ThinkPad X60s 1702-C6J のクチコミ掲示板

[junkpad]

ついに！3/23(木)に、私の家に届きました。
モデルはLenovoサイトでカスタマイズして購入した1702-13Iで
CPUがL2400(1.66Ghz)のモデルですが、こちらに感想を。


今現在X40を使用しており、1.8インチのハードディスクがどうしても
好きになれなかったので、買い換えました。よって、比較はX40に
なります。


＜液晶パネルがイマイチ＞
全体的に濃い目の色合いで、青っぽく、少々ギラつき(?)があります。
また、右端に輝度の落ち込みが少々確認できました。
個人的にはX40の方が好み＆質が高いと感じました。
※パネル製造メーカーが複数あるかも知れませんので、個体差の
※可能性もあります。

＜ACアダプタが小さい＞
ACアダプタが小さく、持ち運びをする人には便利だと思います。
新アダプタなので今までの物と互換性が無く、Lenovoロゴは
なんとなくテンションが下がります(苦笑)。

＜キータッチが軽い＞
キータッチが全体的に軽く、ストロークが少しだけ長くなったと
感じました。これも好みによりますが、私はX60sの方が好きです。
ストロークに限って言うならT4系やR5系に近いかな？
でも、右側が若干ガタつきます。
※ちなみにNMB製(ミネベア製)でした。

＜質感＞
天板のピーチスキン具合は少々クオリティダウンか？なんとなく
キメの細かさが無く、ザラザラしているような気がします。
底面やパームレストはX40と大差はありません。

＜比較的静か＞
ファンもそれほど派手には回転せず、回転してもX40の様な
小さいファンの風切り音が目立つ事もあまり無いので騒音が
気になることはそれほどありませんでした。
また、ボディが大きく熱を持つことも無かったと思います。
※あまり長時間負荷をかける事はしていません。

＜ハードディスクカバー＞
試しにハードディスクを外してみたのですが、カバー部分が
コツを掴まないと外れにくく、うっかり壊してしまいそうです。
今までの様にハードディスクとカバーが繋がってなく、本当に
カバーだけです。

＜バッテリー＞
標準の４セル拡張バッテリーは底面が少々出っ張り不恰好かも。
別売りのスリムラインバッテリーが欲しいと思いました。
でも、重量的には４セル拡張バッテリー搭載でX40に標準タイプ
バッテリー搭載マシンと大差なく、この出っ張りがキーボードに
傾斜を与えるので入力しやすいと言った意見もあるかも知れません。

＜コネクタ位置に不満＞
有線LANコネクタが手前過ぎる。ACアダプタのコネクタとモデムの
ポートが密着しており、手探りでアダプタを接続しようとすると
うっかりモデム側に入ってしまう。
特にACアダプタとモデムの位置は絶妙で、見ながら入れれば良い
のでしょうけど、ちょうどサイズもピッタリで間違えて入れても
違和感が無いのが困りモノです。
反面、USB2.0が左右に振り分けて3ポート、IEEE1394ポートがあり
使い勝手は確実に向上しています。



今現在で、あえて気になるところを中心に挙げてみました。

で、結論としてはLenovoでもきちんとThinkPadであると認識しました。

確かにコストダウンと思える部分もありますが、その中でX4系と
X3系の良い所を極力取り込んだ製品と言えるのではないでしょうか。
(個人的には液晶パネルにはもう少し良い物を期待していました)

細かくは書きませんが、ThinkVantage群もThinkPadらしさが
あって、Lenovoになっても今のところはThinkPad魂は根付いて
いると思います。

…つくづく、売却先がLenovoじゃなくて例えば日立だったりしたら
偏見はもう少しなかったんじゃないかな？と思ってしまうのでした。

書込番号：4942091

[Never Again]

詳細なレポートをありがとうございます。私も1702-15I(L2400 1.66GHz)を１週間ほど使っております。

私は液晶パネルの視野角が狭いと思います。3年ほど前のHPのnotebook（15 inch）に比べてもずいぶんと見劣りします。X60sは微妙な視野角の違いで見え方がずいぶんと違いますので、頻回にパネル角度の調整をしたくなります。最近のB5 noteのdisplayの標準を知りませんし、現在使っている4台のデスクトップは中級以上の液晶パネルを使っていますので、私はB5 noteに過剰な期待をしているのかも知れません。

仕様書では重量のレンジしか書かれていなくて不安だったのですが、1702-15Iは4セルバッテリー付きで1.26 Kgでした。ACアダプターは本体が小さくなったのかもしれませんが、太いケーブルが予想外にかさばります。Appleのような小さいACアダプターと細いケーブルにはできないものでしょうか。

スピードに関しては満足しています。しかし、簡単なExcel VBA programを書いて、NEC LaVie G type L (Pentium M 1.2GHz)とスピードの比較をしたら全く同じでした。アプリケーション起動などの体感速度はX60Sの方が若干早い印象ですが、使いこなされたLaVieと、あまりソフトを入れていないX60Sの単純比較はできません。もっといろいろなスピードの比較をしたかったのですが、「優越感に浸りたいだけだろう」と友人に逃げられてしまいました。

書込番号：4945267

[junkpad]

Never Againさん

視野角は確かに狭いですね。
ただX40と比較しましたが、同じ液晶ではない様で陰り方に違いは
あるものの、狭さに大差はありませんでした。
最近の他メーカーのノートPCは分かりませんが、ThinkPadに限って
言えば、視野角の狭さは同程度なのかも知れません。

ACアダプタのケーブルは、言われてみれば確かに太めです。
X40に付属の56Wタイプと比較すると明らかに太いです。
T40系等で使用できる72Wタイプでも最近のACアダプタのケーブルと
太さは同等の様です。私も細いケーブルのアダプタが欲しい！

処理速度については、比較しやすいSuper-PIで比較してみました。
これはX60s云々と言うよりCPU自身の速度と言って良いと思います。
(全て104万桁の計算を2回実行して、早い方を比較しました。)

Core DUO L2400(1.66Ghz)
シングルコア・シングルチャネルメモリ：38秒
シングルコア・デュアルチャネルメモリ：37秒
デュアルコア・シングルチャネルメモリ：37秒
デュアルコア・デュアルチャネルメモリ：36秒

※シングルコアはBIOSにてCore Multi-Processingを無効にて計測。
※デバイスマネージャ上とタスクマネージャ上で1つのCPUだけ認識
※されている事を確認済み。
※シングルチャネル時512MB、デュアル時1,024MB(共にPC2-5300)

これはかなり速いと言えるのではないでしょうか。
比較対照としてPentium M765(2.1Ghz)・2,048MBのメモリ搭載した
マシンで同様のテストを行うと43秒でした。
※比較対照のマシンは、メモリはシングルチャネル(PC-2700)です。

メモリの速度が違いますし、X60sと比較対照マシンではアプリの
インストール状況が違うので純粋なCPU能力の比較にはなっていま
せんが、単純にクロック数で400Mhz以上の差があるPentium Mと比べて
5秒以上の差をつけてしまうだけのパワーは関心してしまいました。

ちなみに、FFベンチ3も動作させましたが、高解像度で2,000強
低解像度で3,000強でした。低解像度なら多少厳しいですがプレイ
可能と思われます。

今回、改めてCore-DUOのパワーを実感しました。
ベンチマークマニアではないハズなのですが、結果を見てニヤけて
しまいました。
こんな結果を見るとメインのノートも買い換えたくなるなぁ…(苦笑)

書込番号：4948712

[シーーー]

みなさんの見解論はとても参考になりますね。
わたしも狙ってます。C6Jほしい

書込番号：4954593

[Never Again]

今日仕事で重い作業をするExcel VBAを書いたものですから、興味本位でDateDiff関数を組み込み、各種PCで実行速度の計測をしてみました。screen updatingをほとんどOFFにしていますし、あまりメモリーを使わないジョブですから、主にCPUのスピードを反映すると思われます。常駐モジュールなどをはずしておりませんので、正確なベンチではありませんし、各マシンの詳細なスペックも省きます。

Desktop
3.4GHz Pen4(550) 1GB (Gateway 707JP) 32 sec
2.8GHz Pen4 512MB (Dell) 36 sec
2.8GHz Pen4 3GB (Dell) 36 sec
2.8GHz Celeron 512MB (自作) 55 sec

Notebook
1.5Ghz AthlonXP 256MB (HP Notebook) 37 sec
1.6GHz CoreDuo 512MB (ThinkPad X60s) 24 sec
1.2GHz PenM 760MB (Lavie G Type L) 38 sec

Mac
G5 Dual 2.5GHz 1GB 61 sec
G4 1.4GHz 512MB 89 sec
G3 0.7GHz 256MB 171 sec

1.2GHz PenMと2.8GHz Pen4がほぼ同じというは意外でしたが、同時にL2400 CoreDuoが、これらの2/3の時間で処理を終えたのには驚きました。3.4G Pen4でさえ足下にも及ばないスピードです。ExcelはCoreDuoと相性がよいのかも知れません。X60sを使っていると、このマシンは自分が想像していたよりも速いのではと思うことがあり、今回のテストはこれを裏付けています。私はスピードを要求されるような仕事にX60sを使っていないのですが、junkpadさんと同様に「にんまり」です。

書込番号：4961884

[Never Again]

Dell Dimension 9150 Pentium D 3.2GHz 4G RAMを購入しましたので、上記と同じExcel VBA benchを走らせてみましたところ、29 secでした。1.6GHz CoreDuoを積むX60sが24 secというのはやはりすごい数字です。

次に、仕事に使っているPerl executablesでベンチをしたところ、上記PenDで5.5時間かかる作業をX60sはなんと2.5時間で終わらせます。CoreDuoって一体...。ちなみにPen4 2.8GHzだと6.5時間ですから、Pen4とPenDの違いはほとんどクロックスピードの差だけで説明できます。噂通りPenDはいまいちですね。

スタンダードとされるベンチマークを走らせれば、もっと正確なことが言えるんでしょうが、普段自分が使っているアプリケーションでどんなスピードの差があるかを趣味によりレポートしています。

書込番号：5034709