


フィルムスキャナ > EPSON > PhotoPC Factory F-3200


ガラス乾板のスキャンの必要があって、フラットベッドの再高級機と称するものを2社各1種類ずつ使用しました。実際にスキャンして比較してみますと、いずれも公称最高解像度の1/2以下しか解像度がなく、機種によっては1200dpiと2400dpiとが同じ程度の解像度しかないのです。乾板を写真として引き伸ばすと見える細部が、いくら解像度設定を上げても、見えてこないのです。センサーは公称だけのドット数があるのでしょうが、結像レンズに解像度がたりないのです。考えてみると、3200dpiとか4800dpiとかを結像するための解像度を持つレンズ(計算してみますと、35mm一眼レフのマクロレンズと同じ程度かそれ以上の性能が必要になります)が、この値段でできるはずがありません。それで、この機種に少し期待したのですが、・・・。この価格では、レンズはフラットベッドと同程度でしょうね。ニコンやミノルタのプローニー機の高価格は、レンズや光学系の精度、迷光処理(ダイナミックレンジに直接的に効いてくる)の差なのでしょう。ニコンやコニカミノルタのフィルムスキャナーにはダイナミックレンジが明記されていますが、エプソンのそれには書いてありません。よいレンズとしっかりした光学系をもった、10万円台中頃のものを出してくれないかなあ。
書込番号:3204160
0点


2004/08/30 22:27(1年以上前)
質問です。
「フラットベッドの最高級機」とは具体的にどの機種なのでしょうか?
フラットベッド型フィルムスキャナでも200万とかする機種もありますし。
書込番号:3204655
0点



2004/08/31 21:29(1年以上前)
この欄はコンシューマー向けの製品のことを論じるものだと思っていました。このようなことをおっしゃる方がいるとは思いもしませんでした。もちろんここに書いた経験は、エプソンとキャノンの、数万円のものについてです。
おおせのように、業務用にはいくらでも高価なものがあります。空中写真による測量用の写真の読み取り装置は、はるかに大きな面積を測定でき、測定位置再現性もよく、階調のダイナミックレンジも十分ですが、分解能としてはさほどではありません。普通に使用されるのは1200dpi程度です。なお、この手のものは、構造的にはフィルムスキャナーであり、反射原稿を読み取るのが主目的のフラットベッド型とは異なります。また、価格も数百万円以上します。
もし、確実に3200dpi以上の解像度でA5判の大きさの透過原稿が読み取れる機種をご存じなら、お教え下さい。(ドラムスキャナーなら可能なのでしょうが、ガラス乾板は曲げられないのです)。
なにしろ「門前」の小僧なので、お教えを乞います。
書込番号:3208171
0点


2004/09/01 00:03(1年以上前)
ご希望の用途にMicrotekのスキャナはどうなのでしょうか?
僕は使ったことないですし、どんなレンズを使っているのか知らないのですが。
コンシューマー向けのものにはない違いがあるかもしれませんね。
書込番号:3208945
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2004/09/01 23:23(1年以上前)
レンズはシビアーです。35mmフィルム専用なら、24mm幅を解像できればよいのですが、ブローニー用なら、60mm,4インチ×5インチフィルム用というなら、100mm幅を解像できないといけません。
ブローニーフィルム用でしかない、ニコンのSUPER COOLSCAN 9000ED用レンズの構成図をみますと、 広角型の接写レンズとして典型的な前後対称型で、しかも工作困難な3枚合わせレンズを使用しています。これは見るだけで高そうなレンズです。
しかし、エプソンはこの値段で、100mm幅の画面をカバーしようとしているのです。安いレンズで解像度を上げるには、F値を暗くする手がありますが、これは実は決して解像度を上げているのではなく、球面収差をなどを減らしているだけなのです。暗くすることで今度はセンサーへの光量が減りますから、スキャン速度を落とさないといけなくなります。
これ以上は書かない方がよいと思いますのでよしますが、このスキャナーで本当に4×5のフィルムを使ってとった写真にふさわしいデータがとれるのか、どなたかテストをしてください。
書込番号:3212390
0点


2004/09/02 08:22(1年以上前)
この機種を使用しての判断ではないので、適切ではないかもしれませんが
EPSONのフラットベットGT8700、9700、9800、X700とフィルムスキャナの比較をしたことがあります。
9700は3200dpiですので、スペック上の解像度は同じです。
F3200が9700より劣ることがないとしたなら、4x5をスキャンする場合、大判で撮った写真をスキャンするにふさわしい画像が得られるか?と言う質問には以下の理由でYesです。それは、今まで主に4x5以上のフィルムで写真を撮って来て、使用した業務用フィルムスキャナと比較しての感想からです。
4x5をスキャンできるフィルムスキャナとしてImaconのFlextight
および、ハイデルベルグのドラムスキャナなどを
使用していました。(もちろん外注で)
ドラムは高価なのであまり回数頼んだことはありませんが
FlextightでとったものとEPSONのフラットベットでスキャンした
ものと比較した場合、自分である程度のオペレーティング(レタッチ)
技術があれば、ほとんど差が出ません。
解像力でも、諧調でもです。
特に解像力などは、Pixel単位に拡大して比較でき、EPSONのすばらしさに
驚いたものです。現行機種であるGT-X700に至っては、さらに性能は向上して
います。知人が某メーカで開発に当たっていますが、確かにイメージサークルの大きい高性能レンズは高価です。しかし、スキャナで最もお金のかかる
ところは、それら光学系を支えて筐体精度を維持するところだそうです。
今のレンズは光路追跡計算で、無理やり解を見つけますから
結構安いレンズでも侮れない性能を出してきます。
結論としては、大判で撮った写真をスキャンするならEPSONは買いです。
ブローニー以下のフォーマットで、価格より性能重視なら、NikonやMinoltaのフィルムスキャナがよい仕事をしてくれます。
書込番号:3213480
0点



2004/09/02 20:40(1年以上前)
高校で学んだレンズの知識と簡単な算数で計算してみました。でも、なにしろ門前の小僧ですので、仮定に間違いがあるかもしれません。ご指摘くださると幸いです。
EPSON F-3200の筐体の寸法とフィルム挿入口の位置から見て、下に光源があり、フィルム直上に鏡があって、レンズで結像、CCDに入射という構造だと思います。筐体の奥行寸法は25cmということですから、被写体であるフィルムとCCDとの距離は20cm程度でしょう。レンズの公式で言う、a+b=200mmということです。フィルムの幅は4インチですから、簡単にして100mmとします。CCDのサイズがわかりませんが、半導体メーカーのカタログから、2インチ以下と見て差し支えないようですので、これも簡単にして50mmと見ます。としますと、レンズの公式、(1/a)+(1/b)=1/fとa+b=200、撮影倍率b/a=0.5ですから、レンズの焦点距離は44.4mm、レンズと被写体の距離は133mm、レンズとCCDとの距離は66mmになります。
この状態をカメラで置き換えてみます。CCDの長さが50mm、CCDメーカーのカタログで44mmというあたりの数字を利用しますと、ライカ判程度のレンズを撮影倍率1/2に繰り出したのと、ほぼ合致します。
CCDのサイズを50mmとして解像度を概算してみますと、このレンズが3200dpiを結像できるためには、全画面(50mmΦ)にわたって、ミリあたり130本程度は必要なようです。レンズを絞らずに、接写でこれだけの値を持つためには、いわゆるマクロレンズが必要になります。付言しますと、普通のマクロレンズは設計倍率が1/2です。
われわれが容易に触れられて、この程度の撮影倍率(1/2倍)が保障されているレンズとしては、引き伸ばしレンズがあります。ライカ判用の50mm、F2.8は定価が15000円ですが、40mm、F4は29000円もします。
ところで、ニコンやコニカミノルタのブローニーフィルム用フィルムスキャナーのあのレンズ構成の豪華さは、どうして必要なのでしょうか。一つの可能性はCCDが相対的に長い、つまりイメージサークルが焦点距離に比して大きい必要があるということです。これはCCDあたりのセルの感度と関係するでしょうが、残念ながら議論の資料がありません。あるいは、CCDの長さと撮影域(60mm)との比が小さく、等倍に近い撮影になるということです。等倍マクロと1/2倍マクロではだいぶ値段が違いますから、ニコンやコニカミノルタよりもエプソンが賢いということかもしれません。短いCCDで十分な感度をもつものを使用しているということはありえます。
しかし、あのニコンのレンズの豪華さを見ると、精度よくブローニー判以下をスキャンしたいなら、こちらを使用しない手はないように思います。4×5では「已むを得ず」F-3200を使用することになるのでしょうか?
近接撮影専用としてコンピューターに設計させても、光学レンズであるかぎり、スペックを本当に満足させるためには、おのずと必要なレンズ構成と枚数があります。それがきまると、加工と組立て費用がきまります。またエプソンはレンズ会社ではありませんから、仕様を決めるだけで、外注していると思います。
フラットベッドスキャナーでも、フィルムスキャナーでも、光学機械である以上は、組立て精度が必要だということは、おおせの通りです。そして、ここにお金がかかります。位置再現精度を保証した業務用スキャナーが高価格な理由は、ここにもあります。いわゆる光学ベンチは鉄の塊ですし、科学研究用の分光光度計などとも比較するのは場違いでしょう。これらは一人では持てない重さです。これも光学系の精度を保つためです。
それらをさておいても、ニコンのブローニー判フィルムスキャナーの質量と、このF-3200のそれを比較すると、まるでこちらが軽いのです。ニコンはレンズが重いのかもしれません。しかし、コニカミノルタも4kgあります。となると、F-3200の軽さというのは、・・・。
私はエプソンが精度の高いものを作れないとは思っていません。電気的にカバーできる部分があるとしても、物理光学が支配する範囲は、それを満足するだけのものを作ってこそ、エプソンご自慢の電気的、コンピューター的処理が生きてくると思います。それを期待するからこそ、この表題になったのです。
なお、以上の計算はCCDの長さが変わるとまるで変わります。仮に2個直列にしてあるとすると、とんでもないレンズが必要になります。
フィルムスキャナーはフィルムが動くので、レンズは撮影距離一定の条件で使用します。しかし、普通のA4判のフラットベッドスキャナーは、光源と共に鏡が移動し、撮影倍率が一定になるようにレンズが移動します。つまり、a+bは変わりますが、a/bは一定です。このようなレンズは、フィルムスキャナーのそれと比してはるかに設計が困難になります。その上、エプソンもキャノンもカタログではA4判短辺にわたって4800dpiとか3200dpiを保障しているのです。
落ち着いて考え、少し計算すると、レンズの性能がこの値段でできるとは思えなくなります。実際の解像度のテストを私も考えてみましたが、4800dpiとか3200dpiを確認するのは、門前の小僧には容易なことではないようです。解像力テストチャートでは間に合わず、MTFを測定する装置がないと、手も足も出ません。
書込番号:3215349
0点


2004/09/03 09:14(1年以上前)
これ、結構良いと思いますよ…
値段なりで…
ピントもブローニーでも周辺部までよく遭うし、
ポジで使うなら、色も良く出るよ…
家電メーカーが一般的な使い方をする人に提供する物としては、
これで十分じゃない?私は、ここいらで妥協…
お金があればね〜
でも、通な人には、使う前から駄目なんでしょうね〜
もっと高性能なスキャナに対して需要が出来て、大量生産されるようになれば、きっとこの価格で、「門前の小僧」が満足できるものが出来るでしょうね。
もしかしたら、一般向けでは、ずーっと出ないかもしれませんね。
書込番号:3217520
0点


2004/09/03 09:15(1年以上前)
あらら
敬称忘れ!! すみません
書込番号:3217526
0点


2004/09/03 10:55(1年以上前)
Nikonやミノルタのフィルムスキャナーが光学性能上優れているのは
もちろんです。それはレンズの性能も、筐体精度上でもそうでしょう。
まずレンズの設計上で焦点距離は筐体内での光路がどのように設計
されているかによって異なりますので、実際にいくつのレンズが使われて
いるのかは知りません。光路追跡計算で解を見つけるときに、パラメータと
して、レンズの材質、張り合わせ面をはがすなど、自由度を拡大できるところがあるので、それもどの程度のものが使われているのか、わかりません。
たとえばアスフェリカルを使うとしても、研削研磨と複合とでは10倍、
材質に至っては100倍以上の価格差があります。研削研磨でなければ
必要な性能が出ないと言うことは必ずしもないので、そういった意味で
単純に価格が安いから性能が出ていないかどうかはわからないと
申し上げたのです。それでも、相対的にNIKONやミノルタのスキャナが
光学性能上アドバンテージがあるのは、価格から見ても
そうであるべきでしょう。大判をとる場合に、それに十分な性能がEPSONに
あるのかどうかが、わからないと言うことです。
であれば、実際に使用してみるしかないと考えたわけです。
そして、実際に使用してみると(EPSONのフラットベットに関しては)
十分4X5の写真を撮るに足るスキャナだと言う感想です。
それは、ブローニー以下のフィルムスキャナのような性能のものが
このクラスにないから仕方なく、と言う意味ではありません。
お金をかければ高価なレンズも使え、x-yスキャニングを
実際に装備しているような、コストの締め付けが少ない業務用でさえ、
そこまでの解像力を出していないのは、必要とされていないからです。
ですから、ステッパー用のガラス乾板などのように超高解像度を
必要とされる方は、フィルムスキャナをつかう分野と考えていません。
写真用のフィルムでは、S/N比が良好な値で得られるのは
2000dpi程度までで、それ以上の解像力では急激に落ち込みます。
そのため、Kodakなどではこのあたりまでが必要な解像力と考えて
いるようです。4000dpiのフィルムスキャナでは、いったんノイズまで
全部ひろって粒状低減などの処理をする、銀塩に近いことをします。
(銀塩では印画紙に焼き付けるときに粒状低減されます。)
そうすることで、銀塩に近い味わいを出そうとしているのか、単なる
スペック上の数字争いなのかはわかりませんが。
EPSONのスキャナは「画素ずらし」のような処理をするCCDを使っているので
必然的に解像力(解像度ではなく)は落ちます。それがどの程度
落ちているのか、解像力の判定のための簡易測定法が、福岡大学理学部の
論文にあります。その方法ではかってみたことがありますが、Canonのもので
約半分、EPSONでは6割程度から贔屓目に見て7割程度でした。
MTFは解像力のテストではありませんので、レンズの解像力とMTFの値の
順位にはかなりの違いがあります。ハッセルのレンズなどでは顕著です。
これは厳密に定量化できる測定法ではありませんので、目安程度では
ありますが、参考にはなりました。4800dpiのGT-X700では2800以上の
解像力はあると考えていいようです。これ以上解像力をあげても
増加する情報量の中で、増えるのはフィルム状態情報ばかりで、肝心の
画像情報は急激に減少します。実際にブローニーをフィルムスキャナで
とったものと、大判をEPSONのフラットベットでとったものとを比べてみると
その意味はよくわかります。リアリティーを左右する立体感は、解像力と
諧調で決まるとされていますが、それが優れているからこその大判です。
GT-X700のダイナミックレンジは3.8ありますが、F3200がこれを大きく
下回っている場合、諧調表現に大きくマイナスですので、それがなければ
大判をとるに足るスキャナだと判断するわけです。
書込番号:3217774
0点



2004/09/04 17:31(1年以上前)
福岡大学理学部のテストというのは、ディジタルカメラの解像度テストしか見たことがないのですが、信用できるのでしょうか。少なくともディジタルカメラの解像度についてのテスト法は、本質的な誤解がありました。
GTーX700については本項の対称ではありませんが、印画紙に光学的に引き伸ばすと確認できるディテールが、スキャナーでは解像度を1200dpi、2400dpi、4800dpiと上げていっても全く取り込めなかったということを確認いたしました。なお、このテストはガラス面にガラス乾板の乳剤面を密着させてスキャンしています。附属のホルダーはフィルムをガラス面から浮かせますから、ピンボケで使用していることになります。もうひとつ、エプソンのこのGT−X700にはピカピカ銀色に光るフラットケーブルが、移動する鏡へつながっています。これは光学的には全く非常識です。このケーブルに反射する光が画像コントラストを下げるだけではなく、輝点がスキャン像にでてきます。
書込番号:3223008
0点


2004/09/04 21:18(1年以上前)
そもそも門前の小僧さんの使用用途は何なんでしょうか?
原版直接のスキャンで再現できないディティールが、銀塩プリントで
確認できるのなら、その紙焼きをスキャンしては如何?
書込番号:3223933
0点

お二方、色々と勉強になります。
実際に購入された方がWebにスキャン画像を公開されるのを待ちましょう。
書込番号:3224612
0点


2004/09/05 03:59(1年以上前)
印画紙に光学的に引き伸ばして確認できるものがスキャンして
確認できなかったと言う点は、今のところ当方で確認されていません。
もっと厳密にテストをすればと言うことなのかもしれませんが
印画紙の全倍プリントよりも、GT-X700からのDataが
ディティールを再現している例がありました。
写っているかいないかはさらに部分拡大して確認し、このときは
画像の中で十数キロ先の橋の欄干の模様本数で確認しました。
(印画紙は研究室の実体顕微鏡での確認です。)
大きく違うと言うほどではありませんでしたし、どの部分でもそうかと
いえば、それはちゃんと確認していませんので疑問の余地はあります。
もちろん一番分解能が高いのは、フィルムそのものでした。
それと、テストは印画紙相当の分解能があるかどうかと言うものではなく
私の知っているものは、同じスペック(dpi)をうたう
スキャナの相対的性能比較をするというものでしたが?
ですから、フィルムスキャナの3200dpiと画素をずらしたCCDを使用した
スキャナの相対的解像力比較をするといったものです。
それによれば4800dpiというGT-X700は、35mm用フィルムスキャナなどの
2800dpiと同等程度の分解能だったということです。
テストの信頼性については、それ自体を検証しているわけではないので
わかりません。複数枚の原版フィルムを複数のフィルムスキャナと
フラットベットでスキャンして、フラットベットがどの程度の解像度の
フィルムスキャナと同等の分解能を持つか、その比較から持っていた
自分の感覚とそれほど矛盾していなかったと言う程度の確認です。
(確認は上述の方法に準じます。)
それ以上の厳密な検証は当方では必要なかったので。
ただ、テストしていて気づいたのは、GT-X700でとった2400dpiと
GT-9700やGT-9800でとった2400dpiが違ったと言う経験はありました。
ですから、取り込み解像度よりも、もしかするとモデルナンバーによる
解像力の違いが出てくる領域があるのかもしれません。
F3200は構造がフィルムスキャナに近く、新しいモデルなので
同じ3200dpiでもGT-9800などより性能のアドバンテージがあるのかも
知れません。(そう期待します。)
それと、ガラス面密着が最もピントが来ると言うことも
複数台のGT-9800とGT-X700のテスト結果では、個体差の方が大きい
と言った印象です。ものによっては、ホルダーに入れた方が鮮明でした。
F3200では初めからホルダーにピント合わせるのだと思いますので
精度が出ていれば、もっとシャープになっているのかも。
筐体内の光るフラットケーブルに関する内面反射については
私も同様の疑問をもちましたが、その程度のことをメーカーの人間が
誰も気づかないとは思えなかったので、何か理由がある可能性を
考えていました。コントラストを下げたり、輝点が出てくると言うことは
ケーブルの反射を無くしての対照実験などで確認されているのですか?
そう予測されると言うことですか?
書込番号:3225414
0点


2004/09/05 07:15(1年以上前)
舌足らずでしたが、スキャン画像が銀塩プリントよりも
解像力などで優れていると思っているわけではありません。
ただ、中にはスキャナでとったものが銀塩プリントに迫るような
例があったことから、圧倒的な差はないと考えたと言うことです。
デジタルカメラの解像度(画素数)はRGB合わせて画像を構成し
スキャナはCCDのRGBそれぞれが一箇所をサンプリングするので
数え方が異なります。同じ数え方をすれば、2000dpiは約1800万画素
の35mmフルサイズデジカメに当たります。(35mm判をとった場合)
フジフィルムによれば、微粒子のフィルムで2000万画素程度のデジカメ
相当の解像能力だそうですから、2000dpiを大きく超える4000dpiなどの
スキャナは、ただ解像力を上げると言う目的だけでは
あまり意味はなくなってしまいます。
書込番号:3225576
0点


2004/09/07 19:17(1年以上前)
なかなかレベルの高い(?)話が聞けて面白かったです。
誰もが思うと思うのですが、ここまで聞くとレンズの違いによるスキャンデータの差を見比べて見たいですね
どなたか宜しくお願いします(他力本願すいません;
書込番号:3235596
0点

念の為、4000dpiでスキャンした画像が2000万画素クラスになります。
デジカメは縦横に規則正しく並んだ電子の目による記録。
フィルムは、ベースの上に1000分の1〜10000分の1mmの銀塩粒子を基本的には散乱させて作られているので規則正しく並んでおらず、その粒子が粒状化している。ですから、デジカメ換算2000万画素程度あるものをフィルムスキャナーで読み取ろうとすると5400dpiでも不足していると思います。実際、トリミングの上、半切り手焼きプリントした物をGT-9800Fで800dpiスキャンした画像の方がフィルムスキャナーで5400dpiスキャンした画像より細部まで表現されています。
書込番号:3239867
0点


2004/09/22 23:53(1年以上前)
「門前の小僧」さんの仮定値を用いて計算してみますと、
3200lpiの解像度が必要なレンズは、レイレーリミットから
口径がおよそ4.6mm、焦点距離は44.4mmと仮定されていましたからF10程度で、2ω=42°のレンズという事になります。
スキャナでは線光源とラインセンサを用いているのですから、その光学系はsagittal rayはほとんど無視出来るので、一般のレンズに比べ、コマ収差、非点収差、歪曲収差はあまり考慮する必要がなく、むしろ像面湾曲と周辺光量に重点が置かれた設計が必要という事になり、前記の値からすれば、対称型で前郡と後郡の口径を25mm程度にとれば満足出来るのでそれほど高価なレンズは必要ないのではありませんか?
書込番号:3300284
0点


2004/10/18 13:14(1年以上前)
F-3200 を購入して試しています。比較は 光学解像度 2500ppiの
Microtek 2500f です。どちらも個人で所有しています。
そうそう。。。スキャニングや印刷関連やCGの
プロなら、この場面でdpi は使いませんよ。ppiを使います。
写真は建築物を撮影した4x5 の RVP100F。レンズ ローデンシュトック
アポシロナー 210mm の原稿ということにします。価格は Microtek が
60万くらいで購入。F-3200が6万円くらいで購入。
F-3200はけっこう良くできていまして、4x5->A4インクジェットでは
なんとか許そうと努力すれば見られる程度のを出してしてくれます。ただ
400ppi のpictro あたりでは使い物にはなりません。最大の欠点が
3点あります。
・ハイライトにフレアーが出る
・葉などの周りがごちゃごちゃして気分が悪い
・解像度は実際には不足です。
じっくり感覚で比較するとこういうことになりそうです。
スペックをおなじようなとこに持ってきても、その一つ一つの
意味合い、重み付けがちがいますし、(EPSONは重要な光学解像度がない
ですね)パーツごとのスペックで書いているメーカーと屈強な
架台の上にくみ上げた後の製品としてのデータで書いているものとでは
結果が大きくことなるのは当たり前と思います。
10倍の価格差は妥当でMicrotek のが正しいとは思いますがF-3200も
かなり価格的にいいとこにきていると思います。
ただしまったくだめなのは、カタログやスペックに肝心なことを書かずに
ごまかそうとしている姿勢と思います。
書込番号:3397915
0点


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