HP-V1
- ラインアウトを持つオーディオ機器と接続してヘッドホン出力が可能なポータブルヘッドホンアンプ。
- ヘッドホンアンプは、増幅部前段を真空管(6N16B-Q)、後段をOPAMPで構成。
- カップリングコンデンサには、フォステクス製オリジナル大型フィルムコンデンサーと電解コンデンサーを採用。



ヘッドホンアンプ・DAC > FOSTEX > HP-V1
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iPod touch 6 + PHA-3 + HP-V1 + XBA-A3 |
「Onkyo HF Player」でDSD変換(5.6MHz/高精度) |
真空管の灯 / 電力供給専用のUSB端子(DC IN 5V) |
PHA-3のDSD認識ランプが点灯 |
自分が現在所有している音響機器で最高の音を味わわせてくれるのは
UD-503とT 1 2nd Generationの組み合わせなのですが、
蒸し暑い季節にヘッドホンを使うには事前に自分の身体と部屋を
充分に冷やしてからでないと蒸れて不快なので、イヤホンを使うことが多くなります。
UD-503、またはPHA-3からXBA-Z5をバランス駆動という選択肢もありますが、
色々と手持ちの機器の組み合わせを試した結果、これはとても良いと思えたのが
ここにあげた写真の通りの、つまりiPod touch 6、再生アプリ「Onkyo HF Player」で
DSD(5.6MHz/高精度)変換したものをPHA-3へ伝送、そこからのLINE出力を
HP-V1経由でXBA-A3(Z5ではない)を鳴らすという組み合わせです。
「Onkyo HF Player」のDSD変換とHP-V1のおかげで、
とりわけアナログな雰囲気の曲をイイ感じに聴くことが出来ます。
具体的には写真にジャケットが写っているCARPENTERSの他、GONTITI、
松任谷由実、また一曲しか持っていませんが中島美嘉の「雪の華」など・・・。
DSD変換で滑らかに再生された音がHP-V1で繊細さと力強さを併せ持ち、
さらに出口のXBA-A3の華やか、豪華絢爛な鳴り方も何故かこの組み合わせでは
聴き疲れするようなこともなく、Z5よりもA3の方が好ましく感じられます。
DACにPHA-2を使うかPHA-3を使うかの違いについて、PHA-2のDACチップはTI製のPCM1975、
PHA-3のDACチップはESS製のES9018、LINE OUT用のオペアンプは同じTI製のLME49860です。
HP-V1を使うか使わないかの違いと比べれば微細な違いしか出ませんが、それでも違うと言えば違います。
分かりやすい違いを挙げれば、PHA-2は2.8MHzまでのDSD(DoP)しか
受け取れませんが、PHA-3は5.6MHzまでのDSD(DoP)を受け取れます。
これは5.6MHzのDSDを再生できるかどうかよりも、「Onkyo HF Player」でPCM音源をDSD変換しながら
再生する際に、2.8MHzのDSDに変換するのか5.6MHzのDSDに変換するのか、その差が大きいと感じます。
ちなみにPHA-3はHP-V1に劣らず発熱量の多い機器ですが、
5.6MHzのDSD信号を送り込むと更に発熱が激しくなるような気がします。
写真では上下に重ねた配置にしてありますが、長時間の使用は薦めかねる配置です。
(実はこの配置で長時間使用してPHA-3の付属シリコンバンドを一本ダメにしました(^^;)
PHA-2とPHA-3の違いについてもう一つ、PHA-2では電力供給用のUSB端子が
PC等接続用と共用になっているために常時iPod側の電力が吸い取られ、iPodのバッテリーが
激しく消費されますが、PHA-3では電力供給用の端子は専用となっているので、そうした問題は起きません。
HP-V1の実売価格は随分と下がってきて、音質だけを考えたらかなりお買い得と思えます。
慣らしに長い時間(多分300時間以上)がかかる点と、使う30分前には電力を投入して
暖気しておかないと本来の音を味わえないという、この二点さえ容認できるのなら、
三万円ちょっとで買えるヘッドホンアンプの中では最もお薦めだと思います。
(そんなに色々知っているわけではないですが、本機の音は素晴らしい)
本機についての注意点は他にもあって、まず発熱量が多い点、それから、
バッテリー駆動というのはバッテリーが新しい時には良いのですが、
新品時には満充電で十時間使えたものが、自分のHP-V1は
購入から二年ほどで三時間もたない状態になっています。
バッテリーの交換は九千円(+消費税)だそうです。
Fostex HP-V1は驚くほどに素晴らしい音を鳴らしてくれるヘッドホンアンプだと思うのですが、
こちらのクチコミ板は人気(ひとけ)が無いので、何か書き込んでみようと思いました。(^^)
書込番号:20131874
3点

訂正です。(^^;)
誤: PHA-2のDACチップはTI製のPCM1975
正: PHA-2のDACチップはTI製のPCM1795
書込番号:20134724
1点

発熱量の多い本機とPHA-3は現在は上の写真のように離して左右に配置しています。
アルミ板の上に置いておくと放熱効果があって一定程度以上には熱くならないようです。
Apple iPod touch (第6世代)
「Onkyo HF Player」(DSD5.6MHz高精度変換)
Lightning - USB カメラアダプタ (Apple純正)
audio-technica AT-EUS1000mr/1.3 (USBケーブル)
SONY PHA-3 (DACとして使用)
oyaide HPC-MSL (PCOCC-A/1.2m)
Fostex HP-V1
oyaide HPC-MSL (PCOCC-A/1.2m)
JVC AP-119A (プラグ中継アダプタ)
SONY MUC-M12SM1 (イヤホンケーブル)
SONY XBA-A3
かつてPHA-3から本機経由は意味が無いと書いていましたが、撤回せざるを得ません。
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000614616/SortID=17518498/#18220528
当時はPHA-3を手に入れたばかりで初めてバランス駆動の音に感激していました。
今、どちらの音がより好きかと問われたら、こちら(HP-V1経由)の音と答えます。
(ただし、見た目から想像される通りに準備と片付けは面倒くさいです(^^;)
書込番号:20140399
1点

この組み合わせは大概のイヤホン/ヘッドホンをイイ感じで鳴らしてくれます。
今回のMDR-Z1R、聴いてすぐに資質の高さは分かったのですが、
手に入れてから一ヶ月以上経っても、エージングがはかどっていません。
そこそこ大きなヘッドホンなので、イヤホンのようにWALKMANにつないで
引き出しの中で鳴らしっぱなしにしておくということも出来ません。
一緒に買ったDAC兼ヘッドホンアンプTA-ZH1ESのバーンインもしたい、
となると卓上で鳴らすことになり、これがなかなかはかどらないのです。
一つ助かっているのは、WALKMANとTA-ZH1ESの組み合わせではWALKMANが充電されるので
WALKMANのバッテリーの持ちを気にせずに鳴らし続けることが出来ることぐらいです。
http://engawa.kakaku.com/userbbs/2015/#2015-1
MDR-Z1Rも新品時は(多くのヘッドホン/イヤホンがそうであるように)解像感の高さばかりが際立ち、
資質の高さは感じられても、長時間聴き続けるには、あまり心地良い音ではありませんでした。
何とかTA-ZH1ESと共にバーンイン/エージングを重ね、良い方向に変わってきているとは
認識しているのですが、未だに聴いていてウットリするような経験は出来ていませんでした。
そこで困った時の真空管頼み、すなわちHP-V1頼みです。
WALKMAN NW-A30、TA-ZH1ES、そしてMDR-Z1Rの組み合わせはS-Masterらしい
音の立ち上がりの鋭さが際立ち過ぎて、例えばイマドキ録音されたオーケストラ演奏の
クラシック音楽は素晴らしく聴こえるのですが、アナログレコード時代の旧い音源では
「サーッ」というノイズが耳障りなノイズとしか聴こえません。(当たり前のようですが・・・)
しかし、これまでの経験から、HP-V1を通すと真空管の魔法で、不思議なことに
この「サーッ」というノイズも空気感としてイイ感じに聴こえることが分かっていました。
いい加減MDR-Z1Rにもウットリさせてもらいたいという思いも募り、
今回、この組み合わせを実践してみたというわけです。
いやぁ、真空管最強伝説、HP-V1最強伝説は続きますねぇ。(^^)
何と表現したら良いのか、期待以上の素晴らしい音が味わえました。
MDR-Z1Rならでは、という所では高音域の見晴らしの良さが特に印象的でした。
一枚目の写真、iPod touch 6のジャケット画像は松任谷由実の「VOYAGER」(昭和58年)、
再生していたのは「私を忘れる頃」なのですが、最初から最後の最後までウットリ聴けました。
本機の実売価格も今や三万円を切ってきて、バーゲン価格もいいところです。
真空管を使う本機の注意点は既に書いている通りですが、三万円を切る価格なら
他のDAC/ヘッドホンアンプに手を出しながらも一つ買っておいて損は無いと思います。
今年はTA-ZH1ESとMDR-Z1Rに予定外の大量出費をしてしまいましたが、ずっと期待しているのは
ポータブルのHP-V1と超弩級のHP-V8の間を埋めるHP-V4 BL(勝手な想像の名称)なんですよね。
今回この組み合わせで聴いてみて、やっぱり自分は真空管を通した音が好きなのだと再認識しました。
Fostexには来年こそHP-V4 BLを(XLR + 4.4mm径5極の新規格端子で)お願いしたいと思います。
書込番号:20463684
0点


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