


私はこの製品をMUTOHエンジニアリングで予約して買いました。
使用してからだいたい1ヶ月くらい経つので使用感のレポートと、気をつけて欲しい点をいくつか上げて行きたいと思います。
良いところ
・ほとんどのパーツが金属で出来ており、剛性が非常に高い。(印刷している時にブレが少ない)
・制御ソフトとSlic3r(スライスソフトウェア)が完全日本語サポートになっていて、無料DLできること。*1
・日本の製品では一番印刷範囲が広く、ヒーテッドベッド(造形台を加熱し、印刷物を定着しやすくする機構)があるので、一応ABSに対応していること。
・日本語の電話サポートがあること。
気をつけて欲しいところ
・エクストルーダー(樹脂加熱し、押し出す機構)の加熱部分がPEEK樹脂に包まれているので、
念のために230℃までの温度設定にした方がいいです。(230℃以上上がる事は滅多にありませんが)
・この3Dプリンタのエクストルーダーの樹脂径は”3mm”で、最近主流の”1.75mm”径ではありません。
他に3Dプリンタを購入する気がなければ良いのですが、他にも購入する&している人は、気をつけた方が良いと思います。
(1.75mm径のホットエンドも一応別売りで有りますが…)
・左手奥に、Z軸のベルトをいったん迂回させてモーター部に送っているベアリングの部分があるんですが、
これがたまに脱調をおこしますので、Z軸の調子がおかしいなと思ったら、そこを確認してください。
十中八九はそこのベルトが傾いでいます。
・ヒーテッドベッドの温度が100度以上あがりません。おそらく下部から熱が逃げているのだと思います。
(もしくは電源の供給量不足か、サーミスタの使用温度範囲外なのか)
・サポートの対応が、ザルです。日本のメーカーだから安心と思っていたら大間違いだという典型です。
私自身、3回サポートに連絡して指示を仰ぎましたが、ほとんどがそれで解決には至りませんでした。
付属品一覧にあるはずの物が一式、特に保証書が添付されていない旨を連絡したら、「仕様です」と返答頂いたのが一番ビックリしましたが…。
*1 逆に言うと、インターネットの環境がない人には、印刷ソフトのDLすらできません。CD1枚くらい付けても良いとおもいますが。
統括すると
初期の状態のままで、設定もいじらないでデータを「印刷するだけ」なら、現時点の日本の製品の中では一番良い物だと思います。
ですが、他の素材を印刷したいと思ったときには、思ったようには印刷できず、不完全な部分が浮き彫りになってくる機体でもあると思います。
今後、拡張の予定がある、本当にかんたんに、綺麗に印刷したい場合には、別の機種(海外製)をオススメします。
こんなところです。
あくまで自分の諸感なので、人によってさまざまな感じ方があると思いますが。
また、本当に自分の所の付属品が「無い」のが仕様なのかも疑問なままです。
辛辣な部分も多々ありましたが、購入検討される方の参考になれば幸いです。m(__)m
書込番号:17126876
1点


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「3Dプリンタ > MUTOH」の新着クチコミ
内容・タイトル | 返信数 | 最終投稿日時 |
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0 | 2014/01/29 12:01:56 |
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