『ご意見をお願いします』のクチコミ掲示板

[KOU192]

F1.8	F2.2	F2.8

この度このレンズを購入しました。
評価が高いだけに期待していたのですが、
開放付近での画がイマイチと感じています。
初期不良？　それともこれが実力？
みなさんのご意見をお願いします。

ちなみにテスト撮影画像はすべて「k」の中心にピントを合わせています。
F2.2まで前ピン気味なのと、文字のふちの緑・紫のにじみが気になるのですが…。

書込番号：10862045

[うさらネット]

私も解放から締まっているレンズだとばかりに思い込んでいました。
初期の国外撮影事例を見て鵜呑みにしていましたが、
GANREFデータが出たこともあって確認してみましたら、
中心重点ならF2.8、周辺までとなるとF4まで絞ると良いようです。

普段から開放で使うことは滅多になかったので、
開放絞りでの甘さに気付きませんでしたね。

http://ganref.jp/items/lens/nikon/detail/capability/996

書込番号：10862446

[シノクチ]

このレンズの唯一とも言える弱点は、
開放付近での色収差だと思います。

スレ主さんが上げた写真のように
コントラストが激しい部分では目立ちますよね。
なので、色収差の出やすい状況というのを把握しておけば、
臨機応変に対応できるのではないかなと思います。

色収差の出やすい日中の屋外で、
減光フィルターなしの開放というのは、
厳しい場合が多いので、結果、少し絞ることになり、
自ずと色収差に悩まされる報告が少ないのかも。

書込番号：10862694

[将軍と大奥]

エッジの反射光が減る位置で撮影	他のレンズを付加してみると	料理を撮影

　KOU192さん　こんばんは。

　シノクチさんが言われるように「色収差の出やすい状況というのを把握しておけば、臨機応変に対応できるのでは」。

　あらゆる収差を高次元で退治するとレンズは大きく重く高価になるので、色収差退治はある程度で妥協したのだろうと思います。
　色収差の出やすい状況は、コントラストが強い鋭利な部分からの反射光がレンズに入ってくるようなときなので、それを考慮して撮影されると良いのではないでしょうか。
　他のレンズを付加すると、マクロ撮影ができ、色収差も解消することがあります。
　ピントは、ＡＦエリアを「スポット的」にして撮っても気になるほどずれているなら、調整してもらってはいかがでしょうか。

　実写例を添付します（手撮りなので、若干のブレが入っています。２枚目のみ付加レンズ使用）。

　最高級のレンズではありませんが、気軽に使える、コストパフォーマンスの高い、良いレンズだと思いますよ。「結婚したら、片目をつぶりなさい」（オスカー・ワイルド？）なんて名言もあります。

書込番号：10862992

[KOU192]

みなさん、こんばんは。
早速のご返答ありがとうございます。

→うさらネットさん
データを見てみました。
書かれてる通り、こまかいところを気にするなら、少し絞って撮るのが正解のようですね。
私も開放からシャープという意見を結構目にしていたもので、ちょっと残念です。

→シノクチさん
なるほど、これが普通なんですね。
色収差に関する情報を見たことがなかったので、異常があるのかと焦ってしまいました。
アドバイスを参考にして、うまく活用できるよう練習に励みます。

→将軍と大奥さん
テスト画像、非常に参考になりました。料理の写真もおいしそうですね！

私のレンズのピントのズレに関してですが、
左端の写真と同じような構図で撮影してみると、
「k」の中央（３辺の交点）にピントを合わせて撮って、
ピントの山が文字の下のラインあたりに来る感じです（F1.8の場合）。

気になるといえば気になるんですが、
「そこそこのレンズの場合、近接撮影ではやや前ピンなのが普通。
これをジャスピンに調整すると、逆に遠景撮影でピントがずれる」
という情報を目にしたもので、下手に調整に出さない方がいいのではと悩んでおります。
クセを把握して微調整すれば済む話でもありますし…。

ここは片目をつぶるべき部分なんでしょうか？

書込番号：10863579

[シノクチ]

ピントのずれは1〜2ミリ単位の場合だと、
カメラ側のレンズマウントとCCDまでの距離(フランジバック)と
AFセンサーユニットまでの実効距離の誤差範囲かと。

数ミリ単位の正確なフォーカスが必要な時には、
このレンズはフルタイムMFができるので、
それを有効に活用できると思います。

書込番号：10863752

[将軍と大奥]

紫水晶	封印された、数億年前の気泡	複雑な生い立ち

　KOU192さん　今日は
　私は、微妙な前・後ピンにはそれほど悩まないです。
１）ふつうは、F4くらいで撮るので、微妙な前・後ピンは解消されるため。
２）夜の照明下で料理などを開放で撮るときは、（光と影の精妙な調和は、偶然の賜物なので）条件を少しずつ変えて複数枚撮り、頃合の良いのを選ぶため（KOU192さんの例なら、I、K、Oにピントを合わせた３枚を撮るのはいかがですか。ピントの癖が分かれば、次からＩを狙うとか）。
　　ピント具合を把握しておくのも必要ですね。夕暮れときに、三脚を使って、遠景、中、近景を撮って調べてはいかがでしょうか。
３）レンズを付加して超マクロ撮影するときは被写界深度はさらに浅くなり、AFよりもMFでピントを合わせるため。

　３）の超マクロの実写例です。紫水晶の中に封印された数億年の歴史を撮ろうと試みたものです。非常に面白いのですが、難しいですね。気軽に美しい超マクロ撮影ができるカメラを開発し売り出して欲しい（SONYのTX7は、最近、興味を持たせてくれたカメラです）。

書込番号：10866116

[KOU192]

シノクチさん、将軍と大奥さん、重ね重ねありがとうございます。

どうやら私のレンズ、別に異常がある訳ではなさそうですね。
「安いだけに、弱点や精度が低い部分もあって、
上手に使いこなすにはそれをカバーする知識と腕が必要。
それができて始めて、良さが分かってくる」というところでしょうか。
これから修行に励みます。

それと将軍と大奥さん、何とも言えないきれいで神秘的な写真ですね。
マクロの世界には興味はあるものの、まだ未体験の世界です。
ますます難しくなるんでしょうね。
もっと上達してから挑戦してみます！
（TX7も魅力的ですけど、私の場合、最初から楽するのもどうかと…）

書込番号：10869324