ART MONITOR ATH-A1000Z
真紅のアルミ二ウム筐体を採用したヘッドホン
ART MONITOR ATH-A1000Zオーディオテクニカ
最安価格(税込):¥51,930
(前週比:-2,518円↓
)
発売日:2015年11月13日
このページのスレッド一覧(全2スレッド)![]()
| 内容・タイトル | ナイスクチコミ数 | 返信数 | 最終投稿日時 |
|---|---|---|---|
| 36 | 1 | 2016年3月22日 00:12 | |
| 32 | 0 | 2016年1月8日 22:53 |
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イヤホン・ヘッドホン > オーディオテクニカ > ART MONITOR ATH-A1000Z
試聴印象を投稿。A2000Xを現状所持、A1000X・A900X・A900XLTD・A900・A700使用経験ありの立場から。
A900Z・A1000Z・A2000ZをZX100で一回試聴した印象の投稿。
一部記事や場所ではA1000Zの注目度は2000Zよりも低い扱いだが、むしろ実は、一番試聴印象が良かったのがA1000Z。
A2000Zは前作2000Xの「超解像度」と言っても過言ではない高い解像度や分析力を維持したまま低音の少なさを改善してより汎用性の高い高性能機種に仕上がっている印象。
これはこれで素晴らしい出来で、後々欲しい。
しかし、前作2000Xがそうであるように、あまりにも解像度が高いのでその輝くような音が「きつい」時もある。
それに比べて前作1000Xは、高解像度で充分クリアながらぎらつくことなく落ち着いた深みのある音だったが、これも世間的には低音足らずで注目度は高くなかった。
しかしながら1000Zはここへ来て、1000Xの高い解像度ときつくなく落ち着いた深みあるクリア音を継承したまま厚みのある低域を感じさせる、
非常に魅力的な音に仕上がっているように聞こえた。
解像度の違いは確かに2000Zの方が高いが
2000Z>1000Z>>>900Z
というような感覚で、二機種の中間ではなく上位機寄りで、低音の豊かさも試聴時には2000Zよりもむしろ1000Zの方があるように聞こえた。
前作2000Xと1000Xも単純な上位下位の関係になかったように、今回も何でも上位機種の方がいいわけではない良さをA1000Zに感じた。
対してA900ZはA1000Zに比べるとかなりの性能差があるように聞こえ、上位二機に比べると明らかに劣るように感じた。
2000Xに似て開放的で明るく輝くような鳴りの2000Zに、落ち着いた深みのある高解像度音の1000Z、どちらも共通して低音はきちんと出てる、という印象だった。
結果、どっちかを買えばどっちか要らなくなるではなく、両方買ってしまいそう。
かなりうるさい店の短い試聴なので間違っているかもしれません。
22点
似たような印象を感じました。
A1000Zの上位がA2000Zという切り分けではないように思います。
A2000Zは広い音場を精密でクリアに表現できていて、クラシックを聞くと
楽器の良さを表現しつつも音響まで楽しむことができました。
A1000Zは、A2000Zに比べて音場がコンパクトになり、よりダイレクトに
伝わるので解像度が高く聞き分けることができるようです。
A1000Zの音ヌケも心地よいですが、表現方法がA2000Zと違い
A1000Zにも良さを感じます。
A1000Zをまだお聞きになっていない人には
OPPO PM-3などと比較すると、このA1000Zの品質の高さがわかると思います。
書込番号:19716607
14点
イヤホン・ヘッドホン > オーディオテクニカ > ART MONITOR ATH-A1000Z
環境は共にHP-A8直挿し。Z7の方が同じボリューム位置で体感音量が小さいから、
聞いた感じ同じぐらいの音量になるよう調節しての比較。
以下、Z7・1000Zと略。
まず違うのが重さ。実測で60gも1000Zの方が軽い。
これは相当大きくて、Z7から1000Zに付け替えると思わず「軽っ」と声が出るほど違う。
常に頭頂部に何かがのしかかっている感覚が拭えず頸肩にも負担の来るZ7に対して、
1000Zは軽快の一言でウイングサポートゆえの頭頂部の安心感もあり、装着感は1000Zに分がある。
1000Zはこのまま映画視聴することも可能な重量だが、Z7ではご勘弁だ。
聴いた感じの帯域バランスもかなり違う。
低音〜高音まで過不足ないフラットな1000Zに対して、
低音が厚く中音が普通で高音がやや控え目ないわゆるピラミッドバランスのZ7。
したがってZ7の方が低音の量感があるように聞こえ、1000Zの方が高音が伸びやかに聞こえる。
ただし1000Zが特別高音が伸びる機種なのではない。Z7の高音がやや弱いのだ。
同じく1000Zが低音が少ない機種なのではなく、Z7の低音が盛ってあるイメージ。
これは再生ソースとか好み次第であろうが、バランスとしては1000Zの方がいい。
解像度はほぼ同等か、やや1000Zに分がある。
分離の良さ、位置感覚の良さは、1000Zの方がいい。
音抜けは1000Zの方がいい。奥行きは1000Zの方がある。
音の広がりや音全体のスケール感はZ7の方が大きい。
音が近く、像が正確な1000Z、一歩引いて広がりと余裕と空気感をもって鳴るZ7。
キレの良さは1000Zの方がいい。重みや厚みはZ7の方がある。
音の硬さはZ7が中庸程度、1000Zはやや硬質。
色艶はZ7の方があり、1000Zにはあまり無い。
潤いはZ7の方には無くもなく、1000Zには無いというか乾いた音。
音の生々しさや自然さはZ7の方がいい、1000Zの方が人工的な感じに聴こえる音。
解像度が高く、抜けが良く、奥行感があり、分離が良く、
分析力が高く、正確で、細部を見通す能力の高い1000Z。
やや濃密で、力強く、押し出し感と広がりとダイナミックさがあり、
無機質な1000Zに対し有機的で実在感のある音を出すZ7。
結局のところ、この二つのヘッドホンの音質は、ほぼ同格に感じる。
そしてソースとか好みの差に於いて使い分け出来るという程度の違い。
どちらにしても、音質で明らかにもう片方を圧倒するような要素は感じない。
どうも売れ筋ランキングではZ7の方が1000Zよりも高いから、
よほどZ7の方がいいのかと思ったが、こうして比較してみるとそんなことない。
A1000Zはもっと注目されてもいいとも思う。
特にZ7と同格の音を鳴らしながら明らかに軽量なことは特筆に値すると思います。
そういうことで比較と言いながらもA1000Zの「良」レポートとしました。
32点
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