『Ｆ値について』のクチコミ掲示板

[コジコジ07]

次のレンズを買おうと色々勉強しているんですが、分からないことがあります。
http://ganref.jp/items/lens/nikon/detail/capability/996
このサイトで、各Ｆ値のシャープさが出ています。
でもこのレンズはＦ1.8固定では？
カメラの方で、Ｆ1.8以上設定できた時のシャープさでしょうか？
カメラの表示が、常にＦ1.8だと思ってましたので・・・・
だとすると18-105を使用していますが、Ｆ3.5-5.6とあります。
ズームで動かす時のＦ値の幅が、これだけあると言うことですよね。
Ｆ5.6以上はカメラで変更できますし。
Ｆ30ぐらいまで上がったような。
初心者ですいません。

書込番号：11635470

[理論]

レンズ上のスペックが最大でF1.8ということで
このレンズの最小絞りはF22となっています。

絞りリングが無いので"カメラ上で設定"ということになりますね。

書込番号：11635500

[花とオジ]

解放Ｆ値がＦ１．８であって、絞りは（普通）Ｆ２２くらいまであると思います。

＞だとすると18-105を使用していますが、Ｆ3.5-5.6とあります。
＞ズームで動かす時のＦ値の幅が、これだけあると言うことですよね。
１８ｍｍ時の解放Ｆ値がＦ３．５で、
１０５ｍｍ時の解放Ｆ値がＦ５．６です。
１８ｍｍ時にはＦ３．５からＦ２２くらいまで
１０５ｍｍ時にはＦ５．６からＦ３６(？)くらいまであるのでは？。

書込番号：11635506

[理論]

すいません、言葉足らずでした。

F5.6〜F8.0くらいまでカメラ側で絞り込むと
一番シャープになる。という認識で大丈夫だと思います。

書込番号：11635507

[サル＆タヌキ]

＞でもこのレンズはＦ1.8固定では？

まさか、それはありえんよ。Ｆ２２まで絞れるよ。
絞りの設定はボディでするんじゃよ。

http://www.nikon-image.com/products/lens/af/dx/singlefocal/af-s_dx_35mmf18g.htm

１８−１０５の場合は１８ｍｍでＦ３．５〜Ｆ２２まで、１０５ｍｍじゃとＦ５．６〜Ｆ３８まで絞りを設定できるんじゃよ。

http://www.nikon-image.com/products/lens/af/dx/zoom/af-s_dx_18-105mmf35-56g_ed_vr.htm

書込番号：11635511

[kyonki]

固定なのは焦点距離ですね^^;

書込番号：11635531

[うさらネット]

どうも話が混乱。

＞18-105を使用していますが、Ｆ3.5-5.6 ----------
ワイド端18mmで絞り開放時にF3.5、テレ端105mmで絞り開放時にF5.6が得られます。

＞Ｆ5.6以上はカメラで変更できますし。
どのレンズも同じですが、カメラ側に絞りはありません。

Gレンズでは、A/Mモード時はカメラの設定ダイアル（他モードは自動）で、
レンズ内の絞りを電気的に制御しています。
35mmF1.8Gは絞り開放時にF1.8まで開き、カメラ側から電気的に制御してF22まで絞れます。

なお、Dレンズでは絞りレバー経由で機械的にカメラ側から絞り制御。

書込番号：11635587

[じじかめ]

35ｍｍF1.8Gは、Gタイプレンズですから絞り環はありませんが、デジ一のボディ側で
絞りを動かせます。（F1.8-F22）

書込番号：11635763

[里いも]

こんにちは
絞りの最大は1.8ですが、カメラ側の指示により変動します。
例えばPモードで日中戸外ではF8になったり、11になったりします、幾つになってるか？はSボタン半押しでファインダーへ表示されます。
PモードのほかSモードでも自動で、Aモードでは手動ダイヤルで変えることができます。

書込番号：11635821

[＃４００１]

F値（F1.8・・・という数字）は、焦点距離／有効口径を表す数字で・・・

簡単に言えば、絞りの「穴」の大きさだと想像してもらえば良いです（笑

「絞り」と言うのは、レンズの中の光の通り道にある「穴」の事で・・・
この「穴」の大きさを変える事で、カメラの中へ取り込む「光の量」を調節する装置の事です。

つまり、この「絞り」の「穴」を開けると・・・光が沢山カメラに取り込まれ。。。
「絞り」の「穴」を絞る＝小さくすると・・・カメラに取り込まれる光が少なくなります。。。
現代のレンズとカメラでは、カメラ側のダイアルを回す事で、F値＝絞りの穴の大きさを調整します。。。
※昔のカメラでは、レンズ側の絞りリングを回して調整していました。

・・・で、レンズに記されている「F1.8」とか「F3.5-5.6」と言う数字は・・・
この「絞り」＝「穴」を最大に開いた時の大きさを表す数字で・・・
F1.0＞F1.4＞F2.0＞F2.8＞F4.0＞F5.6＞F8.0＞F11.0＞F16.0＞F22.0＞F32.0・・・
と言う具合に、数字が小さい方が穴が大きく開いた状態で・・・
数字が大きい方が穴を小さく絞った状態です。

穴が大きく開く方が・・・光を沢山取り込める＝「明るい」と表現します。
穴が小さい状態が・・・光を取り込む量が少なくなるので＝「暗い」と表現します。
つまり・・・開放F値＝レンズの「明るさ」の性能を表しています。
※決して写真が明るく（暗く）写ると言う意味では無いので誤解の無いように^_^;（笑

ズームレンズの場合は、ズームの焦点距離で、この開放F値の明るさが変化するので・・・F3.5-5.6と言うような表現をします。
※最初に示したようにF値＝焦点距離／有効口径(穴の大きさ）ですから・・・焦点距離も影響するという事が容易に想像できますね？

ご参考まで。。。

書込番号：11636072

[うさらネット]

訂正
＞レンズ内の絞りを電気的に制御しています。
＞35mmF1.8Gは絞り開放時にF1.8まで開き、カメラ側から電気的に制御してF22まで絞れます。

電気的にレンズ絞りを制御のように記載しましたが、大きな誤り。
GレンズもDレンズと同じく、絞り連動レバーでカメラ側から機械的に制御です。

失礼いたしました。

書込番号：11636144

[里いも]

ヨコレスすみません
うさらネットさん　こんばんは、お互い基本に立ち返って勉強させられますね。
それにしても、いかに分かってもらえる説明にするか？悩みます。

書込番号：11636237

[Ｄあきら]

コジコジ07さん、こんばんは!!

カタログやスペック表などに書いてあるF値は、そのレンズの開放値です。
(一番明るいF値)

ズームレンズに書いてある「Ｆ3.5-5.6」は、ズームすることによって開放F値が変動することを表しています。
例えば、18〜105mm F3.5〜5.6の場合、18mmにした場合F3.5で、105mmにするとF5.6になります。
これは、開放値なので、みなさんがお書きになっているように、絞ることもできます。

また、70〜200mmF2.8など、ズームしても開放F値が変動しないレンズもあります。

なかなか難しいと思いますが、楽しくお勉強されてくださいね〜(^^)/

書込番号：11636704

[コジコジ07]

ただＡＵＴＯで撮ればこんな悩みは出ないのでしょうが・・・
やはり色々付いている機能を、自由に操作し楽しみたいので知識を取り入れたいです。
自分で調べても中々答えが見つからなかったのですが、皆さんがいろんな方向から説明して頂きかなり理解できました。
覚えるために、何度も読み直しています。
う・・ん。奥が深いですね。
それだけ悩んで、楽しめそうです。
グラフやレンズのＦ値表示の見方が、またかわりました。

私のわかりにくい質問に答えて頂き、
本当にありがとうございました^_^

書込番号：11636727

[carulli]

＃４００１さんが詳しくご説明されているとおり、F値とは「焦点距離÷有効開口径」で導き出す目安なんです。

実際、各レンズの絞り羽根機構は絞り6〜７段分ぐらい変化させられるものが多いです。
開放F1.4のレンズならF16まで、開放F1.8ぐらいから開放F4ぐらいまでのレンズならF22まで、開放F4.5やF5.6のレンズならF32までというケースが多いようです。
#　尚、ニコンのAFセンサーは開放F5.6までのレンズしかAF動作保証していません。(開放測距なので、カメラで設定した絞り値とは無関係)

また絞り羽根は1/3段づつカメラから制御出来ます。
#　ちなみにカメラ内部の露出プログラムは最小単位が1/6EVで制御されているものが多いようです。

このレンズは皆様のレスにあった通りF1.8〜F22まで使えます。
#　私もこのレンズのユーザーです。(^^ゞ

ズームレンズは開口径が同じでも焦点距離が変わるのでF値が変化します。
#　ちなみに開放F値の変化しないズームレンズ(例えば24-70mmF2.8等)は焦点距離によって開口径を変化させて(絞り羽根の制御ではない）、F値を一定に保っているようです。

それから、レンズは本来、開放絞りが一番解像度が高くなります。
但し、これは無収差の理想的なレンズの場合で、実際はレンズの各収差により開放より少し絞った方が解像感があるように見えます。
#　いくつかの収差は絞ることにより目立たなくなるものがあるからです。(絞っても改善されない収差もあります。)
#　また被写界深度も深くなりピントの合ったように見える範囲も広がるからという理由もあるかもしれません。
#　私の経験上、大体、そのレンズの開放から絞り2〜3段絞った位が一番解像度が高くなるケースが多いです。

では、絞りをなるべく絞った方がいいかと言うと、また絞り過ぎも良くないようです。
実際に小絞り(大きい方の数値のF値での絞り制御)は、回折という現象が発生して、解像度が落ちていきます。
#　このことを小絞りボケといいます。

具体的にDXフォーマット機ならF22で回折限界値付近と考えられるようです。
実際はF11あたりから解像度の低下が起こるようですが、かなり拡大しないとわからない程度です。
(以前、カメラ雑誌等でも比較した画像が掲載されてました。)
F16ではよく見ると解像度が落ちたかな？と分かるような画像もあります。（比較しないとわかりにくいかも？）

私は絞りはF11までぐらいは頻繁に使います。解像感を犠牲にしても被写界深度を得たい時はF16〜F18まで絞ることも時にはあります。
私の場合、F22以上はあまり使いません。(センサーに付着したゴミもたくさん写っちゃうし・・・）

ということで、絞りの選択も露出時間に比べれば制御出来る範囲が以外と狭かったりします。
その中で、最適な被写界深度を選択して撮影するのも、ひとつの楽しさなのかもしれませんね。

書込番号：11636771