


加湿器 > ダイニチ > HD-EN500-W [ホワイト]
レビューに続き、使用感等、その2
レビューでふれたとおり、タンクの洗浄が困難な点が気にかかっていたのだが、
実際のところ、一週間も連続使用するとトレイ内にヌメリが発生するようになる。
タンク内部に於いてもいわずもがなである。
シーズンオフ時に漂白剤等での洗浄は当然としても、シーズン中日常の手入れを軽減すべく、雑菌対策を検討してみた。
まず、手始めに(気化フィルターの下にフィルターと同サイズの)銅の薄板をトレイに敷いてみた。
確かに、トレイのヌメリの発生は無くなる。
ただ、気化フィルターにわずかに茶色の変色が起こる。
洗剤の漬け置き洗いで落ちることから、溶出した銅がフィルターに析出したものだろうか?
効果自体は確認できたが、タンク内部への対策の術が考えつかないため、却下。
順当に行けば、次は亜鉛を試したいところだが、手持ちの亜鉛の材料がないため、スルー。
最後は銀だが、丁度いい物があった。
シャープのAgイオンカートリッジ FZ-AG01K1 である。
加湿空気清浄機(KI,KCシリーズ)で使われているものだが、単機能の加湿器(KVシリーズ)では装備されていない。
加湿機能においては、気化式かハイブリットかという以外特別な差異はないように思われ、製品ラインナップの差別化が主たる目的ではないだろうか。
KI・KCシリーズと同じ気化式なのでHD-ENシリーズでの使用にも支障はないだろう。
ま、さておき、実際に試してみる。
そのままでは、タンク内に入らないが、ねじ込み部分の外側にあるリブを少し削ることでタンクの給水口から入れることができるようになる。
タンク内にそのまま放り込むと取り出す時が面倒なので、取り付けはタンクキャップの弁に連結させるようにした(試される方は各自工夫のこと)。
効果については、銅の場合同様、トレイ等のヌメリの発生は見られない。
タンク(指を入れ届く範囲)やタンクキャップのパッキン等にもヌメリの発生は無い。
目視におけるフィルターへの影響も無いようだ。
金属イオンの中でも抗菌作用の高い銀だが、さずがにだてではないようだ。
カートリッジ1個あたりの総使用量が900Lということなので、1日の給水量が5L以下なら1シーズン(6ヶ月)持つ計算だ。
気化フィルターが比較的安価なことを考えれば、これくらいの消耗品代は甘受できる範囲かもしれない。
とにかく、日常の手入れ(特にタンク)の簡便さと清浄な水を使用できるという安心感が得られることの意味は大きい。
最後に、お試しになる方はくれぐれも自己責任で …
書込番号:15496726
3点


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