Core i9 7980XE Extreme Edition BOX
- 18コア36スレッドで動作する、ソケットLGA2066対応CPU。基本クロックは2.6GHz、最大クロックは4.2GHz、TDPは165W。
- シングルスレッドのパフォーマンスを15%以上向上させる「ターボ・ブースト・マックス・テクノロジー3.0」を搭載。
- 「インテル 64 アーキテクチャー」に対応し、物理メモリーと仮想メモリーで4GB以上のアドレス空間が利用できる。

Core i9 7980XE Extreme Edition BOXインテル
最安価格(税込):ショップが販売価格を掲載するまでお待ちください 発売日:2017年10月25日



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まず、レビューの画像において原寸大のものを下記URLにあげておきます。どうしても縮小されるので文字が潰れて見えなくなるのが残念。そろそろフルHDくらいはそのままあげられるようにしていただきたいところです
https://imgur.com/a/1Kz8r
https://imgur.com/u2N5ylB
https://imgur.com/UND9dmg
1枚目がCinebench15のもので、よ〜く左下の比較図を確認いただけると、3930Kなりからとり続けているデータもちらっと見えるはずですので参考に。こうして見てみると3930Kからは4倍近くも性能が上がったんだなあと、感慨深いものがあります。なお、いずれも動作クロックは4.2GHzとなります
2/3枚目はX264/4K高画質系エンコードの結果ですが、条件はR6EのBIOS初期値からSync All Core、DDR4 3600MHz CL16-16-16-36 2Tの2つだけ変更したものとなります
そしてここがポイントですが「セットしてから就寝した」ため、実際にスクリーンショットを撮影したのは終わってから5時間近くたっているものとなってしまいます。ゆえ、「平均値の部分は当てにならない」ことを考慮願います。チェックすべきは最大値ですね。以上2点はムービーを添付しておきますので参考に(手ぶれ/処理落ちはご容赦ください)。FHD〜WQHD程度ではファンはもはや強くは回りません
この7980XEがどれほどすごいプロセッサなのかは、BCLKの部分をご覧いただいても把握できると思います。7900Xでは94-104MHzあたりが自分で確かめられたところとなりますけど、7980XEはなんともまあ、85.8-111.8MHzとさらに幅が出来ていることが確認できるでしょう
同時にクロック周波数もえらいこっちゃで、すごいコアは4.9GHzまで到達しているものも確かめられるはずです。その寝る前にちょこっと確認しただけでも、さすがにコア数が増えたので常時すべてが100%使用ということはなくなりましたが平均で40倍くらいでは動いているようでした。逆にいえば「余裕が出来たからこそ、ここまで突発的なTBM3ブーストが入る」ほどにもなっているのです。シビれますね
さすがにBCLKが120MHzともなるとメモリ側も相当余裕がないと途中でエラーを起こしかねませんので、余裕を見て3600MHz CL16にとどめています。これでも上がると4000MHz CL16状態になるわけですしね。恐ろしいものです。ゆえ、このような仕組みを持つマザーボードを利用の方はオーバークロック状態を前提とするのなら、メモリ選定にも気を配っておいた方がよろしいかと存じます
また、VRMは高負荷処理中常時90度台と大変危険です(汗笑)。あえて空冷Noctua NH-D15S(ツインファン構成)にしているのはまさにVRM対策でもあったりします。ここまで発熱するとエアフローがないとVRMの寿命を確実に縮めてしまいますので気にかけたいところです。こちらも反対に考えれば「利用している冷却機器に応じて、その冷却能力のベストを探ったオーバークロックを自動的にしてくれる」ため、必要以上に心配しなくて大丈夫
ご自身でフルマニュアル設定、サーマルスロットリング絶対許さない的な考えの人ならいろいろ試す余地も出るのでしょうけど、そこまでやる気はないのと(そもそも昇圧は論外です>低電圧化しか考えません)、両方使ったからこそわかるのですが簡易水冷程度では、せいぜい倍率を1倍上げられるかどうか程度しか差がなかったりします(10コア以上のモデル)
すると優先順位はどう考えても、コア冷却よりもVRM冷却がこのCPUになると重要視されることでしょう。電源の入り道のところで高温になっていては安定動作も期待できませんからね。コア部分はこれだけの数値を見せてくれるくらい、柔軟に動いてくれますので。「Skylake-Xシリーズの肝は電源周りの冷却/管理にあり」、と私はみています
(ゆえ、それと同時に「能力にゆとりのある電源ユニット」を選んでおくことも重要になります。SeasonicさんのSSR-1000TDはこのCPUを前にしても全くファンの回転数が上がらず、最小回転数で静かに、ゆるやかに、ほんのり暖かい程度で動かせていました。さすがはTitanium認証をとっているだけの実力はありますね)
電源工事云々の部分は、「7980XE+1080Ti SLI」を双方極限負荷状態に陥らせれば・・・1000Wオーバーは十分目の当たりに出来るから、です。200Vであれば効率も若干上がりますし、本気で検討できるところとなるはずです。もちろん普通のゲーミングにそんな負荷はかかりませんから、最低限700Wクラスの電源が用意できたらいいでしょう(ストック時で350Wが突発時のピークのため)
そんなゲーミングですが、こちらの画像が参考になればいいですね。18コア36スレッドをフルに使うわけではないですけど、こんな感じで空冷でもちゃんと静かに冷やせて遊べますよ、という一例にはなっていると思います
https://imgur.com/ICL2d8b
https://imgur.com/mD96jgj
この状態=GTX 1080Ti SLI フル稼働/FHD60fps録画(12スレッド)時で約550〜600W程度です。これ以上の負荷はゲーム利用時考えにくいので、電源ユニットは850〜1000Wあれば間に合います。「4Kゲーミング+4K録画+4K高画質エンコード/配信」などをしてしまうと、大台の1kWを超えてしまうのではと懸念されるところですが、そんな実況配信者さんはどれほどおられるのか気になるところです
ですので、空冷ツインタワーの名器・NH-D15Sのツインファンでも十分静かに遊べますし、エンコード時に割り切って轟音とどろかせていると思えればこれで間に合います。意地でもマニュアル設定/4.5GHz以上全コアを目指される方は、殻割り+カスタム水冷が必須であることを頭の片隅にとめておくといいでしょう
書込番号:21311018
5点


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