、接眼レンズだけで一意に倍率が決まるために表記可能だったのだと思います。
しかし一般には、接眼レンズはいろいろな望遠鏡に取り付けて使えるようになっていて、使う望遠鏡の対物レンズの焦点距離との関係で倍率は一定に決まりませんから、接眼レンズには「焦点距離」が書かれているのが普通です。
倍率の計算方法は、花とオジさんが示した計算式で求めます。
なお、同じ倍率になるように望遠鏡と接眼レンズを組み合わせた場合(たとえば、ここでいう500mmの望遠鏡に6.25mmの接眼レンズの組み合わせと、1000mmの望遠鏡に12.5mmの接眼レンズの組み合わせ)であれば、見える大きさは同じになります。
書込番号:13470869
0点

花とオジさん
やまだごろうさん
ありがとうございます。
焦点距離と、接眼レンズの焦点距離で倍率がきまること、理解できました。
おもちゃだったから接眼レンズに倍率が書いてあったのですね。勘違いしてしまいました。
新たに疑問が。
接眼レンズには、24.5mm、31.7mm、50.8と差し込み口の種類があるそうですが、
大きくなるほど、視界が広くなると思って間違いないでしょうか。
また、満月全体を視界いっぱいに収めたい場合は、差し込み口の大きさが大きいほど、倍率を上げないといけないということでしょうか。
もうひとつ
対物レンズの有効径は、光の量だけに影響すると思えばよいでしょうか。
60mmと80mmで倍率が同じなら、80mmのほうが明るく見えるだけで、大きさは変わらないという理解でよろしいでしょうか。
書込番号:13473556
0点

>対物レンズの有効径は、光の量だけに影響すると思えばよいでしょうか。
光の量と「分解能」の違いも影響します。
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E5%88%86%E8%A7%A3%E8%83%BD/
簡単に言えば、同じ倍率でも対物レンズの口径が大きいほうが
よりシャープに見えるということ。
書込番号:13473624
0点

>新たに疑問が。
接眼レンズには、24.5mm、31.7mm、50.8と差し込み口の種類があるそうですが、
大きくなるほど、視界が広くなると思って間違いないでしょうか。
>また、満月全体を視界いっぱいに収めたい場合は、差し込み口の大きさが大きいほど、倍率を上げないといけないということでしょうか。
差し込み口の大きさと視界の広さは無関係です。
同じ倍率でもアイピース(接眼レンズ)の種類(レンズ構成の違い)で視界の広さに違いが出ます。
よって、どちらも「いいえ」です。
詳しくは「アイピース」で検索してみてください。
書込番号:13474087
1点

『接眼レンズには、24.5mm、31.7mm、50.8と差し込み口の種類があるそうですが、大きくなるほど、視界が広くなると思って間違いないでしょうか。』
みかけ視界(覗いて見た時に見える視界の広さ)は、差込口の大きさに関係なく接眼レンズに固有で、焦点距離と合わせて角度で記入されています。
ただ、差込口の大きさでみかけ視界の上限が決まるために、一般には差込口が小さければみかけ視界もおのずと小さくならざるを得ません。よって、みかけ視界が広いとされる接眼レンズは、差込口の径も大きいものがほとんどになります。
もっとも、みかけ視界の広い接眼レンズは、非常に高価になります。
『また、満月全体を視界いっぱいに収めたい場合は、差し込み口の大きさが大きいほど、倍率を上げないといけないということでしょうか。』
これも「差込口の大きさ」とは関係ありませんが、「みかけ視界」の広い接眼レンズを使えば、それだけ倍率も高くとらなくてはいけませんね。
実視界(裸眼で実際に見たときの範囲)は、みかけ視界を倍率で割った値となります。
満月の実視界はおおよそ0.5°と言われますから、ここでたとえばみかけ視界30°の接眼レンズを使った場合には、およそ60倍になるような組み合わせで使うことになりますが、これがみかけ視界60°だと120倍ないと視界いっぱいにならないということです。
あと、もしあなたが眼鏡使用者であれば、接眼レンズの選択のポイントとして「アイポイント」も良く調べておくとよいでしょう。
アイポイントとは、みかけ視野全体を見渡せる眼の(接眼レンズからの)位置のことで、それが大きい(離れていても見渡せる)ものを特に「ハイアイポイント」といいます。
眼鏡使用者であれば、いちいち外さない限りはおのずと接眼レンズから眼を離して覗くことになりますから、ハイアイポイントの接眼レンズが使いやすいです。
書込番号:13475101
1点

masa2009kh5さん
やまだごろうさん
詳しく説明していただきありがとうございます。
視界の広さは、見かけ視界というスペックで示されるのですね。
望遠鏡のスペックの見方がやっと理解できた気がします。
アイピースで検索してみると、詳しく載っているところがあり参考になります。
あと分解能や集光力など見えやすさに影響する数値があり、
望遠鏡の選び方は難しいことがわかりました。
いい望遠鏡は、カメラのレンズと同じような値段がするのですね。
これから比較吟味して、最適な望遠鏡を選んでいきたいと思います。
書込番号:13477492
0点



天体望遠鏡 > ビクセン > ポルタII ED80Sf
初めて天体望遠鏡の購入を予定しています。
たまに双眼鏡で月を見たりしているのですが、もっと細かな月のクレーターや土星の輪、木星の模様が見えたらいいと思い、色々と口コミなどを見て「ポルタUED80Sf」を購入しようかと思っています。
慣れてきたら天体写真にも挑戦してみたいとは思っているのですが、最初は予算の都合で経緯台のこちらのセットにしようと思っています。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/kyoei/vixen-porta2-ed80sf-lv.html
こちらのセットには、「LV20」(30倍)と「NLV7」(85倍)が付属しているのですが、
150倍ほどを出そうとする時、「NLV4mm」で倍率を出すか「2倍バローレンズ31.7DX」で倍率を上げるかどちらが適しているのでしょうか。
LVシリーズとバローレンズの組み合わせは良くないとの書き込みを見たような記憶があるのですがどうなのでしょうか。
またこの鏡筒は中国製のようですが、たまにハズレがあるような書き込みを見たのですがどうなのでしょう。
ビクセンの製品は安心して使えると言う人も大勢おられるみたいですが、この辺のクラスは造りに少し不安があるとか、調整が必要とか書かれている方もおられますので。
もう少し頑張って、ポルタII ED81S (VMオリジナル仕様)の方が良いですか。こちらは日本製みたいなので。
https://www2.vixen-m.jp/marketingshop//webshop/original/1000123.jsp
それと、近所に天体望遠鏡を専門に置いてある店が無いのでネット販売で購入するつもりですが、通販って大丈夫ですか。購入予定のお店は専門店のようですが安い買い物ではないので不安です。
よろしくお願いします。
0点

LV(現行品ではNLV)シリーズのアイピースは、15ミリ(曖昧です)より短いものは
アイピースの中にスマイスレンズ(バローレンズと同じ凹レンズ)が組み込まれているので
PLなどと比べてアイレリーフ(アイピースを覗いた時に全視野がケラレなく見れる距離)が
長くなっています。
なので、LVの短焦点接眼レンズにバローレンズを併用すると像が悪くなります。
よって、バローを使用せずにLVを単独で使用するのが良いと思います。
書込番号:13349146
1点



天体望遠鏡 > ビクセン > ポルタII ED80Sf
この度こちらの商品を購入したのですが、
付属のアイピースだけでは物足りないので2倍バローレンズとPL30mm、NLV4mmを買い足そうと考えています。
しかし色々調べている内にLVはF値が6以下の望遠鏡でないとあまり意味を成さないと目にしました。
そうなるとPL8mmを買ってバローで150倍を出した方がお得かなと・・・
初心者なので見え味の違いを感じることができるのかは疑問なのですが、
少しでも綺麗に見えると嬉しいので(特に木星、土星を)どなたかご教示頂けると幸いです。
よろしくお願いします。
1点

PL8ミリとバローの併用でもいいですし、NLV4ミリ単独でもいいです。
違いはNLVの方が目を接眼レンズから離しても視野全体が見渡せるので楽と言うことです。
もちろんNLVはいいガラス素材を使っているので収差も少ないですが、違いを感じられる
程ではないと思います。
よって、あなたが眼鏡を常用してるかどうかで決めるといいと思います。
眼鏡使用者ならNLVをお勧めします。わざわざ眼鏡を外さなくても楽に覗けます。
書込番号:13349156
0点



初めまして、すいません。旦那は最近天体興味ありまして、木星、火星、月とかみたいと言った。どれ買ってほうがいいかなあ?ただ見たいです。綺麗に見える望遠鏡ありませんか?是非教えてください、よろしくお願いします。
1点

レスが付かないので、門外漢ですが一言。
どういう環境で使われますか。例えば、都会地ですと大気条件が悪くて、
高価なものを購入されても実力発揮できませんので、どちらかへ観測に出る必要があります。
趣味とされるのなら、赤道儀式(星を自動追尾する方式)になりますが、
ちょっと覗くだけなら経緯台式の60-80mm屈折で十分です。
もう一点、バードウォッチングで使うスポッティングスコープも選択肢になります。
いわゆる地上望遠鏡。10倍程度の大口径(明るい)双眼鏡は大星雲観測に使えます。
あとは、専門家のレスをお待ちください。
書込番号:13287605
0点

月や惑星メインということであれば、光害のある都市部でもそれなりに楽しめると思います。
この対象だと望遠鏡に望まれる性能は大口径による高解像度と、長焦点による高倍率、そして高倍率になるほど難しくなる日周運動による移動をブレを抑えながら追尾するため重量のある赤道儀ということになりますが、これはもう上を見れば何百万でもかかる世界になってしまいます。
まずはどのくらいの予算を考えておられるか、使う場所は庭のようにある程度広さがあるのか、それとも南向きのベランダであまり広さにゆとりはないのか、等、書き込んでもらえるともっとアドバイスがもらいやすいと思います。
書込番号:13288101
0点

すいません〜、門外漢です、本当です。
自宅の屋上から見たいですね、月とか、土星、火星みえるように、予算は10万以内ですね。
ただ表面だけ見るでは、もっと綺麗に見えるやつほうがいいですね、よろしくお願いします。
書込番号:13294706
0点

月や惑星専用ということであれば、ニュートン式反射望遠鏡が見え味は良いと思いますが、反射望遠鏡は光軸調整というメンテナンスが必要になる場合があり、門外漢と明記されているところから見てちょっと難しいかなと思いますので、ここは長焦点屈折望遠鏡と、お値段的に出来るだけしっかりした経緯台の組み合わせになるかと思います。
その条件で探してみると、
ポルタII A80M
http://www.kyoei-osaka.jp/SHOP/vixen-porta2-a80m.html
ポルタII STL80A-L
http://scopetown.jp/prod_st_nop.html
K−90ML
http://www.mizar.co.jp/tele-kussetu.htm
こんな感じかなと思います。
私はどれも使ったことはありませんが、それぞれのページを読んでスペックを比べたり、今まで聞いたことのある評判を考えると、この中ではポルタII STL80A-Lが使いやすいかなという気がします。
ただし、過度な期待は禁物です。
ネットや本で見かける写真と、アマチュアが小さい望遠鏡で見る天体の姿はまったく違うものです。
このクラスの望遠鏡で150倍くらいだと月はクレーターまで十分楽しめると思いますが、木星や土星はたばこの火くらいの大きさで慣れないと縞模様が何本か見えるかな、火星に至ってはほとんど点のようにしか見えません。
望遠鏡で見るということは、自分の目で本物の天体を見ているという感覚を楽しめるかどうかにかかっています。
書込番号:13299236
1点

ありがとございます、いっぱい教えてくれて、本当にありがとう、早速80M購入します。またよろしく。
書込番号:13302286
0点

専門的な話だと下記のようなところを参考にしたらよいかと思います。
http://www.tvj.co.jp/10shop_televue/20Navigator/cho-magn.html
(ちなみにここで販売されているテレビューは、もっとも高性能な屈折望遠鏡を作っているメーカーです。私はNP127isを使ってますが)一般的に有効最大倍率は、口径(cm)の20倍くらいまでが目安です。
ただ、すごく高価なAPO屈折(レンズを3枚以上使って色が出ないようにした屈折望遠鏡)だと
経験上40倍以上でもクリアに見えます。
月くらいでしたら、40倍くらいで見るのがよいので、ポルタ8cmに25mmのアイピースでよいかと
思うのですが、火星や木星や土星(たぶん土星の輪をみれればそれなりに感動するかと思いますが)最低でも200倍くらいほしくなり、そうなると8cmF10では暗くて厳しいです。
もし、都会でももうちょっと本格的に見たいのでしたら、下記ようなの20cm以上ドブソニアンなど
でしたら、惑星はもちろんのこと、M31などの銀河も見られます。(都会でしたら光害カットフィルターがいりますが)
http://www.syumitto.jp/swdob.html
そこまでしなくても月や星を眺めたりしたいのでしたら、下記のような対空双眼鏡もお勧めです。
http://www.kasai-trading.jp/superbino-ra.htm
8cmからステップアップもよいですが、長い鏡筒は結構取り回しや置き場で困りますので
もしあとではまって買い換えるくらいなら上のようなモデルの方が長く楽しめるかと思います。
書込番号:13320351
0点



みなさん今晩は、初めて書き込みさせて頂きます。
私にはこれと言った趣味が無く、以前から気になって
いました星の観測を是非してみたいと思いまして
天体望遠鏡を購入したいと考えております。
つきましてはこの私のような素人が初めて購入するのに
どのような物が良いのか具体的にメーカーとか製品とか
出来ましたらお教え願えませんでしょうか?
またこれは先々の夢なんですが、写真なんかも撮ったりしたい
ですし、PCに取り込んだりもしたいですし
※ PCも丁度10年以上経過して既にポンコツ状態ですので
PCもこの際上記のことを考慮した機種を購入したいと思っています。
天体望遠鏡、PCの購入につきましてこの機種が良いとか
何か良いアドバイスをいただけますと幸いです。
みなさまどうぞこのような素人にどうぞよろしくお願い申上げます。
0点

望遠鏡といっても大きさ重さやお値段、屈折式か反射式、架台も赤道儀か経緯台かなど、目的や条件によっていろいろありますので、まずはスレ主さんがどの程度光害のあるところに住んでいてそこで使うのか、それはたとえば一軒家の庭、あるいはマンションのベランダなのか、または星を見るために車に積んである程度移動するのか、最も見たい対象はたとえば月や惑星か、それとも淡い星雲などに興味があるのか、同じく写真撮影の対象としてどんなものを考えているのか、そして大事なご予算など、初めてなのでそれこそ分からないかもしれませんが、分かる範囲で条件を書き込んでもらえるとコメントがつきやすいと思います。
書込番号:13179786
0点

takuron.nさん初めまして
早速ご返事頂きまして有り難う御座いました。
アドバイス頂きました件ですが、とにかく一からの
ド素人ですので屈折式、反射式、架台も赤道儀か経緯台
についてもはっきり言いまして分かりませんので
これを機に勉強したいと思っております。
場所ですが、福井県の田舎なので光害は有りません。
一応一軒家でベランダも御座いますが、車に積んで
どこか見晴らしの良い所で見れたらとも思っています。
見たいものは月、惑星、星雲何でもみたいです。
こうやって書き込んでいるだけでもわくわくします。
価格はピンからキリまであると思いますので
どのくらいか分かりませんが予算は一応5万ぐらいもあれば
どうでしょうか?つたない文章で申し訳有りません。
購入まで色々と御教授何卒お願い申上げます。
書込番号:13180185
0点

まったく初めてとのことですので、まずは光学系と架台それぞれの特徴について簡単に。
屈折と反射の違いですが、屈折は単純に単焦点カメラレンズと同じようなものと考えて差し支えありません。
特徴としては、メンテナンスが簡単で扱いやすいが大口径になると値段が飛躍的に高くなるので同じ値段だと反射式に比べて小口径で集光力や解像度に劣る。
反射式はレンズの代わりに凹面鏡で光を集めて拡大するもので、レンズに比べて構造も簡単で安く大口径を得やすいが、光軸といって反射鏡の傾きが狂いやすく自分で調整する手間と知識が必要。
次に架台について、経緯台というのはカメラ用の2軸雲台と同じで水平のパンと上下方向の角度がそれぞれ動かせます。
しかし、星空の動きは地球儀を想像してもらうと分かりやすいですが軸が地球の回転軸に対して斜めに傾いており、天体の動きを追おうとすると経緯台では水平上下両方の軸を動かして追うことになります。
赤道儀はこの軸を天空の軸と合わせて傾けてあるもので、その軸を合わせるのに設置時に一手間かかりますが、いったん合わせて設置してしまえば後は対象を視野内に入れたら追尾は1軸を動かすだけで済むので、長時間見続けたり撮影時にもとても楽ですし、淡い星雲の撮影となると長時間対象を追い続けるために必須の機材となりますが、お値段は経緯台の何倍もします。
さて次に対象による光学系の選び方や撮影についてですが、対象を大きく二つ、明るく地球からの距離が近くて拡大出来る月や木星、土星と、暗く淡く地球からの距離が離れすぎていて拡大しても暗くなるばかりで見えにくくなる星雲とに分けて考えてみると、とても単純にいって月惑星の場合は拡大率を上げやすいよう長焦点の方が楽しく、星雲の場合はカメラレンズのF値と同じく光学系の明るさ重視で短焦点系の方が見やすいということがあります。
口径は月惑星の場合は主に解像度のために、星雲のためには集光力のために大きい方が良いですが、これこそお値段に直結します。
これは眼視、撮影共に同じ傾向です。
さてそこで予算ですが、幾らでもあって大きな望遠鏡が買えるのであればどんな対象や目的にも使えるものが手に入りますが、誰しも最初からそんな買い方が出来るわけではなく、多くの人がスレ主さんと同じような条件で第一歩を踏み出されると思います。
まず架台は長時間露出にも耐えるようなちゃんとした赤道儀となるとそれだけで予算オーバーになってしまいますので最初は眼視メインと短時間露出で済む月惑星の撮影くらいとして経緯台で考えることになります。
その上で鏡筒を屈折式にするか反射式にするかですが、同じ値段なら反射式は屈折式の倍の口径くらいのものが買えます。
ここで一つ注意点ですが、望遠鏡はそんなにたくさん売れるものではないので、良いものなのに安いというのは基本的には少ないです。
望遠鏡でも双眼鏡でも何十倍何百倍の倍率ですごく大きく見えますなどとうたって、中国製などすごく安いものを売っている通販やオークションもありますが、これは完全なおもちゃで、あまりの見え味の悪さと使い勝手の悪さでこの趣味から遠ざかる原因になるほど粗悪なものがほとんどなので決して手を出してはいけません。
続く
書込番号:13181139
0点

続き
そういう条件の中で私の今まで見聞きしてきた評判も含めてスレ主さんのご予算に合うものを探してみると、
屈折式、口径63ミリ、焦点距離540ミリ、明るさF8.6
http://kakaku.com/item/10920110001/
屈折式、口径80ミリ、焦点距離910ミリ、明るさF11
http://kakaku.com/item/10920210108/
反射式、口径130ミリ、焦点距離650ミリ、明るさF5
http://kakaku.com/item/10920210111/
屈折式、口径60ミリ、焦点距離700ミリ、明るさF11.7
http://scopetown.jp/prod_st_rap60_1.html
屈折式、口径60ミリ、焦点距離800ミリ、明るさF13
http://scopetown.jp/prod_st_atlas_1.html
屈折式、口径80ミリ、焦点距離1000ミリ、明るさF12.5
http://scopetown.jp/prod_st_sd80al_1.html
このあたりの中から最初の一台を選ばれるのが一般的かと思います。
見るときの倍率は、望遠鏡の焦点距離÷接眼鏡の焦点距離となり、倍率を上げるほど像は暗くなりますし、光学系の粗が反映されて見え味が悪くなってくる分岐点が、一般的に口径センチ×10倍程度とされていますが、これはその望遠鏡の制作精度に左右され、上に上げたものは勿論工業製品なので当たり外れはあっても基本的には全てこのくらいは十分クリア出来ると思いますし、場合によってはその倍くらいの倍率で見ても問題ないと思います。
実際使う倍率については、月惑星に関しては100倍以上、出来れば200倍くらいで見れると月のクレーターや木星の縞も何本かは見え、土星の輪も分かりやすいです。
逆に星雲星団などは倍率を上げすぎると拡散してしまって分からなくなりますので、だいたい20〜50倍までで見るのが分かりやすいです。
いずれにしても、写真で見るようなすごい見え味を期待するとあまりの落差にがっくり来ますが、自分の目で直接見ているという感覚を楽しめるなら望遠鏡はとても楽しいものです。
まずは上に上げたリンクから大きさ重さもよく検討し、口径に対して焦点距離が長くてF値の大きい明るさの暗いものがどちらかと言えば月惑星向き、F値の小さい明るいものがどちらかと言えば星雲星団向きと思ってもう一度よく検討され、写真に関してはいずれにしても経緯台だと月惑星くらいに限られますので、それは眼視で使ってある程度慣れてからということでいいと思いますし、そのような使い方ならどれも後から十分対応出来るものです。
また、そういった写真の処理にも対応出来るパソコンですが、画像処理には一般的にCPU性能よりもメモリの積載量が重要で、ノートパソコンだと発熱の問題もあって普段の使い勝手を考えると普通にWindows7の32bit版、CPUは最高性能のものから1〜2ランク下でもかまわないのでメモリだけは4ギガ積むといった感じになろうかと思いますが、もしデスクトップでしたらOSを64ビット版にし、メモリを8ギガとか積んでおけば当分の間不自由なく使うことが出来ると思います。
ただし、64ビット版は一般ソフトの対応がまだ行き届いていない部分もあり、ご自分の普段使っているソフトが対応しているかどうかの問題もありますので、そこら辺は調べられて自己責任ということでお願いします。
ちなみに私はメインのパソコンはメモリを16ギガ積んで趣味の星雲写真処理に使っており、その写真は一番上のリンクから見てもらえますので参考まで。
書込番号:13181145
1点

takuron.n様今晩は、
お忙しい中にも関わらずかなりの長文で御丁寧に説明して
頂きまして大変恐縮しております。
知識が無いなりに何とか理解しようとしております。
またtakuron.n様のお撮りになった写真を拝見させていただきました。
美しいし、凄いですね!わたしもこんな写真が撮れたら
どんなに嬉しいことでしょう!このような写真は天体望遠鏡に
専用のカメラ等を取り付けて撮るのでしょうか?
すみません本当にド素人で・・・。
天体望遠鏡ですが、takuron.n様のお勧めの中から
是非考えたいと思います。
またPCですが、最新機種で発売されているものですと
takuron.n様のご説明にあった機種、メーカーなど
こちらの方もまた御教授願えますと幸いです。
※ こちらの予算は10万円前後でデスクトップ式が
良いかなと思っております。
書込番号:13182985
0点

写真、見ていただいてありがとうございます。
私の撮影システムは本格的な天体写真撮影用としては平均的と思われ、カメラも冷却改造していたりと専用のものではありますが、トータルとしては150万くらいかと思います。
デジタルになってから特に撮影に関してはパソコンを使って自動的に星の動きを追わせたりと、フィルム時代に比べてより多くの道具も知識も必要になってしまいました。
ここで勘違いしてもらっては困るのは、望遠鏡を買えばああいう宇宙の姿が自分の目で見られるのかということです。
はっきり言って見えません。
写真並みに見えて興奮出来るのはせいぜい月と木星、欲張って土星くらいまでです。
望遠鏡で星を見ることと、天体写真を撮ることはちょっと違うことのようで、天体写真をやっていてもやはり自分の目で見る方が感動が大きいと、より口径の大きい望遠鏡を買って眼視を楽しむ人達も大勢おられます。
そして何時間も雲一つ無い晴天が要求される撮影に対して、少しの晴れ間でも星に接することが出来るというのも眼視派の大きなメリットかと思います。
スレ主さんがどちらに進んで行かれるかはまだ分かりませんが、たとえ将来写真専門になるとしても、まずは自分でいろんな天体を望遠鏡で導入して、このくらいの焦点距離や明るさならこのくらいに見えるという感覚を養うのは、非常に大きな力になります。
ことにスレ主さんはとても空の綺麗なところにお住まいのようですので、小さい望遠鏡でも使い勝手はいいと思います。
高い自動導入赤道儀でなく、経緯台だと自分で星図と星の並び首っ引きでファインダーを使って見たい対象を望遠鏡の視野に導入していくわけですが、これが光害の酷い空だと慣れていてもなかなかうまくいかないわけです。
私自身、実は3年前にウン十年ぶりに天文の世界に戻ってきた出戻りですが、昔自力で多くの天体を望遠鏡の視野に入れて楽しんでいた経験が大きくものをいってます。
前のコメントに上げた機種のうち、スレ主さんがメンテナンスや使い方の勉強もいとわない、分からないことがあっても投げ出さずにネット検索や質問で時間がかかっても使いこなす努力はいとわないということであれば、唯一反射式で上げてある口径130ミリ、焦点距離650ミリのものをお勧めしますが、メンテナンスまでは面倒なので組み上げればそれですぐ使えるのがいいということであれば、小振りで振り回しやすい口径63ミリ焦点距離540ミリや口径60ミリ焦点距離700ミリの屈折式がお勧めです。
どちらの姿勢が良いとか悪いとかの問題ではなく、より長く続く方が大事と思います。
もともと望遠鏡はそんなにしょっちゅう使うものではありませんし、特に日本海側となれば冬場はほとんど持ち出すチャンスすらないと思われ、そういう中でより多く使う道具が良い道具という言葉もありますので、そこら辺はご自身での判断ということになると思います。
そして将来ある程度本格的に写真もやりたいとなって、全て一括買い換えでは大変なのでまずは架台を赤道儀にした場合でも、どの鏡筒もその赤道儀に乗せ替えて当面一応の写真撮影にも耐えられるものばかりで、それが出来ないような粗悪品はありませんのでご安心下さい。
次にパソコンですが、これはスレ主さんがどんなソフトをどの程度使うかによりますので何ともいえませんが、10年前のパソコンをお使いとの情報からすると、おそらくそんなに多くの新しいソフトは使わず、ほとんどネットとメールくらい、後は時々はがき印刷くらいかなと推察しますし、道具を長く大事に使われているのも分かりますので、10万以内でどういうものがあるか価格ドットコム内でちょっと検索して出てきたのがこんな感じですね。
http://kakaku.com/specsearch/0010/
他にもDELLやHPなど、ネット上で予算に応じて自分でパーツを選んで必要な性能をより安く買えるメーカーもありますので、もう少しここでいろいろ勉強してそちらで検討するのも面白いと思いますし、私はたいていそういう買い方をします。
いずれにしても私はパソコンに関してはカメラほど詳しくはなく、またここではスレ違いにもなりますので、まずはこのどれかに新たにスレを立てて条件を一通り書いて相談されてはどうでしょうか。
書込番号:13187542
0点

takuron.n様今晩は、
天体望遠鏡購入に際しましてお詳しい説明と
真心のこもったアドバイスを頂きまして
本当に感謝申上げます
わたしは是非ともこの機会に今までの無趣味t人間
の生活から脱したいと思っております。
takuron.n様のおっしゃるように長く続ける為にも
まずは星空を見て楽しむというところから
入って行きたいと思います。
天体望遠鏡の購入に際しましては、takuron.n様
お勧めの物を是非購入させて頂きたいと思っております。
またPCに関しましては、専門外にも関わらず色々と
お聞きしてしまい申し訳御座いませんでした。
こちらの方はtakuron.n様のおっしゃるように
PC板にて情報をお聞きして購入したいと思っております。
お忙しい中、色々とご親切に情報やアドバイスを頂きまして
本当に有り難う御座いました。
また色々と教えていただけますと幸いです。
書込番号:13191632
0点

初めまして、すいません。旦那は最近天体興味ありまして、木星、火星、月とかみたいと言った。どれ買ってほうがいいかなあ?ただ見たいです。綺麗に見える望遠鏡ありませんか?是非教えてください、よろしくお願いします。
書込番号:13286839
0点



K-90MLを買おうかどうか思案中です。まずMとMLの違いはどのようなものなのでしょうか。それとMLのアイピースサイズは24.5なのでしょうか。31.7なのでしょうか。付属はどちらでしょうか。どちらを使うのが最適でしょうか。ケンコーの玩具系の反射望遠鏡があり、もっときれいに見たくなってアイピースを買い替えたのですが、如何せん元々の光学系と架台の貧弱さが不満でK-90を考えました。架台の強度は肉眼視のみの使用で考えてます。参考になるご意見をお聞かせいただけたらと思います。近所の山の上で独りで見るための購入です。よろしくお願いします。
0点

アイピースについて
24.5は古い規格で、今は31.7が主流。
径31.7でもアイレリーフの長い物(20o位)が見やすい。これはすごく重要です。
アイレリーフが短いアイピースは焦点距離20o以下(対物レンズの焦点距離910mmだと倍率45.5倍以上)になると元玉が非常に小さく、アイレリーフも短くなり、すごく見づらくなります。(私は眼鏡をかけているのでアイレリーフの長い物しか使えない。かけていない人でもアイレリーフは長いほうがいいと思います。)
購入は実際に望遠鏡に各種アイピースを取り付けて遠方を見比べられるような店がいいです。
眼視専用で使うし、将来の発展性とかそんな細かいことは気にしない、でないなら
この機種は熟考されたほうがいいです。
http://www.mizar.co.jp/tele-kussetu.htm
http://www.nse-net.com/1_277.html
書込番号:12958594
0点

返信いただきありがとうございました。
そもそもこの機種の光学系や架台の性能はどうなのでしょうか?
アイピースを後で買い替えるのはお金がかかるのでしょうか。
ご紹介くださったお店ではアイピースのセットを31.7に付け替えて販売しているようですが。
追加料金がどれほどかは分かりませんが、ビクセンのポルタ80より安いのなら、口径が大きい分更にお得ではと考えていましたが、どうでしょう?田舎なので、現物を触れる可能性は全くありません。ここでの口コミだけが頼りです。
書込番号:12959672
1点

質問から3ヶ月位たっているので独り言になりそうですが、同じ初心者として他の方の参考になれば。(私厳密には初心者では在りません。40数年ぶりに星見を再開した者です)ミザール製品に粗悪品は少ないです。大体価格以上に見えます。昔はVixenよりMizarが上。望遠鏡筒は持っていませんが、所有する双眼鏡10x21ダハは(¥1.300位)、アメリカブランド10x42ダハ¥5,000位)よりよく見えます。望遠鏡の命は架台と三脚で予算の2/3はこれに当てるべきです。Mizar K型経緯台は非常に評価が高く、将来的にも使えます。単体で買えば3脚共に2万以上します。カメラ用としても大きさに眼をつぶれば市販品より使いやすいはずです。セット価格で、赤道儀3万以下、経緯台2万以下の物を買うなら 絶対に双眼鏡をお勧めします。7x40から10x40位で1-2万のものでしたらケンコー、ミザールでも望遠鏡よりよく見えます。で、主題のこの鏡筒ですが、買って損はありません。そこそこ見えます。価格倍以上のVixenPortaU80、Scopteck80でもそんなによく見えるわけでは在りません。明るい天体では紫から赤までにぎやかな彩りがつきます。それでも木星の大赤班、土星の輪架、火星の運河らしきものは見えます。(条件による)。 接眼鏡(アイピース)については、可能ならば、31.5mmのアメリカンサイズにしたほうがいいです。将来的に他の鏡筒でつかえますから。これっきりのつもりなら24.5mmでも見え方に大差はありません。いざとなれば、変換アダプターも、接眼部交換とゆう手もあります。一番だいじなのは、この時期夏の大三角形が現れたときあの近辺に何があるのか見てみたいとゆう気持ちだと思います。はじめての望遠鏡に6万前後を出せる人はそんなにいないし、3万でも覚悟がいるとおもいます。でもこれは買っても損はしません。これ以上を求めると安いものでもKenkoの鏡筒2−3万架台を含めて10万以上です。
なお望遠鏡で星雲を見えると思ってはいけません。みえるのは、よほど辺鄙な地で、市街地はアンドロメダを捉えるのでさえ至難です。(双眼鏡のほうがずっと楽)ただ努力すればなんとかわかるし、メシエ天体を確認できたときは楽しい物です
追記
MとMLの違いは分かりませんが、もし焦点距離のことならより長いほうを、アイピースなら大きいほうを選択されるようお勧めします。
書込番号:13269863
0点


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