KT88の内部で放電が起こりました。線香花火のようでした。スピーカーからはポップコーンがはじけるようなものすごい音が……。
JJの球に交換していたのですが、これが直ぐに一本がダメになり残り三本を残していたので、そこから一本拝借してきて現在ちぐはぐ銘柄で使用しています。(純正3、JJ1)
長い事聴いていますので、恐らく他の球もダメになってきているかもしれません。新しく4本手に入れる事を考えているのですが、どの銘柄にしようか迷っております。純正は総合的に優等生な印象ですが、単価が高いなぁと思っています。JJも好みでしたが偶然だとしても1年でダメになったので今回考えていません。他の音も聴いてみたいというのもあります。sovtekやEHのKT88が比較的手頃ですが、高級なオーディオメーカーも採用している事があるので品質は確かなのでしょうか?
ビンテージもの等は今回考えないとして、皆さんが使ってみた事のあるKT88の印象をお聞かせください。
書込番号:17370422
2点
6550という選択もありますが、トライオードとしてはKT88を使ってほしいというのが本音でしょうね。特に純正 笑
冗談はよして6550は聞く所によるとアメリカ発祥なので、アメリカらしい大雑把な音がするのかと思っていたのですが、実はKT88より柔らかいというか暖かい一言で言うとKT88より繊細な印象なんだそうです。私の聞くようなジャンルでは6550の方がもしかしたらマッチするのかもしれないと思いました。
しかし、やはりKT88、JJの球は艶もあるけれど全体的にタイトな印象でした。まじめに19世紀以降の音楽を聴くのに合っている気がしました。純正は見かけに寄らず全体的に明瞭でどちらかというと奥行きは感じませんが、明るく軽やかな印象。イタリアの音楽に合いそうな音でした。
KT88EHに今興味を持っていまして、宣伝文句の新構造(今時真空管なんてという時代に新構造とは興味をそそられます)や奇数次倍数を減少させた等という内容が面白そうです。プッシュプルですから、倍音が優しくなるというのは気になる所です。
書込番号:17373804
1点
こんにちは。
短時間で出力管が壊れるとは災難でしたね、当たり外れはありますが滅多に壊れないんですがねー、私なんか20年以上使っている球もあります。
私はGOLD LION復刻版 KT88と オリジナルGE社の6550を挿せるアンプを2台使っています。
その経験則から書かせてもらうと6550はどちらかというと ちょっと聴き疲れのする硬い印象、KT88は低音の量感があり切れもある、中音域もふくよかで、且つ、高音も十分あり、圧倒的にKT88の方が良い印象です。
メーカーや回路構成、組み合わせる機器により 当然音が変わりますから一概には言えませんが KT88の方が値段が高い分 トータルバランスは良いのではないでしょうかね。
書込番号:17374985
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3点
こんにちは
メーカー推奨には、もう一つの理由があると思います。
差し替えて音が出るにしても、球の名称が違えばバイアス電圧が微妙に違います。
書込番号:17375781
4点
こんばんは。
回路が固定バイアスであれば 同じメーカー、同じ型番の球であってもバイアス調整は必要になります。
自己バイアスであれば 調整は不要です、調整する半固定抵抗もありません。
一般的にはプッシュプルの場合は固定バイアスが多く、シングルの場合は自己バイアスの場合が多いです。(絶対ではありません)
完成品の場合は取説に回路図、調整ポイント、設定値などの詳しい情報が書かれていない場合はメーカーに問い合わせする必要があります。
ただ、高圧部が多いので電気の知識、スキルの無い人は 固定バイアスの調整は できるだけ避けたほうが良いです。
コンセントを抜いてあってもコンデンサに溜まった電気で感電する場合もあります。
自分で球を差し替えるのであれば その点を理解している必要があり スレ主さんはそれを理解している前提ですが私はレスしていますが どうなんでしょうかね。
書込番号:17375970
5点
自己バイアスも球に合わせてメーカーが決めています。
カソード抵抗値を変えない限り球へ合わせることは出来ないと思います。
書込番号:17375999
2点
6550とKT88は確かな違いはあるようですが、捉え方感じ方は人それぞれですね。私はその人が好きな方を使ったら良いと思います。オーディオは楽しくなくては。^^
バイアスの件ですが、私も少し疑問に思っていたのですが、このアンプは固定バイアスですから摘みで調整するようになっていますよね。自己バイアスは効率が悪くなるからそれはそれで困りますが、固定バイアスの純正に対しての値と他の銘柄に対してのちょうど良い値はわずかながら違ってくるものなのでしょうか?そうだとしたら難しいですね。使い初めの球はしばらくバイアスが変動したりしていますが、その程度くらいの誤差なら何ら問題ないのでしょうか?
今回の惨事でカソードの抵抗が焼けてしまいましたが、これもバイアスが原因だったりしますか?JJの時も純正のつもりで調整しましたから、ホントはもっと違う値だったのかな。
知識こそあまり無い(定着しにくい)ですが、危険性は理解しているつもりです。昔ラジオやテレビの修理技師をしていた祖父が趣味で自作アンプもやっていたようですから、時々真空管講義をしてもらっているのです。曰く、テレビに比べりゃおもちゃのようなものだと、内部を見るだけで回路が頭に浮かぶようです。ただプリント基板は気に入らないみたいでした。笑
書込番号:17376108
2点
こんばんは。
基本的に真空管の型番は規格をあらわしているので型番が同じであればメーカーが違っても電圧やバイアス値は同じです、というかKT88という規格値にあわせて作っているからKT88という型番なんです。
尚、KT88と6550はまったく同じ規格値です。
ただ、バイアスは同じ型番の真空管でもアンプによって必ずしも同じではありません、規格の範囲内の最大値で使ってパワーを目一杯絞りだすか、控えめにして寿命の延ばすかは設計次第です。
あくまで回路全体の設計思想でバイアス値も決めているのでアンプメーカー推奨値に設定するのが無難です。
書込番号:17376351
3点
>カソードの抵抗が焼けてしまいましたが、これもバイアスが原因だったりしますか?
それはバイアスが原因とは一概に言えないと思います、一番の原因として考えられるのは、球自体の故障でしょう。
球の内部電極のショートによって過大な電流が流れ抵抗が焼けたと思われます。
それと並列に電解コンデンサーがついていましたら、それにも異常電圧がかかった恐れがありますので、一緒に交換されたほうがいいと思います。
書込番号:17376449
2点
>それと並列に電解コンデンサーがついていましたら、それにも異常電圧がかかった恐れがありますので、一緒に交換されたほうがいいと思います。
バイパスコンデンサーと呼ばれるものですね。(多分 汗)不良でノイズが発生したりするので要チェックですね。
トライオードの修理の方がおっしゃっていましたが、真空管アンプはアンプそのものが悪いから壊れるのではなくて、真空管が悪いからアンプが壊れるあるいは壊される事が多いみたいですね。私の場合実際そんな感じです。
z2010さん、バイアスのお話ありがとうございます。なるほど、というか当たり前のようにも思えてきました。同じように調整するから、球に寄る違いが顕著になるのですよね。同じ調整で、ノイズがどれだけか、寿命がどれくらいか(これはあまり関係無いかな)とか。勿論規格が同じですからある程度は似通っていて当然だとは感じますが、その球特有の面白い使い方=調整があってもおかしくないと思います。知識のある方なら、こういう所を楽しみにしているのではないかと想像されました。
書込番号:17377367
0点
おはようございます。
dulcken1745 さん> 一応でしょうが解決になって良かったですね、GOODアンサーいただきありがとうございます。
少し補足しますと メーカーによる球固有の良いところを引き出すのはバイアス調整ではなく 設計なんです、設計者がどういう音を出したいか、寿命や信頼性、値段のことも考えつつ回路を考え、製作とカット&トライを繰り返し音を作りあげます。
それはバイアスだけではなく各部の電圧や部品選定など全体的な組み合わせなので バイアスだけをおいそれといじっても最善の結果が出にくいのでメーカー推奨値が無難ということになります。
実際には同じ型番でも規格以上に電流、電圧を上げて使用できる球はありますが その球は出来上がったアンプに差し替えるのではなく その球に合わせて適正化した回路設計をしないと 本来の性能はでないです。
そういう球は300B、2A3などに多いです。
KT88では上位コンパチとしてKT120というのがあって上位コンパチでパワーが出ますが これもKT88に差し替えるだけでは電流不足になったり、本来の性能はでないです。
ちなみにKT120は昔はなかった規格と思います。
書込番号:17378073
2点
GOLD LION復刻版が格好がよろしいので興味がありましたが、身の丈に合わないと思いエレクトロハーモニクスにしました。バイアスは取り扱い説明書通りに調整しました。やり方が載っているのでトライオードも禁止しているわけではないと思います。ついでに抵抗やコンデンサを簡単にしか出来ませんが、不具合がないかチェックしました。
なるほど、聞いてみると確かに倍音が優しくなった気がします。宣伝文句もプラセボ効果抜群ですね。笑 いや、でも、確かにマイルドな感じになると思います。解りやすく言えば、トライオード純正に比べて、より真空管らしい音がすると感じました。誰でも真空管って聞いたら暖かくてまろやかな音がするのではないかと最初思うと予想します。ですから、当初、私はこのアンプのあまりにも今時のハイフィデリティなサウンドに少し疑問を抱いていました。悪くはないし、むしろ良いんだけれど真空管ってこんなに普通の音なのか?と。
真空管は差し替えるとこんなに違うのかと。中高音のあたりが明らかにマイルドになり、かなり理想の音です。JJはもっと締まった感じでした。ヤマハピアノからカワイピアノに弾き変えた感覚に似ています。どちらも良いのだけれど全然違いますよね。
書込番号:17390627
7点
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