iBasso Audio DX150 [32GB]
- アンプモジュール交換システムにより、自分好みのアンプモジュールを使用することができるデジタルオーディオプレーヤー。
- D/Aコンバーターは、旭化成エレクトロニクス AK4490EQを左右にそれぞれ搭載。
- 8コアCPU「A53 RK3368」、2GBメモリー、4.2型三菱IPSタッチパネル、Android OSなどを採用している。

iBasso Audio DX150 [32GB]iBasso Audio
最安価格(税込):ショップが販売価格を掲載するまでお待ちください 登録日:2018年 4月13日



デジタルオーディオプレーヤー(DAP) > iBasso Audio > iBasso Audio DX150 [32GB]
このモデルを使い始めて半年ぐらいになりますが、最近、やっと評価が固まって来ましたのでレビューします。
ここからの評価はヘッドフォンやイヤフォンで聴いた物では無く、カーオーディオのプロセッサーを通じて車内で聴いた物で有る為、ヘッドフォンなどで聴いた場合と異なる場合がある事を先に断っておきます。
【音の傾向について】
んんん・・・
このモデル、人によって評価が分かれるモデルですが、最近、その理由が何となく分かるようになってきました。
まず、このモデルの特徴を長所として書きますと、このクラスのモデルとして珍しく音を空間として描写するタイプのプレーヤーと言う事ですね。
正確に表現すると、音像の表現より空間の表現を重視したモデル・・・
短所として書くと、音像の表現は二の次になっているとも言える。
そう言う意味では、音像の描写を重視するユーザーからの評価は低くなるのは当然で、それと同時に空間の描写を重視するユーザーからは評価が高くなると思います。
本来ならこの二つを高い次元で両立させたい所かと思いますが、そこはコスト的に難しく上級機のDX200に任せているのでしょう。
私が思うには、多分このモデルは販売戦略機で、DX200用のオプションのアンプ群の販売数を確保する事も目的で作られたのではと考えています。
さすがに価格の高いDX200だけでは売れる絶対数が限られる為、オプションのアンプ群の売れる数が限られてしまいます。
それらの販売数が思わしくない為、低価格機を用意する事で何とかしようと思ったのでしょう。
そう考えると、いかにもにわか作りのこのモデルの各部で見て取れる完成度の低さの辻褄が合うような気がします。
横道にそれたので本筋に戻すと、DX150の音を具体的に表現する為に同価格帯のOPUS#1S(以下#1S)との比較で書きますと、#1Sはその対極的な音で具体的に言えば、「音像を描くプレーヤー」で、音の輪郭をきっちり太い線で彫り深く描写する事で、そこそこデキの悪い再生機器でもきっちり音像を描写出来るようにしています。
他のサイトで他の人が「しっかりしたフォーカス」と評価しているのも解る気がします。
https://kakakumag.com/av-kaden/?id=12991&lid=exp_124299_0130_pmunder
それに対し、DX150はそのエッジを少し丸める事でエッジが目立たない分、階調が解りやすい鳴らし方をしている感があります。
どちらかというとエッジがしっかりしていない分、音像の描写が少し心細い気もしますが、その分滑らかなに階調を描写する事で空間を豊かに表現する方向にシフトしている感があって、横方向は勿論、奥行き方向にもその差は感じます。
具体的に言えば、音の前後関係の描写と言えば、解りやすいでしょうか。
ただ、この件に関しては標準装備のAMP6よりも2.5mmバランス専用アンプ AMP3の方が顕著ですね。
AMP3をDX150で使用した場合、確かに音場は更に広がりますが、それと同時に音の芯は明らかに弱くなります。
AMP6はDX150に最適化されたアンプに対し、AMP3は元々DX200に最適化されたアンプの為、空間描写と音像描写のバランスにおいて少しマッチングに難が有るのかも知れません。
ただDX150はデジタルフィルターやサウンドスタイルの設定に関係なく多少ボーカルが他のDAPより少し近い目に描写する為、センター付近の前後の描写は少し解りにくいです。
そう言う意味では音場が狭くなり易いモニター系のヘッドフォンより音場を広く取ったリスニング重視のヘッドフォンとの相性が良いでしょう。
音場に関しては割り切った#1Sとは対照的です。
ただ、特に両サイドは兎も角、センター部分の芯が弱い目の為、ボーカルの音像は広がり気味で他の音と混ざりやすい印象があります。
そういった所がまだDX150の詰めの甘さとも言えるでしょうか?
上級機種のDX200は階調描写をしっかりさせながらも音の芯もしっかり描写する事で音像もきっちり描写させる事に成功しています。
後、この両立に関しては、ONKYOのDA-X1Aが古いモデルで有りながら結構上手かったですね。
あのモデルは高音を少しタイト気味に描写しますが、しっかりエッジが残っていますので音像の描写をきっちりしながらも上品に仕上げています。
ああ言う音を「美音系」と言うんでしょうね。
先月、カーオーディオのプロセッサーを買い換えた際(HELIX社のハイレゾ対応機 DSPmini)、DX150(AMP6)で最適化してもらったのですが、その際、プロショップの方からは、
「柔らかい描写のプレーヤーですね」
とのコメントをされていましたが、出た音を聴くと少し手こずった後が聞き取れます。
やはりセンター付近の音像の描写を気にして音の芯を意識したセッティングをされた感が有りますが、その分、音場のバランスに多少違和感を感じる仕上がりになっていたように思えます。
書込番号:22635648
1点

【各種設定について】
先程のコメントでデジタルフィルターとサウンドスタイルと言う話が出ましたのでコメントしておきますと、まずデジタルフィルターに関してですが、基本、シャープロールオフとスローロールオフに関しては、一般的な鳴らし方かアコースティック重視かの違いで、一般的にはシャープを選ぶ方が多いでしょう。
後、それぞれの設定にはスタンダードとショートディレイの設定がありますが、これは音との距離感の違いと解釈しています。
スタンダードは少し距離を置いて鳴らすのに対し、ショートディレイは音が前に出てくる・・・
そう言った表現でしょうか?
音場を広く取りたい場合はスタンダード、タイトに聞き取りたい場合はショートディレイの選択と思っています。
後、スーパースローに関しては、かなり人によって意見が変わると思いますので、コメントを控えさせて頂きます。
サウンドスタイルの件ですが、これに関しては輸入代理店に問い合わせしましたが明確な回答が得られず、少しブラックボックス的なイメージがありますが、eイヤフォンのサイトでユーザーの方によるレビューでコメントが有りましたので、リンクを貼っておきます。
https://www.e-earphone.jp/shopdetail/000000210063/
基本、私の印象もこの方のコメントに近い物が有り、多分、正確な評価なのでしょう。
ただ、補足すると私のカーオーディオの場合、サウンドスタイルでスタンダード(デフォルト)を選んだ場合、ツイーターに明確なノイズが載りますので使っていません。
正直、このスタンダードの設定、完成度が低いと思っています。
書込番号:22635651
1点


このスレッドに書き込まれているキーワード
クチコミ掲示板検索
クチコミトピックス
- 5月20日(金)
- TVの液晶パネルについて
- 外部ストロボ使用時の挙動
- モニター出力ができない
- 5月19日(木)
- 高音のシャリつき気になる
- カメラの砂埃対策を教えて
- bios画面に到達できない
- 5月18日(水)
- HDDのデータを残す方法
- 音量が勝手に変わる原因は
- 子供撮影用カメラのお薦め
- 5月17日(火)
- ドルビービジョンを見たい
- 室内のスポーツ撮影レンズ
- 大学用ノートPCのおすすめ
- 5月16日(月)
- Wi-Fi接続ができるカメラ
- Wi-Fiルーターの選び方
- TVのWi-Fi接続不具合原因
新着ピックアップリスト
-
【Myコレクション】友人用に
-
【その他】仮
-
【その他】PC
-
【欲しいものリスト】a
-
【欲しいものリスト】グラフィックカード買い替え候補
価格.comマガジン
注目トピックス


(パソコン)
デジタルオーディオプレーヤー(DAP)
(最近3年以内の発売・登録)





