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天体望遠鏡 > ビクセン > SXD-ED103S
直焦で星雲の撮影や星野写真を撮りたいと考えています。
高価なものですが、鏡筒の性能や赤道儀の精度など、
身近に所有している知り合いもいないので、
カタログ情報のみで購入して良いものか悩んでいます。
実際に所有している方の情報が頂けるとありがたいです。
0点
はじめまして、glass catさん
同じ悩みを持っておられる方がいて、思わずうれしくなり返信しました。
私も素人ですので、ここ一年間どれを買おうか迷っています。
そして最近たどりついた結論として、レンタルするのが一番良いと思い
ました。少し高いですがビクセンウェブショップで一週間レンタルが可
能ですのそれを試すのも手かも知れません。
SXD-ED103Sはありませんが、GPD2-ED103SやVC200L-SXWがあるのである程
度は参考になるかも知れません。
私は初め星を観測するのが目的で、ビクセンの双眼鏡を購入しましたが、
その時も実際に星を見れずに専門知識のある店員さんの意見を参考にし
購入しました。やはり望遠鏡となると値段の桁が違うの慎重になります。
恐らく境筒を変更することがあっても、赤道儀は一生物になりそうなの
で。ちなみに現在私はデジタル一眼レフカメラもレンタルボンバーでレ
ンタルをして色々試しています。
→http://www.vixen-m.co.jp/rental/index.html
とは言いつつ私も忙しくてなかなか望遠鏡のレンタルに手をのばせてい
ません。理想は今年の夏の休みにレンタルしたいと思っているのですが
出来るかどうか・・・。去年は梅雨が長引き休み中はずっと曇りでした。
一週間だけなので値段も高くリスクが高いかもしれませんね。
参考にならなくてすみません。
書込番号:11444967
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1点
Dolphin Punch!さん、ありがとうございます。
レンタル出来る事は知りませんでした。
その期間うまく天候に恵まれれば最高ですが、
今年は天候不順で星が見えてもシーイングの状態が良くなくて
満天の星空を久しく見ていません。
黄砂の影響もあるんでしょうね、
日本でも3本の指に入る晴天率を誇る地域に住んでいるのに・・・
星を眺めながら自分のちっぽけさを実感することが
最高の一時です。
貴重な情報をありがとうございました。
書込番号:11456612
0点
私も天体写真は楽しんでおりますが、撮影する天体によって適した鏡筒が全然かわってくるのでED103Sに限定せず調査されることをお勧めします。
もちろん当方もビクセンの撮影鏡筒は何本も使っていますので同社のED103Sも悪くない選択の一つだとおおいます。 ただ、広がり感のある写真ならもっと焦点距離が短いものがいいですし、特定の天体を拡大したいならさらに口径が大きく焦点距離ももっと長いものが具合よくなってきます。もちろん後者の場合にはSXD以上の架台が必要になりますが。
特に夏の天体の多くは、いて座のM8&M20のようにセットで撮影すると
収まりのいいものや、はくちょう座の北アメリカ星雲&ペリカン星雲、
γ星付近の散光星雲のように面積が広い相手にはED103Sでも焦点距離が
長すぎます。
具体的には3〜400mm程度の焦点距離のもので広々した星雲や星団の広がりを
M45(すばる)やM31(アンドロメダ)のような天体には500〜600mm程度
M51やM101のような比較的大型の銀河なら800mm〜1300mm程度
M27やM57のような小型の惑星状星雲ならば2000mmくらいで収まりがよいのが
一般的です。
比較的なんでも収まるのは800mm程度。 ビクセンならR200SSが割と
万能選手です。 F4と明るいので初心の方でも比較的簡単に写せます。
ただし筒が太いので風の影響には注意が必要です。
また300mm前後ならば、BORGのミニボーグ45EDやタカハシのFS60CBなども
大変爽快な写真を得られます。とくにFS60CやCBは小さいながら驚くほどの
明るさと写りのよさで大活躍です。
ぜひ撮影対象に適した鏡筒を入手されますようじっくり
調査してみてください。
書込番号:11481124
1点
ミジンコハンターさん ありがとうございます。
対象天体に合わせて鏡筒を使い分ける、
私には夢のような環境で、羨ましい限りです。
タカハシの製品はどれを買っても間違いないと言われていますが、
どれも高価で手が出ないのが現実です。
1セット購入が限界の私には失敗したくない気持ちが強くて
未だに機種が絞りきれていません。
梅雨明けまでに決められたらいいななんて思っているんですが
もう少し悩んでみます。
具体的な天体と最適な鏡筒の組み合わせを教えていただいたことは
大変参考になりました。
ありがとうございました。
書込番号:11492135
0点
glass catさんこんにちは(こんばんは)
普通何本も望遠鏡があるほうが最初はどうかしてますので、1セットですね。
私も最初は1セットでした。だんだん違った視点でも楽しみたくなって少しずつ増やしていきました。 最初に購入したものが大変焦点距離が長く撮影したかった天体がことごとくはみ出し、そして暗かったので、これは失敗したな、と。
なぜか望遠鏡メーカーのカタログには「天体写真に絶大な威力を発揮」というようなくだりが書かれていますが、「どういう天体に威力を発揮」ということが書かれていないのです。 常々思うのですが、カタログの冒頭でこのあたりが紹介されているといいですね。 高いか安いかではなくて、質の差こそあれ、撮ってみたい天体がうまく収まる構図がとれるか、あるいはその明るさで耐えられるかというあたりが天体写真では物凄く大事になりますので。
多分天体写真を考える方の多くが、大口径ならよさそうだ、とかEDレンズなら大丈夫だろう、、というところに目がいってしまうと思います。
焦点距離が長くなればなるほど撮影は困難になり、また天体写真をやるなら望遠鏡本体より赤道儀のほうが最初に用心するポイントになります。廉価な赤道儀ほど星を点に撮影することにテクニックを要しますが、容易に成功できるような赤道儀はやたら高額で困ってしまいます。 こういう実際のところどうなんだろうという情報をできるだけ集めておくとよろしいかと。
是非天体写真入門書(地人書館の天体写真マニュアル等の少々内容が重たいもの)をお読みなると機材選びも失敗を減らせますのでぜひどうぞ。 私もかなり無駄な授業料を払ったクチですが、なんで先にこういう情報(本を読めとか)に気付かせてくれなかったのかなと思うばかりです。 最近はWebでも一頃より具体的な情報が得られるのでメーカーのリンク等からあちこち徘徊してみるのもいいかもしれません。ただし本から得られる情報より個別のコダワリや見解が色濃く出るのでWebだけで済まさないほうがいいのかもしれません。
是非焦らずに気にいった天体写真があったらそれを撮影した焦点距離や
赤道儀がどんなものかを調べてステキな写真をものにしてくださいませ^^
成功をお祈りしております。
書込番号:11492378
0点
ミジンコハンターさんこんばんは、
子供の頃から夜空を見上げるのが大好きでした。
天文関係の雑誌を毎月欠かさず読んで、いつか自分で
稼げるようになったら天体望遠鏡を買って、雑誌のような
星雲や星団の写真を撮りたいと思っていました。
しかし、それなりの機材を揃えるとなると私にとってはそれこそ
天文学的な金額になってしまいます。
気になる本や雑誌があれば今でも読んだりしているのですが
理想ばかり高くなってしまって夢が遠のいてしまうのです。
とにかく始めてみようと心に決めたもののいざ購入となると、
SXD赤道儀の精度も強度も触ったことすらありませんので
まったく判りません。
極軸を正確に合わせても長時間露光では微調整が必要になるだろうし
自動導入システムにオートガイダーっぽい機能はあるみたいですが
それで微調整が本当に不要になるのか?
もう暫く悩んでみます。
適切なアドバイスを頂いたことに感謝いたします。
書込番号:11496811
0点
glass catさん こんばんは。
ここまできたら付き合いましょう。
購入時の手法を具体的に考えると、まず赤道儀を選択するのは直焦点撮影の
お約束です。 最近の赤道儀は自動導入がメインになったこともあり、昔のような追尾精度が単体では難しいです。 古いものを中古でという方もいらっしゃいますが、よほどオーナーが手間隙かけてメンテナンスや調整をしていない限り思ったような性能は発揮しませんし、廉価なものではそれなりです。
そこでもう最初から赤道儀単体で追尾精度を追求することはスッパリあきらめて、修正ガイドする前提で捜すと随分と廉価に使える赤道儀が出てきます。
例えば前のレスポンスで紹介した、比較的撮影対象の巾が広い800mm F4のR200SSなどを搭載するとビクセンならGPDでギリギリ、SXDでもちょっとマシなくらいで、ニューアトラクスか、タカハシのEM200あたりの中型赤道儀になると物凄く成功率が上がって撮ること自体が楽しくなります。 赤道儀が小型では苦しい理由は、搭載重量がゆるしても撮影場所では必ずといっていいほど風にやられるからです。 しかしこのクラスになると途端に高額になりおいそれと手が出ません。 そこで最近人気があるのがケンコーのEQ6PRO赤道儀です。 スカイエクスプローラーシリーズのハイエンド赤道儀で、搭載重量も17Kgが公証値でモーターの動きも滑らかです。 ビクセンでいけばSXDとニューアトラクスの間くらい、どちらかというとニューアトラクスよりのゴツさの赤道儀が実売16万程度で入手でき、SXDの旗色が悪くなっているかもしれません。^^; (あれはあれでカッコいいですし魅力があるのですが。) ケンコーはメーカーの性質か、アフターはビクセンほど手厚くないのと、検品も粗いのですがそれを承知の上ででも多くの天体写真マニアがチョイスするほどですから。 ただし買ったらすぐ性能を発揮しません。ご自身で適当に調整しなくてはなりません。 EQ6PROの調整方法等情報はWebなどにあると思いますので参考にしてみてください。天体写真で使うならビクセンでも他社でも調整なしでうまくいくものはタカハシの一部くらいですから、そういうものだと思って取り組まれると先が楽になるように思います。 EQ6PROは頑丈な三脚もついてこの値段は実に魅力的。 使い手によっては物凄い写真をこの架台で撮影しています。 自動導入機は全般的に高速駆動することを前提としている為、ギアのアソビも大きくとってあり精度は目をつぶっている側面があることを覚えておいてください。
オートガイダーは半ば必須ですので、これもどんなシステムがいいのかあちこちWebを巡ってみてください。 PCでガイドするタイプはパソコン画面ばかりみていて星をちっとも見なくなり良くない側面もあるので、お好みでPCレスのものを選んでもいいかもしれません。
なおあまり拡大率を上げずに広がりのある写真を楽しむなら
300〜400mm程度ならGPやGPDクラスで修正ガイドなしででも撮影可能です。
この場合F値が4〜5程度の大変明るいアポクロマート屈折が有利です。露出時間を延ばしてより美しい写真にする目的でオートガイドを使ってもいいです。 そして鏡筒が細いと風の影響をうけにくく赤道儀も小型のもので間に合う場合があります。 全長が短くても容積が大きい鏡筒は要注意です。
またカメラも天体写真用に改造しなければなりませんのでその分の予算も残しておいてください。
天体写真をやる方は、鏡筒、架台等、メーカーはバラバラでうまく組み合わせて使っているので機材選びの悩みも楽みの一つとしてどうぞ。
書込番号:11497159
1点
ミジンコハンターさんこんばんは、
いつまでも付き合わせてしまってすみません。
そして、その都度適切なアドバイスを頂いたことに
心より感謝いたします。
長時間露光するために撮像素子の冷却が必要な事までは
まったく考えていませんでしたし、今更銀塩でもないだろし、
課題というか悩みというか、まともにやろうとしたら
それなりの投資が必要な事も今更ながら身に染みています。
それでもこれは私の夢でもあるので諦めるという選択肢はありませんし
予算との兼ね合いですべて理想的な組み合わせにならなくても
頂いたアドバイスをもとに一歩踏み出すことにします。
これから本格的に機種選択に入ります。
ありがとうございました。
書込番号:11505116
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