ホンダ PCXのコンテンツ



初代PCXを買って、10年近く乗り続けていました。近所に出かけるための生活の足と割り切っているので乗りつぶすつもりでいましたが、このたびハイブリッドが登場したため、新しいモノ好きな性格から買い替えとなりました。
【格段にアップしたブレーキ性能】
初代PCXでもっとも不満だったのはブレーキ性能で、わざとフルブレーキングしてもフロントがロックしない不甲斐なさと安定感の悪さに、「いざというときに急制動できるのか?」という不安がつきまといました。
今回のPCXハイブリッドでは、試すまでもなく乗って普通にブレーキングするだけで、安定して停止できるであろうことが体感でき、安心して幹線道路の速度も流せます。ハイブリッド云々以前のはなしです。
タイヤはミシュランのシティグリップが装着されていました。いいタイヤですね。持っている他のバイクにも、次の機会には装着したくなりました。
【価格】
「受注生産」なんて書いてあるのでハードルが高そうに感じましたが、実際は行きつけのショップに複数台在庫があり、即納でした。価格も5万円プラスα引きで、普通のスクーター購入と変ったところはなく、気負わず買うことが出来ました。
すでに何台も売れたとのことで、私が買ったのが最後の在庫でした。また複数台発注して店頭在庫になるのでしょう。車体色が専用色ひとつだけなので、ショップ側としては楽かもしれないですね。
【そこはハイルドハイブリッド】
「電気モーターならではの、圧倒的なレスポンス」という感じは特にしません。ただし、出足は、クラッチミートを早くしたとの噂どおり、すぱっと発進できて気分がいいです。エンジン点火3回でクラッチタイトになる設定にまで早くしてあるとのことです。
四輪で、プリウスのような燃費指向ではなく、走りに振ったハイパワーハイブリッドを試乗した経験があり、強力な電気モーターの圧倒的なレスポンス衝撃体験しているから、そう感じるのだと思います。冷静に見れば、ノーマルの125ccPCXより速くて当たり前です。
3秒間しか効かないアシストも、慣れるとけっこう楽しい面もあります。マニュアルミッション車みたいに、加速力を回復させたいときに一瞬アクセルグリップを戻す操作を3-4回繰り返すのも、操っている感があって乙なものですよ。
【12Vバッテリーとの関係】
一年のうちの3/4は、季節に応じた電熱服(今なら電熱ジャケットと電熱靴下)を使うので、12Vバッテリー端子から電流が取れるのかが心配で、そこは結果オーライ、ダメなら自力解決の精神で買いました。(所要電流はMAX 7A程度)
電気系統のしくみについてはホンダの口が非常に堅く、問い合わせても最後は「お客様に案内できる内容はありません」などと逃げられてしまうので、サービスマニュアルを取り寄せて確かめました。
それで、どうやら48VからDC-DCコンバーターのようなコンポーネントを使って12V充電用電力を得ているらしいことがわかったのですが、容量が公開されていないので、電圧を測ることで代えました。
何もつながないときのバッテリー端子電圧が14.5V、6Aの電熱ジャケットを接続器してフル出力にしたときの電圧は13.7Vなので、充分です、壊れなければ・・・そのような電流を連続して取り出すことを想定している設計かどうかが不明なので。ただ初代PCXよりも電圧が0.5V程度高いので、その分暖かいです。
【リチウム電池がフルにならない】
そんなにガンガン、加速しているわけではなく、おとなしいDモード主体で走っているのですが、リチウム電池の充電インジケーターがフルになったことは、納車されて3週間200kmの走行で、一度もありません。電熱服を着てぬくぬくと走っているので、そちらに電力をとられているのかもしれません。
リチウム電池のインジケーター点灯が1個になってしまうと、ハイブリッドのアシストが停止されるとの説明ですが、2個までで踏ん張り、1個になってしまったことは一度もないのが幸いです。ただ、2個まで減ることは頻繁にあります。
【充電インジケーターは回生充電用か】
定速走行している間は刻々とリチウムバッテリーを充電しているのではないかと思うのですが、2段階表示の充電インジケーターは光りません。そうすると、充電インジケーターは回生充電用か?と思うのですが、そのあたりの説明がメーカー側からはまったくありません。低速走行中も充電表示をつけてもらったほうが精神案で以上は好ましいように思います。
【充電インジケーターの不可解な点】
充電インジケーターは回生充電用と思われるのですが、赤信号停止で、遊びがあるアクセルグリップを、意識してぐっと戻していないと、インジケーターが2個点灯しません。中途半端なアクセルオフ(エンジンには力がかかっていない程度)では、1個しか点灯しない状態で、不可解です。
それならばいっそ、アクセルグリップの遊びをゼロにしたくなります。
【アイドルストップ】
最後にアイドルストップについてですが、どうやらノーマルPCXでは不人気なアイドルストップを使うのが前提の設計のようです。ハイブリッド走行モード2種では、どちらも強制的にアイドルストップになります。
当方は電熱服を使うので、負荷の重い電熱服を使用する季節にはアイドリングモードで使ってきましたが、ハイブリッドの場合は大きなリチウム電池から電源が供給されているため、涼しい顔をしてアイドルストップし、信号待ちをすることが出来るのは、大きなメリットです。
正直なところ、「オモチャみたいなハイブリッドバイクじゃないのか?」という邪推もあったのですが、今回の製品はそのようなことはなく、よく検討されているように感じます。初代PCXのときは、アイドリングストップをつけた先進性は良いものの、バッテリーがすぐに放電したり劣化したりして、再発信できないケースが続出、「バッテリーのマネジメントができていないようなアイドリングストップシステムを作るな!」と思ったものですが、あれからずいぶん時がたち、長足の進化を遂げたようです。
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19点


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