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プレイステーション2(PS2) ソフト > SIE > ICO(新PS2 the Best)
この「ICO」という作品は、もっと評価されてもいいはずなのに(そこそこ売れたのだが)ビックヒットには繋がらなかった作品である。後々になって再評価された作品だったといえると思う。
角の生えた少年(この少年をコントローラーで操作する。)のアクションアドベンチャーゲームなのだが、もしこの少年の一人冒険物語だったら「佳作止まり」と言われる作品だっただろう。
城の脱出を試みるゲームが目的で、名作、傑作と押し上げているのは少女の存在だ。
少年が一人先に行ってしまうと、少女はついてきてくれない。また2人協力しあわないと、謎や仕掛けが解けないようになっている。少年が少女の手をとりあい(=繋ぎあい)走ると、小刻みにブルッブルッとコントローラーが振動するのが気持ちがいい。自分で少年を操作している感覚が、この少女を見ていると、「どうしてもこの少女の手を離したくない。どうにかして守ってあげよう。助けてあげよう。」という気分になってくるのだ。
基本的に一本道なので、謎解きも仕掛けもさほど難しいものではない。ひらめけば簡単にわかるものばかりだ。
敵も「(真っ黒な)影」だけというシンプルさで、この少女を捕まえて闇に引きずり込もうとするのだが、プレイヤーはこの「影」を倒す事に専念(集中)すればいいので、アクションが苦手な人でもコツコツと順々に倒していけば難なくクリアー出来る。
緻密に計算された設定(例えばセーブの仕方)やカメラワーク、世界観を堪能するなら大画面(37形以上のテレビ画面)でプレイして欲しい。(この3DCGをよく作れたものだと、プレイしながら感心していた。)
パッケージから取扱説明書まで凝って作っている。絵本を一冊読んだような説明書といったらわかりやすい。このゲームは2回(周)目も用意されている。字幕でわからない言語(少女の言葉)が日本語に訳されているので2回(周)目で、どんな物語なのかわかるように心憎い演出をしている。
難点をあげるとすれば、少女が敵に捕まった後(エンディングに近い)少年が一人になった時、急にアクションが難しくなっている事だ。アクションゲームが苦手な人は、ここでイライラして止めてしまう人がプレイヤーの中にいたのではないか。
TVゲームをあまりしない人、TVゲームを卒業してしまった人にこそプレイして欲しい。万人にオススメ出来るゲームソフトだ。「人に優しくなれる、温かい気持ちになれる。」ゲームソフトはあまりないのだから。
5点
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