



大枚165,000円払って、おまけにX-CL3まで購入することに....まあCG-10Mが売却できたので良しとします。
システムはDCD-SX11, NT-505, スピーカーはHarbeth Super HL5 plusです。オリジナルのX-PM100はとことん透明かつ清潔感に満ちたどちらかというとクールな鳴り方で、Harbethの穢のない可憐さのようなものをよく出していたと思います。Harbethは箱鳴りを生かした音作りをしているのだと思いますが、X-PM100で鳴らすと音の立ち下がりがとても早く、余計な尾を引かないのはこのアンプならではの美点だと思います。
もう一つのシステムがオールアキュフェーズにスピーカーはB&W804D3という組み合わせで、これはハイクオリティかつ、やや素っ気ない鳴り方をしますが、色んな意味で基準と言える中庸さがあります。オーディオはあちこちいじっていると自分の位置がわからなくなってくることがあるので、こういう基準機のようなものが必要だなと感じます。
さて、バージョンアップです。バージョンアップをしても寝起きの悪さは相変わらずで、単に通電しているだけではだめで、本調子になるのには音を出してから40分くらいかかります。音調は思ったよりも大きく変わりました。まずはドライブ能力が上がりました。力感もです。細身だった音調が実体感を備えました。ハイスピード、高解像度に加えて力感が備わったので、表現に凄みがでます。この点、C-2150+P-4500のアキュフェーズセットよりもかなり上です。
清潔感は変わりませんが、オリジナルよりも抑揚をよく出すようになったので、これによって可憐さや情熱など、情緒的な表現力は大きく進歩しました。オリジナルは客観的にハイクオリティと感じさせる音でしたが、バージョンアップしてからは表現の幅が格段に広くなり、愛着が持てる音を出すアンプになったと感じています。オリジナルよりもHarbethの美点をよく出します。
クロックはB出力の22.5MHzを入れていますが、違いは明らかであるものの、音質や音楽表現への効果はそれほど大きくは感じません。ピントがピシッと合う感じはしますが、もともと位相がよくコントロールされているアンプなので、極端に変わるわけではありません。ネットワークプレーヤーのNT-505への10MHzの入力の効果は絶大です。
まだ鳴らしきれていないので、中途半端なレポートですが、オリジナルをお持ちの人はバージョンアップをお勧めします。アンプのトレンドを超越した鳴り方で、20年は使いたいと思わせます。
本当に良いアンプになりますよ。
書込番号:24198740 スマートフォンサイトからの書き込み
13点


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