『ついにS-MASTER PRO オーディオアンプ絶版でしょうか』のクチコミ掲示板

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TA-FA1200ESSONY

最安価格(税込):価格情報の登録がありません 発売日:2006年11月21日

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『ついにS-MASTER PRO オーディオアンプ絶版でしょうか』 のクチコミ掲示板

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クチコミ投稿数:119件

本日(2011年1月25日)のひよこ造船工房さんのブログに、TA-FA1200ESがソニーストア入荷終了になりTA-F501も入荷未定で販売が終わりそうと出ていました。
http://cafe-hiyoko.blog.ocn.ne.jp/
クチコミで皆様に御教示頂き、年内にどちらか購入しようと考えていた矢先で大ショックです。もう、後継機もでないで、AVアンプに続き2CHオーディオアンプでもS-MASTER終了なのでしょうか?だとしたらとても残念です。どなたか詳しい情報をご存知の方がいらっしゃいましたら御教示いただけませんでしょうか?お願いいたします。

書込番号:12560872

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586RAさん
殿堂入り クチコミ投稿数:5563件Goodアンサー獲得:559件 タイ、ソンクラン(水掛け)祭り 

2011/01/26 21:27(1年以上前)

こんにちは。

S-MASTER開発者であるソニーの石田正臣氏は同社を退社した後、会社を設立し、ソニーから基幹部品の供給を受けてS-MASTERを使ってご自身が作りたかったアンプを製作されました。それが有限会社サウンドデザインとフルデジタル・ノンフィードバック・アンプのSD05です。

http://www1.cnc.jp/sounddesign/index.html#

大変素晴らしいアンプでしたが、2009年6月にソニーが基幹部品の生産を終了するのでSD05の生産も終了するとの案内が出されました。(今はそのコメントがどういう訳か閲覧出来ません)

TA-FA1200ES、TA-F501両機も同じような部品は使っていたのではないかと推測しますので、既にその頃から在庫部品のみでの生産だったかと思います。

>S-MASTER終了なのでしょうか?

他の分野、例えばウォークマン等では、設計思想を受け継いだものが作られていますから、S-MASTER自体が無くなる訳ではないのでしょうが、2chプリメインアンプの市場そのものが小さくなっている現状では、今のソニーが販売数が望めない製品を新たに開発して市場に投入してくれるか疑問です。

http://www.sony.jp/walkman/community/headphone.html

本当に欲しいのなら早めにゲットしておいた方が良さそうですね。

書込番号:12565008

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クチコミ投稿数:119件

2011/01/27 06:44(1年以上前)

586RAさんこんにちは
御教示有り難う御座います。S-MASTERを開発した技術者の方が独立され、その方が新たに開発したアンプ(最新究極のS-MASTERだったのでしょうか、こちらにも興味がわきます。)もSONYから入手していたデバイスが入手できなくなって販売終了ということであれば、もしもTA-FA1200ESやTA-F501が同じデバイスを使っていたとすれば、両製品の販売が終了する可能性は高いかもしれませんね。私がS-MASTER PROの両機に興味をもったのはここ2ヶ月価格.comで皆様のレビューとクチコミを拝読し、使用されている方のブログを拝見するようになってからで、発売当初はAUDIOBASIC誌の「情報量が少ない」という評を真に受けて全くチェックしていませんでした。実際に使用されている方々の高い評価をみると「究極の無印良品」(オーディオ雑誌でのSONYの扱いは「ブランドイメージが低い」というより「存在していない」感じですね)という感じで是非使ってみたいと思います。せめてあと半年くらい今の最安値の価格帯で市場に出まわっていてくれたらありがたいです。夢のような話でHDMI端子付きでDSDも直接増幅できる新型S-MASTER PROとか新発売されるのならそちらを待てるのですがね。

書込番号:12566544

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圭二郎さん
殿堂入り クチコミ投稿数:5324件Goodアンサー獲得:831件

2011/01/29 01:34(1年以上前)

TA-F501は欠品中で2月上旬の納期みたいですね。
TA-FA1200ESは生産中止みたいですが、モデルチェンジするんではないでしょうか?
個人的には、去年はSCD-XE800やSS-NA2ESなどオーディオの新製品は出してますから、このクラスのアンプは販売すると思いますがS-MASTERかどうかは疑問ですね。
ただ、SONY辺りのメーカーが頑張ってくれないとオーディオ業界が盛り上がらない気がします。ONKYOも新製品のアンプ出したし、SONYもSS-NA2ESをガンガン駆動できる素晴らしい新製品のアンプを出して欲しいです。

書込番号:12575058

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クチコミ投稿数:119件

2011/01/30 15:35(1年以上前)

圭二郎さんこんにちは
TA-FA1200ESクラスの新しいアンプが登場する可能性もあるのですね。その場合、AVアンプのようにアナログアンプになることもあり得るのでしょうか。できればSONYには1ビットデジタルアンプで音質向上をしていっていただきたいですが、いずれにしてもニューモデルがあるなら楽しみですね。同クラスの新CDPもDSDディスク再生機能付きで登場すれば楽しみです。いろいろと詳しく御教示頂きまして本当に有り難う御座います

書込番号:12582250

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クチコミ投稿数:236件Goodアンサー獲得:6件

2011/01/31 22:05(1年以上前)

タケチクリン様

こちらのアンプを狙っているのでしたら、私の体験から気をつけてほしいことを挙げさせていただきます。

1、D.C.A.Cを使用した場合、楽曲の情報量が激減します。

2、アンプの本当の実力を体感したい場合は、電源入れっぱなしでD.C.A.Cを使用しないでください。

3、音場を重視されるなら、マルチウェイスピーカーではなくフルレンジを勧めます。
(eclipse TD510を使用して、monkey majikのthank you 1曲目 turnを再生するとわかるのですが、コーラスの中にリスナーの右耳のすぐ近くに定位する音声があり、タイムドメインで再生すると、吐息がかかるほど近い距離で男性が歌っているとしか思えないほど前後感が再現されます。これは、男性に耳元で囁かれている様な気持ち悪い体験(笑)ですが、位相が整っているからこそだと思います。
 このアンプとマルチウェイスピーカーでは、ここまで再現できませんでした。)

4、音の鮮度を採るなら、デジタル入力にしてダイレクトで使用することを勧めます。楽しく音楽を聴きたいならアナログ入力とトーンコントロールを使用して、音楽を自分色に染めてください。
 低音の増強は、DCフェーズリニアライザーも活用すると良い感じになります。
 D.RANGE COMPは、STD以外はお勧めできません。OFFは、音楽の表情が全く無くなり解像度ばかり高い音になってしまいます。MAXは、圧縮音源を聞いているように窮屈な音になってしまいます。

5、楽しい音がするアンプを好む人ならば、購入しないほうが良いです。
  すごく冷静な鳴り方をします。全く胸が熱くなることはないです。
  熱い音なら、ビクターのデジタルアンプがピカイチです。
  柔らかで疲れない音は、ケンウッド、シャープ、デノンです。

6、ハイサンプリング化した音楽データを安価でデジタル入力できるフルデジアンプは、ソニーとパナソニックです。ほかのメーカーのものは高価か、制限がかかるため全てのサンプリング周波数は再生できません。176KHzの音声を普通に受けられるので、この2メーカーはお勧めです。

 ハイサンプリングした音声は、音の硬さが無くなります。パソコンを使用してハイビット、ハイサンプリングすればCDプレーヤーは単なる高価なゴミです。
ただし、SACDの凄さは体験できません。こちらを極めるなら、良い音のアナログアンプと単品SACDプレーヤーのほうがコストが掛からず音楽を楽しめます。

 F501のコストパフォーマンスは高すぎです。あのスペックであれば、値段落ち目の今こそ購入してほしいです。しかし、FA1200ESより音の線は細いです。

 購買意欲を殺ぐかもしれませんが、各メーカーはデジタルアンプの高調波歪みを取り除くため、フルデジではなく、アイスパワー方式のスイッチングD級アンプにシフトしています。
 
 デノンはアイスパワーを使用し、オンキョーはVLデジタルという似たコンセプトのアンプを主流としています。
 
 ビクターは面白い取り組みをしていて、入力された音声信号をアナログとデジタルの両方の比較器を使って歪みを取り除く凝ったアンプを作っています。さらに、CCコンバーターも搭載していて、上級機は、ネットワークが無いスピーカーをバイアンプで鳴らすというマニアックすぎる拘りの製品を出しています。

 オーディオの流れを考えると、フルデジよりアナログ入力スイッチングD級アンプのほうが良い音がするのかなーというのが本音ですね。

 ただ、S-MASTER PROとTI社のデジタルアンプは、めちゃくちゃ高速なサンプリングをしているのに、時間的歪みがほとんど無い超高性能です。
 ぜひ、実際に耳にして体感してほしいです!!
  

書込番号:12588320

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2011/02/01 21:46(1年以上前)

突き指男!さん こんにちは
この度は大変親切な詳しいレスを書いて頂きまして誠に有り難う御座います。
私はCDの音が同じ音源のLPより伸びやかさがない点、聴きどころの音が聞き取りにくい点、聴いていると頭が痛くなる点などが苦手で、パイオニアのレガートリンクのCDPやハイサンプリングDAT、それからオンキョーのC-1VLなどを試したのですが、どれも音が汚くて頭が痛くなるばかりで、いっそアナログ回帰しようとしてパイオニアの30khz再生可のカセットデッキをオークションで買ったり、オープンリールデッキを修理して聴こうとしていたのですが、KORGのDSDレコーダーが値下がりしたので、試しに使ってみましたところ、アナログ入力の録音も付属ソフトでCDをDSD5.6khzに変換した音もどちらも音がよく伸び分離もよくて気持ちよかったので、「もしかしたらデジタルでもPCMじゃなくて1bit系ならアナログを凌ぐ気持ちの良い音がするのでは」と素人考えで思い、ウキペディアにあったS-MASTER PROは1bit信号を増幅するという説明をみてTA-FA1200ESとTA-F501に突然興味をもつようになりました。しかし、電気的な知識は皆無ですし15年もサンスイのα607MRを使っていて最近のアンプのことは全く知らなかったので、突き指男!さんの書き込みでTA-FA1200ESやTA-F501についてのことをはじめ、各社のアンプの特徴や現在の傾向まで御教示いただき、もう全て興味津々で拝読しました。実は慌ててなんとか手の届くF501を購入し、前述のKORG-MR1000とSCD-XA5400ESをアナログ接続し、TD510をつないで鳴らし始めたところだったので、突き指男!さんのTA-FA1200ES再生のアドヴァイスはF501に共通するところも多いのではないかと思い「しまったいきなり音場補正しちゃった」とか「SPはTD510でよかった」とか「D.RANGE COMPは、OFFよりSTDの方がいいのか」とかやっております。ところで書き込みの内容に関連して3点ほど伺いたいことがあります。(1)ビクターの凝ったデジアンとは何という機種でしょうか(2)一番きななった点なのですが「SACDの凄さは体験できません。こちらを極めるなら、良い音のアナログアンプと単品SACDプレーヤーのほうがコストが掛からず音楽を楽しめます。」というご指摘があります。実は私もα607MRからF501に換えてみて定位のよさとか低音の制動力とか凄いと感じたのですが、肝心のMR-1000やSCD-XA5400ESの美音が失われ、CDPやDATを聴いていたときの頭の痛くなる音に戻ってしまったと感じています。果たしてエージングで改善できるのかと疑問に思っていた所にこのお言葉はショックです。DSD音源に向くアンプにはどのようなものがありますでしょうか。(3)「フルデジよりアナログ入力スイッチングD級アンプのほうが良い音がするのかなー」とのお話ですが、別のスレッドでご紹介頂いたsa3.0など正にそれでしょうか?それと1bitフルデジのX-PM2Fはいかがでしょうか、やはりDSD音源再生には向かないのでしょうか?是非御教示をお願いいたします。

書込番号:12592706

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2011/02/02 21:39(1年以上前)

タケチクリン様

長い駄文でしたが、参考になりましたでしょうか?

あくまで、私の主観での返答になります。

1、ビクターのアンプは、RX-A150とRX-A250の2製品が、ハイファイ製品のトップになります。私的には、マニアック過ぎるコンセプトのアンプとスピーカーに、ビクターという会社の矜持を感じます。
 「音楽もオーディオも大好きです!!」という開発者の声が聞こえてくるかのようです。
 ビクター自体が、オーディオマニアみたいな会社でオーディオFSKのコンセントを買い付けたり、セシウムクロックをレコーディングに積極的に取り入れてCDのセールスポイントにしたり(そんなとこは誰も気にしていない{笑})、インフラノイズのABS−9999を取り入れるといった迷走(笑)をしてみたり、ビット拡張技術をオーディオ機器に使うだけでなく録音に使ってみたり、デジタルとアナログの比較器を搭載したデジタルアンプ「DEUS」を開発したりとオーディオ的な側面からのアプローチも積極的です。
 こんな変な拘りを持つビクターが私は好きですね。
 もっと革新的で変な技術を生み出す会社が出てきてくれるとおもしろいのですが、不況のため、そうもいかないのでしょうね。

2、艶やかでまろやかな音のアーティストが好きなら、海外製のアンプ、ラックスマン、ハイエンドのデノン、エクリプスのトンガリ頭のアンプ、タイムドメインの亀アンプ、真空管アンプ、OVERの木製カバーのアンプ、B&O製品。
 情報量が多めな音が好きなら、ソニー(ハイエンド製品は音がまろやかになります。)、マランツ、オンキョー、ニューフォース(革新的なアナログスイッチングD級アンプ)、エソテリック、ソウルノート、ラステームシステムズ、デジタル・フルデジタルアンプ全般
 可もなく不可もなく良い意味で無難な音なら、アキュフェーズ、ヤマハ、ケンウッド、CEC、パイオニア、ローテル(安くて良いのに認知度低し)
 パワフルな音が好きなら、クレル、ハイエンドのアキュフェーズ
 これらが私が今まで聞いた中で良かったです。癖が比較的少ないメーカーが好きなので、あんまりマニアックなメーカーのものは選んでいません。
 どれを選んでも、DSDの良さを活かしてくれるメーカーだと思います。


3、ソウルノートのma1.0を使用していましたが、情報量の多いカマボコ型の音作りで、ソウルミュージックやR&Bの女性ボーカルが熱い音を出してくれたので良かったです。ハイエンドアンプの入門用という感じでしょうか。
 人によっては、ガリガリの細い音で高音がキツイと感じるようです。
 この製品の音作りを踏襲しているなら、sa3.0は相当良い音だと思います。おそらく、柔らかなすぎずキツ過ぎないバランスのとれた音のD級アンプだと思われます。(ただ、私にはソウルノートのD級アンプはキツイ音だと感じました。)
 PDM変換のシャープ製アンプは、後期の製品になるほどアナログ調の温かな音になっていました。DSDをデジタルで入力できて、PWMに変換せず元データを増幅させることができたアンプでしたが、生産完了になってしまいましたね。
 ちなみにNmodeの製品は、アナログ入力しか無いのでフルデジタルではありません。
 超高速サンプリングをしますが、アナログD級アンプです。
 しかし、社長さんはかつて手掛けた製品に劣らないと自信を覗かせています。
 上で挙げたメーカーの音は、私的に好きです。どちらの製品もDSDの良いところを余すところ無く引き出してくれると思います。

 ハイサンプリングの良さは、音の角が取れて、耳に優しい音になることです。ちょっと聞くだけでは良さが分かりにくく、音の押し出しが減少するので物足りなく感じてしまうのですが、音量を上げて聞いてみると感想が変わるはずです。
 まず気づくことは、音量が大きいくせに耳が痛くならないことです。続いてよく聞いてみると、各楽器やボーカルの音の境目が生演奏のように綺麗に融合して聞こえます。(ただのCDの音は一音一音が立ちすぎていてバラバラに感じてしまい、ハーモニーが意外と出ていないものです。)
 
 私の視聴環境ですが、SACDプレーヤーは、マランツのハイエンドのSA-7S1を使っています。SACDの良い録音は、CDの音なんか軽々と蹴散らす超絶音質です。このプレーヤーからは部屋の壁が全て取り払われたかのような、開放的な音場が展開します。音も艶と解像度と音場があって、ライブ会場にいるみたいに自然と体がリズムを取ってしまうこともあります。
 これに、良いクロックジェネレーターを入れてCDを聞いていますが、20万弱のクロックを入れてハイサンプリングした音にしたら、ようやくSACDに追いついてきたなという音質に変わります。(これは、サンプリングを変えるよりもクロックの精度を向上させたほうが音に良いのかなと思わされました。)

書込番号:12597368

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2011/02/02 22:21(1年以上前)

突き指男!さん こんにちは
この度は私の長々とした質問に丁寧にお答え下さいまして本当にありがとうございます。大変勉強になりました。数年前からオーディオ雑誌にもあき、ネットでも自分の調べ方が悪いのかそんなに情報が入ってこないと思っていましたが、突き指男!さんのような理論的なことにお詳しくかつ実際に色々聴いてもおられる方に御教示を頂くと、何と奥深く幅広い世界が広がっているのだろうと、新鮮で楽しい気持ちが蘇ってきました。本当に有り難う御座います。これから手持ちの機器も大事にしつつ、御教示いただきましたことを参考にさせて頂きまして、自分の理想にあうような機器を探して参りたいと思いますのでどうぞまた御指導を賜りたく宜しくお願い申し上げます。

書込番号:12597655

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2011/02/03 00:28(1年以上前)

突き指男!さん こんにちは
たびたびすいません。ご推奨いただいたアンプメーカーを拝読しましてて、私の場合15万円前後のところでリミッターがかかってしまうので、ビクターのRX-A150とRX-A250(激安でチューナーまでついているのに本当にマニアックですね。)ローテルRaー05S、ソウルノートsa3.0、Nmode X-PM5F(小出力ですがTD510を鳴らせますでしょうか)、YAMAHA AS-700・AS-1000などが気になりました。このあたりの機器でSACDが一番綺麗に伸び伸びと鳴るのはどれでしょうか、やはりアナログのローテルかYAMAHAあたりでしょうか、度々すいませんがよろしければヒントをお与え下さい。また、もうひとつお教え頂きたいのですが、突き指男!さんがSA-7S1の再生にお使いになられているアンプはどのようなものでしょうか?きっとハイエンドなアンプをお使いなのだと思いますが、15万円前後もしくは以下のアンプでお使いのアンプに近いイメージのアンプなどがあれば御教示いただけませんでしょうか、本当に色々と伺ってばかりで申し訳ありませんが、どうぞよろしければ御教示をお願い申し上げます。また、TA-FA1200ESの後継機はどのようなタイプになると思われておられますでしょうか?アナログ回帰でしょうか?アナログ入力スイッチングD級アンプでしょうか?それともフルデジタルを深化させていくのでしょうか?よろしければ、そのあたりの展望もお伺いできましたら幸いです。

書込番号:12598362

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2011/02/04 13:47(1年以上前)

タケチクリン様

間違えて「PHONO入力の音質はどうですか?」のほうに、返信を書き込んでしまいましたorz

そちらを見て、参考にしてみてください。(仕事明けの眠い時に書き込みはするものではありませんね。)

書込番号:12604532

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2011/02/04 14:43(1年以上前)

追伸

私が、いままで聞いた中で、かなり心に残ったアンプは
ソウルノート ma1.0
マランツ SC-7S2&MA-9S2
タイムドメイン TDA501 II&YA−1
ビクター AX-V5500&V8000
Ex-pro Valve300SE

あと面白そうな製品は、ラステームシステムズ、ラトックシステム、zionoteの各社が今後の動向が気になります。(ラステームのデジタルチャンデバは凄い製品だと思います。)

他にも、たくさんあるのですが高価すぎたり販売終了でほぼ手にできなくなったりということで、現実的な製品を挙げておきます。

やはり、良い製品に出会うためには、販売されている各アンプの技術を頑張って理解して、実際聞きに行くにかぎりますね。
どんなにスペックが良くたって、音色が嫌いなら欲しくありませんし、安くてスペックも大したことがないアンプでも音色がツボにはまれば欲しくなってしまいます。それが人間というものです。

書込番号:12604688

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2011/02/06 11:04(1年以上前)

突き指男!さん こんにちは
この度はまた私が長い質問をしましたにもかかわらず親切丁寧な御教示をしてくださいまして誠に有り難う御座います。私の質問中N-modeのX-PM5Fは2Fの書き誤りでした。YAMAHAの場合、AS-1000よりAS-2000がお奨めなのは、SCD-XA5400ESとならXLR端子でバランス接続できるメリットが高いということでしょうか、また、ネット配信とかインフラが深化している現状では、アンプのハードがアナログがデジタルかこだわるより他に注目点が色々あるとのご指摘を頂き、確かに私もPCでCDをDSD信号にアップサンプリングしてKORG MR-1000のHDDにムーブしたり、SDHCに入れてMR-2で聴いたり、DSDディスクにしてSCD-XA5400ESで聴いたりしているのですが、DSD5.6Mhzと2.8Mhzに対応したオーディオインターフェースがあれば、家での再生にはPCとオーディオインターフェースで済むように思っていてなるほどと思いました。それから、SACDの真価がデジタルアンプでなかなか発揮でない主な要因はデジタルアンプの高調波歪みなのでしょうか?また、アナログ入力スイッチングD級アンプの場合には、PWM変換して音を増幅する過程でSACDの音質がそこなわれるのでしょうか?また、実際に聴いて見るべしということで、昨日X-PM2Fを試聴してきました。KORG MR-2にCDからアップサンプリングしたDSD2.8MHZファイルを入れて再生してみましたが、α607MRにはかなわないもののTA-F501よりは弦楽器などが綺麗に再現でき、音の分離や安定感はTA-F501の傾向に近くしっかりしていました。また、特に印象的だったのは生録ソフトの雷の再現性のリアルさ(頭上はるか高いところから聞こえてきてお店の人も驚いていました)はα607MRよりもTA-F501も良好でした。御教示いただいたとおりでパワーも問題なさそうでした。省電力なのも含めてかなり食指が動いたのですが、このアンプの増幅はPWM方式なのですか、それとも違う方式なのでしょうか、もし方式が違う場合、そのことが弦楽器の音質が比較的良いことと結びついていると考えられるでしょうか?いつも質問ばかりで申し訳ありませんがどうぞ御教示を賜りたく宜しくお願い申し上げます。

書込番号:12613663

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2011/02/07 10:40(1年以上前)

タケチクリン様

A-S2000については、御見込みのとおりです。

プロ用ではないのに、バランス出力を持っているSCD-XA5400ESと、バランス入力で使用することで真の性能を発揮するプロ用ではないA-S2000の相性は抜群であると考えることは自然なことではないでしょうか。

また、両メーカーとも「ハイファイ」としての音作りをしていて、中級機のトップモデルなので組み合わせとしては良いと思います。(DSDディスクを再生できるというあたりが、私としては垂涎の的ですね。)

ただし、この組み合わせで熱い音を期待すると、厳しいものがあるかもしれません。超ハイファイ的サウンドで高音域がどこまでも伸びやかで、爽やかな音のような気がします。(オーケストラや生楽器、コーラスなど電子楽器ではない再生に真価を発揮しそうな気がします。)

SACDの再生についてですが、私見で回答しますと、

1、PDMをPWMに変換する余計な手間が掛かるため、変換時にノイズが乗ること。
 また、PWMに変換すると出力が高いものほどノイズが乗るという性能的な限界があり、これを回避・改良できていないのが現状のようです。(比較器を搭載していないPWM変換するデジタル・フルデジタルアンプ全般に当てはまるようですね。このノイズがデジアンを硬い音にする正体なのかなと思っています。)

2、PDMは、めちゃくちゃ優れた録音データのようですが、これをアンプにするとちょっと一筋縄ではいかないみたいです。まず、出力が低くなること。(しかし、一般家庭で使う分には20wあれば十分ということを考えると、超豪邸に住まわれている方以外では大した問題にならないと思われます。)
 それと、データのオーバーシュート(元の信号より、縦軸方向の上側に伸びすぎてしまう波形の歪み)、アンダーシュート(元の信号より、縦軸方向の下側に伸びすぎてしまう波形の歪み)という、ほとんど不可避の歪みに対して影響を受けるのが比較的大きいということ。(すなわち、PDMのフルデジタルアンプの再生音には、僅かなデータの歪みにも敏感に反応して、再生音に影響が出やすいと考えられること。)

ただし、私見ですがPCM→PDMとPDM→PDMのように、PDMとPCMの録音したデータを比較して波形にどれほど歪みが発生するのか、どちらが歪みが少ない優れた形式であるのか、同一音源で比較した誰が見ても納得できる分かりやすい文献を私は見たことが無いし、偉い評論家もかないまる氏も、そこには触れていないので、わざとフルデジタルアンプの歪み易さを強調しようとしている流れを感じています。(アナログで入力していることは、ここでは考えません。)

どちらかが歪みが少ない信号(再生機器の性能にも依存すると思いますが)なのですから、同価格帯でどちらかを再生できる機器を購入して、それを使用すれば
信号の歪みは最小限に止めた再生をすることが可能になると考えています。だから私は、どちらが優れた方式なのかメーカーが正しく発表すれば消費者が検討し易く購入するのが楽になると思っているのですが、あやふやにしているままです。(歪みに強い信号はどちらなのか、歪んでも再生に影響の少ない信号はどちらなのか。)
出発点が定まらないので、PWMとPDMの性能を語るのは難しいことかなと思っています。(わざとあやふやにしやがってと私が勝手に思っているだけですよ{笑})

3、ソニーのC-PLMは、クロックの周波数に対して一般のPWMのデジタルアンプより、大体2倍の出力と精度(歪みが少ない、クロックの1周期から時間軸方向に左右のデータを生成し、データ同士比較して歪みを相殺してデータを作り出す仕組み。)を誇る変換方式のようですね。(すなわち、一般のPWMのデジアンは、ほぼ2倍のクロック周波数がないとソニーと同等の性能は発揮できないという解釈でよいのかなと私は勝手に思っています。)
 しかし、ここでもシャープとソニーとNmodeあたりが、それぞれの方式を徹底的に比較検討して、こういう時の再生にはこっちのメーカーの方が優れた方式だとは、言っていません。あやふやです。(全ての再生に対して優れた方式が現在のところあるとは私は思っていませんので、徹底的にデータを比較検討して、この辺の線引きをしてくれるハイアマチュアや評論家の頭の良い人がいてくれて、公言してくれると私のような一般ピープルは助かるのですが・・・。)

4、Nmodeのサンプリングと出力の低さを考えるとPDMであると考えるのが自然だと思います。
 また、PDMが自然音の再生に強い理由としては、サンプリング数の多さがそのままリアルな音像を作り上げていると考えられるのではないでしょうか。
 アナログなデータをデジタルで再生することの究極は、完全なアナログを再現することですから、アナログデータの線をたくさんの点で表現できたほうが、線の再現性は高いと考えられますよね。
 簡単な話しですが、同じことにデジタルカメラを挙げれば分かりやすいですよね。デジタルアンプも一緒で、完成品のデータを点で作り上げているのですから、アンプならサンプリング周波数が高いほうがアナログの曲線を再現しやすいし、デジタルカメラなら画素数が多いほうが、アナログの曲線を再現しやすいでしょう。(ここで問題なのは、アンプの一瞬の音量のダイナミックさ=デジタルカメラの色の再現性が、点の数だけでは言えないことですかね。あくまで曲線・輪郭の再現性に限っていますよ。)

コルグのDSDレコーダーって、本当に面白い製品ですよね。私も欲しかったのですが高くて買うことができませんでした。羨ましいです。

書込番号:12618363

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2011/02/07 11:12(1年以上前)

追伸

ニューフォースのデジアンは、そもそもデータの生成方法からして違うようなので一般と比較できないと思います。(革新的で私には、ぼんやりとしか理解できません。)

しかし、このデジアンの凄いところはデジタルアンプのダンピングファクターの改善ですね。アナログアンプに拘る人達がしきりに言う部分を理論的にクリアしてしまいました。(ニューフォースのハイエンドと同等のダンピングファクターのアナログアンプって一般人が目にすることはあるのか?)

私の戯言ですが、妄想している今のところの究極の再生の形は、

DSD音源→デジタルの歪みを取り除けるデジタルの比較器を搭載し、高精度な音場補正ができて、多数バンドのグライコ搭載で、DCフェーズリニアライザーのような位相を変更できる機能をつけていて、バイアンプ・トリプルアンプなどデージーチェーンでデジタル接続することが可能になって、0〜150KHzくらいをリニアに再生できて、ダンピングファクターが適正にできる方式の仕様で、とにかくアナログを再生するのに文句がない超サンプリングが可能で時間的歪みが殆んどなくて、デジタルのボリューム変更を搭載し、セリニティー電源を搭載したフルデジタルアンプ→歪まない伝送方式→デジタルスピーカー(現実に開発中で、試作機はできています。)

たぶん、こんなことをしたらビルゲイツのオーディオシステムなんか何個も作れてしまうぐらい値段が掛かってしまうのだろうなと思っていますが、欧米・中国のスーパー金持ちがやってくれると面白いのですがね。


書込番号:12618460

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2011/02/11 10:08(1年以上前)

突き指男!さん こんにちは
この度もまた親切丁寧な御教示を賜りまして感謝の念に絶えません。
A-S2000とSCD-XA5400ESをXLR端子でバランス接続した場合にはノイズなどの点で有利になるのですね。YAMAHAのHPを見るとトーンコントロールやバランスコントロールにも新しい技術が導入されているようで、15年選手のα607MRの泣き所である修理してもすぐに発生するギャングエラーやトーンコントロール使用時のノイズ対策も施してあると書いてありますね。この通りであれば、A-S2000ならば同様にアナログアンプであるα607MRで現在聴くことのできるSACDやDSDディスク、DSDレコーダーなどの中高音の美音はそのままに、TD510にクリアな低音を補強して聴くことができるのではという期待ができそうですね。一度試聴してみたいです。また、XRL端子での接続という点ではCECの比較的低価格なAMP3300RとAMP3800も純A級アンプということで面白そうですね。デジタルアンプX-PM2Fの省電力にひかれているのとは真逆な方向ですが、純粋にSACDの綺麗な音を楽しむという目的からするとこちらの方が費用対効果が高いような気もいたしますが、CECはいかかでしょうか?
それから、私のとんちんかんなデジタルアンプの増幅の違いについての疑問に懇切丁寧に解説をしていただきまして誠に有り難う御座います。私は理数系がさっぱりダメなので拝読してイメージを浮かべている以上のものではありませんが、質問を書き込んだ時のイメージとしては、多分信号の変換での音質劣化が大きいのかなと思っていたのと、PDMで増幅する方がPWMよりも音がよいのだろうと思っていたのですが、単純にそうとも言えず、またメーカーや専門家もどの方式がノイズの発生が少なくクリアなのか明言していないということですね。
 アナログ変換のD級アンプでは、X-PM2FはおそらくPDM方式で、試聴して楽器の音が汚れない感じがする理由はおそらくサンプリング周波数が高いから、ただしデジカメの画素数と同じで、将来的にどんどん高い方向に改良が進むことを留意しておく必要があり、またその数値の高低だけでは把握できない要素もあるということでしょうか?またソニーのS-MASTER PRO機は、PWM方式の中ではノイズの少ない方式であるとの事で、これが聴いた時の音場がクリアな感じに反映しているでしょうか?またNU FORCEのお話が興味深かったのでカタログをもらってきたのですが、「独自のアナログスイッチングアンプ方式により、一般的なクラスDのデジタルアンプと異なり、オーディオ信号をPWM化する際に固定周波数の鋸波を使用しません・・・。」と書いてありました。文系君の私は「鋸波じゃないから滑らかなのか」とか落語のようなイメージしかもてません(お笑い下さい)が、科学的にもこの解説あたりが技術のキモなのでしょうか?
 理論的なことが何もわかっていないのに、音を聴いて感想を述べて詳しい解説をして頂いてばかりで、全く気楽なものというか申し訳ありませんが、突き指男!さんの「SACDの良い録音は、CDの音なんか軽々と蹴散らす超絶音質です。」という言葉が印象に残り、今までDSDディスクやアナログマスターのSACDばかり聴いていたのですが、LINNとPENTATONEの最新録音のSACDを聴いてみたところ、その音のよさに驚きまして、SACDの高音質を最大限に発揮できるアンプさがしにますますはまっておる昨今です。(現実的にはMAX10万円台ですが)
突き指男!さんのお考えになっておられる「究極のアンプ」はDSDの高音質そのままに音場補正等も自由自在で理想的ですね。自分もそのようなアンプが是非欲しいです。DSD2.8MHZだけでなく5.6MHZあるいはもっと高いサンプリングの信号もデジタル出入力できたら最高ではないかと思います。
長々と書いてしまいましたが、どうぞ今後とも御教示を賜りたく宜しくお願い申し上げます。

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2011/02/12 18:11(1年以上前)

タケチクリン様

 バランス接続はノイズに強い接続方法ですが、プロが使う環境とは違い、所詮家庭用の機械ですからバランスにするほどノイズに気を使う必要がないですね。(狂ったマニアが固執しているのみです。)
 バランス接続がメインになるように開発されたアンプ(ヤマハの最新型とか)に限り、バランスの方が性能を発揮できますよってことでいいと思います。

 CECはプレーヤー、アンプ、DACにバランス接続があります。低価格の製品にまで搭載されていて、なかなか良いですね。
 カルロス・カンダイアス氏の作り出したカレント・インジェクション方式の機械は、とても上品で綺麗な音を奏でます。
 CECの低価格アンプですが、私的には全体的に音がぼやけてて、何を弾いているのか分かりません。雑誌では「スイート」だとか「ウォーム」だとか書いてありましたが、同価格帯ならもっと良い製品があります。 
 私は、DAC53を所有していました。音は、優等生な感じで高音は澄んでいて綺麗で、低音は控えめ。中音の押し出しもあまりなかったです。
音は癖がなくて良かったのですが、フルデジタルアンプを導入したことと、音に飽きてしまって手放してしまいました。

 CECのハイエンドは、プライベートリンクを持っていまして、その接続をして始めてCECの本領を聞くことができます。(低価格機にも搭載してほしい機能ですね。)

 ニューフォースですが、ダンピングファクターのみではなく、周波数特性や位相も良く、高域の特性は、デジタルアンプらしからぬ素直な特性みたいです。ただ、筐体にアンプの熱を逃がす仕組みのため天板が50℃を超えることがあるみたいです。
(PWMの変換についてが特許なので、誰か特許の内容を取り寄せて理解できる人がネットで公開してくれると嬉しいです。所詮私も他力本願なんです・・・。)
 ソニーのC-PLMも高周波雑音が少ない優れた方式みたいです。

 デジタルアンプですが、製品によっては内部でアナログ処理しているニセモノもあるみたいです。普通は1ビットにするところもデジタルで処理されるのですが、ここがアナログで処理されてしまうみたいです。
 また、最新のフルデジタルアンプですが、スイッチングが超高速にできるようになっているため、ノイズを可聴帯域外に追いやることができているみたいですね。(これを聞き分けたら人間じゃないですね。)
 デジタルアンプは、瞬間の電気供給能力が高いため、一瞬に生じるの音楽の躍動を出すことができます。(オーケストラの再生については、アナログアンプより再現性が高い方式と思うのですが・・・。)
 さらに、スピーカーからの逆起電流に再生音が左右されない。
 
 アナログアンプのA級は、ゼロクロス歪みはないみたいですが、熱歪みは逃れられないみたいですね。出力も低いです。(PDMアンプも出力は無いですね。)
 AB級は、高出力ですが、ソニーがしきりに言っているゼロクロス歪みが発生してしまいます。しかし、大体一般人が買える価格帯の製品は、この方式が大半ですね。
 D級は、量子化ノイズ、ジッター、電源からのノイズ、ダンピングファクターが低い、接続するスピーカーのインピーダンスで特性が大きく変わってしまう等の難点があります。

 アナログアンプが良いと言っている人は、デジタルアンプはアナログの音声をビット落ち、量子化ノイズなどで完全に再現できないこと、ダンピングファクターが低いことがアナログよりデジタルが劣っている方式であることの証明であるという結論になっている人がいますね。

 しかし、私の結論から言ってしまうと、どんな方式のアンプだろうと原音再生できないので、好きな音が出るアンプを選べば?という答えに辿り着いてしまうのです。(だって、どうやっても解決しないんだから。)

 そんなことを言っていてアンプに高い金を払うなら、実際にコンサートやライブに行って音楽を聞いたほうが、よっぽど安いです。(正直な話、馬鹿だなーと思ってしまいます。)

 DSDですが、シャープのアンプならPDMで11.2MHZと4倍のサンプリングで再生されるので、凄いアンプですね。10万円台で完全なフルデジタルだったのに、これが売れなかったのですから、2chオーディオのダメさが際立って感じられると思います。
 
 タクトオーディオのデジタルアンプは、パラメーターが細かくいじれるアンプを出していましたが、目の玉が飛び出るくらいの高額でした。
 技術革新で、デジタルチャンデバ・多バンドのグライコ・位相の調整・自動音場補正などが搭載されていて、安いフルデジタルアンプが出ないかなと思っています。

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2011/02/12 19:23(1年以上前)

補足

PWMとPDM、PDMとPCMそれぞれどちらが良いか知っている人はいるのですが、私がそういう人を知っていないだけ(爆笑)なので、実際に優れた方式の答えはあると思います。
しかし、音響技術の本を見てみると、なんと難解なことか!!と毎度思いつつ、暇を見つけては読んでいます。

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2011/02/13 15:50(1年以上前)

突き指男!さん こんにちは
いつもながら親切丁寧な御教示を賜りまして誠に有り難うございます。おかげさまで、何かアンプ全般に関連する総体的なイメージのようなものを考えることができてきたように思えます。本当に有り難うございます。
また、色々理論的にわかりやすく御教示頂いた上で以下のお言葉を伺うと深いです。
「どんな方式のアンプだろうと原音再生できないので、好きな音が出るアンプを選べば?という答えに辿り着いてしまうのです。(だって、どうやっても解決しないんだから。)そんなことを言っていてアンプに高い金を払うなら、実際にコンサートやライブに行って音楽を聞いたほうが、よっぽど安いです。(正直な話、馬鹿だなーと思ってしまいます。)」
確かに、フルトヴェングラーやワルターやバーンスタインはSACDなどで記録を聴く他ありませんが、カルロス・クライバーや朝比奈隆はオーディオ機器を買うかわりに本物を聴くチャンスがあったなあと思います。生で聴いたアヴァン・ベルクSQやチョン・キョンファは、オーディオとは全く違う次元で記憶に残っているし、年に数回日本の声楽の方の演奏を聴きにいく機会があるのですが、どんな有名な歌手の演奏をオーディオで聴くのともまた別の体験ですね。そう思うとTA-F501を買うのだったら、ゲルギエフの生がS席で聴けたよなとかも思います。昨年、PCMをDSDに変換して聴ける環境になってから、CDとは全く違う伸びやかでリアリティのある音に驚いてオーディオに嵌ってしまっていましたが、所詮ヴァーチャルな箱庭的楽しみであるという認識を忘れてはいけませんね。そのような意味においても総体的な視野に立ち戻らせていただいたことに深く感謝いたします。ちょっと目が覚めたというか・・・。ありがとうございます。

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2011/02/13 18:35(1年以上前)

タケチクリン様

 オーディオも上級者になればなるほど、音楽を聴く目的のためのオーディオが、オーディオを聴く目的のための音楽と変わってしまう人がいると思います。(もしくは、音楽に始めから興味がなくオーディオが目的な人もいると思います。)

 CD、SACD、音楽配信などは、所詮アーティストの音楽性・表現力・カリスマ性・技術・魅力を知るための「カタログ」なのです。
 真実は、実際のアーティストを知ることでしょう。生に勝るものはないです。

 しかし、ライブで聴くと録音された音源より確実にダメな人もいます。(歌が歌えていない、ライブだと音数が少なくてスカスカ、音量がデカイだけで全然パワーを感じない等、テレビで眺めてる分には良いのにと思わされる人もいるし、バックミュージシャンと音色・技術が合っていなくて、ちょっと残念な時もあります。逆にライブで聴くほうが100倍エネルギッシュで演出が面白いアーティストも存在しますね。)

 自分で好きな音にして好きなアーティストを聴ける、もう亡くなってしまったアーティストの名演奏を時代・場所・時間を越えて知ることができる。演奏の練習のため、繰り返し繰り返しフレーズを聴きなおすことができるetc。
 オーディオっていうものは、そういう夢のある素晴らしい機械であり文化だと思います。(現代に生まれて良かったなと心から思います!!)

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