



真空管アンプを視聴してみまして、視聴環境にもよると思いますが一般のアンプと比べてどんな特徴が際立つものでしょうか?
視聴すると確かにいい音楽を奏でていますが最近の音楽(i-pop等)を聴くにはどうでしょうか?
電球のように光っていて見た目も楽しく焚き火を見つめるように落ち着く気もしますが知りたい部分が多いのが現状なので使われている方の評価や楽しみ方がありましたらどうぞご教授お願いします。
書込番号:5583012
0点

>一般のアンプと比べてどんな特徴が
これを書くと長文に(笑)なってしまいそうなので、
識者が続けてコメントされるでしょうから、私はチョビット
書きますね^^; って長文ですね。
真空管は以前使っていましたが人に売ってしまって手元には
ないです。。。キットなんですけどね。
一般のアンプは2種に分けます。
アナログアンプ(半導体アンプ):
トランジスタ、またはFETを使って電力増幅する。
回路は複雑で、高忠実度再生という観点で言うと未だに
合格点が出ていない状況。でも回路の理屈などがたくさんある
ので、一番普及しているアンプではある。一応電気食い。
でも音の良い高級アンプ等は、部品がキチンと選択されていて
採算性^^; を気にしていないものもある。
デジタルアンプ
デジタルにすると、信号を劣化させずに伝送できる特徴を
オーディオに転用したものです。でも劣化しないのはデジタル
信号を送受するときで、アナログに変換(つまりスピーカを鳴らす)
する段階で劣化してしまいます。一応アナログアンプより高忠実。
真空管アンプ
真空管そのものが、アンプです。よって回路は単純で、回路という
より部品を直接ハンダで繋げちゃっています。回路が単純なので
部品の持つ音色が如実に音に現れてきます。
音は、上記のアンプに比べて、有機的な鳴り方です。マイクから
拾われた音が集音されたCDを鳴らせば、そのマイクから拾われた音
がすぐ近くで録られたかのような聴こえになるでしょう。
ただし、昨今のアンプに比べると能率は低く、ノイジーな癖が
あります。
>最近の音楽
もちろん可です。すこしナローな聴こえになります。つまり
高域がキラキラしたような聴こえは少し後退して、フワッと
染みとおるような鳴りかたが支配します。
例えがいいかはちょっと疑問ですが、全体的に色あせたような
フィルタが掛かるとお考えいただければ間違いは無いと思います。
書込番号:5586636
0点

TRV-88STは聴いたことがありませんが、蛇足ながら真空管アンプついてひとこと。
よく「真空管アンプはマイルドで温かみのある音」などと言われますが、場合によってはそれが当てはまらないことを数年前思い知らされました。
某オーディオフェアにて、カインラボラトリーのブースでAUDiO SPACEのReference-Oneを中心としたシステムを試聴したことがあるのですが、素晴らしい切れ味たっぷりの鮮烈なサウンドが出てきてびっくりしたことがあります。「温かみ」どころか「冷徹さ」をも見せつけており、解像度や聴感上のレンジの広さは、そこらへんのデジタルアンプ以上でした。あの時はマジに欲しくなりましたな(高価ですが ^^;)。
ちなみに、スピーカーはDALIのハイエンド機で、他のいくつかのブースでも同じ機種をカインのアンプと同価格帯のアンプ(トランジスタ型)で鳴らしていましたが、すべてカインの真空管システムに大差で負けていましたね。
ま、こういう機種もあるってことで、オーディオってのはホントに奥が深いです(^^)。
書込番号:5587592
0点

真空管アンプを置いてあるショップを探して聴いてきました。(新宿の伊勢丹近く)
確かに元・副会長さんのおっしゃるような一面もありました。小さなスピーカーも勢い良くなっていました。大きなスピーカーよりもスピーカーの能力を十分引き出しているような感じで、スピーカーの能力を出し切るような凄みを感じました。
また、Rickenbackerさんの言いたいような色あせたような懐かしいような、素朴さを感じるような一面も弦楽器や伸びのあるボーカルではいい雰囲気を出していました。
どうも聞こえる音と同時に、感じる音というものの感覚を堪能できそうな気がしました。
真空管でないアンプも聴きました。それは凄くいい音楽を奏でましたがどうも真空管は系統が異なるようですね。たとえるなら通り抜けていく音。真空管は部屋を万遍なくで包み込むようなかぶさるような音質で、耳元を掠めるような音に感じます。
また別のたとえがあるなら、真空管はマニア向けとでも大人のアンプとでも言えそうです。新型は局地にはまると麻薬的とでも言うか頭がパーになるような感覚すらあります。(それも凄くいい)
真空管アンプは懐かしいようなといっても経験の無い音で電気代さえ気にならないならずっとかけていたいのは真空管かな。と言った感じです。
どうも音質はアンプが異なれば違うのは当たり前なので、感覚の違いで真空管はいいですね。
(同じメーカーのほかの機種で聞けました。)
書込番号:5591202
0点

Rickenbackerさん のコメントについて、何もコメントしないとこれが正しいという認識になってしまいそうなので、長文ですが失礼します。
>回路は複雑で、高忠実度再生という観点で言うと未だに合格点が出ていない状況。
この文章を読むと他に合格点の出ているアンプがあるように思えますが、真の高忠実度再生で合格点の出ているアンプなどないと思います。
更に言えば、世の中の大半のハイエンドアンプはこの半導体アナログアンプです。そういう観点では、もっとも高忠実度再生に近いのは、半導体アナログアンプです。
>デジタルにすると、信号を劣化させずに伝送できる特徴をオーディオに転用したものです。
一般にオーディオでのデジタルアンプとはD級増幅アンプのことを指し、”信号を劣化させずに伝送できる特徴をオーディオに転用したものです”という表現は誤解を生みやすいと思います。
更に、デジタル信号自身は劣化しないかも知れませんが、音・音楽信号をデジタル化した段階で劣化しています。デジタルが何でもアナログを凌ぐわけではありません。
デジタル化とは標本化であり、100%の元信号を間引くことでデジタル化されます。そして、その程度を標本化周波数や量子化ビット数で現しています。44.1kHz・16bitが192kHz・24bitになっても100%の元の信号ではなく、近似の程度が上がるだけです。
>一応アナログアンプより高忠実
そんなことはありません。間違いです。
D級増幅アンプはD級に基づく問題点(歪み・高周波ノイズ他)も沢山あり、オーディオ用には従来使用できず、音質等を問題にしない送信機等でしか使われてきませんでした。
それが、最近はデバイスの進歩等がありオーディオ用にも使われるようになってきました。しかし、完全な問題点の克服にはまだまだで、前述したように世界のハイエンドでは、リン、ジェフローランドの一部アンプ以外は殆ど全てがアナログアンプです。
デジタルアンプ・D級アンプは電力効率が高く、電源部もスイッチング電源を使用すれば、高価な電源トランスや放熱器が要らないので、安くアンプが出来る為、多チャンネルを同一筐体に納める必要のあるAVアンプやゼネラルオーディオで採用が進んできました。要は、音質の観点よりもコストの観点で採用が進んできた経緯があります。
音質が一番良いとオーディオの世界で認められているのは真空管・半導体に拘わらず、A級増幅アンプです。
>真空管そのものが、アンプです。
これも誤解を生みやすいですね。
アンプとは増幅器のことで、そういう意味ではアンプでない真空管も沢山あります。整流管、検波管等役目によって色々あり、広義ではテレビに使われたブラウン管や電子レンジに使われているマグネトロンも真空管です。
>よって回路は単純で、
真空管が”アンプ”だから回路が単純な訳ではありません。真空管でもOTL真空管アンプなどは複雑且つ大規模な回路となります。
ようは真空管だから単純なのではなく、単純な回路で組んだ真空管アンプが多いだけです。また、真空管が増幅素子としての素性が良いことも証でもあります。シンプルな回路で十分な音質が得られ易いということです。
>回路というより部品を直接ハンダで繋げちゃっています。
直接ハンダで繋げても回路は回路です。
真空管アンプは、部品点数が少ない、高電圧対応のため部品サイズが比較的大きい、何より生産台数が少ないので、直接ハンダも多いですが、プリント基板を組むものも多くあります。
>昨今のアンプに比べると能率は低く、
前述したようにA級や浅いAB級を使うことが多いので効率は悪くなります。しかし、B級等を選択すれば効率(能率)は上がります。(ヒーター用の電力は除く)
>全体的に色あせたようなフィルタが掛かるとお考えいただければ間違いは無いと思います。
これも認識不足ですね。新しく設計・製造された真空管アンプは下手なアナログアンプやデジタルアンプより鮮度の高い音がします。でも、ここいら辺の音質の傾向はデバイスと言うよりアンプ個々の個性の方が大きいと思います。
以上、Rickenbackerさん に悪意はありません。ただ、ickenbackerさんのコメントを読んだ方が、誤解をしないよう、正しい認識を持って色々なデバイスの、様々なオーディオの音を楽しんで貰いたいと思ってコメントさせて頂きました。
書込番号:5592702
1点

586RAさん
コメントありがとう御座います。
その通りですね。本当は真っ当に書くとかなり長い文書に
なってしまいます。
誤解を招きそうだと考えてはいました。この辺り、文面が
まずいこと、お詫びいたします。
>新しく設計・製造された真空管アンプは下手なアナログアンプやデジタルアンプより鮮度の高い音がします。
これは認識してます。真空管とトランジスタのハイブリッドも
ありますしね。
私の主観ですが、鮮度の高い音と、高忠実度とは別で考えていま
す。高忠実度再生が叶っていて、それに味付けで音色を加えて
それを鮮度の高い音だと言う分には、なんの意見もありません。
なみへいファイナルさん、
どんな傾向に向いたものでしょうか?
という掲題でしたので、技術的な話は極力避け、イメージで
書いたものですから、誤解を与えてしまいました。
識者のコメントが出てきたようですし、これで失礼いたします。
書込番号:5595153
1点

ついに買えました。それも処分品とかで格安です。
聴いてみてびっくり!音がでかい!パワーがありすぎとの初印象でした。(店で聞いたのとは違う音です)
本当に真空管とはこんな音だろうかスピーカーや機器が異なるとこんなものだろうかと疑問に思いながらもったいないので何日も聞き続けてみたところ・・・・
なんと!音質が柔らかくなってきました。これがエージングというものだろうかと言ったところです。段々と響きが優しく伸びてきた感じです。
これは優しい音を響きよく奏でてくれるものだと感激と感心しています。
んーどうもこれは”ジョンレノン”を聞かないとと言った感じになってきました。
最新の小型スピーカーで鳴らしていますが全く問題なく低音も高温も良く出ています。
低音も低い音の中でも最近は後を引くような余韻を残す響きが現れてきたような感じもします。
中古店さんありがとう。
こんなに格安で!十万円以上間違えているような金額でした。(買ったときは処分セール期間中でした)
これは今後懐古主義的に流行りだすのではないかといった心地よさがあります。それに聴きながら眠りたくなるようなところが間違いなくあります。
あー・・・・ジョンの歌は優しかったなーと、優しい気持ちに浸りたいところです。
※でもテープの付いた新品でした。
書込番号:5607873
0点


このスレッドに書き込まれているキーワード
「TRIODE > TRV-88ST」の新着クチコミ
内容・タイトル | 返信数 | 最終投稿日時 |
---|---|---|
![]() ![]() |
1 | 2007/05/25 17:19:12 |
![]() ![]() |
2 | 2007/05/22 23:50:25 |
![]() ![]() |
6 | 2007/05/22 19:11:11 |
![]() ![]() |
5 | 2006/11/29 19:52:40 |
![]() ![]() |
2 | 2006/11/13 11:37:53 |
![]() ![]() |
7 | 2006/11/05 23:26:33 |
クチコミ掲示板検索
新着ピックアップリスト
-
【欲しいものリスト】プリンタ購入2025
-
【Myコレクション】15万らしい
-
【Myコレクション】A20?
-
【Myコレクション】30万構成
-
【欲しいものリスト】サーバー用自作PC 構成案
価格.comマガジン
注目トピックス

(家電)
プリメインアンプ
(最近3年以内の発売・登録)





