


今年はいくつかのメーカーからニューモデルのスタッドレスタイヤが発表されましたので旧モデルからの変更点を中心に傾向を探ってみたいと思います。
先ずはヨコハマ iceGUARD 5から。
・アピールポイント
8%の氷上制動性能向上
5%の転がり抵抗削減
経年劣化による低温時硬化を53%抑制、摩擦低下割合を1/3に
・コンパウンド
吸水ホワイトゲルを新採用し低温時の硬化を抑制、マイクロ吸水バルーンを改良する一方吸水ハニカムシリカ、吸水カーボンを廃止し吸水性を21%向上。
・トレッドパターン
イン側は設置面積を大きく、サイプ密度を高くし氷上性能を重視、アウト側は溝面積を多く、ブロック剛性を高くし雪上性能を重視した非対称パターン。
タイヤセンター部にはロングタイプブロックとトリプルピラミッドディンプルサイプをし制動時の接地面積を向上採用。
・タイヤ構造
たわみ制御プロファイルで転がり抵抗を低減。
書込番号:15026898
2点

非対称パターンを新採用といっても個々のブロック形状は前作のiceGUARD TRIPLE PLUSに似たものですし、全体的に正常進化の色彩が濃いモデルだと思います。
その中で比較的目を引くのはトレッドコンパウンドに採用された吸水ホワイトゲルでしょうか。トレッドコンパウンドに低温でも硬くならないゲルを混ぜて氷への密着性を確保する手法は昨年モデルチェンジしたトーヨータイヤ GARIT G5にも見られる手法です。
書込番号:15027885
0点

次はダンロップ WINTER MAXX
・アピールポイント
耐摩耗性能48%アップ
ウェットブレーキ性能15%アップ、
氷上ブレーキ性能11%アップ
・コンパウンド
マクロレベルで見た場合はシリカを高密度配置することでゴムの剛性をアップしブロック剛性を高めながら、ナノレベルで見た場合はシリカのまわりに軟化剤を配置することで水に追従・密着する柔軟性を両立するナノフィットゴムを新採用し従来モデルに有ったグラスファイバーやセラミックのテトラピックを廃止
タイヤのコンパウンドの主成分に破壊特性に優れる高分子ポリマーを採用し耐久性が向上
・トレッドパターン
従来からのミウラ折りサイプを25%薄くすることでより緻密なサイプとしエッジ成分を22%増化とブロックの倒れ込みにくさを両立させ接地面積をアップしたMAXXシャープエッジ
ラグ溝容積を9%アップすると共に奥に向かって細くなる台形として排雪性を向上させ雪道でのトラクション性能を改善
センター部の縦溝の容積を40%アップしウェット路面でのハイドロプレーニング現象とシャーベット路面に対応
イン側はサイプ密度を上げてエッジ効果を高め、アウト側はブロック剛性を高めた非対称パターン
アウト側センターの溝をジグザグにすると共にブロックにエッジを設け雪柱効果を増加
・タイヤ構造
大きな円を描く平衡形状プロファイル採用の専用構造
書込番号:15031365
0点

かつて無いほど全面的に刷新してきたのがダンロップです。それに伴いかつて同社のスタッドレスタイヤの代名詞でもあったグラスファイバーやテトラピックなど硬質な混ぜ物も廃止されました。
日本のスタッドレスタイヤも混ぜ物競争から脱却する切っ掛けに成るでしょうか。日本ではダンロップは住友ゴムのブランドですが海外では並立していたりするのであまりにも大きく変わったWINTER MAXの開発母体が何処なのかも興味がある所です。
書込番号:15031687
1点

続いて日本ミシュランタイヤ X-ICE XI3(エックスアイス エックスアイスリー)
・アピールポイント
アイスブレーキ性能を約9%の他アイストラクション5%、スノーブレーキング、スノーハンドリング、ウエットハンドリング、騒音性能を向上させ、ドライブレーキング、ドライハンドリング、ウエットブレーキング、スノートラクションを維持
ほとんどのサイズでエクストラロードに対応しスピードレンジをH~Tに向上
・コンパウンド
低温での柔軟性と常温でのトレッド剛性を最大限に高めたシリカベースのフレックスアイスコンパウンドについてはXI2からの変更はアナウンスされていない
・トレッドパターン
回転方向指定のVシェイプデザインを受け継つつブロック数を15%増加、
マイクロポンプはショルダーブロック後ろ側とミドルブロックから排除しショルダーブロック前側のみに配置変更
サイプ底の形状を丸くすることでサイプ底にかかるストレスを分散する「ティアドロップ」によりスピードレンジが向上
センターのステップドグルーヴを千鳥配置に変更
センターブロックの先端形状を変更してノイズを低減する「サイレントアイ」、ブロック外側に階段状のZigZagマイクロエッジを採用
ミディアムブロックのサイプの向きを変更しマイクロポンプを削除
ショルダーブロック前側の一部のギザギザにしブロックがアイス路面から離れる際もグリップ効果を発揮するZigZagマイクロエッジ等によりエッジ効果を増しアイス性能とスノー性能を向上、サイプを減少させブロック剛性を向上
・タイヤ構造
最新のシミュレーションツールを用いて均一な接地面圧を確保した「マックスタッチ」
エクストラロードによる負荷性能とスピードレンジを向上
書込番号:15032087
0点

どうやらトレッドコンパウンドに変更は無い様ですし、トレッドパターンの変更点は少なくないものの小規模なものが多く新採用のZigZagマイクロエッジはなんだかピレリのICECONTROLに似ていたり全体的なパターンの印象はむしろ2004年発売の「X-ICE」に似ていたりとマイナーチェンジな印象ですが、タイヤの基本性能である荷重負荷能力と高速耐久性能はしっかり向上させてきました。日本に居ると実感は薄いですがピレリのICECONTOROLなども北欧向けの製品ではエクストラロードとTレンジに対応しているので、おそらくX-ICE XI3も発売される北欧などではニーズが高いのかも?
書込番号:15032122
0点

どのメーカーの調査結果でもユーザーがスタッドレスタイヤに期待しているのは氷上ブレーキ性能らしいのでメーカーもその点を最もアピールしていますが向上幅は一割前後ですからユーザーが実用上で性能差を実感するのは難しい気がします。この傾向はスタッドレスタイヤの誕生以来ずっと続いていますから余程大きなブレイクスルーが無い限り大幅な向上は望めない所に来ている気がします。
それより目立たないながらも2012モデルで大幅に向上したのは耐久性のようです。ヨコハマは経年劣化による低温時硬化と摩擦低下の抑制、ダンロップは耐摩耗性能、ミシュランもスピードレンジ向上を狙ったというよりサイプの底部を丸くしてストレスを減少させた副産物としているので各々多少の違いはありますが耐久性の向上という点では共通しています。
書込番号:15034866
0点

猫の座布団さん こんばんは。
スレ立てお疲れ様です。
>向上幅は一割前後
人間が実感として判断できるレベルは2割だそうですね。1割ですと、変わったかな?というところでしょうか。
私は先月にタイヤショップの店員さんと雑談をする機会がありました。
なんだかその店員さんの話では、来年ついにBRIDGESTONEが発泡ゴムをやめるとか言っていました。
かなり眉唾モノの話だと思っていますが・・・。
でも、スタッドレスタイヤを購入するなかで、耐久性は実際のニーズにあるそうです。
しっかりとした性能を長くもたせる方向に向かっていっているような気がします。
書込番号:15035402
1点

Berry Berryさん こんばんは。
トレッドコンパウンドの話は後で書くつもりですが、気泡というのは100%にしたらトレッドが無くなってしまう訳ですからこれ以上増やすわけにもいかず性能向上の限界を迎えてた事も確かだと思います。
実際BSも現行モデルでは宗旨替えをしてバイト粒子と名付けた硬質系の混ぜ物をしていますし、気泡や混ぜ物だらけでは基本構造である肝心のゴムがどんどん少なくなってしまうのでニューモデルはどうするつもりなのか私自身も最も興味があった所なのですがルーティーンなら今年と思われたモデルチェンジをスキップするようですから大幅に変えてくる事は充分に有り得る話だと思います。
書込番号:15035850
0点

ダンロップが混ぜ物無し(真相は??)でBSに似た非対称パータンで前モデルよりも良いスペックです。
横浜はGZに似たパターンとトレッドの一部で東洋に似たサイプ、ゲル、を採用しています。また、永くという言葉通りに3年経っても硬度は許容範囲なのかどうかですね。
REVO2とIG30TPのゴム硬化ですが、REVO2は屋内保管でも5年経つとヤバいです。IG30TPは3年目で硬いです。まだプラットフォームまで2mmあります。
ですので、ゴム硬化による劣化の事で過度な期待はいけませんね。
書込番号:15066164
0点

トレッドコンパウンドの話は後で書くつもりとか言ったくせに長い事放置してしまいウルトラ姉妹さんにもレスを頂いたのに申し訳ありません。
トレッドコンパウンドについてはシリカを使用した物が相変わらず主流です。スタッドレスタイヤのトレッドコンパウンドと言えば柔らかばかり注目されがちですがブロックに多くのサイプを刻む為に剛性が無いとブロックが過度に変形して接地面積が減少してしまいます。シリカによる補強は鎖の様に強固に連結されていてもリンクの一つ一つは割と自由に動けるような性質を持っているのでブロックの剛性と接地面の柔軟性を両立させ易く、スタッドレスタイヤのみならずエコタイヤや高性能タイヤのウエット性能にも不可欠の素材となっています。
以前Oリングの工場を見学した事があるのですがゴムは素材や添加物を練り合わせる順番や練り方、練った生地を寝かせる時間や温度、型に入れて焼く温度や時間で品質が変わってしまう微妙なものでなんだかケーキ作りに似ている気がしました。タイヤはワイヤーや繊維が組み合わされて更に複雑ですが、同じ材料を使っても作り方によってケーキの味が同じにならない様に各社の持つ製造ノウハウが重要な位置を占める製品だと思います。
ミシュランはX-ICE XI2で採用したシリカベースのフレックスアイスコンパウンドから特に変更をアナウンスしていません。実際の配合がどうなっているかは知る由もありませんが、いち早くシリカを採用してきたメーカーですしX-ICE XI2もドライ/アイス性能の両立という点で高い評価を受けているので大きく変更する必要は無かったというところでしょうか。
X-ICE XI3は北欧でも販売されるのでEUのラベリングが行われており、大き目のサイズはC F 71dBA、小さめのサイズがE F 71dBとなっています。転がり抵抗でEUのC,Eは日本のA,Bに相当するのでエコタイヤと同等もしくは少し抵抗が大きく、ウエットブレーキ性能はd未満という事になります。ウエットブレーキが弱いのはスタッドレスタイヤ全体の傾向なのでサマータイヤの代用にするにはやはり厳しいものがあります。
ダンロップの新採用したナノフィットゴムはシリカの増量とシリカの周りに効果的に柔軟剤を配置しマクロの剛性とミクロの柔軟性の両立性を高めたとアピールする一方、従来採用していたグラスファイバーやテトラピックといった硬質の混ぜ物は廃止したようです。氷に密着する柔軟性に対し硬質な混ぜ物を氷に食い込ませるにはベースの硬さが必要ですから相性はあまり良くないのでしょう。
タイヤのコンパウンドの主成分に破壊特性に優れる高分子ポリマーを採用し耐摩耗性能は48%アップとしています。ポリマーというと何か謎の物質みたいな気がしますが、自動車用タイヤ材として最もよく使用される代表的な合成ゴムのスチレン・ブタジエンゴムもポリマーであるスチレンと 1,3-ブタジエンとの共重合体なんですね。耐熱性、耐摩耗性、耐老化性、機械強度等に優れる一方、耐寒性や引き裂き強度においては他の汎用ゴムより劣るとされているので主成分を他の合成ゴムに換えたという事でしょうか。
スタッドレスタイヤの弱点であるウェットブレーキ性能をDSX-2に比べ15%アップしたのは評価できると思います。
ヨコハマはiceGUARD 5に新マイクロ吸水バルーンと吸水ホワイトゲルを持つ「スーパー吸水ゴム」を採用。ベースがブラックポリマーUとオイルなのは前作同様ですが経年変化の53%抑制は製造上の改良と軟質系混入物の効果でしょうか。ゴムは粘土状の生地に加硫と加熱工程を経てゴム弾性を持つように成るのですが、タイヤは走行による発熱で加硫が進行する状態で出荷されるようです。おそらく金型の中で完全に焼いてしまうよりホイールに装着して走行状態で加硫を進行させた方が残留歪が少なかったり寿命が長くなったりするのでしょうが硬化も進行するので硬くならない混入物も有効なのかも。金属などは使えばどんどん金属疲労などで性能低下して行きますがゴムの場合適度に使用しないとゴム弾性を失って劣化する傾向もあるのでライフの判定は複雑です。
吸水ホワイトゲルについてはよく解りませんが吸水性の高い高分子ゲルというと紙おむつ等に使われているのと似たような物でしょうか。
氷を解かさない様に元々発熱性の低いコンパウンドを使用しているので転がり抵抗も小さく同社のBluEarth-A(Ab)よりは少し抵抗が大きいという事ですからほぼX-ICE XI3と同等と考えてよさそうです。
書込番号:15073038
0点

グリップの良さと低抵抗、この課題は反していますので、難しいです。
カーショップで各メーカーの新旧モデル見てきましたが、XI3も他社並みに柔らかくコンパウンドで国産4社に追いついたと思わせるような感じでした。
MAXXはDSX2よりも硬く感じましたが、混ぜ物が無い分剛性が出たのでしょうか。
IG50はIG30TPと同じ位かなと思います。
今年買うなら横浜ですかね?
ただ、東洋とブリヂストン以外、横方向のグリップ(カーブや交差点右左折など)カタログには特に記載されてはいないようです。
横方向だと東洋に一日の長があるのでしょうか。
書込番号:15073291
0点

スタッドレスタイヤを新しく買うなら、ミシュランが間違い無くお薦めです。
スタッドレスタイヤとして役目を終えて、高速道路を履き潰しで使用しても安心感がある唯一のタイヤです。
他社のタイヤは危険過ぎて絶対にお薦め出来ません。
書込番号:15075866
2点

ウルトラ姉妹さん
GARIT G5は360度サイプを採用していますが他社も横方向のエッジ成分を増やす工夫はいろいろ行っています。後でパターンについても書く…かな?
フォトンベルトさん
X-ICE XI3は多くのサイズでHレンジですから高速性能は絶対的に優位ですね。
ただウエットブレーキのEUグレードはFです。スタンダードなエコタイヤに多いcに比べると摩擦が13%以上小さいので100Km/hからの制動距離には6m程度の差が出ると考えられますからサマーシーズンの使用にはそれなりのリスクが伴います。
http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g90723d17j.pdf
http://www.michelin.fi/henkiloauton-renkaat/michelin-x-ice-xi3
書込番号:15077638
0点

猫の座布団さん こんにちは。
>後でパターンについても書く…かな?
お願いします。
といいますのは、今回のモデルはサイプの向きであったり(今までもありましたが更に角度を付けているようにも見えます)、エッジ長であったりを改善しています。
左右非対称トレッドパターンやミニバン用タイヤの技術を入れて、トレッドのアウトサイドとインサイドで路面に対する役割を変えてあります。
ただ、単純に凍結路を意識して接地面積を増やしただけでは、圧雪路やシャーベット路走行に不利なものになってしまいますから、各社とも工夫が見られるのではないでしょうか。
書込番号:15077787
0点

猫の座布団さん こんんちは。
当方、本年スタッドレスの買い替えとなり、大変興味深くスレ拝見いたしました。
昨年までIG30を4シーズン履きましたが、特に不満なく満足しておりました。
新製品3品もネット上での取り扱いがここにきて増えてまして、
さて、どれにしようか悩んでおります。
第一候補としては、今の所、価格的に「XI3」を第一候補としております。
ただ今まで「BS、D(F、Gとも)、Y」は装着経験ありますが、「M」の装着経験が
ありません。
当方、北海道札幌市在住で、アイス、スノーであれば「M」以外との評判も多々拝見します。
それが少々不安要素で決めきれずにいますが、猫の座布団さんのご見解をお聞かせいただければ
と思い、レスをさせていただきました。
宜しくお願い致します。
書込番号:15112519
0点

kitamaru-kさん レスありがとうございます。
当方も「M」のスタッドレスの、装着経験はありませんし、自車に使用したのはピレリくらいです。
自分の事なら勘で決めますが、日本国内市場のスタッドレスタイヤの異なるメーカー間の性能の客観的データは見た事がありません。
書込番号:15115784
0点

個人的なインプレ
BS
ゴツゴツした乗り心地、ぐにゃぐにゃしたレスポンスの悪さがコントロールを難しくしてます。路面追従性能が高い高価なサスペンションでセッティングを煮詰めないと本来の性能を発揮出来ません。
ミシュラン
スタッドレスらしからぬ乗り心地の良さが特徴です。路面追従性能が高いタイヤです。アイス路面は勿論、特に、ドライ路面の高速走行は他社を圧倒的性能でリードしてます。
横浜
絶対性能や耐久性では劣りますが、低価格で、バランス良く出来てます。2年サイクルで交換するなら選択肢の1つだと思います。
ダンロップ
スタッドレスに関しては論外!吸水サイプが有るのに撥水?グラスファィバーでひっかく?乗り心地が悪く安全性が低いタイヤで事故保証10万円?ハッキリ言って買ってはいけないタイヤだと思います。
どのメーカーもアイス路面は滑りますが、コントロールしやすい事が重要だと思います。ミシュランをお薦めする理由は、高速性能は言うまでもなく、乗り心地の良さ、コントロールしやすさ、耐久性の良さです。
冬用タイヤ顧客満足度9年連続NO.1が際立ちます。
書込番号:15119031
2点

フォトンベルトさん レスありがとうございます。
近頃はスタッドタイヤ主流の北欧も雪が少なくなったせいかスタッドレスの需要が伸びてきたので欧州メーカーでは日本市場のスタッドレスタイヤと共通化する傾向がありピレリは日本のメーカーでの委託生産をやめていますしX-ICE XI3も北欧で売るようです。
日本のメーカーはローカルの製品を開発していましたがWINTER MAXXのコンパウンドが大幅に変更されたのはグローバルな開発体制の結果のような気がします。
今年はモデルチェンジを見送ったブリヂストンもハイパフォーマンスタイヤなどは欧州開発の比重が高いでしょうし、スタッドレスもそのうちグローバル化に舵を切るかもしれませんね。
個人的にはICECONTROLに似ている気が…
書込番号:15120456
1点

猫の座布団さん,
フォトンベルトさん,ありがとうございます。
免許を取得して30年弱、(若い時はスパイクでしたが)冬タイヤで、「これは効かない」と
いうほどのタイヤも覚えなくこれまで過ごしてきました。
たまたま「セイバー」を一昨年装着し、外国製も違和感なく使用しているのと、
思いのほか、価格が新製品の中で安めの設定なので購入を検討している次第です。
ドライ重視との文言も多く目にするので、少々悩んでおりましたが、確かに
スベルときはメーカーに関係なくスベルでしょうし、コントロール性が良いとの
ことであれば、XI3をやはり1番に検討したいと思います。札幌ですので11月には
タイヤ交換しなければならず、さて、次はどこで買うか考えないといけませんね。
ありがとうございました。
書込番号:15123181
0点

パンクやバーストなど、一本だけ交換したい場合、国産4社(ブリ、ヨコ、ダン、トー)だと、売れ筋のサイズは販売店では無くとも販売会社にあると思われますので、その辺も考慮下さい。
雪がたくさん降ると、欠品サイズも出てきます(特にレアサイズ)から、お早めにどうぞ。
書込番号:15148315
0点

ウルトラ姉妹さん
なるほど…目からウロコ的なお話で…。
考えた事なかったですね。確かにおっしゃる通り、バーストで1,2本だけ必要…なんてシチュエ
ーションあるかも知れませんね。
そのような場合、欧州製は不利なんでしょうか。
サイズ的には205/65R15ですから、レアではないんでしょうが迷ってしましますね。
しかしながら、あまり時間もないので、この後、MかYでサイコロでも振りますかな。
ご助言ありがとうございました。
書込番号:15149637
0点

今年はもうニューモデルは無いのかと思っていたらブリヂストンから北海道限定モデル「ブリザック SI-12」が発表されました。
・アピールポイント
氷上加速タイムを21%短縮
氷上制動距離を19%短縮
氷上旋回タイムを12%短縮
・コンパウンド
水路の表面を親水素材でコーティングした「親水性発泡ゴム」を採用。
・トレッドパターン
二本のストレートグルーヴとショルダーのV字ラグ、それ以外は従来のスタッドレスタイヤと比べて小さい角を落とした菱形のブロックを細いグルーヴで囲んだ「オクタゴンパタン」と呼ぶ回転方向指定トレッドパターンを新たに採用し、ブロックの柔軟性を向上。
パターンから見てもかなり氷上性能に特化したモデルの様ですが、もう少し詳細が判りましたらまた取り上げたいと思います。
書込番号:15182834
0点

猫の座布団さん こんばんは。
>パターンから見てもかなり氷上性能に特化したモデルの様です
トレッドパターンをサイトで見てみました。
ビックリです。ここまで露骨にするか!というくらいでした。
書込番号:15182905
0点

ブリザック SI-12についての補足です。
初期のグリップ確保にに新技術のトレッド面の表面処理「マイクロテクスチャー」を採用
REVO GZに比べてウェット性能、ドライ性能の他にドライ時のライフ性能が約10%程度ライフ性能が劣る
転がり抵抗係数については、「(RRCが)9.0くらいで、ラベリング制度のAの下、Bの上くらいのところ」
サイズは195/65 R15の1サイズのみで、価格はオープンプライス。10月26日から北海道地区のブリヂストンタイヤショップ店頭のみで発売
Berry Berryさん こんばんは。
確かに度肝を抜かれるようなパターンですね。全方位性能向上を目指したWINTER MAXXとは対照的な方向性でしょうか。
しかし北国の生活スタッドレスタイヤに特化するとこうなるのかもしれません。
日本と同じスタッドレスタイヤとしてはiG30が北欧でも売られていたようですが、静かなだけが取り柄と評価されているのを見た事があります。
書込番号:15183978
0点

ブリザック SI-12の発売によって発泡コンパウンド限界説とブリヂストンのスタッドレスタイヤがグローバル化に舵を切るかもしれないという仮説は北海道限定モデルという思いっきりローカルなモデル投入によって真逆に外れました。
コンパウンドにつてバイト粒子という記述は見当たらないのでおそらく廃止したのでしょう。空気を軟質系の混ぜ物の一種と考えるならBSも軟質系混ぜ物に統一された事に成ります。
気泡の周囲を親水加工する事によって混入量を増加させずに吸水効率を向上させた訳ですが、まだ開発の余地が残っていたのは予想外でした。
しかしBSも認めている通り他の性能を犠牲にしてアイス性能に特化したという事は、やはり限界が近付いているのかもしれません。
またシャーベット路面やウエット性能、ドライ性能に劣る製品は東北以南には明らかに適していませんので、あるいは地域によって異なる製品が販売される可能性もあります。例えばミシュランだと北欧にはX-ICE XI3を販売する他に中欧向けのAlpin A4も販売されており195 65 R 15 95 T サイズは E C 70d と195 65 R 15 95 T C F 71dB のX-ICE XI3に比べて2ランクウエット性能が優れたウインタータイヤを選択する事が可能です。
書込番号:15186916
0点

猫の座布団さん こんばんは。
このSI-12の登場は、REVO GZの後継モデルの技術が、ある程度予想できそうな気がします。
・マイクロテクスチャー
・親水コーティング発泡ゴム
あとはトレッドパターンで、積雪路対策に雪柱剪断力を生かす横溝+排水用縦溝+サイプとエッジ処理+左右非対称設計によるタイヤ内側と外側の役割分担+省燃費性といったところかなと思います。
今回、どのメーカーを見ても硬質の混ぜ物を除いてきました。
思ったほど効果がなかったということなのでしょう。
メーカー側の費用対効果かも知れませんが。実際に伺ってみないことには判断できません。
吸水系の次にあるものはいったい何なのでしょうね。
書込番号:15187145
0点

Berry Berryさん こんばんは。
次期BS主力スタッドレスのパターンについては日本で流行の非対称で行くのか欧州で主流の回転方向指定に舵を切るのか未だ判断が付きかねています。というのもサイプについて詳細が判らないからです。単に変更点が無いので書かれていないだけかもしれませんが。
サイプと言えば今年のモデルは従来よりもなんとなく密度が少なくなっている製品が多い気がしますね。
ピレリはSUV向けのSCORPION WINTERを投入してきました。パターンはSNOW CONTROLに似ていますがサイプの向きが異なるのと周方向にブロックを増やしている感じです。最近のピレリはI.B.S. (Interactive Brickwork Siping)と呼ぶテクノロジーを用いたサイプ・パターンを使用していますが日本製の複雑な3Dサイプを見慣れた目には衝撃的なシンプルさです。
書込番号:15188010
0点

SI-12。また凄そうなタイヤですね。
結局私は当初の考え通りXI3を購入しました。
以前は3年ごとにスタッドレスを買い換えていましたが、所得の上がらない作今、
8万前後(205/65R15)もするタイヤを4年乗れないものか・・・・と考え、
IG30を4シーズン履きました。
4シーズン目となった先シーズンは溝は心もとなかったものの、
普通に走行する分には問題なく過ごせました。
東北北海道装着率No1とはよく聞くフレーズですが、全国でも
平均年収が低位な土地柄、高額なスタッドレスがそこまで売れてるかと
いうのは甚だ疑問です。
BSの値段と他社の値段が今と同程度が継続されるのであれば、
私自信はこの後一生BSを履くことは無いかも知れません。
SI-12はさぞかしアイスには効くのかも知れませんが、ライフ・直進性等は
後退しているとのこと。
しかも価格はGZよりさらに高額のようで、購入できるのは
道民のほんの一握り、各店5セット?と上記にありましたが、
丁度良い生産数かも知れません?!。
XIシリーズの評価もまちまちですが、昔のPM20、DS-1、NAVI-NH等々に比べれば
断然」性能は上でしょうから、一般市民には十分な気がします。
期待してますよ。ミシュランさん。。
書込番号:15200812
0点

kitamaru-kさん XI3にされたのですね。シーズンが経過したらまた使用感など教えてください。
SI-12をはじめとしてスタッドレスタイヤはアイスブレーキ性能向上を広告する場合が多いのですが関東に住んでて実際に一番困るのは10cm程度の積雪でもスタックしてしまう湿った雪というのが実感です。水を含んだスポンジみたいなものでトレッドゴムの吸水量なんてとても追い付くレベルじゃないですし。
アイスバーンは確かに滑るので速度を落とすしかありませんが、速度さえ落としてしまえばブラックアイスでもそれほど困った経験はありません。
書込番号:15209612
0点

猫の座布団さん こんばんは。
別の板で挙がったことですが、今回MICHELIN X-ICE XI3はXL規格がほとんどです。
http://www.michelin.co.jp/Home/Products-Services/pattern-detail/Winter/X-IceXI3
(リンク先のサイズをクリックすると、保有サイズ一覧に行きます。そこで分かるかと。)
同サイズで履き替えたときには空気圧が+10kPa程度ですみますが、(スタッドレスタイヤでインチアップされる方はまずいないと思いますが)考え方によっては非積雪路を意識してのことのようにも思えてしまいます。
いかが思います?
暇を見つけてメーカーに意図を問い合わせたいところです。
書込番号:15235742
0点

Berry Berryさん こんばんは。
ICECONTROLも北欧で発売されている物はほとんどエクストラロードなのですが、車体の大型化や安全装備の充実で重くなっているのが理由では。
XLと言うとインチアップで不足する加重指数を補うイメージですが、実はフルロード時の車両指定空気圧が250kPaを超えている隠れXLの例はこれまでも結構あった気がするので純正サイズのスタッドレスでも高い内圧に対応する必要があり規格の方を合わせたのではないかと思います。
書込番号:15238846
0点

猫の座布団さん こんばんは。
>純正サイズのスタッドレスでも高い内圧に対応する必要があり規格の方を合わせたのではないか
なるほどです。
BRIDGESTONE EUも見てみましたが、確かに欧州向けはXLが目立ちます。
YOKOHAMA EUはXL表記がなくてもLIはXLの数値でした。
MICHELINは、日本向けというより世界共通化してきたと見るべきなのかも知れません。
書込番号:15239087
0点


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