


HB36型キャロルに乗っています。軽量化された軽自動車の宿命ですが、高速道路や荒れたアスファルトのロードノイズを何とかできないかと考えています。
デッドニングに関するサイトをみると、フロア全面に制振シートを貼った例などが紹介されていましたが、重くなるのでそこまではしたくありません。
外部からの音の伝わりを1質点1自由度の力加振で、質点の変位を減らせば良いと考えると、
・減衰を増やす(制振シート・吸音材・金属パーツから樹脂パーツへの交換)
・質量を大きくする(制振シート)
・ばね定数を上げる(鉄板なので変更不可能。厚みがある部品は変形しにくいので音は伝わりにくい)
のどれかをすれば変位が減ります。
また「軽い吸音材は高周波成分しかカットできない」ことも分かります。(密度とばね定数が小さい)
鉄板の縦弾性係数206GPa、密度7900kg/m^3とすると、縦波の速度は5105m/sになり、これを部品の1辺の長さで割って固有振動数との関係をもとめると、4kHzで20cm、2kHzで40cm、1kHzで80cmになりました。
つまり「制振材は1辺の寸法が20cm以上の部品に貼らないと、減衰効果を感じられない。低周波をカットするには大きな面積の部品を減衰する必要がある。」となり、
やはりドアパネルや天井などが効果的と思われます。以前に三菱iでDIYした経験からすると、フロアパネルは剛性が高いのでブチルゴム程度の減衰では足りず、自動車メーカーが純正で使用しているアスファルトシートなどのより強い減衰が必要だと思います。
貼り付けて効果があるのはひずみの大きい場所なので、両端剛体支持の梁の変位で考えると、パネルの縁や中央はひずみが小さいので意味が少なく、その中ほどが効果的ではないかと思います。
鉄板にリブが付いている場合、その方向の曲げには強くなり変形が少なくなるので、その直角方向に制振材を貼るのが良さそうです。
上記のような感じでリアドアとハッチゲートを施工してみます。フロントドアはスピーカーが付いているのでデッドニングの専門店に依頼するつもりです。
iTunesのApp Storeにdb ultraというアプリがありましたので、これで周波数と騒音レベルを測ると良さそうです。
書込番号:20388728
0点

手始めにリアハッチの内張を剥がしてみたところ、内側の骨からゴムで弾性支持されていました。
張力を与えて変形を押さえるとともに、ゴムで減衰させていました。
一応、骨と平行に5cm幅でレジェトレックスを貼ってみたところ、外板を叩いたときの音は少し小さくなりました。
タイヤをスタッドレスタイヤにしてしまったので、ロードノイズがかなり小さくなって比較はしづらいです。
現時点の結論としては、「少しの変更で大きな効果が得られそうなことは、メーカーが実施済みのことが多い」ということです。リアドアの内張は外しづらかったのと、フロントからの音が気になるので、先にフロントドアのデッドニングをプロに頼もうと思います。歩道から車の通過音を採取してみましたところ、1kHz付近に山がありますが広範囲の音が出ており、後付けの部品でこれを減衰させるのはかなり難しそうでした。
書込番号:20389484
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