
このページのスレッド一覧(全33スレッド)

内容・タイトル | ナイスクチコミ数 | 返信数 | 最終投稿日時 |
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0 | 1 | 2007年8月20日 20:03 |
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3 | 5 | 2007年7月29日 03:37 |
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0 | 4 | 2007年7月10日 12:04 |

- 「質問の絞込み」の未返信、未解決は最新1年、解決済みは全期間のクチコミを表示しています


私は以前このSPを評して映画「ローマの休日」のオードリー・ヘップバーンになぞらえました。優雅・繊細な音色ながら凛とした気品を湛え、新鮮で生き生きとした音楽を奏でるUAD11L
は正に「ローマの休日」のオードリー。「シャレード」や「おしゃれ泥棒」のオードリーとは一味違います。ともかくその清潔で健康なお色気に心奪われない男性はいないでしょう。
この洒落た味わいのSPを生かすには、矢張りクラッシク音楽が似合いますよね。
クラシック音楽の再生とポピュラー音楽の再生の最大の違いは、音色とダイナミックレンジの違いです。多種多様な楽器を用いるクラシックでは、各楽器の音色を明確に描き分ける能力が重要ですし、さらにピアニッシモからフォルティッシモまで広大なダイナミックレンジを歪なく再生する能力が必須です。
よく誤解されていますが、通常聴取レベルが高いポピュラー音楽の方がクラシックよりダイナミック・レンジが広いと思っている人もいるようですが、ポピュラー音楽のダイナミックレンジはクラシックで言えばメゾフォルテとフォルテの範囲に終始しており、そのダイナミック・レンジはせいぜい40〜50デシベルと言われています。
これに反して、弱音を多用するクラシック音楽のダイナミック・レンジは90デシベル以上にも達すると言われます。
最弱音から最強音まで瞬時に追随し、SPからダンピングの利いた音を放出するためには、
アンプの動特性、なかんずく大電流を即時に流せる強力な電源が必要で、これにはコストがかかります。「生気のある音」とか「沈んで表情に乏しい音」とか言うのは、正にここに由来していることが多いのです。
またもや、固い話になりそうですからアンプの話はこれくらいで切り上げて、肝心のチューニングの話に移ることに致しましょう。
1.私はSPの試聴によく声楽を使います。声こそは私たちが生まれてこの方ずっと聞き親しんでいるものですし、声色を聞いただけでその時の喜怒哀楽の感情を瞬時に理解することが出来ますし、その声が本物か歪んだ声か理屈ぬきで体得することが出来るからです。
そこで私が第一に推薦する曲は、シューベルトの歌曲集「白鳥の歌」に収められた「影法師」
、フィシャー・ディースカウがムーアのピアノ伴奏で1972年に録音したドイツ・グラモフォン盤です。(ブレンデル盤はお勧めしません)
曲は地下の墓場から響いてくるような単調なピアノの和音で始まり、次いでフイッシャー・ディースカウ最弱音でうめくようにつぶやきます。やがて曲は次第に高潮し、フィッシャー・ディースカウが渾身の力を込めて正に血を吐かんばかりの熱唱を見せるのですが、歌手として絶頂期にあった彼が、驚くべき歌唱力の限りを尽くして、迫り来る死を予感して慄くシューベルトの心情を余すところなく表現してくれます。
これを聞いて戦慄を覚えない人は余程の不感症。いや幸福な感情しか知らない選ばれた人というべきでしょうか。
つい音楽の中身の話になってしまいましたが、オーディオ的にチェックする点はSPの間に前後して重なるように現出するF=ディースカウとピアノの音色の正統性と定位、最弱音から最強音に至るスムーズな再現ー最強音でのいっぱいに張った彼の声が余裕を持って再現されなければなりません。
また、F=ディスカウはバスバリトン、その低音は深く厚くドッシリと響かねばなりません。
もしそれが薄く聞こえるようなら、アンプその他のチェックも必要でしょうが、その前にSPのセッティングを見直してください。
私は背後の壁から30cm、横壁から40cm,床面から60cm(金属製スタンド使用)、SPの間隔170cm,聴取位置はSPを結ぶ線から約250cm,6畳+2畳の変形8畳の洋間で、リクライニング式の安楽椅子を使用していますが、低音は主として背面の壁からの距離で変わりますし、音の清澄度はSPの間隔でかなり影響があります。
6畳の洋間に続く2畳をオープンにして変形使用しているのが、定在波の影響をかなり抑えているように思います。
ピアノや室内楽、管弦楽曲、等々、各ジャンル別に私の試聴方法と調整方法を書きたかったのですが、すでに紙幅が尽きました。
後は、皆さんの試聴方法やチューニングの具体策を聞かせて下さい。
QUAD11Lの新型も出たようですが、まだまだQUAD11Lは現役。大事に育てて行きましょう。
0点

この口コミ欄をみていますと、録音の優れたレコードを紹介して欲しいという書き込みを時々目にしますので、前の書き込みの補足として演奏・録音ともに優れたCDを5枚に絞ってご紹介しておきましょう。
まずは楽器の王者ピアノから。
音域・音量ともにオーケストラにほぼ匹敵し、且つ急峻な立ち上がりと減衰を伴うピアノの録音と再生は、最も難しいもののひとつに数えられていますが、それだけにオーディオ装置の良否を判断するキメテにもなります。理屈を並べると、すぐ紙幅がなくなるので急いで本題に入りますが、曲・演奏・録音ともに揃ったベスト盤として、内田光子が弾くベートーヴェンの最後のソナタ集をあげることにしましょう。
内田さんはかつて細部に拘る傾向があり、ベートーヴェンのような骨太の音楽には不向きかなと自分勝手に思い込んでいたのですが、このCDには心底驚きました。かのバックハウスの記念碑的名演奏にも迫るもので、録音はまた現在の最高水準を行くものといえましょう。それに、QUAD11Lのピアノの音は震い付きたくなるような美しさ。小口径SPならではの表現力でしょう。試聴用としては余りにも名曲なるが故に、途中で音のことを忘れることです。
次は、雅趣に富む古楽器演奏から、ヤープ・シュレーダーのヴァイオリン、ホグウッド指揮エンシェント室内管によるJ.S.バッハのヴァイオリン協奏曲第1番。
この曲の演奏ではスタンテイジ/ピノック盤が有名ですけれども、第1番に関する限りシュレーダー盤が断然好きです。気品に溢れた表現と高雅な音色の冴えは実に素晴らしく、QUAD11Lとの相性も最高です。
次は交響曲と行きたいんですが名録音として直ぐ頭に浮かぶものがありません。名演奏は幾らでも挙げられますけどね。仕方がないので、交響曲に匹敵する大管弦楽を用いたリヒアルト・シュトラウスの「ドン・キホーテ」、レヴァインがメトロポリタン管を指揮していれた名盤を挙げることにしました。チェロ独奏を含む管弦楽曲ですが、その演奏の素晴らしさもさることながら、生々しい音に度肝を抜かれます。
このような大管弦楽曲ではQUAD11Lの小口径なるが故の弱点も感じますが、生命力に溢れた表
現は大型SPに勝るもの。音量を控えめにして楽しむのがコツです。
次は古いLPの復刻盤からアンセルメ・スイス・ロマンド管の「三角帽子」(ファリャ作曲)
これを聞きますと、アナログ全盛期の録音が如何に優れていたか、いやでも実感します。
録音はいわばノウハウのかたまり。その成果をマザマザと実感します。左右のSPから響き渡る太鼓の音を聞いた途端、そして舞台の置くから響いてくるテレサ・ベルガンサの歌声を聞けば、私の言葉を信じて貰えると思います。
最後に、ジャズフアンの方も多いようですから、20世紀の大作曲家ショスタコーヴィッチの「ダンス・アルバム」、リッカルド・シャイーがフィラデルフィア管を振って入れたものです。クラシック・フアンの方でも息抜きに聞くのには最高です。
天下に名だたるフィラデルフィア管の輝くような美音と素晴らしいテクニックをタップリと楽しんで下さい。
書込番号:6660701
0点



スピーカー > QUAD > L-ite [ペア]
QUAD LITEは同価格帯の中では敵ナシの良いスピーカーだとおもいます。なぜなら美しくて音の良いスピーカーだからです。
もともとPCスピーカーを買おうと思ってたのですが、
アンプが一台余っていたので、どうせなら
小型スピーカーで良い物を買おうと、いろいろ調べて、
ヨドバシやビックカメラで視聴した結果
audio pro IMAGE12とQUAD LITEが音質ルックス共に良く
候補に挙がりました。
そんな時アバックでQUAD LITEローズ色の中古が\34800
で売られているのを発見し即購入しました。
箱を開けて手にした第一印象は「きれいなスピーカーだな」
中古といえども傷ひとつ無く、片手で持てる程の小ささですが、
ピアノ仕上げの高級感のある光沢はさながら
美しい工芸品のようです。
まずデスクにおいてCD再生したところ「切れのよい音で
思ったより低域も出る」という好印象
次に5chのフロントに使っているB&W CDM1SE(自作スタンド)
と交換したところ(ちなみにアンプはパイオニアVSAーAX2AS)
「まさかB&W CDM1SEより音が良い?」
CDM1SEと比べて低域の量感も遜色無く、むしろ切れの良い印象。
中域は芯がしっかりしていてクリア、女性ボーカルも艶がある。
高域は繊細感が有ってさわやかに伸びる印象。
CDM1SEのかわりにメインに持ってきても十分使える。
CDM1SEは10年近く前10万円前後のベストバイといわれた機種ですが、価格半分で大きさも2回り小さいQUAD LITEが遜色ない
実力を持っていることに正直驚きました。
広い部屋や大音量でクラシックなどを聞くぶんには
やはり苦しいかもしれませんが(私は8畳間で大音量派ではない)
6から8畳間位で普通の音量で聞くぶんには十分のクオリティー
だと思います。(そして何より美しい 置物としての魅力もある)
QUAD LITEをメインに使うことも考えましたが、
部屋のおさまりや自作スタンドが使えなくなることもあって
QUAD11Lを購入することにしました。
QUAD LITEはセンターとサラウンドバックで使う予定です。
今までの5本のスピーカーはすべて売り払いリア用には
audio proAVANTI-A1を購入予定です。
2点

良いスピーカーに出会えて良かったですね。
L-iteは聞いた事がないですが興味がわいてきました。PC用に丁度よい、ニアフィールド用の良いスピーカーは選択肢が少ないですからね。
>CDM1SEは10年近く前10万円前後のベストバイといわれた機種ですが、価格半分で大きさも2回り小さいQUAD LITEが遜色ない
大きさからすると、クラスは同等ではないかと思います。もちろんユニットの大きい方が距離も長くなるし低い音が自然に出てくるハズなんで、L-iteが健闘していることには変わりないですが。
書込番号:6575034
0点

こんにちわ。あなたでしたか〜
アバックでQUAD LITEローズ色の中古が\34800を
購入されたのは・・・ タッチの差だったみたいです(ーー;)
まさか感想が聞けるとは思いもしませんでした。
でも、良かったと聞くとなんだか惜しいことしたような
イナズマライダーさんに買われたよかったような・・・
く くやしい。。
僕の環境は8割がiPodでアンプがCA-S3なんですが、スピード感や
音の抜けはどんな感じですか?また視聴距離が3Mくらでも
しっかり届きますか?
リビングであまり目立たずクリアな感じの音のスピーカーを探しているのですが、なかなか視聴できず、購入をためらってました。
書込番号:6575350
0点

ムアディブさん こんにちは。
>大きさからすると、クラスは同等ではないかと思います。もちろんユニットの大きい方が距離も長くなるし低い音が自然に出てくるハズなんで、L-iteが健闘していることには変わりないですが。
CDM1SEは定価10万円 W220 H370 D274 ウーファー径165
QUAD Liteは定価6万円 W137 H227 D190 ウーファー径100 です。
並べてみますとやはり2回り小さいという感じがします。
まあ音量はせいぜいー10dB位しか出しませんけど、
この位の音量ですと全く余裕というか、苦しさが無いというか、
朗々という感じで鳴ってくれます。
このサイズのスピーカーは (どうせ低音が出ない)
というイメージから全く興味が無かったのですが、
CDM1SEと全く同じ条件で鳴らして遜色無い音が出て驚いたわけです。
もんさまさん こんにちは。
そうです私が買いました。同じ商品を狙っていた方がいらっしゃたとは… ラッキーでした。(どうもすいません)(笑)
QUAD Liteの中古は逸品館でも3万8千円出ていて、アバックのほうが安かったので、状態など心配しましたが、新品同様という感じでした。注文後2日くらいで届きましたし(アバックさんありがとう)
という感じです。
視聴距離が3Mくらいでも全く問題ないと思いますよ。
ベースやドラムのアタック感のようなものも小気味いいという感じですし、中高音も繊細で艶がある感じで、十分にクリアな音といえると思います。
私はヨドバシ秋葉原店で試聴しましたが、Entry Si Radius90 IMAGE12も音質的にはなかなかいいですよ。
IMAGE12は余り低音が出る感じはしませんが、クリアできれいな音
のするスピーカーで外観きれいですしもんさまさんの好みに合うかもしれません。
でも仕上げの美しさでは、断然QUAD Liteですね。
スピーカーは外観も大事だとおもうのでQUAD Liteを買って後悔することは無いと思いますよ。
書込番号:6575991
1点

都会は色々と視聴ができていいですね。
私もEntry Si Radius90 も候補なんですが、
九州の田舎なので視聴できません。
逸品館のIMAGE11-KAIは借りて視聴して、おっしゃるように
リビング脇に置くにはいい感じで、音もなかなか好みでした。
>でも仕上げの美しさでは、断然QUAD Lite
これなんですよね〜
早く欲しいのに決めきれない・・・
書込番号:6578299
0点

ちょこっと聞いてきました(^^;
上の伸びと、サイズの割りに下にも伸びているのが特徴のSPですね。先に音が聞こえてきていると小さいのでびっくりって感じです。音の作りはJBLに近くて中域は少し引っ込む感じ。
思ったよりでかかったです。RADIUS 90よりは一回り上。
RADIUS 90は、高域〜中高域が美しくて中域まで無理なく出すんですが、低域はサイズなりの量しかありませんので、サブウーファーで補う使い方に向いてると思います。
書込番号:6587165
0点



ようやく待望の11Lを購入しました♪
詳しくは時間のある時に書きこませてもらいますが
11Lを購入するまで、聴かずにとってあったキース・ジャレットの
カーネギーホール・コンサートは感動しました!!
ただ・・・やはりJ・POPやROCKはもうひといきと感じました・・(笑)
0点

祝、ご購入。
久々の本格オーディオ、楽しんで下さい。
>やはりJ・POPやROCKはもうひといきと感じました
スピーカーのせいと言うより、音源(CD)の音が良くないのも原因かも。
最近は打ち込みとか言って、生楽器ではなく電子楽器で演奏される場合が多いですし、バランスも本格オーディオよりもミニコンポでの再生を考えてのバランスにチューンされることが多いようです。
「おおっ!!」 と唸る位良い録音の、そして良い演奏の新譜を期待したいですね。
書込番号:6090550
0点

デミンさん ご購入おめでとうございます。その後どうされたのか気にしておりました。またお時間のある時に印象などを書き込んでください。Phile-webのAV機器売り上げの1本10万以下のスピーカ部門で二位に入っております。かなり隠れファンも多いのでしょう。一位はB&WのCM1で、二位がJBL 4312DとQUAD11Lでした。最近はCDを聴く機会が増えました。真剣に向合って聴くより、BGM代わりに
聴いている事が多いのですが、嫌味のない柔らかな音がしております。少し寂しいのは売れている割には、価格.COMに登録するお店が少ないことです。
書込番号:6090726
0点

586RAさん。AKIRAUEさん。
返信ありがとう御座います(遅い御礼で恐縮です・・)
仕事等、色々と多忙で家に帰っても、嫁さんが妊娠中のため
中々、雑事に追われ折角のQUAD-11Lを聴く機会がないのが
辛いですが、オーディオ好きな私は、やはり自宅にアンプやSPが
あるだけで、落ち着きます(^^) また、いろいろと書き込みます
ので、宜しくお願いします♪
書込番号:6117857
0点

QUAD11Lはジャズには向かないのではと不安に感じられているようですから、次のような意見もあると紹介しておきます。
ジャズファンのようですから、「スイング・ジャーナル」という専門誌はご存知でしょう。私はクラシックファンなので本文はあまり読んだことはありませんが、この本の末尾に「JAZZ SOUND & VISUAL」という連載コラムがあって、その時々で注目されるコンポなどの評論を掲載しています。
編集が丁寧で評論する諸氏も比較的経験を積んだ信頼できるの人達なので、時々図書館などで興味のあるアイテムがある時拾い読みしています。
昨年の半頃だと思うのですが(正確な日時が思い出せないのが残念ですが)、加藤しげきさんーー(大向こう受けを狙ったような評論は書きません。誠実なそして綿密なレポートを書く人です)が、「Cookin' JazzAudio」という連載コラムで、このSPを取り上げ、
「透明感、繊細感、エネルギーも十分にジャズを描き出す11L」
と、絶賛しています。
私は、昨年9月のこのSPを購入し、クラシック向けに6ヶ月もかけてヤットチューニングし終えたばかりですが、このSPがクラシック専用と感じたことはカケラもありません。
60年の長きに亘ってクラシック向けの超高級コンデンサー・スピーカーを作り続けて来た、しかも渋い印象がある英国のメーカーの製品であるということから、どうもこのSPはクラシック向けの
柔らかい音調を持っているというイメージだけが先行しているような気がいたします。
事実はまったく違います。基本的には明るい音調の、芯が一本通っった明晰な音調のSPです。
このSPを小型に似合わず重厚な低音を出す、耳あたりの良いSPなどといっている人は、先入観で言っているか、もしくはSPを背後の壁に近接させて、このSPの裏板に口を開けているバスレフ・ポートからの反射音を聞いている(俗にいうバスレフかぶり)のではないでしょうか。
いずれにしても、ジャズ再生にいささかも不安のないSPですから
、大いに楽しんでください。
書込番号:6519125
0点


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