『バッテリーが満充電の状態で、ＡＣアダプターでのノートの使用』のクチコミ掲示板

[syabake]

続けての質問ですみません。
バッテリーが満充電の状態で、更に充電を続けた場合(過充電)、
バッテリーの容量が低下したりすることはあるのでしょうか。
もしそうだとすると、バッテリーが満充電の場合、
ＡＣアダプターでのノートの使用は厳禁ということになりますね。
日経パソコン(2011.03.14)で、最大充電量は５０〜８０％に
とどめるべきという記事が気になりました。
ＡＣアダプターで使用する場合は、バッテリーを外しておくほうが
良いのでしょうか。

書込番号：12768140

[気まぐれな猫]

過充電するような事はないですよ
ちゃんと安全装置がバッテリーにあるのでその点は心配なしです

書込番号：12768193

[勝ちどき]

ノートパソコンにパッテリーを使用して問題はありません。先に回答されているように過充電はパソコンの充電機能が故障したときにおこる可能性がありますが、正常な状態であれば過充電にならずに満充電となった時点で充電ストップします。
日経に出ていたという充電割合は、バッテリーを保存するときに役に立つ数値です。現在ノートパソコンに使用されているニッケル水素電池は満充電でも完全放電状態でも化学的に負荷がかかっている状態で、半分くらい充電されている状態が負荷がかからないので保管に向いています。
ＡＣアダプターを使用するときにバッテリーを使用するかどうかは、使用する人の使用形態と安心度をどこまでバッテリーによって得るかによります。
ＡＣアダプターを使用していてもバッテリーを搭載しているときのメリットは、下記のようなものです。
(1)突然の停電に対してAPU代わりの働きをするので、
　1)作業中断する必要がないことと、
2)大切な作業途中のデータが失われないこと、
3)最近は少ないですがディスククラッシュを防ぐことです。
(2)作業場所を変えるときにいちいち電源断しなくても済む。
(3)バッテリー駆動していた結果蓄電量が減ったバッテリー充電を、パソコン使用しながら出来る。
デメリットは、バッテリーの自然放電にあります。ノートパソコンに使用されているバッテリーは自然放電します。
自然放電したことにより残容量がノートパソコンで規定している容量より少なくなったとノートパソコンが判断したら自動で再充電します。
この充電回数が数百回を超えるとバッテリーの蓄電能力が下がってくるそうです。
従って、ＡＣアダプター＋バッテリー環境で使用していると、バッテリーの能力を使っていないのに、経年劣化のようにバッテリーに切り替えたら１０分で警報が出るといった状態になるまでの時間が短いと言えます。

じゃあどうするのかというと、メリットの方が重要だと判断するのでしたらずっとバッテリーをつけた状態で使用し、バッテリーの持ちが悪くなったら新しいバッテリーを購入して交換して下さい。
デメリット解消を重視するのであれば、停電時のトラブルは覚悟した上で、バッテリーを外して運用して下さい。(あくまでも自己責任ですので私勝ちどきは責任をとれません。)
バッテリーは５０％程度の蓄電量になったところで取り外します。
１ヶ月くらいの頻度で次の作業をするとある程度バッテリーの経たりを遅くできます。
(1)バッテリーを満充電する。
(2)バッテリーのみの環境でパソコンを使用し出来るだけ０％に近くなるまで放電させて下さい。
(3) (1),(2)を３回ほど繰り返して下さい。
(4)　最後にバッテリー充電量が５０％になるまで充電しその時点でバッテリーを取り外して再び１ヶ月眠らせて下さい。

以上ご参考になれば幸いです。

書込番号：12768354

[syabake]

きまぐれな猫さん、ありがとうございました。
勝ちどきさん、詳しいご説明ありがとうございました。
良く理解できました。

書込番号：12771697