DLA-V5-B [ブラック]
- 0.69型ネイティブ4K「D-ILA」デバイスを120fpsで高速駆動させる専用ドライバーLSIを搭載したホームシアター用プロジェクター。
- 265Wを誇る超高圧水銀ランプと光学エンジンの組み合わせで、輝度は1800lmに。ネイティブコントラストは40,000:1 ダイナミックコントラストは400,000:1。
- HDR10コンテンツを最適な画質に自動調整する独自の「オートトーンマッピング」機能を新搭載。



プロジェクタ > JVC > DLA-V5-B [ブラック]
先日9/20に国内正式発表されたv3.10ファーム(公開は10/中旬予定ですね。)の新機能
Frame Adupt HDRを組み込んだV5と旧型モデルの代表機X750Rの画質比較を確認出来る機会が有りました。
JVCのHDR表示における変遷を解説するプレゼン映像では両機のキャラクターの違いも出てました。
文字をくっきり強調する(ややあざとい)750に対してV5は自然体のすっきりした解像感描写。
色味でもホワイトバックがニュートラル(若干青み)でユニフォミティも良好なV5と
経年使用のためかやや緑がかって四隅の周辺輝度がやや元気のない750といったところ。
自宅のXシリーズ機770Rと95Rではもっとニュートラルに発色してるけどな〜。
会場は120inch × 2面スクリーンの背後と周辺に黒布で迷光対策が施されていました。
最初のデモソフトはVICOM「4K 夜景」より神戸の夕暮れ〜夜の映像。
FAHモードに切り替えたV5では光源のハイライトピークから暗部の階調まで見通しの良い精細映像。
薄闇に浮かぶ雲の階調までしっかり描写してます。
映像の透明感でもV5がヴェールを2枚はがした印象。
フィルム撮影の代表作「DUNKIRK」からはオープニングのシークエンスを視聴。
背景の植込から主人公がしっかり分離、葉っぱの色味もちゃんと出てます。
続いて戦闘機の空戦シーンでは波の反射光や海の色彩表現(色抜けしません)にも注目してほしいとの事。
「MURDER ON THE ORIENT EXPRESS」では雪原の屋外(明るいシーン)から
列車客室の屋内低輝度シーンの切り替わりでコントラストレンジの追従具合を確認。
総じて750では背景に埋もれがちな被写体のシルエットですが、V5ではフレーム毎に輝度・彩度・色相を
調整してくれるので中輝度以下の画面でもしっかり階調・色彩を描き分けます。
これならばもう暗室での映写でも黒浮きを気にせずにV5で十分映画が楽しめるでしょう。
黒帯の最暗部を比べるとさすがにまだ750の方が沈んでいますが、トータルな階調表現では断然有利。
V5デモのラストは先日のワールドカップ録画映像。
芝の質感や色彩の透明度、4Kネイティブの動画解像力などV5の得意分野です。
V5は黒の沈み方がV7・V9Rより足りない分 元々階調の見せ方がもっとも巧みだったのですが
「Frame Adupt HDR」モードは更に18bit処理のアドヴァンテージが活きているようです。
少し乱暴な言い方をすると他社製品と渡り合うなら出て来る映像を見る限りこの機体で十分と感じます。
(他社のファンには怒られそうですが…)
リビングシアターでのスポーツ観戦から本格シアターでの映画観賞までこなせる魅力機になりました。
昨年のこの時期発表から今年の実質出荷までJVCは随分と信用を落としてしまいましたが、
今期は新型を投入せずに現行機種の機能UPに留めたメーカーの英断には個人的に好意を感じます。
書込番号:22947106 スマートフォンサイトからの書き込み
11点

去る10/27は「JVCプロジェクター最新機能視聴会」が開催され、
あらためてVシリーズ+Frame Adupt HDRの画像を体験する事が出来ました。
当日会場はおなじみのavac新宿本店シアタールームで全暗環境、
今回は趣向を変えてV5+V7の100inch?2面同時投写、視聴距離は2.5〜3m程。
両機共にランプパワーは「高」設定、レンズアパーチャーはハイライトの伸びを重視して
手動の−0設定。(コントラスト性能はアパーチャーを絞った方が上がるそうです。)
今回もパワーポイントによる経緯の説明から入りましたが、Vシリーズは開発当初から
フレーム毎のHDR適応を想定して高速駆動・書込可能な映像処理エンジンを
搭載している事とDolbyVisionのプロジェクター規格が立ち上がらないために
独自でFrame Adupt HDR機能を組み込む事になったとの解説が入り、
JVC機を使い続けてくれているユーザーのために今回は新型機への機能投入ではなく
ファームウェア・アップデートの形を取った事にも触れられていました。
ちなみにFAHの画像解析による遅延はわずか2フレーム以内に収まっているそうです。
画面は左がV5、右がV7ですがV7側は発色がわずかにマゼンダ寄り、これについては当日個体の
ランプ経過を含むキャリブレーションをマニュアルでも調整しきれなかったとの説明が後程有りました。
映像確認はこちらもおなじみのJVC 4K DEMOからいいとこ取りの「SIZZLE」パート。
Vシリーズ単体でのオートトーンマッピングはピクチャートーン+3、暗部補正+1で両機同一。
「PERU 8K」のオープニングに相当するカットで一時停止してV5側だけFAHモードに切り替え。
この変化は分かり易く、空の青が深みを増し、雲・岩肌の階調も白飛びする事無く表現されます。
画像自体も左のV5がフィルターを1枚剥がしたようにクリヤーで、表現力ではノーマル使用状態の
V7にFAH設定のV5が完全に優ってしまいます。
以降この設定で「MISSION IMPOSSIBLE FALL OUT」「4K 夜景」も視聴。
「FALL OUT」では地下道での銃撃シーンで中輝度以下の画面が続きますが、
やはり人物等の被写体が背景に埋もれる事なくしっかり分離して(浮き上がって)きます。
これは相当に18ビットによるガンマ処理が効いている様子。
黒帯部分の沈み方では厳密に比べるとV7が有利なのに映像部分の階調表現では
V5が勝るという何とも面白い現象。
「夜景」でもシーン毎にきっちり階調・彩度を調整してくるV5の見通しが良く好印象。
これは一度体験してしまうともう全編固定の従来型トーンマップ設定には戻れなくなってしまいます。
今回はFAH画質比較のため基本的にPana UB9000ではHDRトーンマップ「切」設定ですが、
V7パートでは「入」にしたPana連携モード(同じく18ビット処理)との画像比較も確認出来ました。
書込番号:23023166
7点


このスレッドに書き込まれているキーワード
クチコミ掲示板検索
クチコミトピックス
- 5月19日(木)
- 高音のシャリつき気になる
- カメラの砂埃対策を教えて
- bios画面に到達できない
- 5月18日(水)
- HDDのデータを残す方法
- 音量が勝手に変わる原因は
- 子供撮影用カメラのお薦め
- 5月17日(火)
- ドルビービジョンを見たい
- 室内のスポーツ撮影レンズ
- 大学用ノートPCのおすすめ
- 5月16日(月)
- Wi-Fi接続ができるカメラ
- Wi-Fiルーターの選び方
- TVのWi-Fi接続不具合原因
- 5月13日(金)
- エアコン選びのアドバイス
- 軽めのカメラのおすすめは
- BIOSが起動しない原因は
新着ピックアップリスト
-
【その他】PC
-
【欲しいものリスト】a
-
【欲しいものリスト】グラフィックカード買い替え候補
-
【おすすめリスト】PCですわよ
-
【欲しいものリスト】新PCの構成を考えてみた(GPUは確保済み)
価格.comマガジン
注目トピックス


(パソコン)
プロジェクタ
(最近3年以内の発売・登録)





