ユーティリティソフト > ライフボート > カチャッとUSB秘密のドライブ2
この製品は、任意のUSB機器(固有のシリアル番号を持つものが良いがベンダーIDとプロダクトIDだけでも可)を接続することにより、ハードディスク内の空き領域のうち任意のサイズを、仮想のドライブとして利用できるものである。USB機器を接続することで、直ちにその領域が利用可能となり、なんら隠し領域であることを意識せずに、エクスプローラはもちろん、どのようなアプリケーションでも使うことができる。データはAES暗号化されているが、これについても使用している状態において、全くそれを意識することはない。USB機器を接続しない状態での隠し領域は、Windowsの隠しファイルである。よって隠しファイルを設定していない状態や、他のOSからは見えてしまう。
私は任意のUSB機器を「鍵」として利用できることや、さらにパスワードもかけられることから、データを持ち出すノートPCに大変便利に使っている。ただし、いくつか不安に感じたことがある。個人的な使用環境によるものもあるがここに記し、皆の目に触れることで改善の動きとなれば幸いである。なお蛇足であるが、このプログラムはある種の常駐プログラムが動いている。DAEMON Tools4.03による一時的なマウントによるデータアクセスを行ったが、特に問題は発生していない。
私が利用していて不便に感じた点は以下の通り。
1)プログラムがインストールされるフォルダーが、初期状態ではそのままソフトウエア名であるため、\program files\を見れば、PC内に隠したいデータがあることがわかってしまう。私は、初期設定のフォルダー名とは異なる名称にしている。
2)「USB機器+パスワード」の設定状態において、USB機器を接続した直後にパスワードを聞いてくる。この点は便利であるが、立ち上がるウインドウには、そのままプログラム名が表示されるため、どのようなプログラムが起動したのかが、わかってしまう。プログラム名が表示されなければ、何を起動させた(起動させようとしている)のか不明であり、さらなる安全が高くなると思われる。例えば、「パスワード」だけしかウインドウには表示しないとか、またはダミーで「フォーマットプログラム起動しました。パスワードが異なった場合は、全てのメディアをフォーマットします。」とか表示させても良いだろうし、このウインドウの表示内容を、使用者が任意に変更できるようにしても良いだろう。もしくは、隠し領域に初回のアクセス時に、はじめてパスワード入力を求めるウインドウが立ち上がっても良いだろう。
3)上記2のウインドウにおいて、異なったパスワードを入力しても特に何も起きない。すなわち何回でもトライアンドサクセスができてしまう。
4)諸設定を変えるプログラムを表示するプログラムリスト名が、プログラム名そのまま表示される。上記1と同じことである。
5)上記4の諸設定を変更するプログラムは、そのプログラムにアクセスするためにパスワードをかけることができるが、このパスワードアクセスは、データを守るAES暗号ほど安全なのだろうか、不明である。この諸設定プログラムで、USB機器設定やパスワード有無を変更できるのであるから、アタックはこちらに対して行う方が、楽なように思える。加えて上記3と同様、何度でも間違パスワードの入力は可能である。
私が良いと感じた点は以下の通り。
1)データを置いておく場所を任意に決めることができる。フォルダーの場所や名称が限定されてしまうと、データの有無が直ちに確認されてしまう。
2)USB機器を、後からいくつでも追加できる。(ただし階層性や制限を設けることはできない。個人のノートPCであるため、私はこれらの機能は必要ない。)
3)いくつでも、隠し領域を作ることができ、それに対応するUSB機器もいくつでも追加できる。従って、階層性はないものの、USB機器ごとの領域を変えるなどの制限は可能である。
4)プログラムをアンインストールし、後で再インストールしても、前に作られた隠し領域は、前の状態のまま利用できる。
5)隠し領域については、任意の固定ドライブ名(ドライブレター)を割り当て可能である。例えば、メールのデータを特定のドライブに割り当てておくことで、メールデータの秘匿も可能である。
書込番号:6019610
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