『口径差による写り方の違い』 の クチコミ掲示板

 >  >  > クチコミ掲示板

『口径差による写り方の違い』 のクチコミ掲示板

RSS


「天体望遠鏡」のクチコミ掲示板に
天体望遠鏡を新規書き込み天体望遠鏡をヘルプ付 新規書き込み



ナイスクチコミ17

返信3

お気に入りに追加

標準

口径差による写り方の違い

2020/08/09 09:42(1年以上前)


天体望遠鏡

Vixen 60mm,F15,アクロ

Vixen 80mm,F11.4,アクロ

国際光器 102mm,F9.8,アクロ

Vixen 135mm,F5.3,ニュートン

40〜10年前の入門機〜初級機で木星や土星がどれ位写るかの目安に、画像を並べてみました。
なお、個人差がありますが、眼視よりも撮影した方がよく見えるので
眼視での見え方は画像よりも少し劣ります。

Vixen 60mm,F15,アクロ ←絶版。現在同スペックの物はほぼ絶滅
カメラの感度限界のため土星は眼視よりやや不鮮明ですがAB環の識別が可能。
土星はもう少し鮮明に写している方はいます。
木星の大赤斑は映るが眼視では見えたり見えなかったり。

Vixen 80mm,F11.4,アクロ ←A80Mf
天候不良のためやや不鮮明。限界はもう少し上。カッシーニの間隙が見え始める口径。
眼視だと大赤斑は見えるがカッシーニの間隙は見えたり見えなかったり。

国際光器 102mm,F9.8,アクロ ←絶版。現在同スペックの物は絶滅
ED等と比べるとやや不鮮明。木星の細かい模様が見え始める。カッシーニの間隙はよりはっきりと。

Vixen 135mm,F5.3 ←R130Sfの前モデルで接眼部がスライド式+金属製な点以外はほぼ同じ
コントラストが低い。放物面モデル(125〜135)は木星の細かい模様が見える。
135mmは球面モデルもあるのでそっちだとボケボケらしい(要検証)。

kenko 60mm,F7,アクロ ←絶版
天候が悪く不鮮明。限界はもう少し上だがF15アクロより見え味は悪い。
倍率が出しにくいが土星のAB環識別は可能。

Vixenが多いのは価格の割によく見える(と思う)から。
他に100mmF10反射やMIZARの屈折などもありましたが合焦位置などの都合で写真を撮っていないため省略。
こうして比べてみると40年ほど前の鏡筒なのに60mm,F15って割とよく見えるなぁと思います。
タカハシMT-130の作例とかと比べると流石に劣るものの、Vixenの巨大斜鏡ニュートンも割と写るなぁとも。。

同じクラスの口径で、もっと写ってる画像あるよ!って方がいたら見たいので画像なりリンクなり貼ってください。

書込番号:23588058

ナイスクチコミ!11


返信する
クチコミ投稿数:413件

2020/08/09 15:16(1年以上前)

kenko SW-UPC

kenko 60mm,F7アクロの画像貼り忘れてました。。
kenko SWは天候不良と短焦点のため、まともかどうかはちょっと判断に困りますが
製品の口コミにモノクロで綺麗な土星を撮っていた方がいたので
案外レンズはまともっぽいです(架台はボツ)。ハズレじゃなければ。

まともな物なら口径毎の見え方の限界は大体この辺りという参考にはなる…はず。
画像は全て赤道儀+手回し追尾撮影なのでモーターを使うともう少しノイズが減ります。
今は壊れたままなので手回ししてマス(;^ω^)。

因みにR130Sfは接眼部が弱く、カメラ装着時のピント合わせに苦労するので
現行機種で撮影するならSkyWatcher BKP130 (R130Sfと製造元が同じで接眼部が丈夫)
がR130S系の同等品となります。
R130Sとは接眼部の形式や製造元は違いますがアストロアーツに綺麗な作例があるので大丈夫かと。

書込番号:23588687

ナイスクチコミ!2


クチコミ投稿数:413件

2020/08/15 08:46(1年以上前)

Vixen 80mm,F11.4,アクロ

旧型Vixen 80mm,F11.4,アクロ ←カスタム80M (白緑ツートン、GP版)
を試せる機会があったので追加。

現在の機材(KissX2)+80mmだと恐らくこの辺りが限界だと思われます。
A80Mfよりこちらの方がかっちり見える感じがしますが撮影条件が違うので単純比較できず。
80mmでこれなら先の102mmはもう少し写るかもしれない(また課題が増えてしまった)。

書込番号:23600961

ナイスクチコミ!3


クチコミ投稿数:4329件Goodアンサー獲得:131件

2021/08/08 21:50(1年以上前)

>トニー・ゴンザレスさん

大変参考になりました。
ありがとうございます。

私は、小口径の望遠鏡の場合は土星のカッシーニの間隙が見えるかどうかがひとつの目安と思っていましたが、130mm以上になるとカッシーニの間隙の外側にあるエンケの間隙が見えるかどうかが次の目安になると思っています。

エンケの間隙を見るには最低でも20,000枚以上のコンポジットは必要ですね。
土星は輝度が低いので撮影時間が長くなりがちです。PHD2でガイドしています。
シーイングが安定している7〜8月は見ごろですね。

書込番号:24279121

ナイスクチコミ!1


クチコミ一覧を見る


クチコミ掲示板検索



検索対象カテゴリ
を対象として
選び方ガイド

新着ピックアップリスト

ピックアップリストトップ

クチコミ掲示板ランキング

(カメラ)

ユーザー満足度ランキング