


(1)
以下は、CineDのJohnnie Behiriさんが行った、Canon EuropeのDavid Parryさんへのインタビュー動画です。
・Canon PowerShot V10 Pocket Size 4K Vlogging Camera - Everything you need to Know (CineD、2023/05/11)
[後日、CineD Japanから日本語字幕版がアップされると思います]
https://youtu.be/XmglaU4XtKc
この動画を観てから、キヤノン各国(Europe、USA、Asia及び日本)のサイトで、PowerShot V10の仕様を見較べたのですが、一番詳しいのは、Canon Europeでした。更に、(中国の)SmallRigとのコラボレーションによる(ウィンドジャマー、ケージ等の)専用アクセサリーキットが、ヨーロッパと中国のみで販売されるとの事。
キヤノンは、所謂、ニューコンセプトカメラを市場投入して来ましたが、旗振り役は、以下のようになっていると推察しています。
・IVY REC (日本名称:iNSPiC REC): Canon USA
・PowerShot PICK、PowerShot ZOOM: キヤノンINC
・PowerShot V10:Canon Europe
PowerShot V10の売れ行きと顧客層次第ですが、ヨーロッパと中国以外の(日本を含む)国では、SmallRigの正規販売ルートから、専用アクセサリーが発売されると思われます。
David Parryさんのお話で、気になった箇所を挙げておきますね。
・イメージセンサーは、G7X2/G7X3と同一(→ G5X2、G7X2を含め、全て同じソニー製)。
・(電子式でなく)光学式NDフィルター(3 stops)を内蔵。
・AFモードの切替はなく、自動的に顔検出を行い、もしモノをカメラの前にかざしたら、モノにピントが合い、どけると顔にピントが戻る。モニター画面のタッチによるピント合わせも可能。
・カメラを90度回転させると(所謂、縦位置にすると)、カメラの向きがメタデータに記録され、vertical videoと認識される。
・録画可能時間等は、動画でDavid Parryさんがご説明なさった内容が、 Canon Europeの仕様にはキチンと記載されており、Canon USAもほぼ同様の記載内容となっています。
Movie Length (Canon Europe)
Max movie continuous recording time available 1 hour.
Smooth Skin Movie mode (4K): max 5 min.
(If the camera's internal temperature becomes too high the recording time may reduce. Shooting 4K UHD 29.97p for Approx. 20 minutes without heat limit is possible if starting from +23°C. In other modes (apart from Smooth skin Movie recording in 4K that is limited to 5min.) there is no limit due to heat.)
Battery Life (Canon Europe)
4K Movie shooting time: Approx. 55 min.
Full HD Movie shooting time: Approx. 1 hr. 20 min.
4K Playback time: Approx. 2 hr. 40 min.
動作可能時間 (キヤノン 日本)
4K30P:約55分、フルHD60P:約1時間20分
(バッテリーフル充電時。撮影環境や条件によって動作可能時間は異なります)
(注)
キヤノンは、Dual Pixel搭載1型イメージセンサーを自社開発/製造していますが、搭載機種は、現在まで、以下のような業務用に限られています。
XF405/XF400(2017/11)、‥‥、XF605(2021/10)、XA75/XA70(2022/10)、CR-N500(2021/05)、CR-N700(2022/12)
(2)
以下は、 Gordon Laingさんによるレビューで、閲覧した中では、最も実用に沿った内容だと思いました。
・Canon PowerShot V10 REVIEW: move over G7X! (Gordon Laingさん、2023/05/11)
https://youtu.be/a2RAfaTzDz0
【おまけ】
以下は、「Inter BEE 2022」でのキヤノンのYouTube LIVE配信のチャット欄に書き込んだ内容です。その後、発表/発売されたR8、(M50の後継!)R50でも、「EVF/バリアングル」搭載が継続されており、キヤノンのvlog等への捉え方が、他社と一線を画している事が良く分かると思います。
「昨今、カメラ業界は、スマートフォンのカメラ性能向上により、厳しい状況に置かれているとの論調が目立ちます。確かに、思い出を記録するような(vlogを含む)用途では、スマートフォンが支配的になるのは間違いありません。
しかし、photographer/videographerの方々なら、スマートフォンでも素敵な作品を制作出来るでしょうが、スマートフォンでの撮影経験しかない方には、まず無理な話です。R10/R7は、静止画/動画の作品性を高めたい方が、まず手に取るような機種に当たると思っています。作品性を意識する切っ掛けとして触れるのは、静止画より動画の方が、比重が高まって行くと思われます。
例えば、「鬼滅の刃・無限列車編TV版」OPの冒頭に、転車台のタイムラプス(3秒半)が挿入されています。タイムラプスとしても、1枚1枚の画としても、とても素晴らしいと思います。「リコリス・リコイル」OPの私服姿では、ジンバルによる旋回?撮影のようなカメラワークが使われています。MV等に関しては、言うまでもありません。
「EOS R」シリーズの良さは、静止画/動画のどちらを入口にしても、photographer/videographerへの道を切り開けて行ける所だと思います。両方のスキルが要求されるウェデイングのプロが、R7から出発出来たりするはずです。「EOS R」は、キヤノンらしいハイブリッドとして、全機種に、EVF/バリアングルを搭載して頂きたいと願っています。」
書込番号:25256355
6点


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