SIGMA dp1 Quattro のクチコミ掲示板

ｄｐ１ Quattroの 印象 と 感想 と 写真例

[flexyamamoto]

jpeg撮影画像	モノクロに加工	jpeg→モノクロ

ｄｐ１　Quattroを使い始めて約1月すぎました。
これから購入を検討される方もいらっしゃると思いますので、使ってみての私の印象と感想を少し書いておきたいと思います。

初期のdp1を購入して、早や10年近い月日が流れましたが、メリルは興味は大いにありましたが、予算の関係で購入には至りませんでした。
今回新たな機種購入にあたり、皆さんの情報をもとにメリルも比較対象としましたが、これから長く使うこととメリルの画質以外の
カメラの機械としての基本性能の未熟さ(電池、書き込み時間、液晶）とモデル末期であることから修理部品のメーカー保存期間を考慮し、クワトロを選択しました。

ｄｐ１　Quattroを選択するときに、一番の障害だったことは、地方の中都市にはシグマ製品を置いているカメラ屋がないことがあげられます。
ｄｐ１購入時もそうだったのですが、地方都市ではDPシリーズを店舗に置いている店が一軒もありませんでした。

ｄｐ→メリルでは推測できたのですが、クワトロになり、機械的な成熟と半面　皆さんの多くが指摘している、ｄｐ→ｄｐメリルで継続されていたフォビオン・センサーの色味が変化していること、クワトロ・フォビアンを実際に確かめ、納得して選択することが、できない事が一番の問題でした。

　これに関しては、所用で行った大都市？のヨドバシで実機を触り、大きさ、操作性、０，１，２，３の操作性、レンズの大きさなどを確認しました。　レンズの性能の良さや画角や評判から、ＤＰ０も興味が湧いたのですが、あのレンズの大きさは、普段使いのコンセプトには、相いれない事もあり、また複数のカメラをぶら下げることが嫌いで、１台で写すことに集中したいことから、私の撮影では、より汎用的な画角のＤＰ１に決定しました。

画質の違いに関しては、皆さんの指摘が多く参考になりましたが、一面　その指摘がクワトロの弱点の指摘、フリンジや赤飽和や暗いところでのノイズなど負の面の指摘が多く、長所は、光が充分あれば素晴らしい画質になるとの簡単な指摘にとどまり、作例も少なく、はたして高額な費用で購入して、幸せな写真の時間を持てるのか、判断に迷うことが多かったのが本当のところです。

そういった事で、細かい指摘はこれまでの掲示板で十分指摘されていますので、私は、一般にカメラとして使い、撮影する道具としての感想を書いて、これから購入を検討するみなさんの参考になればと思います。

---------------------------------------------------------------------------　
さて、購入から1月あまり、クワトロの現像も少しずつ、やっている状態です。
なにより、現在のＰＣ環境が、クワトロには非力ですので、ＲＡＷの現像が満足にできない事もあり、ＰＣの再構築を計画しています。

全般的な印象では、ＤＰ１からの買い替えですので、一番困っていた、撮影後の書き込み時間の短縮（カメラのチップ向上)が
一番ありがたいです。　（もちろん、DP1と比べてです。一般のデジカメや一眼レフとの比較ではありません。)

色味に関しては、メリルは未経験ですが、確かに、ＤＰシリーズの系譜の色味とは、少し異なっていると感じます。
薄くなったとの印象を書かれている方が複数いらっしゃいますが、私もそう思います。

しかし、私には、クワトロは、「上品な、上質のスーツを身にまとった画質」のように感じました。
シグマは、メリルの画質を継続する選択もあったと思いますが、より洗練された上品な画質のカメラに、方向性を振ったように感じます。
それは、センサーの物理的な変更によるものもあったのではないかとも推測しますし、ＤＰシリーズの未来をどの方向に、持ってゆこうかと考え、シグマ社がだした1つの方向であるようにも思います。

とはいえ、控えめに上品になったとはいえ、フォビアンのもつ切れ味と鮮度とレタッチ耐性の高さといった美点・特質は、間違いなく
引き継がれており、写真を撮る道具として、一級のツール(製品)として、写真好きの方には、おすすめしたいカメラです。

特に、フイルムカメラなどで、中判カメラやツアイス系レンズをお使いだった方とは相性がよろしいのではないでしょうか。
----------------------------------------------------------------------------------------　
まずは、購入して、操作方法、ダイアルなどもあまりわからないまま、JPEGで撮ったものをアップいたします。
JPEGの画質はよくなったようです。
特に、通常の日中の撮影では、細かい事を言わなければ、ニュートラルな印象です。

撮影時に気が付かなかった、太陽の漏れた光が写っていたのは、センサーの素性の良さがうかがえました。

書込番号：19613496

[flexyamamoto]

冬日の夕方	寒くなってきました。	雲間からの光	水辺の草　(逆光気味)

外の風景の写真です。　　「冬の水辺あたりの写真」です。

非常にくっきりとした、寒く、急に冷え込んでいった午後?夕方です。


冬日のくっきりした日差しと、逆光気味の中に浮かび上がる草の１本１本と空の雲、暮れゆく水辺が、クワトロ・センサーの
繊細で豊かな世界を見せてくれる気がします。

書込番号：19614153

[flexyamamoto]

暮れてゆきます。　すごく寒かった。	落日	水辺	モノクロ

「冬の水辺当たりの写真」　続きです。

水辺に日が暮れてゆきます。
水鳥がいたのですが、遠くに固まっており、広角レンズでは写りません。

急速に冷え込んできました。
落日の太陽程度なら、画面の破たんはありません。

太陽が隠れてからの水面の表情もしっかり、繊細に写りこんでいます。
RAWでしっかり残っているので、モノクロにしても、水面の表情を出すことが可能です。

クワトロのＲＡＷ現像は試行錯誤中でもあり、ＰＣも非力なので時間がかかり、あまり試せていませんが、
元画像がきちんと残っているので、繊細にも、寒さを伝えるように硬い表情でも、周りを暗くしてかすかな水面の日暮れの
残照でも出すことが可能であると思われます。

書込番号：19614180

[flexyamamoto]

パソコンの質感とカーテン越しの光	グラスと液体と氷	レコード・プレーヤー	光に浮かび上がる革と布の質感

次に、室内を写した写真です。　　「室内写真」

フォビアンの質感描写がよくわかるのが、金属やガラスや布の描写です。

物質の質感を、逆光や柔らかい光、カーテン越しの間接光などに浮かび上がる描写は、一味違います。

・パソコンの写真はカーテン越しの光が柔らかくあふれています。
　
・グラスの写真は、氷とグラスの表面とウイスキーの液体が、特別な仕込みなしでこんなに写るのは驚きです。

・レコードは逆光の明かりで、素材感が際立っています。

・ソファの写真は、冬の窓越しの光に、革のソファの素材感とくたびれたクッションの布の感じが浮かび上がっています。

こうしたセンサーの表現力は、さすがだなと思ってしまいます。

書込番号：19622968

久々のホームラン

[紫の雨蛙]

四寸岩山から遠く高野山を望む	大天井ヶ岳を望む。カリッと解像	撮影ポイント入口

色々悪口かいてましたが、照度が低い条件ながら、久々に納得できるのが撮れました。

１枚目、ややノイズがありますが、近くの送電線の鉄塔が潰れずに、かつ遠方の稜線が破綻なく撮れています。

２枚目、稜線の木々の輪郭がカリッと解像しました。レンズはほんとDP1Mより上ですね。
ただ残念なのが、紅葉してる樹木のがドット絵のように仕上がっているのと、
峰の右後方に霞むの稜線（たぶん弥山〜八経ヶ岳）が、輝度差の諧調異常になっています。

３枚目。この場所から今回の撮影ポイントの大峰奥駈道近くに登るための梯があります。
数年前に崩れた場所で、下を覗くとあれがヒュンとなります。。。

書込番号：19219197

[☆Ｍ６☆]

(o^-')b !　

書込番号：19219227　スマートフォンサイトからの書き込み

[さくら印]

(o￣ー￣)b !　

書込番号：19219249

[紫の雨蛙]

御供まき（餅まき）	御供まき（餅まき）	獅子舞

室生龍穴神社の例祭を撮影したんですが、餅まきのときに西日差し込みハレーション
社叢（低照度）の中での餅まき（白い飛翔体）なんて、Foveonの不得手なところに、西日の悪条件。
でも、SPPでそれなりに収まってくれています。

書込番号：19221678

新ファームテスト

[紫の雨蛙]

オオカナダモの花	アジサイ		空をバックに蜘蛛の巣

忌明けまで撮影しにうろうろもできなかったので、くすぶっていました。
Ver1.03リリースされたので、とりあえず庭にあるものを撮影してみました。

梅雨の薄曇り空で比較的照度が高い状態で、日蔭によくみられた黒いツブツブ感は落ち着いたように思います。

ファームとSPPが改善したと感じれたのは4枚目。
旧Verだと脱皮した蜘蛛の抜け殻など、背景とのコントラスト差があり過ぎて、諧調がおかしくなっていたと思います。

書込番号：18957294

[Vinsonmassif]

〉実はdp1Qをこのまま使い続けるか非常に悩んでます・・・

このスレ主さんの言葉がずっと私に残って
新しい投稿でほっとしております
私はΣがどう改善したかをスレ主さんの投稿で知るだけで
ある意味私はずるいなと思うこともあり,但し僅かなカメラ予算を思うと,
夜の撮影機材が優先されQuattroがつい後回し
Foveon X3を理解する為にも
ｄｐ０ハコメガネに光学ファインダーでハコメガネをｄｐ１にプレゼントし
Merrill２,３で画角は揃うけど
表参道でQuattro３機首からさげていた方とすれ違った際・・・少し退いた

書込番号：18958873

[紫の雨蛙]

〉実はdp1Qをこのまま使い続けるか非常に悩んでます・・・
これはまだ現在進行中ですね。
アップしてから気づいたんですが、1枚目の鉢の左上に掛かっている枯れ葉を見てもらうと判ると思うのですが、ハイライト部で諧調が無くなっています。

これにはちょっとがっくりしました。

財布の中身は別として、DP1M+DP3MによるArt志向とRX10�Uのオールマイティというのが今の脳裏ベストコンビですね。
dp0Qはもっと作例見た後で、DP1Mの代替候補になるかもしれません。

書込番号：18961116

SPP6.2 QuattroのRAW現像のバグ修正

[紫の雨蛙]

SPP6.2がリリースされました。
http://www.sigma-global.com/jp/download/cameras/sigma-photo-pro/

シグマのサポートから次期リリースで対応予定と聞いていたバグがFIXされています。
「QuattroシリーズのRAWデータ（X3Fファイル）をTIFFやJPEGに保存した際、
画像の暗部に輝点ノイズが多数発生してしまうバグを修正しました。」

今、撮り溜めたQuattroのX3Fを随時オート現像に掛けているところですが、
気になっていた箇所はかなり（100%ではない）改善されています。
一通り現像が終わったら前後比較サンプルをアップ予定です。

特に神社仏閣を撮る身には、今回の改修は助かりますが、
しかし本体センサー側で赤に対する諧調が失われているように感じるところは、
カメラ本体のファームウェア更新を待つしかないですね。

書込番号：18302481

[紫の雨蛙]

昨日、SPP6.2.1がリリースされたので、過去のX3Fをオートで現像し直しています。

確かに、ディテールがくっきりして、透明感が向上したように見えます。
一式現像し終わって改善が比較できそうなモノが得られればアップします。

書込番号：18524255

[紫の雨蛙]

SPP6.1で現像	SPP6.2.0で現像	SPP6.2.1で現像

SPP6.1/6.2.0/6.2.1それぞれのオートモードで現像したサンプル（低照度下）です。
SPP6.2.1でディテールの細部が少しくっきりしたように思います。

書込番号：18524838

[紫の雨蛙]

SPP6.2.0	SPP6.2.1	SPP6.2.0	SPP6.2.1

比較サンプルその２
樹木の細かなディテールのシャープさが向上しています。
顔が写っているのでアップできませんが、ニットなどの細かなディテールも
ぼんやり潰れていたのがくっきりしています。

ただ、期待していた赤のグラデ―ションや光源で色が飛ぶところはSPPでは改善されていませんでした。
本体RAWでやはり情報が失われているようです。
ファーム1.02で改善されているかは、これから確認ですね。

書込番号：18526473

[紫の雨蛙]

SPP6.2.1

すみません、4枚目貼り間違えました。

書込番号：18526504

[紫の雨蛙]

日の丸が少し残念

新ファーム＆SPP6.2.1のサンプルです。
ノイズリダクションは最少にしています。

期待していた赤や濃い黄色の部分のグラデーションの改善は無かったようです。

書込番号：18528841

[Vinsonmassif]

SPP6.1で現像＜SPP6.2.0で現像≒SPP6.2.1で現像

アップロードされた画像では　わ か ら ニャいニャ
眼が綺麗なかわいいにゃんこさんですね

書込番号：18528949

[紫の雨蛙]

幟の左に黄色が飛び散っている

価格.comの表示では比較が難しいですが、ヒゲのディテールが少し良いかな？ぐらいですね。
オート現像で千数百ファイル現像し直しましたが、他のシーンでも劇的にというのはさすがになかったです。

倍率色収差の補正はまだバグが治っていないのか、有効にするとひとつ前の投稿の1枚目の写真下にある黄色い幟の色が周囲に飛び散ります。

それでも、初期よりは使えるようになってきたと思います。

書込番号：18529109

1000mの山中で初の場外ホームラン

[紫の雨蛙]

ナメゴ谷	ツララ	クラシックブルーで演出	パリッシュブルー風

仕事が休みだったので、国道309号こと行者還林道で雪景色を撮影してきました。
いままでのダメダメな写真と比べるとまるで別のカメラかのような感じ・・・
DP1Mも持って行ったんですが、全般DP1Mよりも良い画が撮れました。
被写体を選ぶということか・・・

クラシックブルーで青を強調していますが、空気が澄んでいるおかげか稜線の木々がよく解像しています。
外気温は-2℃〜4度ぐらいです。

書込番号：18254357

[紫の雨蛙]

		パリッシュブルー風のDP1M版	相変わらずDP3Mはカリカリ

雪の白が多い写真です。
Merrillのように青っぽくなったり、白飛びすることなく、より自然な画になっています。

書込番号：18254419

[紫の雨蛙]

dp1Q 水門にフォーカス	DP1M 〃	dp1Q 1/100 F4.5	DP1M 1/100 F5.6

同じ被写体をSPPオート現像での比較。撮影モードはオートです。
dp1Qの方が解像感があるように思います。

でも、これだけではまだDP1Mを手放すのに踏ん切りがつかないです。

書込番号：18254453

[紫の雨蛙]

補足１
作例「パリッシュブルー風のDP1M版」の中央付近を見てもらうと、マゼンタが被っているのが判るかと思いますが、
Quattroの「クラシックブルーで演出」「パリッシュブルー風」では、ほぼ色が被っていません。
これは凄くグッドです。

補足２
「パリッシュブルー」とはアメリカの画家マックスフィールド・パリッシュを象徴する空色の表現の事です。
自分の部屋に飾っている「エクスタシー」という作品の青を意識して現像しました。

書込番号：18254547

[フォベオン沼]

僕も先日do1qフィールドで初使用したので初投稿します。

少しシャープが強すぎましたが…

書込番号：18267986　スマートフォンサイトからの書き込み

[フォベオン沼]

上記誤りdo1q 正しくはdp1qです~_~;

初のフィールドでしたが画質は線が細くかなりシャープが初めから強い印象です。

RAW画像の設定をシャープ−2に設定してます。

書込番号：18268600　スマートフォンサイトからの書き込み

[紫の雨蛙]

炎が固体っぽい？	これも固体のよう	DP3Mで撮った炎は・・・	天候など条件は異なるが昨年DP1Mで撮ったとんど

DP3Mとdp1Qを持って、とんどを撮ってきました。

仕上がりの感触ですが、dp1Qは炎の透明感が潰されて固体のように硬く感じられます。
どなたか、SPPでパラメータ調整のアドバイスあるでしょうか？

DP3Mとも単純比較のできませんが、昨年DP1Mで撮影したとんどはDP3Mに近い感じでした。

書込番号：18403111

LO画質モードとDP1ｘ画像比較

[くろきりコム]

DP1QのLO画質モード	DP1ｘで撮影

DP1QのLO画質モードは、1：1：1のフルカラーキャプチャになっていると思われるので、ほぼ同じ解像度のDP1xと比較してみました。現像はすべて中央値のまま、露出のみ補正しています。
結果は添付画像の通り、DP1Qの方が周辺の解像は良いです。ということで、DP1xの画が好きな人も、DP1Qはおすすめです。

書込番号：18174087