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| 内容・タイトル | ナイスクチコミ数 | 返信数 | 最終投稿日時 |
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| 1 | 2 | 2012年12月1日 14:15 | |
| 27 | 15 | 2013年1月4日 17:21 | |
| 6 | 0 | 2012年10月12日 15:22 | |
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| 4 | 2 | 2012年10月8日 20:17 |
- 「質問の絞込み」の未返信、未解決は最新1年、解決済みは全期間のクチコミを表示しています
CDプレーヤー > マランツ > SA-11S3 [ゴールド]
秋葉原での試聴で、多くのCDプレーヤーとアンプの中でSA-11S3とアキュフェーズE-460の組み合わせが一番良かったと書きました。
スピーカーをB&W N805にしてジャズやポピュラー、クラシックをいろいろ聞きましたので報告します。 解像度と立体感が高いと発見がありますね。今まで聴いてきた演奏、例えばグールドの演奏が、「ああ!そうだったのか」と驚きの連続です。
11S3は音色の設定として、デジタルフィルターFIL1/FIL2、ノイズシェーパーのオン/オフの組み合わせがあります。乾いた音から湿った音まで、いろいろなジャンルに合わせてくれる優しさ、寛容さがあるように思いました。
若干腰高に聞こえるのはノイズシェーパーで解決し、重心の沈んだ深みのある音になりました。
◎ ノイズシェーパー
・Opus De Jazz ミルト・ジャクソン (CD)
リモコンのノイズシェーパー(NS)のボタンをいじっていて、オンにするとサックスの音がかなり変わるのに気がつきました。非常になまめかしくなり、深い音になります。
おおっ!!と声が出て、聴いて行くと、全ての音が、より厚みのある深い音色になり、低音の量感がぐっと増します。耳障りな高音成分は気にならなくなります。
説明書には「デジタル帰還によって、低い音のリニアリティと可聴帯域のノイズ特性を改善します。」とあります。メーカーによれば正しくは「音量が低い領域(-60dB〜-90dB)のリニアリティが改善する」そうです。
聴感上は音色の深みが3割くらい向上する感じです。NSをオフにすると、浅く薄い音に感じます。
ノイズシェーパーは、音源中のブチブチというノイズを除く機能ではありません。 8倍オーバーサンプリングの際に生じる量子化ノイズを非可聴帯域に追いやることで聞こえなくする機能です。量子化ノイズとはデジタル化の誤差のことで、高い音として聞こえます。楽器の音がない箇所ではありません。NSオフで聞こえる甲高い付帯音は量子化ノイズが主なのでしょう。
・Buena Vista Social Club ライ・クーダー (CD)
NSオンで聴いて、これは凄いと思いました。濃厚で独特な音にゾクゾクします。 つい、何曲も聞いてしまいます。
Buena Vista は、キューバの名も知れない老ミュージシャン達が古いレストランの片隅で弾いていた音楽で、そのレベルの高さに驚いたライ・クーダーがアルバム化してヒットしたものです。NSオンだと、キューバの暑苦しさ、塩気と油気の混ざった濃いスープ、楽器を操る老プレーヤー達の皺だらけの手といった雰囲気が感じられます。
E-460はチャンネル・セパレーションを上げて空間構成を重視するタイプなので、ボーカルも空間の中にいます。PM-11S1で聴くとボーカルが前に出ます。
・Strawberry Fields Forever ビートルズ (CD)
解像度と定位感の高い機械で聴いて、始めてこの演奏が理解できた気がします。ディストーションがかかった音、変わった楽器の配置で、楽曲だけでなく録音も先鋭的だったと分かります。
このNS機能はPCMに共通なようで、外部入力の192/24までのハイレゾ音源にも効きました。DSD(SACD)では効きません。皆様も試聴の際はNSオンを試して下さい。
だた、甲高い付帯音が音の鮮烈さを演出しているのも確かなので、あまり少ないのも残念です。もともとCDには22KHz以上の音は入っておらず、オーバーサンプリングで再現する訳でもないので幻です。誰でも年齢が上がると高音の聴力が落ちるので、シニアはNSオフ、ジュニアはNSオン、高低しっかり実存するのはSACDでDSDという使い分けがよいと思います。
http://www.widexjp.co.jp/corporate/hearing/cause.html
なお、ブックシェルフスピーカーの805は低音が弱点なので、50Hz以下はFOSTEXのサブウーファー CW250Aに担当させています。アンプの特性もありますが、11S3からは重低音まで出ているようです。
1点
◎ PCM用デジタルフィルター
SA-11S3のPCM用のフィルターは2種類あって、聴感上では、FIL1は余韻の少ない音、FIL2は少しメロウな音で、だいぶ違いを感じます。前に書いたように本機はPCMをDSDに変換してからDACに入力しています。フィルターはマランツ独自のもので、DAC内蔵のフィルターとは異なります。
分解能が高いのでFIL1はハイスピードです。ピアノ演奏で比較すると、FL1はアタックの山がはっきり聞こえ輝かしい音。早いパッセージではドライ気味の音です。FIL2はアタックが弱く以前聴いていたような懐かしい感じの音がします。FIL2でも、エコーがたっぷりかかるという感じではなくごく僅かなものです。SA-11S2まではFIL3という最も短いモードがあったらしいのですが、S3ではなくなりました。
・ゴールドベルク変奏曲(1955年版) グレン・グールド (CD)
ピアノです。SA-11S3+E-460で聴いて大きなショックがありました。
グールド、テレビで特集番組がよくありますね。大人気です。若きグールド君はこのデビュー盤で世界にショックを与え、早々と死んでしまいました。その残響が未だに、こんな世界の片隅の国でも響いている訳ですが、若いグールドが自分の才能を信じてノンレガート奏法で猛烈に疾走する様が強烈な感動を呼び起こします。特に、最後のクオドリベット、怒濤の疾走の中にあるリリカルな響きが好きです。
今まで聴いてきた演奏はFIL2に近い物ですが、より真実に近いのは高速で高分解能なFIL1でしょう。FIL1は、ノンレガートの音の長さがより短く、クオドリベットのリリシズムももっとドライに感じます。グールドのピアノの音の長さは大きな問題で、これはショックでした。
・卒業写真 荒井由美 (CD)
白亜紀の層から発掘されたCDです。これはFIL2が合います。ユーミンのきれいとは言えない声を少し甘くしてくれます。ノスタルジックな雰囲気も出ます。
ボーカル物の録音はマイクの前で歌うので音圧が高く、普通の会話では聞こえない子音のアタックの音まで入ってしまいます。例えばサ行の子音が気になることがあります。FIL2はそういう問題を解決するので、ボーカル物が自然に聞こえます。
・ネットワーク音源
PCM用のNSとフィルタは、CDだけでなく外部デジタル入力の192/24までのハイレゾ音源にも効きます。全てのジャンルに対して万能な音作りというのは不可能なので、音源によってフィルタ類を変えられることは必須だと思います。
直接CDで聴くのと、そのCDをリッピングした音源をDLNA経由でNA7004のデジタル出力から11S3のDACに入れるのと、音質に違いはありませんでした。どちらも384kHzにアップサンプリングされ補完されるので、非常に音質が改善していると思います。インターネット・ラジオのLinn Classical(320kbps)もかなりまともな音質で聞こえます。
NA7004ではハイレゾ音源を聞いた後で44.1kHzの音を聞くとザラついて聞こえます。音質向上機能M-DAXで滑らかにはなりますが角が取れて鮮明度が落ちてしまいます。11S3ではそういう感じは全くなく、滑らか鮮明です。
書込番号:15417126
0点
◎ SACDのフィルター
FIL1とFIL2の違い、ありますか? わかりません。
◎ SACDのマルチチャネル・ミックスダウン
・ショパン ピアノ協奏曲1番 ルビンシュタイン SACD
新しい演奏は録音はよいのですが演奏が悪い。良い演奏でよい録音の物は少ないです。特に、ハイレゾ音源(FLAC, DSD)でダウンロード販売されている演奏にはがっかりです。クラシックでは数も少ないですし。
”Living Stereo”シリーズには、1950〜1960年頃の巨匠の名演奏が並んでいます。マスターテープからDSDリマスタリングしたもので、20kHzの枠は最初からありません。著作権切れのCDからリッピングした音源がインターネットからダウンロードできますが、音質的には全く別物で、SACDは演奏を楽しめる相当よい音質です。
このシリーズの特徴は、録音時に2チャンネルと3チャンネルを録音していることで、SACDのマルチチャネル・トラックには3チャンネルの音声が入っています。11S3はCD、SACDステレオ、SACDマルチチャネルの2チャンネルへのミックスダウンの3つのモードがあります。
ミックスダウン・モードで再生すると、ステージの幅がグッと広がり、音が奥から聞こえてきます。大変な立体感です。ただ解像度は下がる感じがします。これを聴いてから、SACDステレオモードで聴くと、デリカシーに欠ける直截な音に聞こえます。
書込番号:15417141
0点
CDプレーヤー > マランツ > SA-11S3 [ゴールド]
秋葉原のオーディオ専門店テレオンで、棚にずらっと並んだ(定価)20万クラス〜50万クラスのアンプとCDプレーヤーを片っ端から試聴してきました。
本機の価格はテレオンもダイナも36万円台後半でした。専門店はkakaku.comより安価ですね。
CDプレーヤーを購入したいので、デノンの新型1650REを聴くつもりでした、、、。DACがBBの32bitになってUSB入力もついたことが魅力でした(と過去形)。
スピーカーは、たまたま805Dが売れたところだったのでPM-1です。私としては絶対評価はできなくなり相対評価です。
アンプはどれで聴きますか、ということで、とりあえず持参のCDをSA-11S3に入れてもらって、ずらっと並んだアンプを聴いていきました。ラックスマンの507uXはこういう音か、、、などなど。CDは小澤の第9で、オーケストラの再現性と臨場感、各パートの定位、ソプラノ独唱者の歌声の美しさ、低音の質感(コントラバスの弦の音がするか、ボーボー鳴るか)、怒濤のクライマックスで低音が出るか(コンデンサの容量が足りないと電荷の供給が追いつかず低音が出ない)を比較しました。
写真に例えると、アンプの値段が上がるにつれピントが合って来て、たくさんの出演者の中で独唱者の顔が見えてくる感じです。ソリストの声が美しく聞こえ、音楽として楽しめるレベルに至るには、私が考えていたよりもずっと高価なアンプが必要な事が分かりました。
一番良かったのは、アキュフェーズE-460で、これは他のお客さんとも意見が一致しました。奥行きと幅、コントラバス(低音)の弦をこする質感など、さすがと思いました。E-360と460は、音場の立体感の再現性にかなりの差があり、ライブ録音を聴くなら460が欲しいと思わせるものがありました。Dynaさんが最高峰とする509uも聞いてみたかったです。
アンプを変えているうちに、このCDプレーヤー凄いな、素晴らしい、と思うようになりました。全体的に際立っている感じです。 上から下までしっかり出ているし。もしかすると、、、どうも嫌な予感がしてきました。
(続く)
3点
(つづき)
プレーヤー本命のデノン1650REは、想像していたような重い音ではなく緻密でした。これはこれでよいのですが、、、全体的な音の再現性は11S3の方が格段に良く低音もクリアで、これはまずいことになったと思いました。
デノンのSA1は人気があり、モデル末期の駆け込み需要でこのところ60台も売れたそうです。展示品を25万でいいからと言っていました。音が奥から聞こえ音場の広さが出ていますが、付帯音がかなり多く、音場を作るためのエコーがかかりすぎている印象でした。解像度も今ひとつです。
エソテリックのK-05は価格的に検討対象外で、K-07を聴きました。これは割と新しい機種でDACは32bitのAK4392です。デジタル入力はUSB、同軸、光があります。音は、、、その価格帯の音、という感じで全体的な音の再現性は私が欲するレベルに達していませんでした。ラックスマンのD-05も同様です。メーカーは同一価格帯の中で勝つ商品を投入するので、上の価格帯を超える事はないという説明でした。評判の良いD-06は その階にはありませんでした。設計が古いのとデジタル入力がないので検討対象外です。アキュフェーズも50万クラスまではSACDがかからないので対象外です。
SA-11S3に戻って来たら、ごく僅かな余韻がありアンビエントがあることに気がつきました。音の再現性で頭ひとつふたつ抜けているだけではなくて、 音楽を美しく聴く音楽性をテーマにしています。私はそこにアートを感じ、感銘を受けました。
デジタルフィルターの切り替えで甘め?の音にもできるし、ネットワークプレーヤーのデジタル出力につないで高級DACとして使えるし、、、家に帰って調べたら、期間限定で電源ケーブルのプレゼントをやっています。
残念なところは、曲名の表示がスムーススクロールしないので、ちょっと高級感を損ねています。
他店にいたマランツの営業の人から聞いたところでは「上位機種がキャンセルになったので、そのために開発した技術も投入した。開発の人はこれ以上はできないと言っていた」そうです。「この価格帯の音」という枠を超えているのかもしれません。
ダイナ5555で2000万のハイエンド、400万のCDプレーヤー CHプレシジョンも聞いてきました。
書込番号:15395420
5点
文章がお上手ですね。
読んでいてワクワクしました。
是非続きをお願いします。
書込番号:15414914
1点
お褒めの言葉をありがとうございます。メーカーの技術者達が精魂を傾けて創造する音の世界、感動がありますね。
訂正:D-06はデジタル入力がない → USB入力がない
補足:上記のお店のSA-11S3の販売価格は、1月20日までの期間限定だそうです。メーカーのキャンペーン期間だとか。
メールの見積もりでもある程度いい価格が出るのではないかと思います。
デノンのDCD-SA1とSA11は統合されるという「噂」があり、世界的にはマランツの方がブランド力があるので、世界市場攻略のためにマランツ製品を上位に持ってくると言っていました。予告されているマランツの高級ネットワークプレーヤーNA-11S1はSA-11S3のDAC部分がベースになっていると思われます。NA-11S1は今までに公開されているスペックを見る限りDSD入力はないので、(私も持っている)ネットワークプレーヤーNA7004のデジタル出力からSA-11S3のDACに入れても、音質はほとんど変わず、SACDがある分機能性は高いと判断しています。
アキュフェーズからもCDプレーヤーの新型が出ますが、価格が58万くらいだったかな、アキュフェーズ製品の値引きは日本全国共通で最大-18%なので実売48万程度です。震災前は-20%だったのが-18%になったそうです。
寄り道ですが、実は、アンプ選びはもっと上も聴いています。やはり、セパレートはどんな感じか、トップクラスのプリメインとどれくらいの差があるのか興味がありますよね。アキュフェーズのA級プリメイン E-560はスキップして、上の階でセパレートを聴かせてもらいました。
セパレート アキュフェーズ プリC-2420(定価 71)
パワーA級A-35(40)、パワーAB級 P-4100(49)
スピーカー B&W 804D
これがセパレートの音でございます、、と聴いていて、全くもの足りません。 ボーカルや小編成にはいいでしょうが、オケの迫力は出ません。 機種を聞くとA-35でA級でした。さすがにマイルドです。低音が足りないのが特に気になります。
AB級のパワーアンプP-4100にすると、E-460よりやや音場が広がりました。しかし、その差はあまり大きくありません。E-460にあった品格が失われました。セパレートでは下位の位置づけなので、そういう味付けにできないのでしょう。
CDプレーヤーはアキュフェーズで、その違いもあると思われます。
書込番号:15416318
2点
D‐06は是非一度聴いて欲しいです。
設計も古いし、USB入力は無いですが、音が気に入れば気にならなくなるかもしれませんよ。
書込番号:15416469
0点
D-06ぜひ聞いてみたいです。
さて、褒めて頂いたので気を良くして、その後ハイエンドを聞いた感想も書いておきます。
甘く聞き疲れしないアンプ、ボーカルの音が前に出て「そこにいるように聞こえる」アンプと、アキュフェーズのように明晰なアンプのどちらが目指す方向なのか??
SA-11S3もE-560も定価50万円ですが、それはハイエンドなのか? ハイエンドの音とは何か、自分が望むよい音なのか?疑問は尽きません。
10年くらい前、ふらっと入ったダイナ5555の上の階で巻貝型の巨大スピーカーを見て、「これがハイエンドの世界か、絶対に立ち入らないように気をつけよう」と思いました。でも先週は行ったんですね。自分の中に基準を得るために。
ハイエンドを扱うダイナ5555は7階建てで、各階に立派な試聴室があります。階段を上がって6階、若い店員氏にちょうど試聴室が空いていますからどうですか、と気軽な感じで声をかけられました。ちょっと修行者っぽい雰囲気があります。オーディオ道修行??
プレーヤー CHプレシジョン D1 (定価 400)
プリアンプ Constellation VIRGO(262)、パワーアンプ Constellation CENTAUR (315)
スピーカー B&W 800D(314)
ケーブルも100万円クラスだそうなので、総額2000万円くらいでしょうか。
25畳くらいある静かな試聴室に1人で座り、CDプレーヤー選びの時と同じ小澤の第9のCDを聴きました。フルオーケストラ+大合唱団で、音の数が多いので、私のオーディオではよく聞こえません。私としては「音が悪いCD」という位置づけです。
実はこれはオーディオ機器を揃えるようになった因縁のCDで、たまたま買ったこのCDをパソコンで再生したところが、もわもわしてよく聞こえない。それをちゃんと聞こうと段々と高い機械に買い替えて今に至ります。一体幾らの機械で聞けばちゃんと聞こえるのか、もしかすると数千万円のハイエンドで聞くと霧が晴れたように聞こえるのか??という疑問を何年も持ち続けていました。
(つづく)
書込番号:15416524
3点
第4楽章から聞きます。音はかなり奥から聞こえてきます。B&W 800Dは大きな図体の割に繊細な音だと思いました。奥行きもステージの広さもかつて聞いた事がないスケールです。各楽器の質感、パートの鳴り分け、ソプラノ独唱者の声の美しさも再現され、生のコンサートとさして違わないリアリティがあります。第1バイオリンの中にも複数の奏者がいるのが識別でき、コントラバスが弦を擦る音に迫真の力があります。怒濤のフィナーレは大変な迫力です。
これは私が求めている音そのものでした。普通の人にブラインドテストをしたら、100人中50人以上が生のコンサートだと答えると思います。
音質が悪いと思っていたCDに実はこれだけの情報量が詰まっていて、うまく再生できないのは情報量が多すぎるためでした。これを聞いて、非常に高い解像度による各楽器の表現と、高いチャネル・セパレーションによる立体感の表現がハイエンドの前提条件だということが分かりました。(音が前に出るアンプはセパレーションが悪い)。また、このクラスになると部屋も重要なことがわかります。左右のスピーカーは3メートル程度離れていて、聞いている私もそれ以上離れています。スピーカーの周りには十分な空間があり回折した音で混濁しません。
店員氏に、ハイエンドとは何かと問いました。「音が奥から立ち現れてくること」。日本の技術のレベルは高いはずなのになぜハイエンドは外国製なのかという疑問には、「原音を再生するだけではつまらない音です。ハイエンドは音を演出するのですが、ヨーロッパの音楽の伝統が背景にあることが日本の敵わないところです」。
確かに、Constellation VIRGOの説明には「信号の純粋性をできる限りキープするという点においては進歩を遂げていますが、オーディオ機器としての音楽性を語るときに、信号の純粋性という切り口だけではまったく不十分です。信号の純粋性を守りつつ、それに何かを付け加えて音楽を聴ける音にすること」とありました。VIRGOの中にはパソコンに近い処理系が入っているらしく、調子が悪くなるとリセットすると言っていました。音楽として素直な自然な音に聞こえるのは、CD中の原音に加えて、高度な音楽性に基づくデジタル的+電子的なプラスアルファを加えている結果でしょう。
ハイエンドは技術+アートなのだなと納得しました。
それにしても、世界の小澤のどこがいいのか。前にもボストンでマーラーを聴いたことがありますが、何がいいのかわかりません。日本のヤザワが「時間よーとまれー」と歌う方がグッと来ます。
書込番号:15416560
4点
理想の音楽再生に出会って良かったですね。
私の体験で近い感じとしてはハイエンドショーでコンステレーションオーディオとガイアG3の組み合わせを聴きましたが、完全にスピーカーから離れて空間が鳴っていました。
書込番号:15416708
1点
Giya G3、検索してみました。凄い形ですね。アフリカ製ですか。
German shorthaired pointerさんは、ハイエンド指向なんですか。
書込番号:15416921
0点
いえいえ、全然ハイエンドではないです。
ここ3ヶ月くらいはプリアンプ導入を検討していて、時間があれば試聴しています。
その際のCDPはD‐06が多いです。適度に低重心で上品になりすぎないのが魅力ですね。
書込番号:15417036
1点
プリアンプですか。結構ですね。試聴の際にD-06と本機を聞き比べる機会がありましたらぜひレポートをお願いします。本機はNoise Shaperをオフにして聞いてみて下さい。
オーディオはいくら出せば気分よく聞けるようになるかわからないですね。
新品やオークションで買って売ってを繰り返して、段々高い機械になって、、、。
それならば、一度に最終形にジャンプする方がトータルでのコストは低くて済むという戦術もあるように思います。
プレーヤーもアンプもスピーカーも所望の性能に揃えられれば、、、、
書込番号:15417191
3点
メーカーが自宅試聴に対応していればしばらく借りるといいですね。
送料は自己負担ですが、販売店経由で無料できます。
書込番号:15417281
0点
ありがとうございます。次回はマランツと聴き比べてみます。
書込番号:15420875
0点
あれからだいぶ経ちましたが、2000万円ハイエンドの音のリアルさと立体感が耳に残っていて重症気味です。
あれを100人にブラインドテストをすると、本物のコンサートだと思う人が40人くらいはいるでしょう。
試聴でチャンピオンだったマランツ SA-11S3+アキュフェーズ E-460の組み合わせで、あのハイエンドのレベルの音が出せるのでしょうか??? Made in Japanのコンビは、「西洋音楽に対する伝統」のある外国製ハイエンドを超えられるのか、技術的・文化的な興味が募るではありませんか。
お正月で時間があるので、機械の組み合わせを変えて第9交響曲第4楽章の試聴を繰り返した記録をつれづれ書きます。どこで誰とやったかは聞かないで下さい。特定のお店とは関係ありません。
やはりスピーカーが問題です。音展において朝倉氏の解説でフォステックスのフロア型スピーカーG2000を聞かせてもらいましたが感心しませんでした。あれは組み合わせられたアキュのE-560がA級でパワーが足りなかったためかもしれません。E-460もE-560もダンピングファクターは200あります。あまり経験がないのでE-460でどこまでの大きさのスピーカーを鳴らせるのかわかりませんが、もっと小型のスピーカーだと11S3の微細な音まで再現するでしょう。トールボーイは低音がぼやけます。B&W N805に接続するとかなりまともな音になりました。GX102だとタイトすぎてもの足りません。
やはり805は良いのですが低音は薄くなるので、「コントラバスの最低音である32Hzを完璧に再生し、パイプオルガンの16Hzまでもほぼ再生」というフォステックスのサブウーファー CW250Aで補います。フォステックスはG2000やGX250でもCW250Aの付加を勧めています。密閉型25センチ・ウーファーに駆動力の高いBang & Olufsen IcePowerのデジタルアンプを貼付けるのは最高のスピードが得られて、音質でもコストパフォーマンスの点でも良い考えだと思います。
さて、生の演奏はもっと鮮鋭感があるのではないか?? アキュフェーズは、プリメインに「飽きたら」プリを追加するように言うそうです。上で書いたようにアキュのプリはC-2420くらいだとあまり変わりません。プリの付加もすぐに飽きてパワーアンプに行きたくなることは明白です。
当たり前の事ですが、「入力信号をよくする」アンプは存在しません。必ず信号が劣化します。
プリを外して、パワーアンプへの直接入力を試すべきでしょう。パワーダイレクトはつまらないといいますが、アキュの場合もともと色づけがほとんどないのでそうでもないと期待できます。
音量調節は必要なので、音質をほぼ保ったままボリューム調整と3つの入力切り替えを行うだけのパッシブ・プリアンプCreek OBH-22を使用します。これは安価な割にリモコンもプリアウトもラインアウトもあるので大変便利です。
SA-11S3からをパッシブ・プリを介してE-460のパワー入力(外部プリ入力)に接続しましたら、、、第9の第4楽章、最初から違いが分かります。音の新鮮さが1レベル増し、ステージのライトを浴びて、金管楽器の輝きが見えてくるイメージです。ただ、アキュなので、音色の変化はほとんどなく、鮮度が5%くらい変わるくらいでしょうか。さすがとも言えます。SA-11S3はノイズシェーパー・オン、フィルターは FIL1です。
パワー入力はアンバランスのみです。では、バランス接続はどうなるか。かのテレオン店員氏によると「音量が-6db大きくなって重心もずっと下がる」そうです。
オーディオクエストのCobra 2でSA-11S3とE-460を接続すると、確かに音量が大きくなって重心もずっと下がります。非常にいい感じです。信号線の数が増えたためかケーブルの質が良くなったためか、ずっと抜けが良くなり音のひとつひとつが深くなりました。これが、100万円のケーブルだと、、、重心が下がりすぎて床が抜けますからこれくらいがちょうど良いでしょう。
では、パワーダイレクトのアンバランスとバランスではどちらがよいのでしょうか?
比較のためにE-460に両方接続し、外部プリ入力選択ボタンで両者を切り替えながら比較しました。かなり近いですが、ややバランスの方がよいと思いました。
だいぶよくなってきたのですが大きな問題があります。音場が全く期待したほどないのです。オーボエの位置くらいは分かるのですが、空間が狭いのです。第1バイオリンやチェロパートの横の広がりがなく、パート単位で玉になって聞こえます。スピーカーの配置や、自分の頭の位置などを様々に動かしますが解決しません。
だいぶ考た末、単音のテスト信号を流してE-460のメーターを見ると、左の方が僅かに大きめに振れています。どうもアンプのバランス調整が合っていないようです。バランスつまみを右に回して、1時くらいでレベルが合いました。曲を聴いてみるとまあまあ、空間ができています。
サブウーファーのカットオフ周波数はスイープ音を入れて調整します。これは特定の周波数に少しの谷ができてピッタリとはいきませんでした。
続く。
書込番号:15555975
2点
最後は部屋です。あのハイエンドは部屋に感心しました。広い空間にスピーカーをポン、ポンと置き、部屋全体がオーディオ空間になる、、、それが大事なんですね。
機材を18畳くらいある広い空間に持ち込み試聴します。天井は3メートル近く、あるのはスピーカーと機械、ソファひとつのみです。床や壁にはカーペットなど適度に減衰する物があります。
他の人と3人で聞いて、真ん中に座らせてもらいました。第9を第1楽章から通して聞きます。大晦日らしい、ウキウキする雰囲気です。
やはり、部屋が広く静かだと印象がかなり違います。まず、音場が広い。空間の中に「あそこは、ホルンが並んでいて、オーボエはあそこに数本、合奏のアルトはここからここまで、テナーはここからここまで」とわかります。4人の独唱者も、ソプラノ・アルト・テナー・バスと並び順がよくわかり、声もきれいに聞こえます。100人にブラインドテストをすると、本物のコンサートだと思う人が13人くらい??のレベルでしょうか。(オーディオマニアではない一般の人の場合)
E-460は色づけをしないアンプですが、下記のように音の「色」が良く、解像度が高く、どんな音源に大しても安心して使える良いアンプだと(私は)思いました。SA-11S3も(私にとっては)素直で自然かつ精細感、深み、躍動感があり、両者の音色の傾向は良く合うと思います。トレーの動作も大変スムーズでリレー音も控え目です。
どの曲を聴いても暖かみのある音がするのは特筆に値します。銀色よりは金色に近い感じです。E-460はAB級アンプですが、アキュによるとA級動作の範囲は数ワット程度だろうということです。ラックスマンで10%くらいと書いてあるのを見たことがあるので、アキュも似たようなものでしょう。定格最大出力180Wの10%は18Wで、メーターを見るとほとんどの場合そこまでは出ていません。かなりの範囲でA級動作していると思われます。それでいて純A級アンプのような物足りなさがありません。聞き疲れもしません。
なお、SA-11S3をマランツやデノンのアンプで聞いても「寒い音」には聞こえませんでした。
ここまで来るとN805の限界も感じられます。まず音量が大きいと音が若干濁りうるさく感じられます。高音の抜けももうひとつという感じ。2000万ハイエンドと比べると、おもちゃっぽいとは言えないまでも、スケール感、余裕がありません。奥行き感はありますが同ハイエンドほどではありません。サブウーファーは音色がつながらず一体感に欠けます。
第4楽章のフィナーレ、合唱とオケが最大音量で盛り上がるところでサブウーファーがあってもコントラバスがよく聞こえません。これは11S3のアナログ部またはE-460の電源部が息切れするのか、そもそも音源の低音が薄いのか不明です。
2000万ハイエンドは800D、雑誌に出ていたアキュの試聴室も800、マランツの試聴室は802です。やはり802くらいは使いたいところです。
良い経験をしました。
書込番号:15556010
2点
平野様の印象としましては、
お持ちのCDで試聴した限りでは、SA-11S3とお持ちのSCD-777ESでは、
どちらが良い音質と感じましたか。
書込番号:15569725
0点
先日、ショップで新しいアンプを試聴しようと思い、CDPをC-S5VLに固定しました。
店員さんにリモコンを借りて、フィルターを4番にしたら、知らなかったと喜んでいました。
ふとこのフィルター機能を使っている人っているのかな?と思ったものですから(^^ゞ
C−S5VLにはどういう訳か、下記のようなフィルター設定機能があります。
・CD再生時にはD/A変換される前のPCMデータにPCMフィルターを適用。
・SACD再生時にはD/A変換される前のDSDデータにDSDフィルターを適用。
SACDの場合、デフォルト設定がDIRECTなんですが、CDの場合はデフォルトでフィルタ1が設定されています。
フィルタ1の音がいちばん煌びやかなので、C-S5VL+A-5VLなどで高域がきついと感じた方はフィルタを変えるといいです。
また、取説のフィルタ5は存在しておらず、DIRECTの位置がフィルタ5になります。
ハイビットリマスタリング版のCDや高音質CDはその性能を知る上で、DIRECTにしておいた方が無難かと思います。
比較的新しい録音のCDの場合、私は「DIRECT」を設定していますが、フルオケでは少し線が細い感のあるCDPなので、
そういう際にはフィルタ1や4を使うこともあります。
それから、アンプ自体が好みの音色を持っている場合は、「DIRECT」にしておいてよいと思います。
相当聴き比べないと分からないレベルですが、確かに使える場合もあり、手持ちの音源で聴き比べしてみるとよいと思います。
ご参考まで。
6点
価格を考えれば、よくできたプレーヤーだと思います。何よりこの価格で、SACDがかけられる海外製品はほかにありませんからそこが大きな魅力です。購入を考えて視聴したわけですが、はじめブロンテを聞いたときは本当にクリアな音で感心させられました。しかし、隣にあった価格が5倍以上する国産機を参考までにと聴いてしまったのです。音の厚みや分離感、立体感に少なからず差を感じてしまい、購入を見送ってしまいました。金額がまったく異なるので比較してはいけないのですが・・・しかし、この価格に限定して言えば、国産機よりも明瞭度が高く、のびのびと音楽を奏でてくれるプレーヤーだと思います。トレーなどのつくりは、国産3万円クラスと同等レベルですが、デジタル表示の青色が本当に格好良く、トータルデザインも上手にまとめ上げていて美点です。
2点
CDプレーヤー > ONKYO > C-7000R(S)
私、以前にこちらのクチコミに良くもなし悪くもなしとレポートを書きましたが、大きな間違いでした。
DENONの1650SEを自室のシステムにつなげる機会があったので聴いてみましたら、こりゃビックリ。明らかにC-7000Rより悪い。クセがどうこうという問題ではなかったです。
価格的にライバルである両者ですが、私の主観ではC-7000Rの圧勝です。
1650SEの後継機種が出るみたいですがどこまで性能を上げているかそれも気になりますね。
0点
CDプレーヤー > マランツ > SA-11S3 [ゴールド]
SA11S1からS2を購入し、先日軍資金が貯まり購入しました。
外観 今までの流れを受け継いだ美しい外観。ただ、USB端子がフロントに出来たのが個人的にマイナスかな?(使いやすいとは思うが)
操作性 今までと変わらず可もなく不可もなく。
音質 S1からS2に変わった時よりも音質は激変。音全体にゆとりが出て低域から広域までストレスなく出て、奥行き感が格段に向上。
総評 SA11S1をお持ちの方は購入検討されるとよろしいかも
書込番号:15053888 スマートフォンサイトからの書き込み
2点
私もデノンSA1からマランツのS3に買いかえ1月半がたちましが。S3は購入当初に比べエージングが進んだのか音が格段に良くなりました。特にオーケストラを聞くと上下方向、奥行きの深さはSA1をかなり上まります。実に見晴らしが良い。ボーカルも良く前に出て密度感があり、この辺りはSA1もかなり得意とする所でしたが、S3の方がよりリアルです。又、ヘッドホンの直さしも、購入当初ヘッドホンアンプを本気で買うか悩みましたが、現在は以前に比べ音質が大分向上。テクニカのW5000で聞く音は本当にリアルそのものです。大枚はたいて買って良かった!
書込番号:15061094
1点
mie-pochiさん、謙一廊!さん、こんばんは。
S1のからの買い替えについての記載でしたが、
S2を使用している人にとってはあまり、メリットはないでしょうか?
(USB端子については、除きます)
音場なども、さほど買い替えるほどの違いはないでしょうか?
少しの変化でも、決め手になることもあるので、一概にはいえないかもしれませんが・・・。・
ご参考までに、主観で構いませんので教えてください。
書込番号:15178484
1点
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