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標準

ステンレススチール

2009/05/21 14:18(1年以上前)


腕時計 > ロレックス

クチコミ投稿数:693件

現在ロレックスに使われているステンレスは904Lだと言われています。私が所有するアンティークは60年代の6694と40年代の3131の二本です。3131は金無垢なのでほとんど変化はありませんが、SSの6694は30年位前のものでも針に腐蝕が見られます。904Lは成分や混合比を変えることで316Lより更に腐蝕に強い金属になっていると思いますが、いつ頃の製品から904Lが使われているのでしょうね?また最近のロレックスはどのくらい腐蝕せずにいられるものなんでしょう?

書込番号:9579992

ナイスクチコミ!1


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クチコミ投稿数:16件Goodアンサー獲得:1件

2009/05/21 20:13(1年以上前)

時計の知識は本音でトーーク!氏が詳しいと思います。
ほかの方の書き込みに過剰反応しない識者です。
明快、簡潔できっと耳寄りな情報をお持ちでしょう。

書込番号:9581319

ナイスクチコミ!2


クチコミ投稿数:1522件Goodアンサー獲得:91件

2009/05/22 01:44(1年以上前)

ホログラムさんお久しぶりです。
 
私は60年代の1601を所有していましたが、ベゼルを外すと点状の腐食がありました。もしかすると当時の冶金技術では偏析(成分の偏り)があったりして、品質にばらつきがあったかもしれません。
現行のオイスターケースも使用状況によっては同様のことが起こりえますが。

針はたぶんステンレスじゃないと思いますよ。ムーブに負担がかからないようにするため、もっと比重の小さい金属を使ってるんじゃないでしょうか。

316Lと904Lの差がわかりませんが、現在のオイスターケースは打ち抜きから研磨仕上げまで殆ど機械でやるみたいなので、904Lに代わったのは加工性を重視してのことだと思います。

>いつ頃の製品から904Lが使われているのでしょうね?
そもそも904Lを使っているとwebで公表しだしたのもつい最近なんですよね。


書込番号:9583471

ナイスクチコミ!1


クチコミ投稿数:693件

2009/05/22 21:27(1年以上前)

カンパニョロレさん、お久しぶりです。他の皆さんも書き込みどうもです。

ということは現行の針も30年くらいで腐食しますかね。

904Lを使っているのは時計ではロレックス社だけという記載もどこかで見ました。
もしそうだとしたら、ロレユーザーとしては何か嬉しいですよね。

304、316、904についてちょっと長いですが、下記のような記述がありました。
ちなみにLはLOWの略で、低炭素だったような…

@オーステナイト・ステンレス鋼
 多くのステンレス鋼は、いろいろな理由からニッケル(Ni)を含有しています。特にニッケルを添加することによって、結晶構造がフェライトからオーステナイトに変化します。オーステナイト・ステンレス鋼は延性、靭性があります。最も重要なことは、成形加工、溶接が容易であるということです。オーステナイト・ステンレス鋼は焼きなまし状態で非磁性であります。最も一般的な鋼種は、Type 304(S30400)です。18/8とも呼ばれ、世界中で広く使用されています。低炭素系の鋼種は、Type 304L(S30403)であり、多くは溶接が関係する、より腐食性のある環境で用いられています。この系統の材料の用途は、家庭用のキッチンシンクやビルファサード(ビルの正面部分)から食品加工装置や化学プラント配管など広い範囲に及んでいます。
 海水環境や酸性環境などに対する耐食性を高めるために、幾つかのステンレス鋼に対してモリブデン(Mo)が添加されます。それによって、ステンレス鋼の耐孔食性および耐すきま腐食性が高められます。これらの腐食形態は、より腐食性の高い塩化物イオン(Cl−)によるものであります。塩化物イオンは、海水塩や食卓塩のような塩に含まれているものです。Type 304や304Lに対して2〜3%Mo添加しますと、単純に言えばType 316(S31600)あるいは316L(S31603)ステンレス鋼となります。これらの鋼種は、ボート備品のような部品に広く使用されているので、ときに海水用ステンレス鋼とも呼ばれます。また、硫酸のような酸溶液中で高い耐食性を示すため、耐酸性鋼種としても知られています。用途は、腐食性のある環境にあるビルのファサードから、ケミカルタンカーの配管までと広がっています。

A二相ステンレス鋼
 フェライト・ステンレス鋼とオーステナイト・ステンレス鋼の中間は、だいたいフェライト相50%、オーステナイト相50%の二相ステンレス鋼と呼ばれるグループであります。二相組織のため。塩化物を含む温水中においてオーステナイト・ステンレス鋼に作用する応力腐食割れに対して抵抗性があります。最も一般的な二相ステンレス鋼は、2205(S31803、S32205を含む)であり、温水タンクのような多くの用途があります。
 窒素(N)は、幾つかのステンレス鋼に添加されていますが、二相ステンレス鋼におけるNは、最も重要であります。それは、幾つかの有益な効果があるからです。ニッケルのように、窒素はオーステナイトを安定化します(溶接に対して特に重要)。また、モリブデンのように耐孔食性および耐すきま腐食性を改善します。窒素の添加は強度も高めます。二相ステンレス鋼は、基本的に強度が高く、0.15%N含む2205級の鋼種は、Type 316の耐力の二倍以上の強度があります。このように2205は、強度と耐食性が要求される遠洋航海用のケミカルタンカーのタンク類に使用されています。また、公共ビルのガラスカーテンウォールのロッドやコネクターのような部品として用いられています。高強度であるということは、部品を小さくでき、構造を軽量化し、より透明性を想像させます。

Bスーパー二相合金
これまでにご紹介した一般的なステンレス鋼の他に、より高い耐食性、あるいはより高い強度を必要とする用途に適した特殊ステンレス鋼のグループがあります。表に記載されている材料は三種類あります。すなわち、もともと硫酸用に開発されたAlloy 904L(N08904)、一連の6%Moステンレス鋼のグループを代表するスーパーオーステナイト合金254(S31254)およびスーパー二相合金のグループを代表するAlloy 2507(S32750)であります。254合金およびAlloy 2507は、耐海水用材料であり、海水中で孔食あるいはすきま腐食を生じません。また、切削性を改善するという特別な要求から開発された材料もあります。大抵は加工性のある材料でありますが、鋳造品も可能であります。鋳造性を改善するために化学組成を僅かに変更しています。

書込番号:9587165

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