ATH-DCL3000

-
- イヤホン・ヘッドホン -位
- オーバーヘッドヘッドホン -位
- 「質問の絞込み」の未返信、未解決は最新1年、解決済みは全期間のクチコミを表示しています
イヤホン・ヘッドホン > オーディオテクニカ > ATH-DCL3000
購入して約一ヶ月ですが、とても満足しています。
販売店で視聴した時は周囲も騒がしかったこともあり、ほかの候補よりは直感的に良さそうといった程度で購入してしまったのですが、うれしい誤算です。再生音も素直な音で聞きやすいですし、何より音響処理に伴う不自然なエコーなどがほとんど気にならないレベルなのに、しっかりと音が定位するドルビーヘッドホンの効果には驚いています。
YAMAHA DSP-A1を中心に一昔前に7.1chで組んだ環境と比べても、重低音以外は遜色なく、隣家に気兼ねしなくていいと言うことで最近はもっぱらヘッドホンばかり使っています。
ところで、他の方の書き込みを拝見するとこの機種は機能が複雑で少しわかりにくい部分もあり、各機能の役割について誤解されている方も少なくないようなので、以下に私の知識の範囲でできるだけわかりやすくまとめてみようと思います。
長文になりますので申し訳ありません。なお、更に興味を持たれた方はドルビー社のWebもご参照ください。
http://www.dolby.co.jp/consumer/home_entertainment/
機能1:再生音の頭外定位機能(ドルビーヘッドホン・プロセッサー)
普通のヘッドホンで通常の2chステレオ音源を聞くと、本来は前方から聞こえてくるべき再生音が、ほとんど頭の中に音像を結んでしまって再生されるはずです。
ドルビーヘッドホンはこれを緩和し、スピーカーで聞いた時と同じ様に聞こえるようにする機能です。
ですから「ブルc」さんの様にipodなど2chステレオ音源を接続した時にも、しっかりと音が前方から聞こえる効果がありますし、後述するドルビーデジタルやAAC等の5.1chサラウンド音源を入力したときには、まるでスピーカーを5個つないだように聞こえます。
なお、ドルビーヘッドホン機能を使うとエコーのような残響音が気になると言う方もいますが、本来2つしかない人間の耳で360度の方向を聞き分けられるのは、この残響音を関知しているからという関係上、残響音成分を付加するのは理論上必然の話ですし、ヘッドホンで聞く音と比較するから残響音が感じられるわけで、スピーカーで聞く音と比較すればわかりますが、スピーカーからの再生音が耳に届くには必ず部屋の残響音が付加されます。逆に言えばヘッドホンで聴く残響音の全く無い音の方がモニタールームで調整されたアーチストの意図する音とはかけ離れていることになります。
本機は簡易的なドルビーヘッドホン回路と違い、モニタールームのようなデッドな特性を再現したDH1モード、普通の広さの部屋を再現した DH2モード、映画館のように比較的広い部屋を再現したDH3モードと切り替えができますので、気になる方はDH1モードで聞かれると良いと思います。
アンプなどに搭載されているドルビーヘッドホン機能と違い、本機の場合はドライブユニットを含めて最適化されていますので、効果が非常に自然です。
ちなみに有線端子に手持ちの密閉型ヘッドホンをつないでみましたが、効果はあるものの、やはり付属のヘッドホンの方が自然な感じで定位するようです。
機能2:サラウンド・デコード機能(ドルビーデジタル、DTS、AAC)
これらは、元々5.1chの音がデジタル圧縮記録されているものを正しく元に戻す機能(デコーダー)です。
これらデコーダーによって作成された5.1chの音はドルビーヘッドホン回路に渡され、頭外定位するように変調され2chの音に織り込まれます。
なお、最新のドルビーデジタルEX(6.1ch)機能が省かれているのは、その必要がないからです。
それについてはドルビー社のWebに詳しく記されています。
機能3:サラウンド・デコードおよび疑似サラウンド機能(ドルビープロロジックII回路)
ドルビーデジタル5.1ch開発以前の劇場映画は、サラウンドchの音を通常の2chに織り込んで記録し、それを再生時に主にマトリクス処理などで再度フロントセンターやサラウンドの音を分離していました。
ドルビープロロジック回路は本来こういった2ch記録のドルビーサラウンド音源を正しくサラウンド再生するために開発された回路で、本機の場合サラウンド処理された音はドルビーデジタル5.1chと同じくドルビーヘッドホン回路に渡され再生されます。
ただ、ドルビーデジタル5.1chやDTSと違い、見かけ上は2chの音から計算でサラウンド音を造る作業をしているため、ならば元々ドルビーサラウンド用に録音されたワケではない通常の2ch音源からも擬似的にサラウンド音源を造ってしまう、と言う機能を加えたのがプロロジックII回路です。
通常の2ch音源でも何かしらのサラウンド音成分は含んで録音されている場合が多いため、音源によっては効果が出る場合もありますし、不自然になってしまう場合もあります。これは好みの問題ですから、切り替えて使うのがいいでしょう。本機の場合はこの機能はちゃんとOFFにする事ができます。
私はこの疑似サラウンド機能はそれこそ音質が変化してしまうため、あまり使っていません。
それでも、DH機能によって2ch音源が頭の中に定位せず、ちゃんと前方から聞こえてくるのはいいですよ。
以上、長くなりましたがまとめてみました。
販売店などで視聴される場合ドルビープロロジックII回路がonになっていて不自然な音になってしまっている場合もありますのでご注意ください。それと、ピュアな音がお好みの方はドルビーヘッドホンの切り替えをDH1モードにすることもお忘れ無く。
最後に不満点・・・あまり無いのですが、やはりオープンエア型と言うことで周囲の音がしっかり聞こえてしまうのが不満と言えば不満です(仕方ないんですけど。これだけは。ドルビーヘッドホンはオープンエア型のヘッドホンの方が相性がいいためです)
部屋に設置してあるプロジェクターの冷却ファンの音がしっかり聞こえてしまいます。ま、これはスピーカーで再生するときも同じなのですが。
0点
イヤホン・ヘッドホン > オーディオテクニカ > ATH-DCL3000
先週、ネット上のデジ倉にて66,990円(税金・送料込)で購入いたしました。
http://www.rakuten.co.jp/kbest/484000/512255/536931/
他にも低価格の店舗はありましたが、クレジットで分割が出来るのと、一応、楽天市場に店を構えておられる事、また、以前ONKYOのINTEC V20DV を購入したときの対応が、注文後、出荷直前の商品変更にも嫌な顔(実際には電話ですが・・・)ひとつせずに対応していただいた気持ちの良さで、この店から購入することにしました。
ちなみに私はデジ倉さんとは一切関係ございません。
ATH−DCL3000の購入動機は、夜中の映画・音楽鑑賞および家内が在宅時の利用目的が主です。他社製品については、あまり試聴していません。ATH−W1000を以前から使用しているのと、ATH−DCL3000の装着感の良さ、特にヘッドパッドを赤外線伝送方式がデジタルである点が大きなポイントです。もちろん、試聴はしましたが、音質の素晴らしさについては、第一印象で決めてしまいました。試聴したときのDVDが私の大好きなスティーリーダンのTWO AGAINST NATURE だったのも大きな影響があったかも知れません。試聴の段階で、部屋で聞いているような凄い迫力を感じました。
前置きはさておき、使用後の感想ですが、試聴の段階で大きな衝撃を受けていたので、まずまず、と言ったところでしょうか?
使用環境は前出のONKYO INTEC V20DV
(http://www2.onkyo.com/jp/product/products.nsf/view/3DA77A368C350C0F49256D33000AF739?OpenDocument)
と主に接続して使用しています。その他は当然TV、そしてPS2を接続しています。
接続方法ですが、デジタルは
DVDプレーヤー(DV-SP155)のOUTをATH-DCL3000本体のIN@、
PS2のOUTをATH-DCL3000本体のINAと接続し
ATH-DCL3000本体のOUTとホームシアターシステムBASE-V20(S)のINに接続しています。
アナログ接続はBASE-V20(S)の背面に2チャンネルのOUTがないので、ヘッドホン端子からATH-DCL3000に接続しています。DV-SP155の背面に2チャンネルのOUTがあるのですが、それを接続すると、TV・FM・VTRをヘッドホンで聞くことが出来ません。何かいい方法があれば是非アドバイスをお願い致します。現状ではスピーカーを使用する場合は手動でヘッドホンジャックかコードを引き抜くという作業が必要になっています。(かなりローテクです)
しかしながら、夜中にいきなりヘッドホンをかけてDVDを聞き始めたりした場合に、スピーカーから音が鳴っているのも知らずに大音響が・・・といった事が予防出来るという効果(笑)も出ています。
ドルビーの設定ですが、
CD音楽を聴く場合、
1)そのまま普通の2チャンネルで単なるコードレスヘッドホンとして使う
2)DH2のみで聴く
3)DH3のみで聴く(ライブ盤)
を主に設定しています。ドルビープロロジックUを使うと、元の音源から大きくかけ離れすぎているのと、長時間聞いていると気持ち悪くなってきます。私だけでしょうか。
DVDオーディオ・DVDビデオ・TVの場合は、ソースによりドルビープロロジックUも色々試しながら使用していますが、やはりDTSが最高です。ソースにもよりますが、このヘッドホンのポテンシャルを最高に生かせるのではないでしょうか。
ヘッドホン自体の評価ですが、質感は価格のわりに良くないです。ATH−AD700の方が高級感があります。特に3Dウィングサポートの部分・ハウジング上部の電池の入っているところの裏側あたりが非常にチープな印象を与えます。カタログには載っていませんが、オーテクに問い合わせたところ交換イアパッドの型番はHP−AD7(¥2500)で要するに今は生産されたATH−AD7のものだそうです。『ちょっとなめてんの?』って感じですが、装着感は個人的には大好きで最高です。
音質は非常にバランスの良い仕上がりではないかと思われます。以前ATH−AD700を購入したとき(結局返品したのですが・・・)の高音のつき刺さるような感じは全くなく、サ行のボーカルも気になることはありません。また、開放型のヘッドホンの特徴である音抜けも『抜けすぎず』非常にバランスよく感じられます。
本体にあるヘッドホンジャックにATH−W1000を差込、使用してみました。当たり前の話ですが、見事にサラウンド効果を発揮してくれます。DCL3000を購入したおかげでW1000の新たな楽しみが増えて喜んでます。音楽を聴くなら(特にジャズ・女性ボーカルなど)密閉型W1000・ロックや映画は、開放型DCL3000といった使い分けが私には合ってるみたいです。コードレスの利便性にかなわないケースは多々ありますが・・・。
以上、だらだらと、述べてまいりましたが、何かのお役に立てれば幸いです。また、当方、知識不足の点も多々あると存じますので、アドバイスなどあればヨロシクお願いします。
0点
2004/07/15 23:09(1年以上前)
訂正です。すいません。
×
ATH−W1000を以前から使用しているのと、ATH−DCL3000の装着感の良さ、特にヘッドパッドを赤外線伝送方式がデジタルである点が大きなポイントです。
〇
ATH−W1000を以前から使用しているのと、ATH−DCL3000の装着感の良さ、赤外線伝送方式がデジタルである点が大きなポイントです。
書込番号:3034494
0点
2004/07/15 23:20(1年以上前)
もう一点、是非とも報告しておきたいことがあります。
コードレスの受信範囲についてです。
デジタルと言っても赤外線なのであまり期待していませんでした。
以前、アナログのコードレスホンで痛い目にあったので・・・。
当方、設置場所はLDK12畳と和室6畳の繋がったところで使用してます。
キッチンは壁で囲われているので無理ですが、それ以外の所では、
ほぼ100パーセント、多少、本体から死角になったとしても感度良好です。
ホントに期待以上だったので、ご案内しておきたかった次第です。
書込番号:3034556
0点
> 現状ではスピーカーを使用する場合は手動でヘッドホンジャックか
> コードを引き抜くという作業が必要になっています。
その頻度が高くなる様なら早めにオーディオセレクタを導入した方が
楽になるとは感じますね。光デジタルのにするかアナログにするかは
システム構成や掛けられる費用などにも左右されますが。
書込番号:3055141
0点
2004/07/22 22:52(1年以上前)
tarmoさん、返信ありがとうございました。
ヘッドホンジャックの件ですが、解決いたしました。
MDのアナログOUTをDCL3000本体のアナログINに接続することで、問題なく解決いたしました。私の無知のせいで、ご心配おかけいたしました。
書込番号:3060342
0点
クチコミ掲示板検索
最適な製品選びをサポート!
[イヤホン・ヘッドホン]
新着ピックアップリスト
-
【Myコレクション】windows11に対応で購入
-
【その他】原神用?
-
【欲しいものリスト】自作PC
-
【欲しいものリスト】200V脱衣所暖房
-
【欲しいものリスト】自作PC2025
価格.comマガジン
注目トピックス
(家電)
イヤホン・ヘッドホン
(最近5年以内の発売・登録)





