『Rolleiflex Instant Kamera』 の クチコミ掲示板

[kuranonaka]

ちょっとだけ悩んでいたけど購入。

世界初の二眼レフインスタントカメラのMINT TL70、そのファインダーの暗さを改善したTL70 2.0に続きローライフレックスからの技術＆パーツの供与でさらに明るく見やすくなったこのカメラ。

良い点

フレネルレンズが入っているので手持ちの最終型ミノルタオートコードより視認性は良い。

最短撮影距離48cm。さらに寄れるシリーズ専用クローズアップレンズとフードは明日届く予定。

ファインダー像はプリントサイズと同じサイズ。

絞りを変えられる。(シャッタースピード連動、バルブも可。)

シャッター半押しで適正露出か確認できる。

露出が1ステップだけ±できる。

フラッシュ内蔵。

フードを開くと電源オン、シャッターが効く、閉じると電源オフ、シャッターが反応しなくなる。

写りは予想より良くフォーカスのあった部分はくっきり。

側面の突起が無く収納性が高い。


悪い点

レンズキャップが脱着しづらい。

ファインダールーペの引き出しがスポーツファインダー連動していないので煩わしい。

ピント調整ノブが回しにくい。

絞りが構えた位置から確認できない。

この形でケーブルレリーズが使えない。

フィルム排出音がうるさい。

速写ケースの販売がこの機種を販売した時点で終了している。


人によってどちらともいえる点

本体で露出している金属パーツはストラップホール、三脚穴、普段はたたまれている部分のフードだけなので軽い。1000g前後ある金属ボディ6x6二眼の約半分の525g。

軽さの最大要因、シルバーの部分も樹脂にメッキ、ヒケやパーティングラインを残したままメッキ。

フィルム排出がシャッター連動していないので多重露光ができる、言い換えればシャッター押してなくてもイジェクトボタンを押せば未撮影のフィルムが排出される、意図せず誤ってシャッター数回押して失敗もある。

インスタックスミニを採用しているのでフィルムコストが安く製品幅が6×6の二眼レフとほぼ同等になっている。でもそのせいで横構図が三脚無しでは難しく三脚穴が底面にしかないのでアルカスイスのL字クランプが欲しくなる。

1ｍ以内で撮影可能、でも二眼レフやレンジファインダーなどで特有の視差が発生し構図が上下に大きくずれるので注意。気をつけないとファインダーの中心にとらえていたものがプリントだとかなり上にずれる。


総評　デザインと機能

フォーカス機構はローライやミノルタのような前板についたテイクレンズとビューレンズが前板ごと前後して合わせるタイプではなく低価格機によくあるルビテルやリコーフレックスのようなレンズ筒にギアがありテイク＆ビューレンズが回転して合わせるタイプなので本体の軽さもありローライの仮装を試みているルビテルの印象。

でもよく作った。

書込番号：22531436

[kuranonaka]

フード、NDフィルター3種類、18cmまで寄れるクローズアップレンズのセットが届きました。

価格から想像はつきましたがフード、レンズ枠とも樹脂製、パッと見クローズアップレンズには構図をとりやすくするための視差補正はつけられていないっぽい。

昔の二眼レフのフィルター枠規格のBAY1とかBAY2のようなバヨネット形状なのですがクリックストップが無い樹脂同士の摩擦固定なのでかなりきつくカメラが壊れるんじゃないかと思いました。

製品自体よりクリーニングクロスのバックプリントに感心してしまった。

書込番号：22533581

[カメラ久しぶりです]

素晴らしい。本当に素晴らしい。

書込番号：22539042