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プリンタ > CANON > PIXUS iP8600
カラーマネージメント、モニターガンマ等「モニター色にプリントした結果を近づける方法」は様々出ているかと思うのですが、高価でありそこまでの投資ができない方(私もですが・・・)も多くいらっしゃるでしょう。
では、「モニターはモニターであり、プリントアウトした作品の色合いも自ら生み出した作品の一つである」と言う辺りで考えを落ち着かせた場合(色再現は出てきた色で納得し)、現在最も「階調度再現」の面で優れた用紙はどれなのでしょう?8600の再現可能な色域を可能な限り再現できる用紙とは?
ハイライト、シャドウの再現から中間色まで用紙によって再現できる範囲はプリンターの色域より狭く、傾向も様々なようです。
私は現在・・・
1・「キャノンプロフォトペーパー」
2・「ピクトリコハイグロス・フォトペーパー」
3・「フジフィルム画彩Pro」
の3パターンをAdobe RGB色域設定で試してきましたが、最も納得できたのは2のピクトリコでした。
特にハイライトに向かう階調は明らかに優れておりすばらしいです。微妙な空と雲のグラデーション等コントラストの低い時の彩色は1・3とも勝負になりませんでした。ほとんど明度の高いほうに飛んでしまいます。
しかし反面、暗部の階調においては立場が逆転し、1・3が有利となります。暗部のノイズが目立ちにくいのか、すっきり乾いた感じになります。
階調もある程度まできちんと再現されています。キャノンよりはフジのほうがハイライトの方向にも強いようですね。
ピクトリコはハイライトほど暗部は強くないようでノイズの影響か?たまに、ひどくベッタリした感じに仕上がる事があります。階調もつぶれやすい傾向にあるようです。
他にもコニカやニコンなど選択肢は有りますが、コストパフォーマンスでピクトリコに勝るメーカーは無さそうですね・・・。他のメーカーが10〜12枚1000円前後の所、ピクトリコは20枚で1200円ですし。金額が示すほどの差は無いようです。ハイライト・中間色重視ならピクトリコ、シャドウ重視ならフジが現在の私のチョイスです。
キャノンは高いだけ?というのが現在の感想ですね。モノクロにしたときの白と黒の色かぶりの補正は見事なのですが・・・(ピクトリコはモノクロには使えません。色かぶりがひどすぎる・・・)。
以上、私なりの感想ですが何かの御役に立てれば幸いです。
書込番号:4305397
0点

エイヴァント さん
>「モニターはモニターであり、プリントアウトした作品の色合いも自ら生み出した作品の一つである」と言う辺りで考えを落ち着かせた場合(色再現は出てきた色で納得し)
私も最近、この考え方に近くなりました。
でも、プリントアウトしたものに対して、色調整をするというワークフローは、乾燥に数十時間かけないと色が安定しない染料系プリンタですと、大変骨が折れる作業です。そうなると、印刷後すぐに色が安定する顔料系プリンタが欲しくなったりもします。
(EPSONのPX-5500が気になります。)
ピクトリコはまだ一度も使ったことがありません。そこで下調べしようかとピクトリコのホームページに行くと、なんとiP8600用のICCプロファイルがダウンロードできるではありませんか。ピクトリコ用紙を購入して試してみようと思います。
(こういうとき、最上級機種の優越感を感じますね。)
書込番号:4310537
0点

ぎゅーた さん
> でも、プリントアウトしたものに対して、色調整をするというワークフローは、乾燥に数十時間かけないと色が安定しない染料系プリンタですと、
カラーマネジメントの中のプリンタープロファイル作成(印刷したカラーパッチを測色)には1時間程度インクを乾燥させると言う話は聞いた事がありますが、数十時間もかかるんですか?実際にその数十時間でどのくらい色が変わるんですか。
私もカラーマネジメントは諦めています。ただ、デジカメの設定、印字の設定がsRGBならば、sRGBに近いモニターで表示すれば印刷とかなり近似するはずです。ですから、階調特性や色温度の正確さで評価の高いモニターをsRGBモードにして、その色を信じて明るさ、色調(ホワイトバランス)を調整して後はEPPで印字するだけです。
一度試してみてはいかがですか。プリント結果とモニターを比べるときはsRGBの6500Kに近い晴天の室内光でプリント結果とモニターの明るさを同じに合わせて比べてください。
書込番号:4311340
0点

ぎゅーたさん、 Cybersnakeさん、こんにちわ。
たしかに染料系インクは完全乾燥までに時間が多大に掛かりますよね。
色の変化は定着層にインクが染み込み切るまでだいたい2時間位は最終定着色に比べ濃い色合いになるようですね。
色傾向はそんなに変化しないように私は感じました。なので印刷回数を重ねるうちに大体の予測は立つようになっていくと私は考えています。経験でカバーできる範疇ではないかと。
が、青空などシアン系にマゼンダが微妙に混色するケースでは徐々にマゼンダが抜けていき、記憶色に近い澄んだ青に近づいていった経験があります。モニター色から大きく外れ徐々に近くなっていく感じでした。青系統では色合い、色味が大きく変化するパターンは有るようですね・・・。
雑誌で読んだことなのですが光の三原色の中で最もモニターの色から遠ざかるのはブルーだと言うことです。たしかにブルーだけはモニター色から大きくずれる事がよく有ります。他の色は大体合うのですが・・・。
顔料と染料の差として乾燥の速さ色定着の速さは顔料にまだまだアドバンテージが有りますが、光沢面・階調再現ではまだまだ染料系に分が有るらしいですね。
しかしオプティマイザの効果によりエプソン顔料も光沢面が改善されて来ていますし、ブルーインク採用はモニターの色に近い印刷結果を可能にしていると言うことです。そのように考えると確かに顔料インクは大変魅力的な価値を秘めていますか・・・。乾燥しやすい、インクが詰まりやすい、インクが高いが障害ですが・・・。
ピクトリコは最新のプリンターには大体同社の各種用紙用のプロファイルを用意してくれていますよね。プロファイルは当然プリンタ個体差によって誤差は生じるものですが、用紙プロファイル制作もコストが馬鹿にならない訳で・・・。会員登録は必要なもののメーカー推奨範囲のICCプロファイルが簡単に手に入るのはうれしい事ですね。そういった面でも選択価値の高いメーカーだと感じます。
書込番号:4311949
0点

Cybersnake さん
>数十時間もかかるんですか?実際にその数十時間でどのくらい色が変わるんですか。
間違いです、10何時間、ですね。
私は、印刷後約15分、そのまま乾燥させて、そのあと厚手の紙(具体的には画用紙タイプお絵かき帳)にはさみ、重しをして丸一日ぐらい乾燥させています。
色の変わり方は定量的に言えませんが、印刷直後に「あれ?」と思っても、一日経って画用紙の間から取り出してみると、「お、いいじゃん」と思うことがほとんどですので、それなりに変わっているんじゃないかと思います。
また、実際、どのくらいで乾燥しているのかを実験してみたことがあります。印刷直後に画用紙に挟んで乾燥させると、紙が水に濡れて乾いたあとに見られる波打ち(画用紙がベコベコとなる)が発生します。明らかにぬれたモノを乾かしたあと、みたいな状態ですね。
約2時間、画用紙の間に挟んで乾燥させたフォトペーパは、そのあと別の新しい画用紙に挟み込んでもベコベコになりませんので、「乾燥」という意味では約1〜2時間で終了していると思われます。ただ、「色の定着」という意味では本当に完了しているかどうかはわかりません。見た目も、2時間乾燥させれば色はほぼ落ち着いているように見えます。
>私もカラーマネジメントは諦めています。ただ、デジカメの設定、印字の設定がsRGBならば、sRGBに近いモニターで表示すれば印刷とかなり近似するはずです。
私はモニタ&プリンターのキャリブレータを導入しておりますので、最低限の狙った色は出せるようになっていると思っています。しかし反面、色という世界はあまり深入りしても仕方ないんだな、という意見も持つようになりました。
キャリブレータを導入するまでは、何百枚と試し刷りしては、色を見比べて調整して…ということを繰り返していましたが、キャリブレータの導入をきっかけに心にも余裕ができたようです。
エイヴァントさん
>色傾向はそんなに変化しないように私は感じました。なので印刷回数を重ねるうちに大体の予測は立つようになっていくと私は考えています。経験でカバーできる範疇ではないかと。
私がいつも感じるのは、青空の色と、アスファルトの色は、乾燥前と後で随分変わるな、と思っています。
あと、用紙の種類ではEPSONのクリスピアは乾燥前は印刷が失敗したんじゃないかと思うほど色が転んでいます。おそらくEPSONの顔料プリンタに対応させるための紙質が影響しているのではと思いますが。。
> 顔料と染料の差として乾燥の速さ色定着の速さは顔料にまだまだアドバンテージが有りますが、光沢面・階調再現ではまだまだ染料系に分が有るらしいですね。
そのようですね。素人目にはCANONプリンタの出力結果の方が、「キレイ」と感じるみたいです。しかし、PM-4000PXからPX-5500にかけて特に一眼デジカメユーザーの固定客を獲得しているようですので、とても気になっています。ファインアート用紙への出力性能やモノクロ出力性能などを求めている人が多いようなので、私には必要ない気もしますが。
>用紙プロファイル制作もコストが馬鹿にならない訳で・・・。会員登録は必要なもののメーカー推奨範囲のICCプロファイルが簡単に手に入るのはうれしい事ですね。
そうですね。私はまだiP8600がスジの一件で修理から戻ってきていませんが、戻ってきたらピクトリコ用紙プロファイル試してみたいと思います。また、手持ちのキャリブレータ(Colorvision社のSpectroPRO)がはき出したプロファイルとの比較もしてみようと思います。
書込番号:4312412
0点

今、ピクトリコとフジの印刷結果を見比べていてふと気づいたのですが・・・。
フジの印刷結果はモニターから想定している結果と比べ微妙に明るく印刷されるようです。
シャドウの階調がつぶれにくいのはこれも要因のようで。ハイライトの階調とシャドウの階調が双方はっきり確認できる絵で見比べるとよくわかりますが、ピクトリコでは飛ばないハイライトがフジでは真っ白になり、ピクトリコでは潰れぎみのシャドウの階調がフジでは薄く保たれています・・・。
フォトショップで言うと・・・「明るさ」プラス5〜10位がフジの印刷結果でしょうか。
モニターで視認でき、ピクトリコで再現できている以上情報は存在している訳ですし。ハイライトが白飛びして用紙の白がまんま出てくるのは・・・。
何故でしょう・・・?ピクトリコのICCプロファイルは専用のもので、フジはキャノンの流用(フジはプロファイル作ってくれてない・・・。)だからでしょうか?、でもプロファイルで明るさは変わらないだろうし?
ICCプロファイル以外指定は同じなのに・・・。
書込番号:4313924
0点

>でもプロファイルで明るさは変わらないだろうし?
私はプロファイルの仕組みを理解していないのですが、プリントプロファイル編集ツールColorvision社の「DoctorPRO」を使うと、色相はそのままで明るさを+10したプロファイルとか、コントラストを-10したプロファイルの作成が可能ですので、明るさもプロファイルによる管理の一項目かと思います。
書込番号:4320282
0点

ぎゅーたさんこんにちは。
私もぎゅーたさん同様ICCプロファイルの知識に明るいわけではないのですが。
そう考えるとICCプロファイルは色相のみでなく、印刷用紙ごとのインク吸着力による濃度増加を計算に入れて明度を上げる(要するにインク拭きつけ量を少なくしている)、または明度を下げる・彩度を上げる(インク吹き付け量を多くしている)事も色一致のコントロールに利用していると言うことになりますか・・・。印刷プロファイルが一致しないと明度までずれる?
・・・難しくなってきましたね・・・。本題に戻ればやはり
「お金を掛けずに簡単・きれいを実現するための用紙選び!」がテーマの一つでした。ピクトリコ、お勧めです。
PS:一番上で
>他にもコニカやニコンなど選択肢は有りますが
とありますが、ニコンはエプソンの間違いでした。キャノンとくればニコンは違う土俵の話、プリンタではキャノンとくればエプソンですよね・・・。
書込番号:4325186
0点


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