『日本のタイヤとヨーロッパのタイヤの違いは・・・』 の クチコミ掲示板

[mahal kita 007]

２０年前は日本もスポーツタイヤの全盛期でした。
ＢＳかYOKOHAMAか？そんな時代がありました。

車もターボ付のどっかんスポーツ系が多く、タイヤもポテンザ、アドバンと言うブランドが超有名でメーカー側もグリップ重視のタイヤをしのぎを削って開発していました。

その頃、ヨーロッパのタイヤ（ピレリー、ミシュラン）はスポーツタイヤであってもグリップ重視ではなく、限界を超えたら自然に滑るタイヤ性能でした。

いわゆる、滑ったらドライバーの責任で車をコントロールして、車を立て直すもの。早めに滑り出させることで、大きな事故リスクを回避する方向ですばらしい考え方だと思いました。

一方、日本のハイグリップタイヤは限界までのグリップ性能は世界でNO１でしたが、一旦滑り出したらコントロールが効かない危険なタイヤでした。

山道でコーナーを曲がるにはドライバーの腕ではなく、タイヤのグリップ性能だけで曲がってたわけですから、運転が上手くなるはずはありまえんでした。限界を超えれば、コントロールできない滑り方でよくガードレールに張り付いて車を壊しました。

その後、ピレリーファンになり、限界値前で滑る楽しさとコントロールテクニック向上にとても勉強になったことを思い出しています。

現在のスポーツタイヤはそのようなことがないと思いますが・・・

書込番号：5610655

[スーパーアルテッツァ]

正に私が約２０年前、ＴＹＰＥ-Ｄを入れてコーナーでコントロールを失い、ガードレールに張り付いた一人です。
このタイヤ、斬新なトレッドパターンで走り屋の心を引き付けましたが、mahal kita 007さん の仰る通り限界を超えてからのコントロールの難しさ、最悪なウェットグリップ等今から思えば問題だらけのタイヤです。

又、ピレリ−Ｐ７なんか履かせていたら尊敬の眼差しで見られたものです。

遠い昔の話ですが、当時はローダウンやマフラー交換は全て整備不良でした。
４０歳を過ぎた今もローダウンの車に乗っていますが、ローダウン等が合法（限度がありますが）とは良い時代が来たものだと思います。

書込番号：5610851

[からたろう]

使用される速度域、走行距離の違いから生じる問題です。

日本と違い、巡航速度じたいに違いがある欧州では日本のようにレスポンスがよく、限界が高いタイヤは好まれません。

また高速走行するということは発熱の問題があり、おいそれとハイグリップなゴムを載せられません。

過去は欧州タイヤに追いつき、追い越せということで、ピーキーなタイヤがありましたね。

ただ欧州製のクルマにＯＥＭ供給するようになってだいぶ日本メーカーも変わったと思います。（ＲＥ７１やグローバはかなりコントロール性重視になったと思う）

最近は同じタイヤを輸出することが増え、だいぶ欧州チックなタイヤが増えましたね。（ただ現行ＲＥ０１Ｒやネオバはアメリカには輸出できても、欧州へはＮＧでしょうが）

最近の欧州のハイパワー競争は著しく、日本のような絶対グリップも重視されています。欧州が日本化し、日本が欧州化しているグローバル化の傾向なんでしょうね。

書込番号：5610952

[パパイヤラディン]

腕でしょ。タイヤのせいにして事故る人はみっともない。

もっとも、法定速度で走っている分にはどんなタイヤでも問題ないとは思いますけどね。生きてるタイヤに限りますが。

そもそも、タイヤの限界を知らないで、タイヤの限界を超えるような運転をしている人が無謀なんですよ。上手い人はタイヤの限界も車の限界もわかってます。
ドリフト走行なんていうのは、タイヤの限界を先に超えさせて運転してるんです。滑る前に滑らす。これも一種のドラテクですね。

ハイグリップのタイヤが、限界を超えた時の滑り出しが激しいのは、車好きなら常識ですよ。
ミッドシップ車の限界を超えた時の挙動と同じです。

書込番号：5611259

[mahal kita 007]

おっしやる通り、腕もあります。

しかし、スピードに憧れる若者が中心にタイヤを組み込むわけですから、腕がある無いに関わらず、今で言うデメリット表示をメーカー側はするべきだったと思いますね。

仮に、メーカーにクレームを入れたとしても「お客さま、運転が下手だからですよ。下手な方はこのタイヤを購入しないでくだい。」

そんなことは口が裂けても言えないでしょうね。

書込番号：5612836