『リケーブルの醍醐味を味わえるイヤホンMusicMaker TK12s』 の クチコミ掲示板

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イヤホン・ヘッドホン

スレ主 TomyYannさん
クチコミ投稿数:9件

MusicMaker TK12sの製品構成品

綺麗で精度の高い造りのTK12sのハウジング

TK12sをNOBUNAGA Labs雷切へリケーブル

TK12sを8N-OFCへリケーブル

最近私は中華イヤホンの掘り出し物を見つけることにハマっています。いくつかお宝イヤホンを発掘していますが、その中から、MusicMaker TK12sというイヤホンを紹介します。

AliExpressのあるストアで「MusicMaker」という安直だけど覺え易い名前が目に留まったのが、このMusicMaker TK12sというイヤホンに巡り会えたきっかけです。MusicMakerは中国の広東省中山市でZhongという人がファウンダーとなって立ち上げた新興のイヤホン専門ブランドです。TK12sは先行モデルTK12のリケーブル版です。Head-Fi.orgでTK12の評価が高いことを知り、先にこちらを入手しました。TK12の音質が気に入ったので、TK12sの発売を知ってすぐに同じストアから購入しました。

MusicMaker TK12sの主なスペックを載せておきます。

 Impedance: 18Ω
 Earphone sensitivity:120±3dB/mW
 Frequency range: 10-35000Hz
 Weight: 25g
 Drive unit: 1 DD + 2 BA (3 unit drive)

TK12sの本体ボディの造りは全体的に精度が高くしっかりしています。ハウジングはチタン亜鉛合金で、これがTK12sの音場感を生み出している要素の一つだと思います。ボディの形状から、このイヤホンは通常/SHURE掛けのどちらでも使えます。どちらでも装着感は良好で、イヤーピースが耳と合っていれば、装着状態がずれることはありません。

続いて、TK12sの音の印象についてですが、まずは製品に付属している純正ケーブル(4N-OFC銀メッキ線)を使いました。

なお、イヤーピースはaudio-technica SOLID BASSのLサイズ(ER-CK50L)を使っています。また、再生環境はLotoo PAW 5000の直挿しです。

TK12sの音の第一印象は「トーン・バランスが良く聴き易い音だなぁ」でした。高中低音域のいずれにもしっかりと存在感があり、特定の音域の不足や過多が感じられません。この絶妙なトーン・バランスは偶然生まれたものではなく、しっかりとチューニングされて作り出されたものだと思います。音質傾向はウォーム系寄りの中ドンシャリでしょうか。私がTK12sの音で一番気に入ったのは各音域の繋がりの自然さです。チューニングによる音のメリハリ付けや色付けは感じますが、それらに不自然さがありません。私がいままで入手したBA搭載機は高音域が何か不自然な感じがして、どれも好きになれませんでした。TK12/TK12sが私が好きになれた初めてのBA搭載イヤホンです(私はUE、Westone、DUNUなどの有名所のBA搭載機は持っておらず、いずれも視聴したことはありません)。

聴き始めのTK12sの音は全体的にやや硬めな印象で、高音も低音ももう少し出て欲しいなぁという感じがありましたが、エージングが進むに従って、少しずつ高音の伸びと低音の量感が感じられるようになりました。エージングには最低でも50時間は必要で、100時間を過ぎたあたりからこのイヤホンの力量が出てくるようです。ただし、エージングが進んでもトーン・バランスは大きく変化しません。

続いて、TK12sをリケーブルしたインプレです。私が試したのはNOBUNAGA Labs雷切(OFC8芯・銀メッキ線)と8N-OFC(Tara Labs社SP ケーブルSA-OF8N撚り線からの芯線抜き出し・4芯)の2種類で、どらちもDAPの2.5mm 4極バランス端子へ直挿し接続です。

まずNOBUNAGA Labs雷切にリケーブルした音からですが、高音の伸びと低音の量感がはっきりと実感できるほど向上しました。音場も広がり、解像度の高さも感じられる音です。リケーブルでここまで音質が変化したイヤホンはTK12sが初めてです。この結果から、TK12sの素性の良さを感じました。

純正ケーブルで20時間位、NOBUNAGA Labs雷切で30時間位使った後、さらに8N-OFCへリケーブルしました。TK12sに8N-OFCを組み合わせた音は私がいままでイヤホンで聴いた中で最高レベルのものです。刺さる直前まで伸びる(それでいて刺さらない)高音には透明感があり、低音には締りと力感があり、音場はさらに広がり、音の立ち上がりと解像度も向上しました。このケーブルはTK12sの潜在能力を限界まで引き出しているように思えます。

TK12sはどのジャンルの音楽とも合います。私が主に聴くのはJ-Popとアニソン系の女性ボーカル、J-Jazz、New Age、アニメ・サントラ物などですが、TK12sはいずれでも満足度の高い音を鳴らしてくれます。女性ボーカルのライブ物とは特に相性が良く、録音状態の良い音源では、広い音場が生み出す臨場感、ボーカルのキレとスピード感に鳥肌が立ったりします。

じつは、私はFidue A81も持っており、こちらも8N-OFCにリケーブルしています。TK12sを入手するまでは、A81が私の一番のお気に入りのイヤホンでした。いまはA81よりTK12sで音楽を聴くことが多いです。A81とTK12sは力感のある音によって生み出される音場感が共通の特徴です。そして、一番の特徴を上げれば、A81は沈み込むような低音にあり、TK12sはどこまでも伸びやかな高音にあります。どちらも甲乙付けがたいですが、全体的な音のバランスの良さでは私はTK12sの方に軍配を上げます。

最後にMusicMaker TK12sの購入先ですが、私はShenzhen HCkexin Electronic Technologyというストアから買いました。以下がTK12sの商品ページです。

http://www.aliexpress.com/item/New-MusicMaker-TK12s-Dynamically-And-BA-3-Unit-Headphone-HIFI-Fever-In-Ear-Earphone-As-K3003/32655266144.html

私はこのストアから何度も商品を購入していますが、対応は非常に良いです(商品に問題があってクレームをつけたことがありますが、しっかりとしたアフターケアをしてくれました)。すでに色々な所で名前が出ており、私もここは信頼できるストアだと思っています。

書込番号:19932569

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スレ主 TomyYannさん
クチコミ投稿数:9件

2016/06/15 15:38(1年以上前)

自己レスになりますが、MusicMaker TK12sのリケーブルについて若干訂正と補足を追記します。

TK12sと8N-OFC(4極バランス)ケーブルの組み合わせで、色々なジャンルの音楽を聴き続けてきました。その結果、音圧感と音場感が大きく向上するのは確かですが、8N-OFCにも欠点が在ることが判ってきました。TK12sは1DD+2BAのハイブリッド・ドライバですが、8N-OFCでは各ドライバの音量バランスが崩れてしまうのか、中高音域のシャリ付きが耳障りに感じることがあります。いずれかのドライバに対する負荷が大きくなりすぎているのかもしれません。これは音圧・音場感とのトレードオフなので仕方ないことだと思っています。

この8N-OFCでの中高音域のシャリ付きは、ケーブルを8N-OFC+PCOCC-Aハイブリッドに換えるとかなり軽減します。ただし、同ケーブルでも若干のシャリ付きが感じられます。こちらのトレードオフとして、8N-OFCより音場がやや狭くなりますが、それでも十分に広い音場感があります。

私はTK12sを2機持っており、いまは片方を8N-OFC、もう一方を8N-OFC+PCOCC-Aで使っています。音圧・音場感より全体的な音域の力感・量感バランスを優先するなら、8N-OFC+PCOCC-Aの方を選択する方が良いと思います。聴き疲れしないのは、明らかに8N-OFCより8N-OFC+PCOCC-Aの方です。

TK12sのようなハイブリッド・ドライバのイヤホンのリケーブルでは、上記のような現象が起き易いのかもしれません。

書込番号:19959024

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スレ主 TomyYannさん
クチコミ投稿数:9件

2016/07/17 17:30(1年以上前)

綺麗で光沢のある色が美しいTK12s Red

TK12s RedをTennmak製PCOCC 8芯へリケーブル

再び自己レスになりますが、MusicMaker TK12sについて補足とリケーブル情報を追記します。

私はTK12sを2機持っていますが、一つの色がBlackでもう一つはRedです。じつは、この2つはトーン・バランスに少し差があります。2chの掲示板でそういう情報を目にしたので、BlackとRedのケーブルを同じ8N-OFCにして聴き比べてみたところ、確かにこの2つは高音の伸びと低音の量感に差があるように聴こえました。高音の伸びはBlack>Red、低音の量感はBlack<Redと感じました。ただし、いずれも一聴して判るほど顕著な差ではなく、2つの音を比較しながらしばらく聴き込むと気づける程度の差です。

いままで私は2機のTK12sをBlack←8N-OFCとRed←8N-OFC+PCOCC-A(いずれも4極バランスケーブル)の組み合わせで使っていました。この2種類のケーブルを入手して以来その音に惚れ込んで、ずっとTK12sで使い続けていました。他のケーブルを入手する度にTK12sでも試していたのですが、いままでこれらを超える物はありませんでした。しかし、最近ついにこの2つと対抗できる音質を持つケーブルに出会うことができました。Tennmak Technologyというストアから入手したPCOCCケーブルがそれです。

PCOCC(Pure Crystal Ohno Continuous Casting Process)は古河電気工業製の線材ですが、いまは製造中止になっており入手は非常に困難です。日本国内ではPCOCCを使った既製のイヤホン・ケーブルはいまは僅かしか売られていません。AliExpressで探してもPCOCCのイヤホン・ケーブルは数が少ないのですが、その中から見つけ出したが、ここで紹介するTennmak製のPCOCCケーブルです。以下にその商品ページを示します。

http://www.aliexpress.com/item/100-original-PCOCC-upgrade-cable-detach-replace-cable-8-cores-for-IE80-UE-TF10-UM3x-SE535/32213456316.html?spm=2114.13010608.0.123.K7WEkA

この商品ページに掲載されているのはPCOCC 8芯ですが、同じ線材で6芯と4芯のケーブルも販売されています。これらのケーブルは注文を受けてからストアによって製作されます。通常は当然プレーヤー側の3.5mm 3極プラグを取りつけ済みの状態で製作されるのですが、このストアは3.5mmプラグ無しの注文も受けてくれます(自分でストアへ問い合わせて確認しました)。私はプラグ無しでこのケーブルを注文して、知人に頼んでそれへ2.5mm 4極プラグを取りつけてもらいました。芯線は4束で終端まで来ているので、そこに4極プラグを取りつければバランスケーブルになります。

このPCOCC 8芯と8N-OFC 4芯のケーブルと比較すると、音色に対照的な違いがあります。8N-OFCは低音寄りに重心のある全体的に暗さが感じられる音ですが、PCOCCは高中音寄りに重心がある明るめの音です。音場感にも大きな差があります。8N-OFCは沈み込むような低音ベースの奥行きが感じられる音場ですが、PCOCCは高中音をベースとした横に広がる音場です。また音像感にも差があり、8N-OFCは音が遠くで、PCOCCは近くで鳴っているように聴こえます。両方に共通している特徴は音圧感です。全音域に力感があり、これが広い音場を生み出している源です。音場の広さは8N-OFCの方がやや上ですが、PCOCCの音場も十分に広いです。中音の存在感は8N-OFCよりPCOCCの方が上のように感じられます。8N-OFCはアコースティック楽器が中心の響きの多いクラシック系の音楽が、PCOCCはポップス系が向いているようです。

私はTK12s Redの方だけケーブルをPCOCC 8芯に交換してしまいました。この組み合わせはかなりの高音質ですが、弱点もあります。高音の刺さりと低音のボワつきです。音源にもよりますが、TK12s RedとPCOCC 8芯の組み合わせではこれらの傾向が結構感じられます。私のメインDAPはLotoo PAW 5000ですが、TK12s Red+PCOCC 8芯で音楽を聴くときは、DAPのイコライザーで最高周波数と最低周波数の出力レベルを少しだけ下げています。こうすることで、高音の刺さりと低音のボワつきほとんど感じられなくなり、すごく聴き易い音になります。8N-OFCの独特の低音と音の暗さは好きになれない人がいるかと思います(ハマってしまうと、逆にこれがすごく好みの音に聴こえるのですが)。組み合わせるイヤホンにもよりますが、このPCOCC 8芯ケーブルの音は万人に受ける音ではないかと思います。

私は相当な数の中華イヤホンを視聴していますが、$100前後の価格帯の中華イヤホンの中でTK12sの音質はトップクラスだと自信を持って言えます。日本や他国製と比較しても、1万円前後のイヤホンの中でTK12sと争える製品を上げるのは困難です。これを超える物は今後もなかなか出てこないんじゃないかと思えるほど、TK12sは完成度の高いリスニング系の音を奏でます。しかもTK12sはリケーブルできるので、バランス駆動の音も楽しむことができます。TK12sはリケーブルに素直に反応し、8N-OFCやPCOCCのような音質に定評のある線材のケーブルを使うと、その定評どおりの音が鳴ります。リケーブル可能なイヤホンの中で、ここまでコスパの高いイヤホンはいままでなかったと思います。中華イヤホン・マニアだけでなく、もっと多くの人にTK12sの音を楽しんでもらいたいです。

書込番号:20045377

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