『蝶の生態写真』のクチコミ掲示板

[きつねの窓]

ナガサキアゲハ	クロアゲハ	ジャコウアゲハ	モンキアゲハ

ゴールデンウィークの終わり頃から突然、「黒いアゲハを撮りたい！」という
衝動に駆られ、DP2Xを持って走り回りました。

楽しかったです。　が、予想通り、大変でした。

DP2Xの起動待ち→逃げられる。
オートフォーカス待ち→逃げられる。
3連写後のバッファー待ち→逃げられる･･･（涙）。

それでも、何度かの幸運にめぐまれて、生態写真としてなら見れそうなものが
撮れたので、3回に分けて投稿してみます。

書込番号：14666581

[きつねの窓]

モンキアゲハ	ナガサキアゲハ	モンキアゲハ	さらにモンキアゲハ

最初はPモードで撮って失敗しました。
花は綺麗に写るけれども、蝶は被写体ブレで姿自体が消えてしまいます。

アゲハのはばたきを止めるには1/1000秒くらいのシャッタースピードが必要です。
そうすると今度は光が足りません。ISO100の解像感にこだわっていたうちは、
真っ暗な写真の連発で、これまた失敗。

結局、ISO200に落ち着きました。

書込番号：14666595

[きつねの窓]

カラスアゲハ　飛翔中。すばしっこい。	カラスアゲハ	オリジナルサイズはこんな感じ	等倍切り出し

トリミングするとFOVEON独特の空気感は弱まりますが、FOVEONならではと
思えることもありました。

一つ目は、明るい花と真っ黒なアゲハを同時に写しても、SPPで現像する時に
X3Fを持ち上げることで、両立が図れるということです。重宝しました。

二つ目は、ローパスフィルターがないことで、等倍トリミングしても鱗粉の感じ
が残っていることです。輝度ノイズも混ざっているとは思いますが、問題なしです。
ただし、背景のノイズはPhotoshop等を使って、ある程度消しました。

DP2Merrillなら、もう少し遠くから撮ってもトリミングで十分いけるのでは
ないかと期待しています。

書込番号：14666612

[松永弾正]

大変なのがすっごく解ります(笑)！
クロアゲハって、花にとまるのが超短時間！また、極めて敏感！
よくぞ成功されました！敬服いたします！

書込番号：14666832

[ｎｉｇｈｔｂｅａｒ]

きつねの窓 さん
なかなか、ええやん。
水を、飲んでる所？
よう見るな。

書込番号：14666989

[isoworld]

　
　カメラの機種は違いますが、参考までに「黒いアゲハ」の写真をとりあえず４枚貼っておきました（トリミングはしておりません）。これはジャコウアゲハだと思います。宮古島の砂山ビーチの入り口で撮れます。竹富島にも「黒いアゲハ」が乱舞している場所があります。

書込番号：14667461

[きつねの窓]

休憩中 ＾＾）　ほぼノートリミング	ヤマキマダラヒカゲ　じっとしてれば、ちゃんと写ります

松永弾正さん
　実は今まで「撮れる訳がない」と思っていました。カメラ素人だし。
でも、「やってみなけりゃ分からない」という気持ちを抑えきれなくなって
飛び出しました。
アゲハは「蝶の道」に沿って1時間に1回くらいのペースで周回しているので、
午前中に4回はチャンスがめぐってきます。ほんの一瞬ですが。そこに賭けます。

ｎｉｇｈｔｂｅａｒさん
　夏になると、黒いアゲハは水場で吸水に集まるといいます。まだ遭遇した
ことはないですが、見果てぬ夢です。

isoworldさん
　すごいですね。F8で被写界深度を確保し、1/2000秒で動きを止め、ISO1600で
明るさを補う･･･DPユーザーがめまいを起こしそうな組み合わせです。
うらやましい。
ジャコウアゲハはその名の通り、捕まえると麝香（ムスク）の強烈な匂いを発します。

書込番号：14669880

[ｎｉｇｈｔｂｅａｒ]

きつねの窓さん
夏の暑い日に、
近所家が水まきした後の水たまりで
よう見たな。

書込番号：14670891

[isoworld]

　
　「黒いアゲハ」の写真は他にもあります。在庫の中から４枚探し出してみました（なぜかどれも左向きですが＾＾意図はありません。またトリミングはしておりません）。チョウが専門ではないので、名前が分からず、キャプションには何も書いておりません。

　アゲハチョウのような大きなチョウはゆっくりと飛ぶので撮りやすいのですが、モンシロチョウ、ヤマトシジミのように小さくなるほどヒラヒラ、チョロチョロと俊敏に動き回るので、フレームに収めて瞬時にピント合わせするのが難しくなります。
　ちなみに、チョウのどの写真もすべてＭＦで撮っています。単写（一発撮り）のjpg撮りです。

書込番号：14671102

[きつねの窓]

トラフシジミ　見かけると春を感じます	コツバメ　やはり早春のイメージ	コチャバネセセリ　これも蝶の仲間です	お馴染みのベニシジミ　クローズアップAML-1使用

isoworldさん
4枚交互にナガサキアゲハ(雌)、クロアゲハ(雌)です。ナガサキアゲハは羽の模様が南国バージョン！
MFで撮影されていたのですか。驚きです。てっきり、デジイチの快速フォーカスで撮られたものとばかり思っていました。

DP2Merrillはレンズ部分でMFできるらしいので、発売されたら挑戦してみたいです。

それにしても、1/1000秒で動きを止められるはばたきってすごいですよね。人間の100倍くらい
時間が凝縮されてるってことですから。
とくに雄の方は落ち着きがなくって困ります（笑）。今、ほんとに花の蜜吸えたの？て聞きたくなります。

書込番号：14674506

[isoworld]

画面内の相対速度はシジミが最高（難易度最大）	ＭＦで即座に眼にピンを持ってくる	飛びながらヘアペンシルを出した瞬間	ナミアゲハ？のスナップショット

　
　私が使っているデジイチはキヤノンのエントリークラスの安物であり、いまでは旧機種になっているので本体価格はSIGMA DP2xと変わらないと思います。ですからデジイチとは言ってもＡＦは愚鈍です。
　でも、これまでチョウ、トンボ、ハチ、ハナムグリなどの飛翔を撮ってきた経験から言えば、おそらくＡＦがどれだけ快速・俊速・爆速の市販デジイチを使ってもＡＦは間に合わないと思えますよ。ということで、チョウもトンボもすべてＭＦで撮っており、いままでＡＦで撮ったことはまずありません（ＡＦでは撮れないと思っています）。

　シジミの写真も貼りましたが、チョウに造詣が深くいのなら、チョロチョロ動き回る小さなシジミは（画面内で動き回る）相対速度が最高で、どんなＡＦでも間に合わないだろうことは、感覚的に分かるでしょ!!　チョウにカメラを向けたらフレーミングとフォーカシングとシャッター切りを瞬時にやります。カメラを向けた瞬間にはシャッターも切り終えている、という感じですね。ＡＦより爆速のＭＦでないといけません。

　それにＡＦにすると、どこにピントが合うか分かりません。チョウでもトンボでも眼にピンが来ていない写真は価値がありませんが、現状のどんなデジイチでもＡＦでチョウの眼を狙ってピンを来させるなんて無理です。

　「黒いアゲハ」だけに興味をお持ちかと思ったら、チョウ全般をよくご存知のチョウ博士のようですから、黒いアゲハ以外の写真も貼ってみました。
　今月上旬にはアサギマダラが乱舞する姫島にも行って撮って来ましたので、その写真も貼っておきましょうかね。

書込番号：14682646

[きつねの窓]

isoworldさん
　うーん、脱帽です。大変勉強になりました。

高校生くらいまで蝶に夢中になっていて、その後長い間、遠ざかっていたのですが、
昨年あたりから虫取り網をカメラに持ち替えて、ふたたび蝶を追い始めました。
けれども勝手が分からず、闇雲に撮り続けていました。

isoworldさんのおかげで、少し光明が見えてきた感じです。爆速MF、修行します。
どうもありがとうございました。

書込番号：14685827