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このページのスレッド一覧(全2スレッド)

内容・タイトル | ナイスクチコミ数 | 返信数 | 最終投稿日時 |
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30 | 5 | 2010年4月13日 05:51 |
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5 | 2 | 2009年2月1日 10:58 |
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これまで、JBL 4318 の良さを引き出すアンプを探してきましたが、視聴の旅も4日目にして、ようやく理想の音に巡り合いました、EOTERIC RZ-1。明日、我が家に届きます。
DENON PMA-2000SE、Peachtree Audio nova、nmode X-PM1 あたりを候補に考えてきましたが、まさか。いちど捨てた選択肢、ESOTERIC を買うことになるとは……。
【nmode X-PM1】
最初に訪れたのは、nmode X-PM1 の置いてあるお店。他のアンプと聞き比べをしやすい状況ではなく、聞き流してきただけです。可もなく不可もなく「ふ〜ん」といった印象。
高音域が、出始めたころの MP3、つまり 128kbps あたりでエンコードされたファイルのような、かすれた音に聞こえた。高音が不安定にゆらいでいるように聞こえたのは、スピーカーのせいか、気のせいか。
ひとまず安価な X-PM1 を購入し、じっくりと腰をすえてアンプ探しをしようかな、とも考えながら次の店へ。
【トライオード3種】
次の店は、目の前に 4318 の姿があり、ほっとする。やっぱり、別のスピーカーとの組み合わせでは音が分からないから。
「DENON PMA-2000SEは、1500SE より良いが、いずれも金属っぽく感じた。SA11 はさらに良いと聞くが、29kgもあるのは……。マランツとラックスマンの違いはよく分からなかったが、どちらも高音が出過ぎているように感じられた。アキュフェーズは視聴したことがない」
聴きたい曲のジャンルとともに、こちらの思いを店員に伝えた。
「お客さんには真空管が向いているのでは?」と、薦められたのがトライオード。
○トライオード(型番不明につき、標準型と命名)
音が出始めると、高音がキツいように感じられた。
「まだ真空管が暖まってないですから……。これから良くなりますよ。まぁ、アッテネーターで高音を下げればいいだけですから」と店員。100円硬貨で高音域を下げる。
聴きやすくはなったが……。
次に、高音は弱めで中低音域を出やすいトライオードに変更。
○トライオード(中低音型と命名)
高音のキツさが軽減されたため、アッテネーターを元の位置に戻す。
しかし音はスピーカーの枠の中にこぢんまりとしている感じで、面白みに欠ける。
「では、躍動感のあるものにしましょう」と店員。
○トライオード(躍動型と命名)
たしかに躍動感がある。元気で勢いがある。ただし……。
すべての曲が「躍動感がある」という印象になってしまって飽きそうだし、疲れそう。
また、どのトライオードもそうだが、低音が、「ポーン、ポーン」と弾むのがすごく気になる。耳障りに感じる。
うむ、と店員。「では、CEC の真空管を聴いてみましょう」
【CEC TUBE53】
おぉ! 「クールに抑制されている」といった印象で、音の破綻がなさそうな予感。安心して聴いていられる、優等生的な音。これを買うことになるのかな、と内心思った。
「ただし、素人が一聴しただけで『抑制された音だな』と感じてしまうものどうかと思います」と、僕は感想を言った。
トライオード標準型に戻すと、音の硬さが耳についた。やっぱり、CEC TUBE53 の方が音は良いと思う。
【Unison Research Unico Primo】
価格コムで薦められ、聴きたいと思っていた Unico Primo(伊)があったので、是非にと聴かせてもらった。が……。
ぼんやりした印象で、取り立てて良いとは感じず。ちょうど Peachtree Audio nova(米)と似た感じの音だと思った。選択肢からは消える。
「もっとクールに抑制された音として、これはいかがです? お値段はしますが」
出てきたのが、エソテリック。
「エソテ? 読めません……。テアックですよね。いちど視聴したことがあります。子どもを2人抱えていてまともに聴けなかったというのもありますが、良さは分かりませんでした」
まるで期待はしていなかった。
10点

【ESOTERIC RZ-1】
音が出て、はっと息をのんだ。
トライオードも、CEC の真空管も、Tito Puente の「Ran Kan Kan」という曲のベース音は「ポーン、ポーン」でしかなく、耳障りだったが、
実は「ポーン、ポンッ」だということが、くっきりと分かった。
音色も、音の長さも、まるで違う2音だということがよく分かる。
低音の解像度がまるで違う、ということらしい。
短かった音が「ポーン」と伸びてしまっては、それはうるさく聞こえるはずだ。
そもそも、JBL を選んだ理由の一つは、「低音がよく出るから」ではなく、低音域も力みなく自然に描写してほしいから。「この音が聴きたかったんだよ」と思った。
女性ボーカルも艶っぽく、中高音域にも満足。どの音もソツなくこなし、僕の耳では欠点を見つけられない。
「では、別の曲を」と、CD を入れ替える。「6曲目、お願いします」
「この曲は……」と店員。Weather Report の「8:30」から、Birdland。
「この曲はいろんな要素の音が複雑にからみあっていて、アンプにとってはかなり難しい曲なんです」と店員。
すごく満足の行く音。考えてみれば、この曲を満足に鳴らすために、僕はスピーカーとアンプを選んできたのかもしれない。
JBL 4318 が、気持ちよさそうに鳴っている。アンプと一体となって共鳴しているように感じる。楽しんでいるようにさえ見える。これだ、これ。
ダンディな紳士が店に入ってきて立ち止まり、じっとスピーカーに耳を傾けた。
「いろんなバードランドがあるけど、僕はこれが一番好きなんです」。ようやく満足のいくアンプが見つかった安心感からか、徐々に緊張が和らいでいく。
「ここの複雑なベースライン、ふつうのアンプではここまで表現できません」。店員は、ウェザーリポートについて語り始める。確かに、今まで聴いたことがなかったかも。
演奏が次の曲に移ると、さきほどの紳士が
「いま、鳴っているのはどれですか?」「こちらです」
「音を聴いて、真空管の音かと思いました」
「いま、聞き比べをしたのですが、並みの真空管よりこちらの方がいい音を出してます。あの曲は……」と店員が説明をしている。
「じゃあ、この商品を買うことにして。後は、どこで買うか。このお店のお値段、記入していただけませんか?」と話したところ、店員はパンフレットに数字を書き入れ、名刺を渡してくれた。
「あれ? もしかして、nova のことでメールのやりとりをした、Nさん?」
「あ……。あ! そうです、そうです!」
ここで、視聴につきあってくれた店員氏が、僕の勘違いメールをきっかけにやりとりをしていたN氏であることが判明。
「その節はお世話になりました。これも縁ですから、Nさんから買います。いくらになりますか?」
「お待ち下さい」と、Nさんは電卓を片手に消えていった。
Nさんがいなかったら、一度外した ESOTERIC にたどり着くことはなかっただろう。気に入ったアンプが見つけられず、さらに無為の日々を重ねたことだろう。
たとえネット通販でもっと安く買える店があったとしても、Nさんとの縁は大切にしたほうがいい。メールの時も、視聴の時も、ずっと同じように誠実な応対だったNさん。
やっぱり人間だもん、縁は大切にしたい。そういう人間でありたい。
改めて提示された金額は、2万5000円、安くなっていた。「それでお願いします」
帰り際、「かなり、いい視聴でしたね。あの曲は僕も好きなんです」とNさん。
スピーカー、客、店員との”共鳴”を指して口にしたのだと思う。客商売も良い仕事だと思った。
帰宅してからネット価格を調べたが、ここまで安い店はほかになかった。
書込番号:11194539
12点

ご購入おめでとうございます。満足の行く選択が出来て良かったですね。
レポートも試聴の楽しさや大事さが良く分かって、これを見た人が購入前に是非試聴に出かけてもらう、良い切っ掛けになるのではないかと思います。
ただ、ちょっと変わった選択だと思ったのは、RZ-1はCDプレーヤも内蔵した、所謂レシーバースタイルなんですよね。他のプリメインアンプの試聴時にはどんなCDプレーヤーを使っていたんでしょう。RZ-1はCDプレーヤー部込みで、お気に入りの音だったと言うことなんでしょうね。
書込番号:11196339
3点

こんばんは。
大変よい視聴とお買い物ができて、嬉しさが伝わってきます。やはり視聴は欠かせないというとてもよいレポートだったと思います。
アンプ単体と考えるとけっこういい価格ですが、プラスCDプレーヤーと見るとそうでもないですね。お店の人に勧められなければ自分からは視聴の選択肢に入らない機種ではないでしょうか。その意味ではいい人に巡り会えてラッキーでした。
小生も機会があれば視聴してみたいと思います。参考になりました。
書込番号:11197172
2点

届きました。早速、設置しました。良いです(にんまり)。
気づいたことを書き添えます。
我が家の音楽再生専用機は、Mac です。iBook dual USB(2001年製、OS X 10.3.9)。
iTunes の音を、外付け Dac、Musica usb40 を通して聴きました。
すると、CD を再生させた時に比べ、明らかに音がぼやける。上記レポートで書いた「ポーン、ポンッ」が再現できない。これは不満足です。
もっとも、RZ-1 は Dac 内蔵機。USB 端子も光入力端子もついているから、直接、挿せば良い。
ところが、ここに問題が。取扱説明書には、USB 接続時の注意事項として「対応するパソコンの OS は Microsoft Windows XP、またはWindows VIsta です。これ以外の OS では正常に動作しないこともあります」。血の気が引きました。
メーカーに電話で問い合わせたところ、Mac でも、OS 10.4 以上なら大丈夫とのこと。
おいおい、うちのは 10.3 なんだけど……。
だめ元でつないだところ、
It's OK.「ポーン、ポンッ」が再現できました!
いいね! この低音域の解像度の高さ!
いやぁ〜〜〜、ほんとに満足です。
サンキュー、サンキュー。
ハービーハンコックのウォーターメロンマンとかカンタループとか。最近はいい加減、曲に飽きていたんですが、RZ-1 にしてから、途端に良くなった。やっぱり、いいですね。
http://www.ippinkan.com/esoteric_rz-1_az-1s_marantz_%20pm-15s2.htm
逸品館というところで、小難しいことが書かれていますが、
「アナログ入力でもデジタル入力でも、内蔵メカニズムを使っても出てくる音にはほとんど違いが無く、感じられるのは『僅かなクォリティーの違い』だけなのも凄い」には、共感を覚えました。
少し違うでしょうが、内蔵 CD の音も、USB 入力の音も、僕には違いが分かりません。ソースを選ばず、解像度高いですよ、という意味になるでしょうか。
クリアです、低音。
書込番号:11198875
2点

>586RAさん
>はまのとっつぁんさん
レスをいただき、ありがとうございました。
>試聴時にはどんなCDプレーヤーを使っていたんでしょう
ラックスマンの D-38u で、うちソリッドステート出力の方です。
なお、真空管出力とソリッドステートの音の違いは、(アンプごとの個体差に比べれば)はるかに小さなものだと感じました。
RZ-1 を選んだのは、純粋に「音」でした。同じ金額を出せば、他に選択肢があったかもしれませんが、縁も感じて購入を決めました。
ただ、実際にお金を払うにあたっては、細かい仕様についても思いをめぐらせました。
【CD プレーヤー】我が家のは壊れているため、そもそも買い直す必要がありました。
【DAC 内蔵】iTunes を常用しているので、願ったりかなったり。DAC の性能が高そうな印象もあった(→ 家で、USB DAC、Musica usb40 と聞き比べたところ、解像度の高さがまるで違った)。有力な候補として、DAC 内蔵アンプの Peachtree Audio NOVA がありましたが、RZ-1 は、それをもっと高音質化した感じでしょうか。
【光入力端子】将来的に、AirMac Express を付けるかもしれないので、ここにも魅力を感じました。
【オールインワン】セパレート信仰(?)に懐疑的な思いをいだいていました。CD、アンプ、DAC を別々にしたところで、コード類がもじゃかるし、僕の狙う価格帯で高音質化に寄与するともあまり思えない。一体型はスッキリして気分的に良いし。
すべての条件がピタリと当てはまったのが、RZ-1 でした。
CEC TUBE53 + 約10万円で、CD プレーヤーと DAC がつき、音質その他が向上する、という考えです。
サイマル放送が本格化しそうなので、チューナーも不要かもしれませんね。
良い買い物をしました、RZ-1 と JBL 4318。
書込番号:11225992
1点



我が家の4312mkU、JAZZを聞くには申し分ないのですが、ロックその他のジャンルを聞くと
イマイチしっくりこないので、4318を視聴しに秋葉原へ行きました。
4312Dと4318の比較したい旨を店員さんにお願いし、まずは、持参したアートペッパーから
4312D:我が家のmkU同様美しく元気のある音
4318:音は良いが4312Dより、元気が無いような印象
店員さんには、4312Dの方が好みと伝える。
次に店員さんに、チェロの独奏をかけてもらう。まずは、4318から
4318:非常に美しい音が聞こえる。
4312D:正直言って美しいとはとても思えない。
次にクラプトンをかけてもらう。まずは、4318から、
4318:クラプトンのエレキギターの音色が美しく聞こえる。
ロック=音悪いとのイメージが覆った。
4312D:我が家の物と同様、全然美しくない。
もう完全に4318の虜になってしまい、購入してしまいました。
今まで聞かなかったロック系のCDを聞くのが楽しみです。
4点

>もう完全に4318の虜になってしまい、購入してしまいました。
良かったですね。良いスピーカーとの出会いってこんな風だと思います。
でも、試聴された4312Dと4318は使われているユニットが同じなんですよねぇ、箱もほぼ同寸法。ネットワークをはじめとしたシステムとしてのまとめ方が違うだけです。
それでこれだけ印象が違うし、価格も違う。ネットワークの大事さやスピーカーの奥深さを見るようですね。
書込番号:6738174
1点

ならば4318のネットワー移植の改造を自分ならしますが・・・
書込番号:9023413
0点


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