イヤホン・ヘッドホンなんでも掲示板 クチコミ掲示板

 >  >  > なんでも掲示板

イヤホン・ヘッドホンなんでも掲示板 のクチコミ掲示板

(61488件)
RSS

このページのスレッド一覧(全271スレッド)表示/非表示 を切り替えます


「イヤホン・ヘッドホンなんでも掲示板」のクチコミ掲示板に
イヤホン・ヘッドホンなんでも掲示板を新規書き込みイヤホン・ヘッドホンなんでも掲示板をヘルプ付 新規書き込み

スレッド表示順
書込番号返信順
返信表示切替
すべて最初の20件最新の20件
分類別に表示
すべて質問良かった・満足(良)悲しかった・不満(悲)特価情報その他
質問の絞込み※

  • 「質問の絞込み」の未返信、未解決は最新1年、解決済みは全期間のクチコミを表示しています


ナイスクチコミ1

返信0

お気に入りに追加

標準

イヤホン・ヘッドホン

スレ主 katsueさん
クチコミ投稿数:361件

エレコムのAQUAにオルトフォンのe -Q7付属イヤチップを装着してみたら「これは!?」と思ったのでレポートします。
イヤーピースの装着感は人それぞれ個人差があるので参考程度にお読みください。

エレコムのAQUAにオルトフォンのイヤチップを装着して音を聴いてみると、低音がより沈み込み、音場が広くなり空間にだいぶ余裕が出て、分離能が上がり綺麗な高音の伸びはそのままって感じのより良い方向に改善する気がします。


最近e-Q7を購入してイヤーピースをいろいろ試しました。
試して思った事は、イヤーピースを変えると高音の伸びがより伸びるかわりに低音が締まり過ぎて全体のバランス的に低音が弱すぎる(q-Q7が中高音寄りなバランスのせいで聴く曲が限定される)、もしくは低音にふくよかな厚みを出そうとすると高音がかなりスポイルされる(そうなるとe-Q7の特色である美しい中高音の魅力があまりなくなりあえてe-Q7で聴かなくても他のイヤホンでよくなる)、このふたつです。

で結果、e-Q7に最初から付属しているオルトフォンのイヤチップが低音をふくよかに出して、なおかつ高音の美しさをちゃんと残した音になると感じたので、なんだかんだでe-Q7は付属イヤチップをそのまま使うのが一番バランスの良い音がすると個人的には思いました。

試したイヤーピースはオーテクのファインフィット、ソニーのハイブリッドとノイズアイソレーション、ビクターのスパイラルドット、コンプライのTとTs、さらうんどのスピンフィット、エレコムの二層硬度と書かれているもの、あとは他のイヤホンに付属していたいくつかです。

この事からあくまでも僕の耳にはオルトフォンのイヤチップが特になんの不満もなく使えるという事になるのですが、フニャフニャしすぎてとかでそうでない方はこの先を読んでもあまり意味がないかもしれません。

このオルトフォンのイヤチップ、どちらかというと中高音寄りのe-Q7の弱めの低音がこれである程度ふくよかさを感じるほどしっかり出せるという事ならば(高音をほぼスポイルする事なくというのがミソです)、ほかのイヤホンに装着したらどうなるのか?と思ったのです。

そこでなんとなくエレコムのAQUAにこれを装着して音を聴いてみたのですが、これはかなり良い感じに聴こえていると思いました。

もしオルトフォンのイヤチップが僕と同じような感じに聴こえる方で興味がある方はお試しください。

オルトフォンのイヤチップのみの購入はヨドバシのネット通販で買えます。
eイヤホンでも取り扱ってはいるようですが、先日買おうとしたらMサイズは在庫がなく、メーカーでも在庫がないので取り寄せしてもいつ入荷するかわからないという事のようです。

AQUAを持っていて、低音がもう少しだけ沈み込めばとか、音場にもう少し空間的な広さがあればとか、高音の綺麗さや音のバランスはそのままに全体の分離能をもう少し上げたいとお思いの方は試してみる価値があると思います。

ただ本当にイヤーピースの装着感には個人差があるので参考程度にお願いします。




書込番号:20175093 スマートフォンサイトからの書き込み

ナイスクチコミ!1




ナイスクチコミ10

返信5

お気に入りに追加

標準

イヤホン・ヘッドホン

スレ主 TomyYannさん
クチコミ投稿数:9件

SHOCKWAVE IIIの製品構成品

綺麗で光沢があり美しいSW3の筐体

大きめサイズなのに軽量なSW3の本体ボディ

少し太めのSW3のノズル(通常ノズル・サイズ用イヤーピースは大体使用可)

私が最近ハマっている中華イヤホン発掘によって発見したお宝イヤホンをまた一つ紹介します。本記事で紹介するのは、MusicMaker SHOCKWAVE IIIというイヤホンです。これは私の一番のお気に入りであり、かつ私のイヤホン・スパイラル終焉機でもあります。

このSHOCKWAVE III(SW3)は、中国の新興イヤホン専門ブランドMusicMakerの現在のフラグシップモデルです。

先に、MusicMaker SHOCKWAVE IIIの主なスペックを載せておきます。

 Impedance: 20Ω
 Earphone sensitivity: 99dB/mW
 Frequency range: 5-40000Hz
 Weight: 20g
 Drive unit: 1 Dynamic + 4 Balanced Armature drive unit

まずはSW3の外観からですが、SW3の本体ボディの造りは精度が高く、しかも光沢があって美しいです。本体ボディのサイズは大きめですが、手に持ってみると不思議なほど軽いことに驚きます。SW3の筐体には航空機向けに生産された超軽量なチタン亜鉛合金が使われているそうです。SW3のサイズに見合わない軽さはこのためです。このイヤホンは通常/SHURE掛けのどちらでも使えます。ただし、通常掛けの方が耳への収まりが良いので、私は常に通常掛けで使っています。ボディの大きさから装着感が悪そうに見えますが、その軽さのおかげで装着感は良好です。付属しているサポータ・リングを本体に取りつけると、さらに装着感が良くなります。ケーブルの線材は単結晶銅・銀メッキ線です。SW3の造りは全体的に高級感があり、美しさも備えていて中華イヤホンとは思えない出来です。

続いて、SW3の音質について書きます。なお、イヤーピースはaudio-technica SOLID BASSのLサイズ(ER-CK50L)を使っています。また、再生環境はCayin N5の直挿しです。

SW3の音を最初に聴いたときに頭に閃いた言葉は「Amazing!(素晴らしい!、お見事!)」でした。その音質を一言で表すなら「究極の完成度に達したリスニング系サウンド」というのが一番相応しいと思います。あくまでリスニング系として評価になりますが、SW3の音は本当に文句のつけようがありません。ピーク感皆無で極限まで伸びた高音はまったく刺さらず、しかも透明感があります。締りと力感のある低音は他のイヤホンでは聴いたことがないほどの存在感を持っています。そして、SW3の音質で一番強調したいのが中音域の実在感です。高音も低音も非常に質が高いのに、中音域にしっかりとした存在感があるため、これらが目立つことなく全音域が絶妙なバランスで融合しています。そして、さらに強調したいのが音場感です。私はいままでイヤホンでここまで広大な音場を聴いたことがありません。SW3の音場感はもはやイヤホンの域をはるかに超えています(実際にイヤホンが鳴らしている音場なので、これは変な表現ですが、どうしても他に適切な表現が思い浮かばないです)。これは高度なチューニング技術によって創り出された芸樹の域に達した音です。

TK12sの音と比較すると、SW3の音は全音域で数段グレードアップしたものです。価格は倍以上の開きがあるので、これは当然です。TK12s+8N-OFCの音と比較しても、SW3の方が断然グレードが上です。前者のバランス接続に対して後者はシングルエンド接続なので、定位感だけはTK12s+8N-OFCより劣りますが、それ以外のすべての音質要素はSW3の方が優れています。TK12sの高音と低音の質もなかなかのものですが、SW3と比較すると、どららも物足りなさを感じてしまいます。また、特に中音域の存在感は大きな差があります。

SW3の音質要素はいずれも「究極の」という修飾子をつけたくなるくらいレベルが高いですが、SW3にも一つだけ弱点があります。それは、非力なDAPやスマホではSW3を十分に鳴らし切れないことです。TK12sと比べると、かなりボリュームを上げないと音量が出ません。駆動力の高いDAPやヘッドフォンアンプでないとSW3の本当の実力を味わうことができないでしょう。SW3くらいの多ドライバ構成のイヤホンはインピーダンスが高めになるので、これは仕方がないことです。エージングも最低100時間は必要で、もっと上乗せして200時間位かけた方が良いかもしれません。

上記は手放しの絶賛評価になっていますが、私はモニタ系よりリスニング系の音の方が好きなので、この評価には贔屓目が大分入っていると思ってもらっても構いません。モニタ系が好きな人にはSW3の音は脚色過多に感じられるかもしれません。しかし、スピーカーと違って、イヤホンは元々チューニングが必須のオーディオ出力装置です。SW3のようなハイブリッド・ドライバのイヤホンはなおさらそうです。イヤホンの音に対する評価は、結局メーカーの技術者によってチューニングされたその音が好きになれるかどうかに帰結すると私は思っています。そういう見方で聴くと、SW3の音はチューニングによって生み出された見事なものだと感じます。私はSW3の音に惚れ込んでいるという自覚はあるので、自分の大好きな音楽や映画を好きになってもらいたくて、言葉を尽くして他の人に勧めているような気分でこの記事を書きました。

最後に、MusicMaker SHOCKWAVE IIIの購入先を紹介しておきます。以下の商品ページから、私はSW3を購入しました。

http://www.aliexpress.com/item/2016-New-HCK-S3-In-Ear-Earphone-DA-Hybrid-5-Drive-Unit-Headphones-DIY-HIFI-Hi/32604922125.html

書込番号:20051342

ナイスクチコミ!4


返信する
スレ主 TomyYannさん
クチコミ投稿数:9件

2016/07/19 23:34(1年以上前)

じつは、いまSHOCKWAVE IIIのMMCX化カスタマイズをeイヤホンへ依頼中です。

改造済みのSW3が届いたら、手持ちの色々なバランスケーブルで視聴してみるつもりです。線材の違いやバランス化によってどんな風に音が変わるのかすごく楽しみです。

広大な音場感を持つSW3の音に定位感が加わっただけでも、感動を覚える音になるんじゃないかと想像しています。逆に元々非常に完成度の高い音を鳴らすSW3なので、それをさらにグレードアッブしてくれるケーブルを探すのは難しいんじゃないかという心配もあります。

私のイヤホン・スパイラルを終わらせてくれたSW3ですが、今度はケーブル・スパイラルにはまってしまうかもれしません。

書込番号:20051369

ナイスクチコミ!0


スレ主 TomyYannさん
クチコミ投稿数:9件

2016/07/19 23:56(1年以上前)

MusicMaker SHOCKWAVE IIIのMMCXリケーブル版の販売が本日7/19(太平洋夏時間)から始まっています。最初の記事で紹介したSW3の商品ページにMMCX版の選択肢が追加されています。

私はすでにSW3 MMCX版を販売元ストアのHCK(Shenzhen HCkexin Electronic Technology)へ注文済みです。

じつは、このSW3 MMCX版の発売情報を知る前に、eイヤホンへSW3のMMCX化カスタマイズの依頼を出していました。もしこの情報を先に知っていたら、eイヤホンへ改造依頼は出さなかったでしょう。

改造済みのSW3とSW3 MMCX版が届くのが同時期になりそうです。二重投資になってしまいましたが、楽しみが2つになったと思うことにします。

私はたくさんの種類のMMCXケーブルを持っているので、そのすべてをSW3で試してみようと思っています。SW3の音をさらにグレードアップしてくれる相性の良いケーブルが見つかったら、追記情報として紹介します。

書込番号:20051428

ナイスクチコミ!0


スレ主 TomyYannさん
クチコミ投稿数:9件

2016/08/01 21:16(1年以上前)

SHOCKWAVE III MMCX版Goldの製品構成品

綺麗で光沢があり美しいSW3 Goldの筐体

SHOCKWAVE III MMCX版Blackの製品構成品

独特の色艶と質感のSW3 Blackの筐体

HCKに注文していたMusicMaker SHOCKWAVE III(SW3)のMMCX版が届きました。

今回はSW3のBlack, Silvr, Goldの3色を1個ずつ購入しました(Silverは友人の分なので、写真は撮っていません)。

さっそくSW3の各色を聴き比べてみました。これをやったのは、TK12sで色違いによる音の差があったので、SW3でも同様の差があるかもしれないと思ったからです。その結果は以下のようになり、やはりSW3でも色違いによる音の差がありました。

 高音の伸び   :Black>Silver, Gold(Blackは高音がかなり刺さる)
 低音の量感・力感:Black<Silver, Gold
 残響・余韻   :Black>Silver, Gold

上記はあくまで箱出し後3時間位SW3の各色を聴き比べた印象です。この結果はTK12sのBlackとRedの音の差と傾向が似ています。

SW3 Silver, Goldでも音源によって高音の刺さりがときどき感じられましたが、Blackではその頻度がかなり多いです。これ以外はいずれも僅かな差です。Blackの高音の刺さりは気になりますが、これはエージングによって改善するんじゃないかと思っています。エージング済みのSilver(非MMCX版)では高音の刺さりはほとんど感じられないからです。

SW3とTK12sのどちらもBlackの高音がより伸びる原因について私なりに考えてみました。あくまで一つの仮説ですが、これは筐体の塗装方法の差によるんじゃないかと想像しています。Blackの筐体の塗装は明らかに他と違っていて、独特の色艶と質感があります。Silver, Gold, Redの塗装は透明で極薄の膜のような感じなのに対して、Blackは不透明でこれより厚めの層になっているような気がします。これによって、Blackだけ筐体の共鳴周波数が高くなっているのかもしれません。TK12sではこれが良い方向に作用して、高音の量感と音場感の拡大につながっていますが、SW3では聴感上高音の刺さりが目立つ形で表れているのでしょう。

SW3は純正ケーブルとの組み合わせでも相当ハイグレードな音質なので、このままでも大抵の人は満足するんじゃないかと思います。しかし、オーディオ・マニアの性として、私はやはりSW3でもバランス駆動の音を聴いてみたいです。100時間エージングを進めていますが、途中で手持ちのバランスケーブルからいくつか試してみようと思っています。これがケーブル・スパイラの始まりになりそうで怖いのですが、さらに上の音を聴いてみたいという欲望を抑えることができそうもありません。TK12sと相性の良かったケーブルから試すつもりですが、その結果は追記情報して紹介します。

書込番号:20083602

ナイスクチコミ!1


スレ主 TomyYannさん
クチコミ投稿数:9件

2016/08/07 19:30(1年以上前)

MMCX化改造済みのSW3

eイヤホンに依頼していたSW3のMMCX化改造が出来上がってきました。さすがに綺麗でしっかりした仕上りなので満足しています。

さっそく、改造済みのSW3にSW3 MMCX版の純正ケーブルを取りつけて試聴してみました。SW3 MMCX版と比較すると、高音域の伸びが少し劣化しているように聴こえます。こうなることは予測していました。接点が増えるので仕方がないことです。これ以外は特に音質の劣化は感じられません。

SW3 MMCX版の100時間エージングも終わったので、リケーブルを試してみました。試したのはMMCX化改造済みSW3 SilverとSW3 Gold MMCX版です。手持ちのバランスケーブルの中から、TK12sと相性の良かった以下のケーブルで試聴してみました。

 (1) NOBUNAGA Labs 雷切(OFC 8芯・銀メッキ線)
 (2) 8N-OFC 4芯(Tara Labs社SP ケーブルSA-OF8N撚り線からの芯線抜き出し)
 (3) 8N-OFC+PCOCC-A 4芯
 (4) Tennmak製PCOCC 8芯
 (5) PCOCC-A 4芯(オヤイデ電気シールドケーブルHPC-22Wからの芯線抜き出し)
 (6) SAEC SHC-B200FS(PCOCC-A)

(2)、(3)、(5)はオークションで入手した出品者の自作ケーブル、(4)はAliExpressのストアから購入した物です。線材がOFCとPCOCCの物ばかりですね。上記以外にMOGAMI、オーグライン、OCC、PC-Triple Cなどのケーブルも持っているのですが、これらはTK12sとの相性が良くなかったので今回は除外しました。

SW3 MMCX版の純正ケーブルと比較して、上記のケーブルの音を3つにランク分けてしてみました。

 (A) オリジナルの音のバランスが崩れるか、劣化した (2)
 (B) オリジナルの音とほぼ同等           (1) (3) (5)
 (C) 音質要素のいずれかが明らかに向上した     (4) (6)

(C)にランク付けしたのは線材がPCOCC、PCOCC-Aのケーブルだけになりました。これらのケーブルでは高音域の伸びが明らかに向上します。ただし、PCOCCはOFCより音場が若干狭くなり横に広がります。OFCの音場は奥行き感があります。PCOCCとPCOCC-Aの音を比較すると、PCOCC-Aの方が高音の質が上です。PCOCCでは高音の刺さりとシャリつきが若干感じられますが、PCOCC-Aではそれらがほとんどありません。OFC 8芯は高音の伸びがほとんど向上せず、4芯では劣化します。OFCは低音の力感が向上するのが一番の特徴ですが、SW3は元々低音の力感が強いので、それがさらに強くなるとボワつき気味になってしまいます。8N-OFCは特にその傾向が顕著です。OFCはどうもSW3との相性が良くないみたいです。

残念ながら、SW3ではPCOCCやPCOCC-Aでも十分に満足できる音質だとは思えませんでした。TK12sでは満足できていたのですが。やはりSW3くらいハイグレードな音だと、OFCやPCOCCクラスの線材では吊り合いが取れないみたいです。この結果はある程度予測していたのですが、実際にSW3でこれらのケーブルの音を聴いて改めて認識させられました。価格.comのレビューでも、高級イヤホンのリケーブルでは銀線系ケーブルが多く登場し、それらの評価が高いからです。SW3クラスの音を向上させるには、やはり銀線系ケーブルでないと無理なのかもしれません。

この結果を受けて、今後SW3のリケーブルをどうしようか悩んでいます。銀線系ケーブルは高価で2万円を超える物が多いので易々とは買えません。ケーブルの値段がSW3と同程度かそれ以上になってしまいます。私の手持ちのケーブルがOFCやPCOCCばかりになったのは、意識的にケーブルの値段を1万円以下に抑えていたからです。SW3の音をグレードアップしてくれるなら、1本位は銀線系ケーブルを持っていても良いかなぁと思っていますが、2本以上買うのは予算的に厳しいです。

PCOCCやPCOCC-Aを超えるコスパの良いケーブルがないものかと、いまAliExpressでケーブル探しをしています。

SW3でケーブル・スパイラルにはまるんじゃないかという予感はやはり的中してしまいました。

書込番号:20098294

ナイスクチコミ!1


スレ主 TomyYannさん
クチコミ投稿数:9件

2016/08/08 12:40(1年以上前)

上の記事の内容だと、SW3で試したケーブルのうちPCOCCとPCOCC-Aを推薦しているように取られそうなので少し補足します。

PCOCCは中高音域の力感が増すのが一番の特徴です。一言で表現すると、ピーキーな線材です。初めはSW3で高音域の伸びが向上したかのように聴こえたのですが、良く聴きこむと、高音が伸びたのではなく力感が増しただけのようです。SW3は元々高音が極限まで伸びているので、これ以上の伸びは必要ないと思います。高音の力感が増したことで却って聴き辛い音になっています。さらに、中高音域の力感が増強されすぎて歪感みたいなものが感じられます。これによって、SW3の透明感ある高音が台無しになっています。TK12sではこれはあまり気にならなかったのですが、SW3では顕著に感じられます。芯数の少ないPCOCCは歪感は少ないですが、高音の量感・力感がやや物足らないです。伸びはありませんが、高音の質はPCOCCよりむしろOFCの方が良いと思います。結論として、PCOCCもSW3との相性はあまり良くないみたいです。

手持ちの他の線材のケーブルもSW3で試してみたのですが、やはりどれもSW3のオリジナルの音から劣化しました。ただし、唯一Pure OCC 4芯だけが比較的相性が良かったです。SW3の高音の質をあまり損なっていません。しかし、Pure OCCは低音が痩せるので、SW3の締りと力感のある低音が台無しになってしまいます。

今回の結果から、次のような方針でAliExpressでSW3用のケーブル探しをしています。

 ・OFCでありながら、高音の伸びを損なわない物
 ・OCCでありながら、低音の量感・力感を損なわない物
 ・PCOCCでありながら、中高音の力感を増強しすぎない物
 ・比較的安価な銀製系ケーブル

OFC、OCC、PCOCCには線材の製造メーカーなどによって色々な種類が存在します。丹念に探せば、上記のようなケーブルも見つかるかもしれません。じつは、探し出した物からすでに3種類ほど注文済みです。それに、AliExpressなら銀製系ケーブルも$100以下の物が売られています。こちらも丹念に探せば、コスパの良い物が見つかるんじゃないかと思っています。

書込番号:20099828

ナイスクチコミ!4




ナイスクチコミ5

返信4

お気に入りに追加

標準

ROCK JAWのClarito、29日に届きました。

2016/06/30 01:44(1年以上前)


イヤホン・ヘッドホン

スレ主 kesuさん
クチコミ投稿数:66件

外箱。

イヤホン本体。

ノズル部分(少し見にくくてすいません)

付属のポーチ。

商品ページがないのでこちらに書きます。
イギリスの国民投票を記念?して、イギリスのメーカーのイヤホンを買おうと思い、本機を購入しました。eイヤホンWeb本店で27日に注文した時は予約受付中、発売日は7月1日と書いてあったのですが、28日に「本日出荷致しました」とメールが来て、29日の午後に届きました。4,500円でした。

RHA製品にするか本機にするか悩みましたが、最終的には新製品で情報が少ない本機の方が楽しみが大きいという事、RHA製品はコード長が1.35mと若干ですが長いのでそれを嫌ってClaritoを選びました。たった15cmじゃん、ってツッコミはなしで(笑)
今箱から出して聴いています。我が広島東洋カープの32年ぶりの11連勝、黒田の日米通算199勝目をスタジアムで見た余韻が残る中聴いています。このイヤホンを使う時はずっとこの日の試合の事を思い出すでしょう。

私情が入りすぎて申し訳ありません。本題に戻ります。4,500円で購入できるこのClaritoですが、質感は上々。アルミハウジングはもちろん、プラグ部分(L型です)、ケーブル、付属品と4,500円とは思えないほど良好です。ケーブルは持っているイヤホンの中で一番太いです。プラグから分岐部まではonsoのhpcs_b1_ub33_bk_120と全く同じ太さです。分岐後は若干細くなりますが、それでもイヤホンにしては太いです。(高級イヤホンと比べてどうなのかはわかりませんが)

イヤーピースはS、M、Lとホームページ上で表記されているのですが、外箱の写真を見てもらうとわかりますが、本体に装着されていてなおかつ3種類入っています。おそらくMサイズが装着済み含めて2つ入っていると思います。

付属のポーチはオーテクのATH-CKM500付属のポーチと比べると若干横幅が小さくなり、その分縦が大きくなっているサイズです。
ケーブルクリップも付いています。

肝心の音ですが、バランス良くうまくまとめていると思います。ボーカルが遠いとか高域が刺さる、低音がスカスカ、あるいは強すぎる、と感じる事はないでしょう。ですが、それが逆につまらないと感じる人もいるかもしれません。
まあ、まだ2時間くらいしか聴いていませんし、たいした文章も書けませんのでこの辺で。

ひとつ言えるのは、5000円前後の価格帯にまた新たな優良機種が登場したという事ですね。悩んだRHAのS500や、オーテクのATH-CKR5と比べると新製品という事もあり、知名度は低いでしょうが、本機の方が少し安いですし、初めてのイヤホン購入を考えている方にこのClaritoはおすすめできる製品です。

書込番号:19998089

ナイスクチコミ!4


返信する
スレ主 kesuさん
クチコミ投稿数:66件

2016/07/02 23:46(1年以上前)

今日はサンフレッチェを観に行ってました。2ndステージ開幕戦勝利!去年の再現を期待してますよ!!

では本題に入ります。追記ですが装着感とタッチノイズについてです。

とりあえずは付属のイヤーピースのLサイズを使っています。Lサイズという事で遮音性は問題なし。レビューなら僕の中で4点は確実です。しかし、歩いていると左側が少し緩くなってくる感じがしました。まあ、こればっかりは個人差があるので何とも言えませんが。ぼちぼち他のイヤーピースも試してみます。茶楽音人のSpinFitイヤーチップが合いそうかなと勝手に思っています。

次にタッチノイズですが、ケーブルが太いので懸念していたのですが、やはり大き目です。
ウォークマンで音楽を聴きながら、アストラムライン広域公園前駅からエディオンスタジアムまでの間を歩いて行ったのですが、2,3歩で「あ、これは…」と感じました。僕は普段タッチノイズはそんなに気にしない方なのですが(カナル型では宿命だと思っているので)本機は懸念していたせいもあり、結構気になってしまいます。
クリップが付属しているので気になる人はそれを使いましょう。(今日ははずして持って行ってました)

またタッチノイズ軽減の方法としてシュア掛けがありますが、僕はシュア掛けが苦手でできません。ATH-IM50が安くて評判がいいので試聴してみようと思いましたが、しばらく格闘したものの装着できませんでした…

本機も家に帰ってから少し試してみたのですがうまく装着できませんでした。左右入れ替えもやってみましたがうまくいきませんでした…
ですが、これはシュア掛けできない僕の話ですので、全く当てにはなりません。慣れている人が試してみてできるかできないか、やりやすいかやりにくいかを報告してもらって初めてシュア掛けができるかどうか判断できるでしょう。

今回はこの辺で。次は他のイヤーチップを試した結果を報告したいと思います。シュア掛けはたぶん僕にはできないでしょう(笑)

書込番号:20006332

ナイスクチコミ!1


スレ主 kesuさん
クチコミ投稿数:66件

2016/07/17 23:42(1年以上前)

今日もサンフレッチェを観に行ってました。オリンピックに行く塩谷、浅野をいい形で送り出したかったですが、残念ながら引き分け。特に浅野はアーセナルに移籍するので、サンフレッチェ最後の試合でしたのでなおさらだったのですが、本当に残念です。

さて、本題に戻ります。前回の投稿から2週間以上経ちましたが、他のイヤーピースを試した結果を報告します。

そもそも付属のイヤーピースでも音質には不満はありませんでした。ただ歩いているとMサイズだと右側が、Lサイズだと左側が緩くなってくる感じがしたのでフィット感向上が目的ですね。最終候補は前回の投稿で合いそうかなと書いた茶楽音人のSpinFitイヤーチップのLサイズ、オーテクのファインフィットのMサイズ、ソニーのハイブリッドのMサイズです。

SpinFitイヤーチップは予想通り良かったです。中高域、特にボーカルが透き通るような感じですごく綺麗でした。
オーテクのファインフィットもいい感じ。こちらは他2つと比べて一番低域が豊かに聴こえましたね。
ソニーのハイブリッドはSpinFitと同じように聴こえました。SpinFitの方が少し綺麗さが上ですかね。

最終的にはソニーのハイブリッドを使う事にしました。SpinFitと同じような感じで聴こえ、SpinFitよりも装着が楽だからです。SpinFitは時々うまく装着できず、左側から全く音が聴こえない事が何度かあったので。(断線したかと思い、あせりました)

実はSpinFitとファインフィットの一騎打ちでした。中高域を取るか、低域を取るか、別に使い分けてもいいんじゃないかとも思いました。ですがSpinFitは時々うまく装着できない事がある、ファインフィットはATH-CKM500のをはずして試していたので、毎回付け替えるのは面倒なので買い増しが必要…という状況でした。

そんな状況の中、ダメ元でハイブリッドを試してみました。ハイブリッドは過去の経験からソニー製品以外には合わないと思っていましたが、予想外の結果に驚きました。当然、歩いていても緩くなってくる事もなかったのでこれに決定しました。使ってないA857付属イヤホンのを使えたのもありますね。


需要は全くないでしょうが、他のイヤピース達も書いておきます。

音は及第点でしたが、外で試す事はなかったイヤーピース

オーテクのSOLID BASSシリーズのMサイズ、アマゾンで買えるウレタン製 低反発 交換用イヤホンパッドのMサイズ。


試したものの音の聴こえ方がイマイチだったイヤーピース

SpinFitのMサイズ、スパイラルドットのMサイズ、MLサイズ、MonsterのジェルチップのMSサイズ、Sサイズ、アマゾンで買える低反発 Foam tips 交換用イヤーピース お徳用バルク品のMサイズ。

書込番号:20046391

ナイスクチコミ!0


スレ主 kesuさん
クチコミ投稿数:66件

2016/07/18 00:18(1年以上前)

タッチノイズについてですが、やはり大きいです。そして相変わらずシュア掛けはできません…

なので代わりの軽減方法を紹介します。とても簡単で、ケーブルを服の中に入れるだけです。僕はいつもアウターのわき腹にあるポケットにウォークマンを入れているのですが、ケーブルを外から見える状態にするのではなく、アウターとTシャツの間に入れます。こうするだけで手持ちイヤホンで最大のタッチノイズを放つ本機でも気にならなくなりました。
僕はタッチノイズはそれほど気にしないため、少し手間がかかるので他の機種ではもうしていないのですが(雨が強い日は濡れ防止でしていますが)本機では必須ですね。

価格.com上で未だに商品ページが出来ないので、近い内にeイヤホンにレビューしてみようと思います。たいした事は書けませんが。

最初に書いていませんでしたが、悩んだ結果ROCK JAWのClaritoを購入した理由に同社の新作ヘッドホン、Sentioの存在もあります。デザイン、50mmと30mmのデュアルドライバー、密閉型と開放型を換えれるスイッチング機能と気になる要素満点です。6万円くらいなら即購入してしまいそうです。ただ、既に発売しているヘッドホン、ACEROは見た目重視と言われている感があるので少し不安ですが。

最後にもう一度言いますが、4,500円で購入できるこのClarito、おすすめですよ!

書込番号:20046477

ナイスクチコミ!0


スレ主 kesuさん
クチコミ投稿数:66件

2016/08/01 00:06(1年以上前)

一応こちらにも書いておきます。
eイヤホンのレビューにも書きましたが、やや低域寄りのイヤホンです。手持ちのイヤホンだとJVCのesnsy HA-FX45Sに近いです。(HA-FX45Sがややマイナーな機種なのであまり参考にはならないでしょうが)

ですが、重低音イヤホンとは違います。重低音イヤホンの音が好きな人にとっては低域は物足りない、苦手な人にとってはやや迫力があってちょうどいいと感じるか、少し苦手と感じるかだと思います。僕はちょうどいいと感じているので大変気に入ってます。

書込番号:20081893

ナイスクチコミ!0




ナイスクチコミ10

返信3

お気に入りに追加

標準

音が籠らないコンプライ?!

2016/04/21 17:13(1年以上前)


イヤホン・ヘッドホン

クチコミ投稿数:11件

外箱

中身

お馴染のコンプライのイヤーチップ,個人的によく使用しているのですが,「音がちょっと籠る…」のが難点でした。
そんな欠点を克服して欲しい,という願いで,「Crystal Tips」なるイヤーチップをイギリスから購入してみました。
送料込みで2000円弱,計6個(3ペア)入っていました。
全体とサイズとステムのサイズを選択しました。
簡単なレヴューを以下に記します。
・フォームの硬さ
コンプライ>Crystal Tips
同じよな素材ですが,コンプライよりCrystal Tipsの方が柔らかい。
・耐性(品質の持ち)
Crystal Tips>コンプライ??
「従来のフォームタイプのイヤーチップより2倍長持ち」と謳っていますが,こればかりは使い続けてみないと分かりません。
・遮音性
Crystal Tips=コンプライ
ほぼ同じくらいです。
・音の明瞭性
Crystal Tips>コンプライ
今回購入して一番良かったと感じたのはこの点です。特に高音域の明瞭度がコンプライよりも高く感じます。

今後当分はCrystal Tipsで音楽を聴いていくことになりそうです(^^)

書込番号:19807090

ナイスクチコミ!9


返信する
koontzさん
クチコミ投稿数:2891件Goodアンサー獲得:228件

2016/05/02 19:27(1年以上前)

>rinoshow506さん

こんばんは。
このスレ見て私も購入し、本日届きました。
早速付けて一日試用しましたが、良いですね。
他のイヤピ要らなくなりそうです。
耐久性見ておく必要ありますが、手持ちのイヤホンに適用するため、早速追加で注文しようと思っています。
有益な情報ありがとうございました。

書込番号:19839269

ナイスクチコミ!1


shigemayoさん
クチコミ投稿数:187件Goodアンサー獲得:6件

2016/05/03 00:55(1年以上前)

>rinoshow506さん
>koontzさん

私も購入しました。注文して5日で届きました。これいいですね。付け心地はコンプライと同じで、欠点だった音の篭りが無いですね。
妻が「あんたにはいくつ耳があるの」と言うぐらいイヤピ持ってますが、ピカイチです。

書込番号:19840351

ナイスクチコミ!0


duc25026さん
クチコミ投稿数:89件Goodアンサー獲得:1件

2016/07/20 23:56(1年以上前)

こちらのスレを拝見して、私も、Crystal Tips、使わせてもらってます。
皆さんのおっしゃる通り、ホント、いいですね、コレ。
籠りの解消もありますが、副次的な効果として、装着感が良くなりました。
コンプライはしばらく装着していると、耳の穴がかゆくなったのですが(私だけですかね?)、Crystal Tipsは長時間装着していても快適です。

書込番号:20053826

ナイスクチコミ!0




ナイスクチコミ4

返信2

お気に入りに追加

標準

イヤホン・ヘッドホン

スレ主 TomyYannさん
クチコミ投稿数:9件

MusicMaker TK12sの製品構成品

綺麗で精度の高い造りのTK12sのハウジング

TK12sをNOBUNAGA Labs雷切へリケーブル

TK12sを8N-OFCへリケーブル

最近私は中華イヤホンの掘り出し物を見つけることにハマっています。いくつかお宝イヤホンを発掘していますが、その中から、MusicMaker TK12sというイヤホンを紹介します。

AliExpressのあるストアで「MusicMaker」という安直だけど覺え易い名前が目に留まったのが、このMusicMaker TK12sというイヤホンに巡り会えたきっかけです。MusicMakerは中国の広東省中山市でZhongという人がファウンダーとなって立ち上げた新興のイヤホン専門ブランドです。TK12sは先行モデルTK12のリケーブル版です。Head-Fi.orgでTK12の評価が高いことを知り、先にこちらを入手しました。TK12の音質が気に入ったので、TK12sの発売を知ってすぐに同じストアから購入しました。

MusicMaker TK12sの主なスペックを載せておきます。

 Impedance: 18Ω
 Earphone sensitivity:120±3dB/mW
 Frequency range: 10-35000Hz
 Weight: 25g
 Drive unit: 1 DD + 2 BA (3 unit drive)

TK12sの本体ボディの造りは全体的に精度が高くしっかりしています。ハウジングはチタン亜鉛合金で、これがTK12sの音場感を生み出している要素の一つだと思います。ボディの形状から、このイヤホンは通常/SHURE掛けのどちらでも使えます。どちらでも装着感は良好で、イヤーピースが耳と合っていれば、装着状態がずれることはありません。

続いて、TK12sの音の印象についてですが、まずは製品に付属している純正ケーブル(4N-OFC銀メッキ線)を使いました。

なお、イヤーピースはaudio-technica SOLID BASSのLサイズ(ER-CK50L)を使っています。また、再生環境はLotoo PAW 5000の直挿しです。

TK12sの音の第一印象は「トーン・バランスが良く聴き易い音だなぁ」でした。高中低音域のいずれにもしっかりと存在感があり、特定の音域の不足や過多が感じられません。この絶妙なトーン・バランスは偶然生まれたものではなく、しっかりとチューニングされて作り出されたものだと思います。音質傾向はウォーム系寄りの中ドンシャリでしょうか。私がTK12sの音で一番気に入ったのは各音域の繋がりの自然さです。チューニングによる音のメリハリ付けや色付けは感じますが、それらに不自然さがありません。私がいままで入手したBA搭載機は高音域が何か不自然な感じがして、どれも好きになれませんでした。TK12/TK12sが私が好きになれた初めてのBA搭載イヤホンです(私はUE、Westone、DUNUなどの有名所のBA搭載機は持っておらず、いずれも視聴したことはありません)。

聴き始めのTK12sの音は全体的にやや硬めな印象で、高音も低音ももう少し出て欲しいなぁという感じがありましたが、エージングが進むに従って、少しずつ高音の伸びと低音の量感が感じられるようになりました。エージングには最低でも50時間は必要で、100時間を過ぎたあたりからこのイヤホンの力量が出てくるようです。ただし、エージングが進んでもトーン・バランスは大きく変化しません。

続いて、TK12sをリケーブルしたインプレです。私が試したのはNOBUNAGA Labs雷切(OFC8芯・銀メッキ線)と8N-OFC(Tara Labs社SP ケーブルSA-OF8N撚り線からの芯線抜き出し・4芯)の2種類で、どらちもDAPの2.5mm 4極バランス端子へ直挿し接続です。

まずNOBUNAGA Labs雷切にリケーブルした音からですが、高音の伸びと低音の量感がはっきりと実感できるほど向上しました。音場も広がり、解像度の高さも感じられる音です。リケーブルでここまで音質が変化したイヤホンはTK12sが初めてです。この結果から、TK12sの素性の良さを感じました。

純正ケーブルで20時間位、NOBUNAGA Labs雷切で30時間位使った後、さらに8N-OFCへリケーブルしました。TK12sに8N-OFCを組み合わせた音は私がいままでイヤホンで聴いた中で最高レベルのものです。刺さる直前まで伸びる(それでいて刺さらない)高音には透明感があり、低音には締りと力感があり、音場はさらに広がり、音の立ち上がりと解像度も向上しました。このケーブルはTK12sの潜在能力を限界まで引き出しているように思えます。

TK12sはどのジャンルの音楽とも合います。私が主に聴くのはJ-Popとアニソン系の女性ボーカル、J-Jazz、New Age、アニメ・サントラ物などですが、TK12sはいずれでも満足度の高い音を鳴らしてくれます。女性ボーカルのライブ物とは特に相性が良く、録音状態の良い音源では、広い音場が生み出す臨場感、ボーカルのキレとスピード感に鳥肌が立ったりします。

じつは、私はFidue A81も持っており、こちらも8N-OFCにリケーブルしています。TK12sを入手するまでは、A81が私の一番のお気に入りのイヤホンでした。いまはA81よりTK12sで音楽を聴くことが多いです。A81とTK12sは力感のある音によって生み出される音場感が共通の特徴です。そして、一番の特徴を上げれば、A81は沈み込むような低音にあり、TK12sはどこまでも伸びやかな高音にあります。どちらも甲乙付けがたいですが、全体的な音のバランスの良さでは私はTK12sの方に軍配を上げます。

最後にMusicMaker TK12sの購入先ですが、私はShenzhen HCkexin Electronic Technologyというストアから買いました。以下がTK12sの商品ページです。

http://www.aliexpress.com/item/New-MusicMaker-TK12s-Dynamically-And-BA-3-Unit-Headphone-HIFI-Fever-In-Ear-Earphone-As-K3003/32655266144.html

私はこのストアから何度も商品を購入していますが、対応は非常に良いです(商品に問題があってクレームをつけたことがありますが、しっかりとしたアフターケアをしてくれました)。すでに色々な所で名前が出ており、私もここは信頼できるストアだと思っています。

書込番号:19932569

ナイスクチコミ!3


返信する
スレ主 TomyYannさん
クチコミ投稿数:9件

2016/06/15 15:38(1年以上前)

自己レスになりますが、MusicMaker TK12sのリケーブルについて若干訂正と補足を追記します。

TK12sと8N-OFC(4極バランス)ケーブルの組み合わせで、色々なジャンルの音楽を聴き続けてきました。その結果、音圧感と音場感が大きく向上するのは確かですが、8N-OFCにも欠点が在ることが判ってきました。TK12sは1DD+2BAのハイブリッド・ドライバですが、8N-OFCでは各ドライバの音量バランスが崩れてしまうのか、中高音域のシャリ付きが耳障りに感じることがあります。いずれかのドライバに対する負荷が大きくなりすぎているのかもしれません。これは音圧・音場感とのトレードオフなので仕方ないことだと思っています。

この8N-OFCでの中高音域のシャリ付きは、ケーブルを8N-OFC+PCOCC-Aハイブリッドに換えるとかなり軽減します。ただし、同ケーブルでも若干のシャリ付きが感じられます。こちらのトレードオフとして、8N-OFCより音場がやや狭くなりますが、それでも十分に広い音場感があります。

私はTK12sを2機持っており、いまは片方を8N-OFC、もう一方を8N-OFC+PCOCC-Aで使っています。音圧・音場感より全体的な音域の力感・量感バランスを優先するなら、8N-OFC+PCOCC-Aの方を選択する方が良いと思います。聴き疲れしないのは、明らかに8N-OFCより8N-OFC+PCOCC-Aの方です。

TK12sのようなハイブリッド・ドライバのイヤホンのリケーブルでは、上記のような現象が起き易いのかもしれません。

書込番号:19959024

ナイスクチコミ!0


スレ主 TomyYannさん
クチコミ投稿数:9件

2016/07/17 17:30(1年以上前)

綺麗で光沢のある色が美しいTK12s Red

TK12s RedをTennmak製PCOCC 8芯へリケーブル

再び自己レスになりますが、MusicMaker TK12sについて補足とリケーブル情報を追記します。

私はTK12sを2機持っていますが、一つの色がBlackでもう一つはRedです。じつは、この2つはトーン・バランスに少し差があります。2chの掲示板でそういう情報を目にしたので、BlackとRedのケーブルを同じ8N-OFCにして聴き比べてみたところ、確かにこの2つは高音の伸びと低音の量感に差があるように聴こえました。高音の伸びはBlack>Red、低音の量感はBlack<Redと感じました。ただし、いずれも一聴して判るほど顕著な差ではなく、2つの音を比較しながらしばらく聴き込むと気づける程度の差です。

いままで私は2機のTK12sをBlack←8N-OFCとRed←8N-OFC+PCOCC-A(いずれも4極バランスケーブル)の組み合わせで使っていました。この2種類のケーブルを入手して以来その音に惚れ込んで、ずっとTK12sで使い続けていました。他のケーブルを入手する度にTK12sでも試していたのですが、いままでこれらを超える物はありませんでした。しかし、最近ついにこの2つと対抗できる音質を持つケーブルに出会うことができました。Tennmak Technologyというストアから入手したPCOCCケーブルがそれです。

PCOCC(Pure Crystal Ohno Continuous Casting Process)は古河電気工業製の線材ですが、いまは製造中止になっており入手は非常に困難です。日本国内ではPCOCCを使った既製のイヤホン・ケーブルはいまは僅かしか売られていません。AliExpressで探してもPCOCCのイヤホン・ケーブルは数が少ないのですが、その中から見つけ出したが、ここで紹介するTennmak製のPCOCCケーブルです。以下にその商品ページを示します。

http://www.aliexpress.com/item/100-original-PCOCC-upgrade-cable-detach-replace-cable-8-cores-for-IE80-UE-TF10-UM3x-SE535/32213456316.html?spm=2114.13010608.0.123.K7WEkA

この商品ページに掲載されているのはPCOCC 8芯ですが、同じ線材で6芯と4芯のケーブルも販売されています。これらのケーブルは注文を受けてからストアによって製作されます。通常は当然プレーヤー側の3.5mm 3極プラグを取りつけ済みの状態で製作されるのですが、このストアは3.5mmプラグ無しの注文も受けてくれます(自分でストアへ問い合わせて確認しました)。私はプラグ無しでこのケーブルを注文して、知人に頼んでそれへ2.5mm 4極プラグを取りつけてもらいました。芯線は4束で終端まで来ているので、そこに4極プラグを取りつければバランスケーブルになります。

このPCOCC 8芯と8N-OFC 4芯のケーブルと比較すると、音色に対照的な違いがあります。8N-OFCは低音寄りに重心のある全体的に暗さが感じられる音ですが、PCOCCは高中音寄りに重心がある明るめの音です。音場感にも大きな差があります。8N-OFCは沈み込むような低音ベースの奥行きが感じられる音場ですが、PCOCCは高中音をベースとした横に広がる音場です。また音像感にも差があり、8N-OFCは音が遠くで、PCOCCは近くで鳴っているように聴こえます。両方に共通している特徴は音圧感です。全音域に力感があり、これが広い音場を生み出している源です。音場の広さは8N-OFCの方がやや上ですが、PCOCCの音場も十分に広いです。中音の存在感は8N-OFCよりPCOCCの方が上のように感じられます。8N-OFCはアコースティック楽器が中心の響きの多いクラシック系の音楽が、PCOCCはポップス系が向いているようです。

私はTK12s Redの方だけケーブルをPCOCC 8芯に交換してしまいました。この組み合わせはかなりの高音質ですが、弱点もあります。高音の刺さりと低音のボワつきです。音源にもよりますが、TK12s RedとPCOCC 8芯の組み合わせではこれらの傾向が結構感じられます。私のメインDAPはLotoo PAW 5000ですが、TK12s Red+PCOCC 8芯で音楽を聴くときは、DAPのイコライザーで最高周波数と最低周波数の出力レベルを少しだけ下げています。こうすることで、高音の刺さりと低音のボワつきほとんど感じられなくなり、すごく聴き易い音になります。8N-OFCの独特の低音と音の暗さは好きになれない人がいるかと思います(ハマってしまうと、逆にこれがすごく好みの音に聴こえるのですが)。組み合わせるイヤホンにもよりますが、このPCOCC 8芯ケーブルの音は万人に受ける音ではないかと思います。

私は相当な数の中華イヤホンを視聴していますが、$100前後の価格帯の中華イヤホンの中でTK12sの音質はトップクラスだと自信を持って言えます。日本や他国製と比較しても、1万円前後のイヤホンの中でTK12sと争える製品を上げるのは困難です。これを超える物は今後もなかなか出てこないんじゃないかと思えるほど、TK12sは完成度の高いリスニング系の音を奏でます。しかもTK12sはリケーブルできるので、バランス駆動の音も楽しむことができます。TK12sはリケーブルに素直に反応し、8N-OFCやPCOCCのような音質に定評のある線材のケーブルを使うと、その定評どおりの音が鳴ります。リケーブル可能なイヤホンの中で、ここまでコスパの高いイヤホンはいままでなかったと思います。中華イヤホン・マニアだけでなく、もっと多くの人にTK12sの音を楽しんでもらいたいです。

書込番号:20045377

ナイスクチコミ!1




ナイスクチコミ8

返信0

お気に入りに追加

標準

URBANFUNとDN-913578のレビュー

2016/06/20 22:25(1年以上前)


イヤホン・ヘッドホン

スレ主 katsueさん
クチコミ投稿数:361件

最近このサイトではあまり名前のあがらない上海問屋のハイレゾ対応のハイブリッドイヤホンDN-913578を買ったので、同じドライバーと噂されているGranVelaのURBANFUNという同じくハイレゾ対応のハイブリッドイヤホンと聴き比べをしてレビューしたいと思います。
上海問屋のハイブリッドは結構前に売られていた¥3500の金色のではなく、少し前に発売された¥4999の黒っぽいやつです。
URANFUNのほうは現在Amazonでは¥10000代で出品されているようですが僕は前に¥5000くらいで買いました。
価格帯的にもかなり近いと思います。

GranVela URBANFUN
https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B010FRQIMG

上海問屋 DN-913578
https://www.donya.jp/item/73726.html

まず2つイヤホンは同じものなのかというところからいいますと、聴いた感じ2つのイヤホンは同一ドライバーの可能性は高いです(上海問屋の金色のハイブリッドはURBANFUNとは音が全く違い形は似ているけど別物との噂です)。
ですがこのURBANFUNとDN-913578、音のほうは全く同じかといいますと、かなり似ているものの多少違います。

筐体そのものの形も少しだけ違います。
まずそれぞれ塗装が違うっていうのはありますが、上海問屋のほうが筐体が微妙に長いです。
それと上海問屋のはマイクなしでケーブルは細め、URBANFUNのほうはマイクがありケーブルは普通です。
ケーブルの取り回しはどっちもどっちで、どちらも良くもなく、悪くもなく、まあある程度普通に使えます。
イヤホンの形が普通なのでどちらもSHURE掛けして使う事が出来るので、僕はそうして使用しているためタッチノイズは感じません。
遮音性は普通、音漏れは殆どしてないようです。

肝心の音の傾向なんですが、どちらも基本的にはややドンシャリ、ですがボーカルは引っ込まずしっかり前に出てくるというカマボコなんだかドンシャリなんだかよくわからない音です。
どちらも音場は普通で、狭くはないですが、特に広いってほどでもないという感じです。

低音はダイナミック型を積んでるだけありしっかりどっしり出ます。
明らかにBA型の低音の音ではないです。
中音もBA型らしくやや高めの解像度でカッチリとした音がします。
ボトムがしっかりしていて薄さは細さはほぼ感じませんが、カッチリした感じがする分、やや肉感や艶やかさがないかもしれません。
ボーカルはよく聴こえますが、ボーカルが美しく気持ち良く聴こえるようなイヤホンほどの感動はないです。
ここまでは及第点で値段の割にはなかなか良い音がしてる気がします。
どちらのイヤホンもここまでの音は殆ど同じ鳴り方でパッと聴いた感じ違いがわかりません。

次に中高音と高音なんですが、中高音に関してはこのふたつのイヤホンは似たような感じで、あまり派手に出ている感じがしません。
どちらかというと派手さ、華やかさを抑えて地味に鳴らしている感じがします。

そして高音なんですが、ここがふたつのイヤホンの音が多少違うところです。
URBANFUNの高音は「チャッ」とか「チッ」っていう音をだいぶ強調します。
中高音はさほど派手に鳴らしていないのにこの高音部分だけを強調するので、僕にはそこがかなり不自然に感じます。
ハイレゾ対応イヤホンの不自然に高音域を強調する悪いところがここに出てきてしまっている。
そんな印象を受ける音です。
「チャッ」とか「チッ」っていう音が強調されてはいますが、強調されているのはそこだけで、中高音や他の高音はどちらかというと普通というか地味目なので、シンバルなんかの「シャーン」って音が「シーーーー」って感じで綺麗に伸びる感じは全く感じません。
別の言い方をするとDN-1000やEX650のような高音の伸びはこのイヤホンには感じません。
ただ 「チャッ」とか「チッ」っていう音が「キッ」っとか「キャッ」ってくらい強調されて聴こえます。
そこがURBANFUNのハイレゾ対応イヤホンである良い部分でもあり悪い部分でもあります。

さて、では上海問屋のほうはこれがどう聴こえるのかというと、なんとこの不自然な高音の部分がしっかり抑えられています。
なので上海問屋のイヤホンのほうがパッと聴いた感じはそつなくちゃんとした音がしているようには感じます。
ですがさっきいったように、これらふたつのイヤホンは中高音が抑えられています。
なので上海問屋のイヤホンは一見しっかり鳴っているようで、実は本当にこれハイレゾ対応イヤホンなのかな?って感じるくらい音が普通です。
だから結局のところハイブリッドで値段以上の音の感じはあるにはあるけど、結論としてさほど気持ち良いとか、凄いと感じる音ではないかなというのが僕の印象です。
ただたまーに良い時がなくもないという感じです。

中高音がもう少し華やかでキレがある感じで鳴っていたらDN-1000のような音に近いような、そんな感じの音です。
なので約¥5000という値段で買っても損はないと思いますが、僕にはその値段が妥当なところかなと思いました。

ちなみに上海問屋のほうのイヤホンのイヤーピースをスパイラルドットやスピンフィットに変更すると、URBANFUNのような不自然な高音が目立つようになります。
ですが上海問屋のイヤホンのイヤーピースをURBANFUNに装着してみても、URBANFUNの不自然な高音は抑えられません。
なので同一ドライバーのような感じはしますが、出ている音は多少違うのかなと思います。

というわけで、長々とレビューしましたが参考程度にしてください。









書込番号:19972993 スマートフォンサイトからの書き込み

ナイスクチコミ!8



最初前の6件次の6件最後

「イヤホン・ヘッドホンなんでも掲示板」のクチコミ掲示板に
イヤホン・ヘッドホンなんでも掲示板を新規書き込みイヤホン・ヘッドホンなんでも掲示板をヘルプ付 新規書き込み

クチコミ掲示板検索



検索対象カテゴリ
を対象として
選び方ガイド

新着ピックアップリスト

ピックアップリストトップ

クチコミ掲示板ランキング

(家電)

ユーザー満足度ランキング