ColorEdge CX240 [24.1インチ ブラック]
カラーマネージメント対応の液晶ディスプレイ
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PCモニター・液晶ディスプレイ > EIZO > ColorEdge CX240 [24.1インチ ブラック]
新ColorEdgeシリーズに加えてFlexScanでも新製品が投入されるなど、ナナオ製品のラインナップ更新が相次いでいる。これまでのFlexScanにはグラフィック寄りのSXシリーズ、マルチメディア向けとの触れ込みで始まったHDシリーズやEV2334が存在するなど守備範囲の広い印象があったが、昨今の新製品投入では「グラフィック向け:ColorEdge」「ビジネス向け:FlexScan EV」「マルチメディア向け:FORIS」と、ブランド毎に訴求範囲が重ならないよう、棲み分けを意識しているかに見える。
さて今回のCX240、当然のように「グラフィック向け」「クリエイティブモニター」との触れ込みで売られているのは周知の通り。しかしWUXGA(1920×1200)の解像度を求めるユーザーにとってフルHD(1920×1080)しかラインナップされていないFORISは要求を満たすものではなく、ノングレア層のジャリジャリとした質感を嫌うユーザーにとって現行のFlexScan EVシリーズもまた微妙、そして液晶の輝度ムラや(詳細は後述するが)IPSパネルの黒浮きが気になってしまえば後はもうColorEdgeしか選択肢がない。そんなわけで、むしろweb閲覧やゲーム、文章書きが専らの用途であるにも関わらずColorEdgeを買ってみた次第。
用途の如何に関わらず気になる点としては、太く厚く、微妙にテカテカするベゼルが挙げられる。新FlexScan EVシリーズのベゼルが非常にスリムになっただけに、店頭で比べてみるとCX240のベゼルの存在感は威圧的とすら言える。まぁ、色々と機能を詰め込むためにはこのサイズが必要だったと納得できないでもないし、旧FlexScan SXシリーズに比べれば、これでも薄くなっている方なのである。しかし、この微妙な光沢感は何なのか。これまでナナオのモニタのベゼルはしっかりとシボが入って余計なツヤのない上品な出来だった一方、CX240はハーフグレアとでも呼ぶべきか、かなりテカテカしている(ピカピカというほどではないが、埃が目に付いたり電源ボタン周りに指紋の後が残ったりはする)。時に液晶の表面層よりもベゼルの反射光が気になってしまうことすら(添付の画像参照)。ツヤの有無は好みの問題ではあるものの、やはり従来機同様のツヤのないベゼルであって欲しかった。微妙に下ぶくれのデザインも含めて、外観面には幾らか不満を持たざるを得ない。
4点
看板に偽りなしと言うべきか、輝度のムラはしっかり補正されているようで、表示の均質性は非常に優れている。画面の中央と端とで発色が異なるのは液晶なら当たり前と今までは諦めていたが、この機種では画面全域を同じ色で表示して、目をこらしてムラを見つけにでも行かない限り気になるようなことはないだろう。また表面処理も優秀で、ノングレア層が微細なガラス片を敷き詰めたかのようにギラギラと存在感を主張しているモニタも多い中、このCX240のノングレア層はシンプルに外光の映り込みを抑えるだけで本来の役割をしかるべく果たしていると言える。おかげで画像は非常になめらかな質感をもって表示される。なお正面から見れば普通にノングレアなのだが、角度が付くに従って反射の度合いがかなり高まり、真横からだと完全にグレアっぽく見えてくる。わざわざモニタの横に回り込んだりはしないので、だからどうということもないが。
そして横に回り込んでみると気づくのは、意外に視野角が狭いこと。流石にTN液晶よろしく全く別の色に変異してしまうようなことはないものの、それなりに色合いは変わる。正面から見る限り、中央と左右で色が異なって見えることはない程度の視野角は概ね確保されているが、この点では今なおCRTに遠く及ばないとも感じる。加えて、黒浮きが少ない。従来、IPSパネルは構造的にバックライトが漏れやすく、表示色が黒であろうともジンワリとバックライトが透けて見え、真っ黒であるべき箇所が黒くならないという欠陥があった。それは特に斜めから見た場合に顕著で、視野角が広いと称しながら、ちょっと角度が付けば著しいバックライト漏れで靄がかかったような白っぽい画面に変色してしまう製品が一般的だったりする。しかるにCX240の場合、光学特性改善用の専用フィルムが追加されているとのこと(EIZOコンタクトセンターの回答による)。そのせいかVAパネル機と同程度にはバックライトの漏れが抑えられており、液晶でありながらながら十分に許容範囲の「黒」を表現できていると言える。
スタンド(FlexStand)の可動域の広さは今さら言うまでもない。ただ、実際に設置してみると想像以上に奥行きを食う。そして上方向にばっかり妙に軽い。自重でモニタが落ちないようにするためなのか、下方向にはかなり力を入れないと動かないので、なかなか微調整が難しい。ただ、それでも調整範囲の広さは素晴らしく、極めて優れたスタンドに思える。その他、おそらく熱に弱いLEDを保護するためと思われるがモニタ背面にファンが付いている。これは非常に静かなもので背面に回らない限り音が聞こえるようなことはないと考えられる(それ以前に空調やPC本体の冷却ファンの音にかき消されてしまうのだ)。音の感じ方には個人差があるが、インバータ鳴きのあるモニタの方が余程うるさいだろう。むしろ気になるのはファンの音ではなく、内部に埃が入るのではないかということの方。至って微々たる風量でもあるし、ファンがなくともスリットから埃が内部に入るのは他機種でも同じことだが。
なお新FlexScan EVシリーズでは「EyeCare調光方式」と称し、チラツキの減少をアピールして販売されている。DC調光を併用することでフリッカー(チラツキ)を減らしたとの触れ込みだが、CX240の方はどうなのか? メーカーサイトの宣伝だけを見ると、FlexScan EVシリーズの方が対策が進んでおり、チラツキの少ない、目への負担が少ないモニタであるかに思えてしまう。ところがCX240はPWM調光のみでありながら駆動周波数が10000Hz以上という思わず真偽を疑う超高速駆動を実現しているらしい(俄には信じられず問い合わせてみたが、EIZOコンタクトセンターは「10000Hz以上」と回答)。確かに、輝度を最低まで下げてもCX240には一切のチラツキが感じられない。モニタの前で指を振ったりファンを回してみた限りでは、チラツキの痕跡すら目視することができなかった。ナナオは全くアピールしていないものの、実はCX240もチラツキが少ない、決してグラフィック向けに限定されない汎用性の高い機種なのではと思える。ところが――
書込番号:15086598
5点
ここから先は、用途を「グラフィック以外」に限った場合の話。ナナオが意図したグラフィック向けとは専ら異なる用途(web閲覧やゲーム、文章書き)にColorEdgeを使った時に感じたことを書き連ねる。まず第一に、色域は広ければ広いほど良いというものではないということ。もちろんポテンシャルが高いのは良いことなのだが、原付のボディに750ccのエンジンを積んでもアンバランスなだけなのと同じで、閲覧するwebコンテンツやゲームのグラフィックがsRGBやそれ以下の色域しか想定していない場合、広色域モニタで見るとどうしても鮮やかさが過剰になってしまう。だからこそCX240でも色域をsRGB相当に制限するモードが用意されているのだが、その色域を制限できるのはsRGBモードを選択した場合のみ、他に用意されているUserモードやPaperモードでは色域を制限できる項目がロックされており、広色域のままで使うしかない。一般的な用途で汎用性が高いのはsRGBであるだけに、どのモード設定でも色域を制限できるようにして欲しいところ。
このsRGBモードに限らず、実は調整項目に無意味な制限がかけられていると気になる点が少なくない。例えば「黒レベル」、製品カタログには黒レベルの調整ができるように書かれているが、この項目を調整できるのはColorNavigatorを使用したときに限られる。何故だ? ColorNavigatorを使えば黒レベルは調整できる、元よりPaperモードに切り替えれば黒レベルは自動的に淡いものに変更される、CX240にはハード側で黒レベルを調整する機能が搭載されているのに、なぜColorNavigatorを通じてしかアクセスすることができないのか。必ずしも調整の必要性を感じる項目ではないとはいえ、どうしてカタログにまで記載されている調整項目をColorNavigator使用時限定という謎仕様にしてしまうのだろう。
そしてカタログには「コントラスト」の調整が可能であるようにも書かれている。しかしCX240で可能なのは「コントラスト拡張」という、映像に応じてコントラストを自動的に調整する機能のON/OFFだけであって、一般的なコントラストの高低は設定できない。しかし、これまたPaperモードに切り替えるとコントラストが勝手に引き下げられる。ハード側には当然、コントラストを増減させる機能が備わっているのである。ただただ、それがユーザーからはアクセスできないようになっているだけ…… 輝度をしっかり調整できればコントラストをいじる必要性は少ないと思う。とはいえ、安物のTN液晶ですらコントラストを上げたり下げたりできるのだ。にも関わらずCX240ではユーザー側でコントラストを調整することができない。なぜ、1万円かそこらのモニタでできることがColorEdgeでは不可能なのか、どうにも釈然としない。
他社製品を引き合いに出さずとも然り、ナナオのより廉価な製品や旧世代機で可能であるにも関わらず、このCX240では不可能なことが多いのだ。あくまでColorEdgeはColorEdgeという独立したラインナップであって、FORISやFlexScanの上位互換品ではないという位置づけなのだろうか。上述の黒レベルの調整もコントラストの増減も、ナナオの廉価製品や旧世代機では可能だったのが、ColorEdgeには不要と判断されたらしい。何故かは邪推するほかない。今までFlexScan EV2334を愛用してきたが、この機種だと低解像度時のスムージングの強度を設定できた。これまた、CX240では設定できない。全体で見れば調整項目が豊富なCX240であるものの、決して「全部入り」ではないのである。
対応解像度も、意外に少なめだったりする。競合であろうNECの上位機種が網羅的に対応している一方、CX240の対応解像度はかなり絞り込まれた印象を受ける。それでコスト削減にでも繋がるのだろうか? 720×400など用途があるとは考えにくい解像度に対応している一方で、1280×720には未対応なのが個人的には痛かった(これまたナナオの廉価な製品や旧世代機では対応していたりする)。今まで処理の重いゲームは1280×720まで解像度を落としてプレーすることも多かったし、何かと解像度変更の面で融通が利かないゲームも、古いものやマイナージャンル、家庭用からの移植作には結構あるのだ。ゲーマーには割と重要な対応解像度の面で、CX240は微妙に「足りない」と言わざるを得ない。
書込番号:15086606
6点
そしてゲーム用途を度外視しても、web閲覧、特に画面上のテキストを読む場合でもまた、微妙に「足りない」モニタなのである。まず理由の一つとして「輝度を下げきれない」というものがある。CX240で設定できる最低輝度は50cd/m2、安さが売りのモニタには輝度を最小の設定にしても100cd/m2を超える機種もあるだけに、他社製品に比べて劣っているとは言わない。ただ、販売店やオフィス、陽光の差し込む日中の居間なら十分な輝度も、蛍光灯(LED照明)が照らすだけの夜間の個人宅では、50cd/m2でもテキストを読むには明るすぎる、まぶしくて目が辛いと感じる人もいるのではないだろうか。
これまたナナオの廉価製品や旧世代機では、もっと輝度を落とせるのである。概ね20〜30cd/m2程度まで、FlexScan S2433Wではなんと3cd/m2まで輝度を落とせる。しかし、CX240は50cd/m2までなのだ。グラフィック向けと考えれば、輝度を落とすことで階調表現に悪影響が出たり色むらが発生することを懸念するものなのかも知れない。しかるに、ColorNavigator使用時には「輝度目標範囲を拡張」なる低輝度設定が可能なのだ。テキスト向けに輝度を落とすためにキャリブレーション? それは本来の用途なのだろうか。むしろテキストを読むというキャリブレーションの必要性とは最も遠い場面でこそ低輝度設定は必要なはず、しかし低輝度設定が可能なのはColorNavigatorを使った場合だけ。廉価製品や旧世代機では普通に可能だった低輝度設定が、価格的に上位ラインナップであるはずのCX240で大きく制限されているのだ。
もちろん、ゲインを調整することで実質的に輝度を下げることもできる。ところがゲインの値を設定できるのは、複数あるカラーモードの内からUserモードを選んだ場合のみ。しかるにこのUserモードでは、色域をsRGBに制限することができない仕様だったりする。そして色域を制限できるsRGBモードでは、ゲインを設定することができない仕様なのだ。ゆえに(ゲイン調整による)低輝度設定とsRGBは両立できない、どちらか一方を選ぶしかないのである。低輝度だが映像ソースに釣り合わぬ鮮やかすぎる画面か、色合いは最適だが夜の個人宅には明るすぎる画面か、どちらを取るにしても微妙に不満は残る。
ナナオが訴求するPaperモードも然り。「紙の見え方に近い色味とコントラスト」「紙を見るような目にやさしい表示」とメーカーサイトでは唄われている。しかしCX240のPaperモードはどうだろう。コントラストに関しては、そうなのかも知れない。では色味は? これはソース次第。Paperモードでもまた色域をsRGB相当に制限することができないため、映像のソースが広色域に対応していれば「紙の見え方に近い色味」を見せるのだろうが、逆に広色域を想定していないソースでは例によって過剰に鮮やかな、決して目に優しいとは言えない色味となってしまう。
そしてPaperモードもまた、50cd/m2しか輝度を落とせない。Paperモードではゲインを設定できないため、夜にテキストを読むには明るすぎる画面で我慢するしかないのだ。例によって「目にやさしい表示」とは言いがたい。またナナオ製品には「ScreenManager Pro」というユーティリティソフトがDDC/CI接続とUSB接続の2種類用意されており、基本的に上位機種はUSB接続タイプが対応する。CX240もUSB接続タイプなのだが――Paperモード向けの「EyeCare Filter」機能など、これまたDDC/CI接続では使えるのに、USB接続では使えない機能があったりする。決してDDC/CIに依存する機能ではないはず、USB接続でも使えるはずの機能なのだが、例によってナナオの廉価製品では可能なことが、CX240ではできないのである。
ここまで述べてきたように、調整項目が随所で制限されている点に不満を感じずにはいられない。この制限のために、ハードの機能的には万能たり得るCX240を「グラフィック向け」に縛り付けているというのが私の現時点での評価となる。変に設定をいじると、sRGBモードなりPaperモードなりの特質が損なわれる、というのは分かる。しかし、これは安くてもColorEdgeなのである。ユーザーの好きにいじらせてくれても良いのではないだろうか。マルチメディア向けにはFORISを、ビジネス向け(テキスト向け)にはFlexScan EVシリーズを買えというのがナナオの意図なのかも知れない。だが設置環境の都合上、どうしても1台で全てを賄いたいニーズだってあるはずだ。そしてCX240には、それを可能にするだけの性能は備わっている。ただただ調整項目がピンポイントで制限されているために、ここ一番で「痒いところに手が届かない」機種になってしまった印象が拭えない。この辺、ファームウェアの更新とかで何とかならないものだろうか。
不満な点の方ばかりを挙げてきたが、他社のラインナップを見回しても欠点のない完璧なモニタなどない、なんだかんだいってCX240は価格以上の満足を得られるモニタと感じたことも書き添えておきたい。画質面に関しては曖昧な表現しかできないので、あまり私の意見が参考になることはないだろうと思われるが、とりあえず今まで使ってきた液晶の中ではベストと言える。ノングレア層が邪魔をせず実になめらかな質感を持ち、開口率の低いパネルにありがちな粒状感もない、色が潰れることもない。sRGB環境下ではくすんだ色合いと思われていた絵や写真の真価を堪能できるモニタではある。概ねグラフィック向けとしては高く評価されるべきものと判断するが――どうしても「その他」の用途に使う時間の方が長いだけに、色々と惜しい。
書込番号:15086613
8点
プレゼンの極意
1.結論を最初に簡単に箇条書きで書く。
2.詳細は後に書く。
3.句読点と改行を効果的に使う。
出直してきてください。
書込番号:15089150
12点
皆さんスレ主さんに辛口ですね。
このごろ長い文章書ける人が少なくなってきたから良いのでは?
下の別スレに「評価」を書いて「人柱1号」になったつもりでした。ここに2重に書くな!とおしかりを受けるかも知れませんが、お許しを。
すでに2週間以上使いましたが、
○画質はきわめてスムースで上質です。ムラなし。階調きれい。
◎なによりも「ぎらぎら感」「ざらざら感」なし、「目に対する刺激」なし。この点は特筆されます。全くL997と同じレベルです。私はこれだけのために買いました。輝度はおもいきり落としています。
△フレームはスレ主さんの言うとおり、好きではありません・・・下ぶくれの何でかな?のレベル
○蛍光灯からLEDに変わっても、色味は白すぎることなく、きれいに調整されてます。
△空冷FANがちょっと気になる人がいるかも。わりに靜かではあるけど、もっと無音に近いのがあるはず、あるいは回転数を少し下げるメニューを入れればいいのに。
今のところ、何時間見てても目が疲れた印象はありません。今度のは本当に良いパネルだと思います。
書込番号:15094030
11点
自分もこの機種は照度が高すぎるのが不満で最低まで調整しても眩しすぎでした。エレコム等のモニタフィルタもかなり探しましたが最近はプライバシーフィルタばかりで純粋に透過率低い製品自体が無い為、PC用の純正品あきらめ、ホームセンターで車のサイドガラス用スモークフィルム(ハードコートタイプ・透過率30%)を画面枠サイズに切りとり、これを二トムズのくりかえし貼れる両面テープで折れ目やシワが付かない様に丁寧に枠部分に張りつけ、照度7割減に成功。これで長時間読書をしていても紙の書籍並に目が疲れません。夜中や照明が暗め部屋で目に負担をかけずに使いたい方にお勧めです。
書込番号:16086537
1点
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