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ビデオカメラ > パナソニック > HDC-Z10000
本日InterBeeのパナソニック・ブースで触ってきました。
42mmのステレオベースは、私の撮影範囲にはピッタリな感じでした。
45cmまで寄れますが、当然にコンバージェンスポイントが自動で大きくグワーンと動くので、カメラポジションやアングル移動では注意が必要です、が、ネット配信レベルの実写3Dコンテンツをまともに撮影できる手ごろな3Dカメラがようやく登場したな、という印象でした。
撮影データを持ち帰ってきたわけではないので画質が云々という資格はありませんが、少なくとも民生機のビクターTD1やソニーTD10(私は2台とも現在実際に使っていますが)よりも、当然ではありますが、価格差を除外しても明らかに画質も3Dらしさも良いです。
ちなみにパナソニックのブースでは、対応する編集ソフトとしてグラスバレー(旧・カノープス)の次期EDIUS(7)で完全編集が出来ることをデモしていました。
グラスバレーのブースでも同様に同じようなデモを行っていましたので、AVCHD 3D対応のEDIUS 7の発売は確実のようです。
が、正式版発売は来年で、それもそんなに早い時期ではないそうです。
ただし今回のInterBeeで使ったベータ版をできるだけ早く公開し、いろいろと意見を募るようですので、
1.編集画面でサイドバイサイド表示させた場合に「交差法」表示を加えて欲しい(24インチモニター上で平行法でコンバ調整できるロンパリな人はまず居ないし、私が知る範囲の3D編集者のほとんどはラフ編集では裸眼交差法でチェックしてからラッシュでようやくメガネを掛けて観てますので)
2.外部モニター表示をNDIVIAのGPUに依存せずに他社のGPUでも使え、安い偏光インターリーブ式3Dモニターにネイティブ対応して欲しい(パナもグラスバレーも今回のデモでは偏光方式のモニターを使っていましたがダイレクト接続ではないようでした←よく分かりませんが)
3.プライバシー保護上のフィルター掛け(例えば移動する車のナンバープレートに3Dモザイクを掛ける等)が簡単に出来るようにして欲しい(Z軸のコントロールを直感的に行えるように)
といったコメントを出そうと思います。
以上はスレチですが、カメラだけでは意味がありませんので、パナが推奨とまではいかなくともEDIUSとの対応を公開している以上、ソニーにおけるVegasのように、編集ソフトもセットで考える必要があると思います。
もちろんアドビ系もプラグインで対応してきますが、AfterEffects+Stereo Plug-inの煩わしさに嫌気が指している人には安いEDIUSのみで読み込みからフィニッシュまで行えるのは重要だと思います。
日本のコンシューマー市場では3D自体が終息に向かっている感じが強いですが、狭く深い3Dマニア向けのコンテンツ制作や作品自作で楽しむハイアマチュアな人々にはHDC-Z10000は長く使われるカメラになりそうな印象でした。
(というより他社からこのクラスのステレオベースの中堅機が当分出そうに無いので)
欲を言えばフードを脱着式にして、ステレオベース拡張アダプターやマクロ用ナローアダプターを装着できるようにすれば撮影範囲が広がるのですが...
【補足】
ちなみにZ10000に繋がったデモ用3Dモニターはパナソニック自慢のアクティブメガネ方式ではなく、偏光方式だったのが印象的でした。
3点

【補足】
コンシューマー向け実写3D市場がダメなため、比較的好調なゲーム分野以外に開発資源を投入する余裕は各社共に無いのかもしれませんが、3Dカメラにとっては、フォーカスやアイリスと同等にステレオベースとその可変は重要な要素ですし、それをコンパクトな民生機で実現してこそ日本の製品技術力は流石だねと誇れると思うのですが...
ソニーPCLやIMAGICAなどのプロも、昔からの3Dマニアも、皆、ステレオベース可変なシステムを構築して撮影しているわけですが、その経験が民生機開発レベルにフィードバックされて「きちんと3Dで見れる正しいパースペクティブの実写3Dコンテンツ」が誰にでも撮れるようにならなければ、いつまで経っても3Dは一過性のブームを繰り返すだけで定着しないと思うし、たとえ裸眼3Dディスプレイが現在のフルHD画質と同等になったとしても、ハリウッド製の押し付けがましいコンテンツ以外は実写コンテンツがダメでは普及しないと思うのですがね。
ちなみにキヤノンのCINEMA EOSにはゲンロック端子も付いているので、すぐに高画質でステレオベース可変な3Dカメラとして転用可能ですし、InterBEEでの説明員もそのような使われ方も想定して説明してくれましたが(本体もレンズも2台づつ売れるわけですからオイシイですよね)、レンズを含めたシステムとしての価格は2台で軽く300万円を超えてしまうので完全にプロユースで、個人で購入するのは難しいですよね。
http://news.kakaku.com/prdnews/cd=camera/ctcd=2020/id=18149/
今回のパナZ10000の発売を受けて、ソニーやビクターが同価格帯の次期モデルなりで、あるいはあっと驚くようなメーカーが普及機クラスでステレオベース可変を実現してくれれば嬉しいです。
それが難しい場合は、ミラー式のワイドとナローの各アダプターをオプション設定してくれるだけでもありがたいです。
書込番号:13790173
0点


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