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クチコミ投稿数:2532件 CIS 165*300発電所 記録 

ソーラーの経年劣化の状況把握は大切なことです。
一般的にそれを把握するにはソーラークリニックなどに登録し、サイトから提示されてくる期待発電量(日射量)に対しての実績発電量の比率がシステム出力係数として表わされますので、その値の推移で経年劣化の状況把握ができます。

但しソーラークリニックが、将来必ずしも継続されるという保証はありませんので、以下のような方法で経年劣化を把握できないものか、考えてみました。

  実績発電量/日射量=システム出力係数 

の代わりに、

  最大発電量/定格出力値

という考え方でシステムの実力値を診てみる。

@稼働以来の各月の中で、雲のない晴天日の正午台、または11時台の最大発電量を抽出する。

A各月の最大発電量を抽出し、それが12ヶ月分になった時点(稼働して1年経った時点)で平均値を算出する。

B過去12ヶ月分の平均値を1月ずつ移動平均しながら、その値の推移を鑑みる。


当CIS発電所において上記方法を用いて結果を検証したところ、ソーラークリニックで算出された日射量ベースでの年間レベル以上の劣化率でしたが、産業技術総合研究所で提示された劣化率、もしくはSF社の宮崎第二工場のラボにて8年間検証測定されてきた劣化率にかなり近い値になっており、信頼性としてはまあまあのレベルではないかと思っています。
(上がったり下がったりの値になるかと予想していたのですが、段々にあるいは順調な劣化率状況なのでビックリしています)

当方の今回のやり方は、言うならば年間の12個のベスト発電量の平均値とその推移(平均移動)によって鑑みるやり方です。
少々アバウトなやり方かな、とも思いましたが、思いのほか正確かも?とやってみて思いましたがので、案外使える方法かとも
考えています。
抽出するデータ値をさらに増やしたり、抽出時期を揃えるなどして「パラメータを変える?」ことでより信頼性が高まるかもしれないと考えています。

この方法の利点としては、言うまでなく複雑な日射量の計算や高額な日射量計を用意することなく、誰でも簡単に自分のシステムの劣化状態を把握できる点にあるかと思います。

発電所オーナー各位様で、もっとこうした方がより正確では?などという意見を頂戴できればと思います。

書込番号:20767029

ナイスクチコミ!1


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クチコミ投稿数:2532件 CIS 165*300発電所 記録 

2017/03/25 23:37(1年以上前)

付けたしますが、3年経った当方のCISシステムにてソーラークリニック基準と、上記の最大発電量実測法とでの劣化率を単純に比較すると、約0.8%程度の差異でした。

実質的に経年劣化監視法としては十分な精度かもしれないと踏んでいます。

書込番号:20767124

ナイスクチコミ!0


クチコミ投稿数:1995件Goodアンサー獲得:91件 縁側-とりあえずの掲示板

2017/03/26 10:52(1年以上前)

ピークカットが発生しない(パネル積載率が110%ぐらいまで)発電所ではそこそこ有効な方法だと思いますが、積載率120%超えの発電所では使えない方法です。

どんな発電所においても有効と言える方法は、”5月の晴天の日のみの発電量を全天日射量で割った数値平均”を経年監視していくのがベストだと思います。

晴天の目安は全天日射量25MJ/u以上あたり。

書込番号:20768076

ナイスクチコミ!0


クチコミ投稿数:2532件 CIS 165*300発電所 記録 

2017/03/26 12:40(1年以上前)

>積載率120%超えの発電所では使えない方法です

言うまでもないことです。
特にCISシステムの過積載などでは、その効率性能の高さゆえ、おそらく5月などはピークカット連発になりますので最大発電量値自体が定格値超えとなり、当方法は全く使えません。

そのようなシステム出力係数の高さうんぬんより発電・売電絶対量値で勝負するような(産業用)ソーラーでは言うまでもなく論外です。
(当たり前すぎることなので、あえてハナから言及しませんでしたが〜)

但し、それなら絶対に使えないかと言えば、そう結論付けるのも実は短絡的です。
なぜなら、パネル容量/パワコン容量の度合いによっては、春〜秋までのピークカット時を除く冬季中心に時期の最大発電量値のみの移動平均値の推移でもかなり鑑みることができると踏んでいます。
(年間レベルで移動平均することで、年毎にデータ蓄積されて検証値としての信頼性が高まると考えています)

>どんな発電所においても有効と言える方法は、”5月の晴天の日のみの発電量を全天日射量で割った数値平均”を経年監視していくのがベストだと

残念ながらそうとも言えません。
当長野県の場合、全天日射量を継続的に測定しているのは、県庁所在地のある長野市だけです。
そこから当発電所までは軽く100km以上はあり、しかも気候は日本海側気候と太平洋側気候で大違い。期待発電量(日射量)は月とスッポンです。
そんな地点の全天日射量など基準値として到底使いものになりません。

当三相システムは、日射量計を接続することができますが、信頼できる機器レベルだと8〜10万円レベルです。
しかも日射量計はメンテが必要ですし、それ自体に経年劣化が予想されます。
何のための経年劣化監視をするのか、意味合いとかかる費用とのバランスも考えないとバカバカしいお話しになりかねません。(笑)

書込番号:20768362

ナイスクチコミ!2


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更新日:9月29日

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