X-PM7 MKII
- 従来機「X-PM7」から回路の見直しを図り、新設計を採用した1bitプリメインアンプ。薄膜高分子積層コンデンサーの専用品を搭載している。
- 残留ノイズレベルは従来モデルの10分の1以下で、背面にパワーアンプ化への切り替えスイッチを搭載。
- 外部スーパークロック入力を装備し、外部クロックの使用で6種類のサンプリング選択が可能。リモコンに対応する。

このページのスレッド一覧(全2スレッド)

内容・タイトル | ナイスクチコミ数 | 返信数 | 最終投稿日時 |
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36 | 14 | 2020年1月4日 14:11 |
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25 | 0 | 2019年9月1日 16:07 |
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- 「質問の絞込み」の未返信、未解決は最新1年、解決済みは全期間のクチコミを表示しています


プリメインアンプ > Nmode > X-PM7 MKII
皆さま、こんにちは
運よく、お正月休みにX-PM7MK2を自宅試聴する機会に恵まれました。つたないレポートですが、参考になれば。
1.設置・接続
重量は10.5s。1人で問題なく設置できます。
横幅・奥行きはフルサイズですが、高さは半分位なのでラックに置きやすい。レッグは4本ついています。
外観デザインはすっきりしていて表面はアルミブラスター仕上げ。更に前面四隅の切り欠きが良い印象。高級感があります。
入力はXLR2系統、RCA3系統あり、十分です。XLR2系統使えるのは良心的だと思いました。
手持ちのCDプレーヤー/DACであるDENON SX-1とはXLR、RCAの両方で接続しました。
XLRの極性が取説に書いてないので、勝手に2番HOTと理解して繋ぎました。
できたら書いておいてほしい。電源ケーブルは、付属品を使用しています。
クロック入力があるのが本機の特徴です。
clock表示専用の窓があって外部クロックを繋がない時はずっと24.5と表示されます。
私はクロックは持ってないので、残念ながらこの機能を試すことが出来ません。
ボリュームは滑らかで微小域からの調整が可能。しっとりした感触で高級感を感じます。
リモコンがあるのは嬉しいですが、小音域ではクリックごとの調節幅が大きいと感じました。
2.CDプレーヤー/DACとRCA接続
電源ON。音出しからしばらくすると、音が中央に集約していくような感覚を覚えました。
正しい位置に収まっていくような感じです。やがて、このアンプの音場に定位し安定しました。この間約10分ほどでしょうか。
試聴開始。キュッと締まった感じ、クリアで定位がよいです。温度感で言えば、クール。
輪郭のはっきりしたクリアな音が気持ちいい。定位が良い。音像がしまっていて歌手の口が小さく、真ん中にびしっと定位します。
楽器は背景的にそれぞれの位置に定位し、眼前に展開します。実体感、リアルさ、生々しさ等、1BITアンプの凄みを感じます。
音がスピーカー間に定位し、凝縮感があります。半面、もう少し低音が欲しくなります。
3.CDプレーヤー/DACとXLR接続
あらかじめRCA、XLRの両方で接続しているので、セレクトボタン切替えで簡単にXLR接続できます。
音の重心が下がり、低音を感じることができるようになります。同時に音に落ち着きが加わります。
これはいいなぁと感じ、音楽に浸ることができます。むしろ暖色的な感じまでします。
大型のトールボーイであるLS80を完全にドライブしています。
4.スピーカーとの相性
次の3つのスピーカーをセレクターに繋いで切り替えています。相性がはっきり出ました。
JBL LS80・・・私のメインスピーカー。RCA接続ではほとんど低音が感じられませんでしたが、
XLR接続だと変わりました。かなり大型のホーンスピーカーですが、完全にドライブしています。
重心が低く、引き締まった音で解像度の高さを感じます。落ち着きがあります。相性良好です。
FOSTEX(8センチフルレンジ) FE88SOL(ブックシェルフバスレフBOX)
RCA、XLRどちらの接続でも大丈夫です。小音量でもクリアに聞こえるのはさすが。
どちらかといえばRCA接続の方が好印象で、よりピュアな音でした。
小音量でも力感を維持できるのは、このアンプの美点です。
以上、初期の印象です。これから更にじっくり聞いてみます。
10点

新年、あけましておめでとうございます。
年明け早々、サンスイに戻して比較してみました。
手持ちアンプのサンスイAU-α907MRに繋ぎ変え、電源を入れます。約24時間ぶりの電源ON。
X-PM7MK2に慣れた耳からすると、ややうるさく感じてしまいます。
が、XLR→RCA接続に変えて落ち着きました。(落ち着くまで30分以上かかります)
サンスイと比べるとX-PM7MK2は、耳触りのよい落ち着きと高級感のある音質であることがわかります。先進的な音にも感じます。
サンスイ+JBLの組み合わせは、ダイナミックでおおらかです。
低音に関してはサンスイのほうがより沈み込んでくれるので、満足感を得られます。
音質そのものについては、サンスイは独特の響きが乗ります。
25年前のアンプであるサンスイを使う理由は独特の音の響きにあるので、この響きが自分に合っていれば問題ないわけです。
X-PM7MK2にはそれはなく、隈取されたようなクリアな音です。
1BITアンプの特質である”トランジェントが良い”、”音が速い”の意味が理解できます。
比較すると、X-PM7MK2のほうが音が良く、現代的です。何より小音量時の聞きやすさが美点です。
この点、サンスイはある程度ボリュームが上がってしまいます。
また、X-PM7MK2のもう一つの美点である”位相の良さ”=音像定位の良さは圧倒的です。
X-PM7MK2では空間に音が散りばめられるような体験ができます。
サンスイでは、歌手の口はX-PM7MK2よりかなり大きくなります。
こうして比較すると、X-PM7MK2は非常に高性能なアンプだと思います。
(とはいえ、サンスイは壊れるまで持ち続けるつもりですが。)
更にはX-PM7MK2はクロックを入れることができるので、外部クロックで時間軸を揃え、
パワーアンプにもできるのでプリアンプを導入することによって、もっと上の世界を味わえると予想できます。
ただし、その引換として低音があまり感じれないのは唯一の悩みでしょうか。
皆さま、いくつか疑問に思うことがあって、よろしればご教示ください。
外部クロックをDACに入れることの意味は分かるのですが、音量増幅器であるアンプにクロックを入れる意味はあるのでしょうか?
X-PM7MK2は1BITデジタルアンプだからクロックを入れることができるのでしょうか?
実売29万円でこの機能は非常に安いのではないかと思うのですがどうでしょうか。
唯一の不足である低音については何か良い解決方法はあるのでしょうか。
書込番号:23141815
5点

German short-haired pointerさん、こんばんは。
よりによって、比較対象が難しいです。
理由は以下です。
>低音に関してはサンスイのほうがより沈み込んでくれるので、満足感を得られます。
おそらく、これはパワーアンプがBTL構成の恩恵だと思われます。
ですので、出力段がBTL構成以外のものに、同様なことを求めるのは無理があります。
プリメインなら、DENON PMA-SX1/1Lim、MARANTZ PM-10がBTL構成です。
あとはBTL動作可能なパワーアンプやSOULNOTE A-2などを2台使うくらいです。
ちなみに、BTLはスルーレートが上がり低域が下に伸びる感じを受けるのですが、
理論上は、DFは1/2に低下するので、量感が増えます。
それに対して、D級アンプ(俗に言うデジタルアンプ)は、
アナログアンプに比べて、実際動作上のDFが高く低域が締まっているのが特徴です。
それに加えて、NMODEのアンプは昔から低域が不足気味ではあります。
低域不足を解消するために、電源強化を図ってきた経緯もあります。
また、内部がBTL構成のICを使っているので、BTL化が出来ません。
他社の大出力D級アンプのように、出力段が外付けのFETではなく、
出力段までがICにパッケージされている限界があるのかもしれません。
低音をより向上させたいのだとしたら、
より性能の高いDACを導入するくらいでしょうか。
残念ながら、いまのオーディオ製品の作り方からすると、
低音の質と量は、いかに歪み(つまり倍音の付加)を減らして、
相対的に中高音の量を減らして低音の量を増やすか、
というような対処の方法しかなく、製品の高精度化=高額化
というのは避けられないのではないかと思います。
手っ取り早いのは、ESS社のDACチップを使ったものを試してみるとかでしょうか。
クロックについては、アナログ入力ではありますが、出力IC内部はデジタルアンプなので、
全体が動作するのにクロックは必須ですから、クロックの精度向上によって
音質のアップは期待できます。
>X-PM7MK2は1BITデジタルアンプだからクロックを入れることができるのでしょうか?
1bit(PDM)だからということはありません。
PCMデジタルアンプでもクロック入力可能なものは作れます。
SONY TA-DR1a(PCMフルデジタルでPWM出力)は44.1kのワードクロック入力端子がありました。
>DENON SX-1とはXLR、RCAの両方で接続しました。
アースループが出来て音質低下の可能性があるので、止めた方が良いです。
それから、D級アンプ並びにNMODEはサーノイズが多いのですが、
吉田苑などをみると大分減っているとのことですが、
実際のところ、どの程度低減しているのでしょうか?
X-PM2F、X-PM10、X-PW1は所有していますが、サーノイズのことも有り、
X-PM7以降は購入を控えていますので、ちょっと気になります。
X-PM7等のデジタルアンプでは以下のようなこともありますので。
>いつしか静寂だけは縁遠いものになってしまっていたのかもしれない。
言の葉の穴
【レビュー】SOULNOTE A-2 音質編
https://kotonohanoana.com/archives/19302
書込番号:23142661
4点

>blackbird1212さん
ありがとうございます。
丁寧にご説明頂き、ありがとうございます。
低音については、やはりそうなんですね。
>それに対して、D級アンプ(俗に言うデジタルアンプ)は、
>アナログアンプに比べて、実際動作上のDFが高く低域が締まっているのが特徴です。
>それに加えて、NMODEのアンプは昔から低域が不足気味ではあります。
このような条件下でここまでの性能・機能をこの価格で出してくるのはすごいことだと思います。
私が最初に買ったオーディオアンプが、X-PM2でした。透き通るような音色と定位の良さに感激しました。
このX-PM7 MKIIは当時に比べると価格も3倍になっていますが、性能も格段に上がっています。
何度も書きますが小音量での音の綺麗さはX-PM2から続く美点です。
低域の量感不足は、私のスピーカーがLS80という3WAYホーンの大型だからであって、
他のスピーカーでは十分なのかもしれませんし、
聞きなれてしまえば低域不足はそこまで気にならないレベルのような気がします。
今回聞いてみてやはり、X-PM7 MKIIは素晴らしいアンプであることは確認できました。
サンスイがBTL構成とは初めて知りました。ありがとうございます。
確かにサンスイに匹敵するのは、DENON SX-1かLUXMAN L-590か、
あるいは海外の大型プリメインと思っていましたので納得です。
サーノイズについてですが、X-PM7やX-PM100にあった、HIGH⇔LOWスイッチはついていません。
試聴記ではたしかHIGHにするとかなりノイズが出ると書いてありましたが、スイッチそのものが廃止されたようです。
無音でボリュームを最大にしてスピーカーに耳を近づけましたが何も聞こえません。
サーノイズの確認方法が違っているようでしたら教えてください。
リモコンについてですが、リモコンの音量スイッチを押すと、本体のボリュームノブが動きます。
私はこのようなアンプは初めてなので、ちょっと驚きました。
通常はリモコン動かしてもノブまでは動かないと思うのですが。。。
クロックですが、SONY TA-DR1a懐かしいですね。
100万円ぐらいした高級機で"フルデジタルアンプ"という売り文句だったと思います。
SONYさんから復活してほしいです。
X-PM7 MKIIが、この価格で同じことができるのですから、
技術の進歩か企業努力か、いずれにしても素晴らしいですね。
>低音をより向上させたいのだとしたら、より性能の高いDACを導入するくらいでしょうか。
DACしだいで低域の量感が変化するようでしたら導入を検討したいと思います。
実はKORG Nu1に非常に興味があり、Nu1をプリアンプとし、X-PM7 MKIIをパワーアンプとたら
DSD-DSDで相性良いのではないか、と盛り上がっていました。
どちらも外部クロック入力可ですし。これは自分で買って試さない限りわからない組み合わせですね。
書込番号:23143685
2点

こんにちは
クロックですがファンクションジェネレータ利用ではどうなるのでしょうか
Digi-Keyの場合
https://www.digikey.jp/products/ja/test-and-measurement/equipment-function-generators/630
RSコンポーネンツの場合
https://jp.rs-online.com/web/c/test-measurement/signal-generators-analysers/
約10年前のスレで、逸品推奨のクロックでは方形波が潰れた感じになっていた記憶がありますので
計測機器の方がきっちりした波形になるかと
書込番号:23143845
1点

German short-haired pointerさん
D級アンプの自作をやっているBOWSです。
>外部クロックをDACに入れることの意味は分かるのですが、音量増幅器であるアンプにクロックを入れる意味はあるのでしょうか?
>X-PM7MK2は1BITデジタルアンプだからクロックを入れることができるのでしょうか?
まず、D級アンプにクロックを入力する意味は大きくあります。
これをお聞きください。
https://www.youtube.com/watch?v=D_YeSF5kVJM
https://www.youtube.com/watch?v=vFp6KP_QWAc
https://www.youtube.com/watch?v=b6cCgdzDCXI
https://www.youtube.com/watch?v=FgWxkU_8M_g
Youtubeにも書いていますが、買ってきたボードそのものと、D級アンプICのクロック入力端子に適正なクロック信号を外部から注入した再生音を比較しています。
Youtubeの圧縮音源なので聞きづらいですが、リアルには1秒で判別できるほど音の鮮度が異なります。
ICのデータシート見て 外部クロックモード有るな 試しにやってみよと たかが600KHzなんであんまり変わらんやろ...と思ってサクッと発振回路組んで突っ込んだだけですが、最初の1音でビビりました。
その後、いくつか発振回路組んで突っ込んだんですが、発振回路の電源構成変えただけで差が出るほど敏感です。
結局、発振回路を活かすために専用巻線を追加したトランスを巻いてもらいました。
また、アンプをモノラル動作させた時に、左右のチャネルで別々のクロック源を使用した場合と、単一のクロック源を左右に分配した場合の聴き比べをしてみましたが、単一クロック源の方がわずかに良かったです。
ずっとDACの自作をやっているんですが、人間の耳のクロックのゆらぎだの位相の検知能力ってのはかなり高感度だと痛感していいて、D級アンプのクロックでも そうかと思いました。
この結果はそのまま X-PM7 MkUにも同じことが言えるかわかりませんが、外部クロック入力をわざわざ付けるということは効果が大きいんでしょう。
アナログ入力専用のX-PM7 MkUのクロック入力周波数を見ると 44.1KHz 48KHz の128,256,512倍なのでデジタルソースとの親和性を考慮しているか、デジタル・オーディオ用の半導体使っているかどっちかでしょうね。
なので 理想的には、DACと揃えるのが望ましく、マスタークロックジェネレータで上記の周波数でクロック生成して DACとX-PM7 MkUに供給するのが良いと思います。
クロックの発生源として DACにも供給することを考慮するとルビジウムが良いと思いますが、DACも含めてかなりお高くなりますね。
僕も、DACのクロック抜いてきてD級アンプに突っ込んで 独立した発振回路とDACと同一のクロック源との比較実験はやってみるつもりですが、まだ手つかずです。
書込番号:23143912
3点

ガブリエル電波さん
まず、実際に聞いたことはありませんが、以下の理由で効果が薄いんじゃないかと思います。
ファンクション・ジェネレータを使っていますが、測定器系のインピーダンスはほぼ50Ω出力です。
なので 75Ω入力のX-PM7 MkUとは直接接続できず、インピーダンス変換をかます必要がありますし、信号が僅かですが鈍ります。
75Ωはビデオ系なのでビデオ系のファンクション・ジェネレータなら出せるとは思います。
また、元の発信源をDDSを経由して割り算、掛け算して周波数を生成するので間にいっぱい回路が入るため、44.1KHz 48KHzの512 or 1024倍の発信源から単純に分周しただけの オーディオ用のクロックジェネレータより品質は良いとは思えません。
いろいろ実験して楽しめそうなので 試しに買ってみるのは良いかもしれませんが、周波数が高くて高機能なやつは 高いです。
書込番号:23143937
2点

BOWSさん、ありがとう
見た目・嗜好品的に良くない、FA機器製造現場ではないなどもあるので
キッチリ方形波でも微妙ですね
逸品推奨のは昔のスレで製品名は忘れましたが、アンテ何とかかな
つぶれ形状方形波だったと思います
書込番号:23144028
3点

>BOWSさん
ありがとうございます。
YOUTUBE動画を拝見しました。
曲によって感じが変わりますが、特にギターでは違いが大きくわかりました。
クラッシックも背景が静かになって聞きやすくなるような気がします。
YOUTUBE越しでもわかるのですから、実聴では、大きな変化を感じるのでしょうね。
クロックで音が変わるのが理解できました。ありがとうございました。
>外部クロック入力をわざわざ付けるということは効果が大きいんでしょう。
仰る通りですね。
X-PM7MK2の内部クロックは、デフォルトで24.5Mhz動作で、外部から高性能クロックの入力が可能。
外部からのクロック入力は5.6Mhz、6.1Mhz 、11.2Mhz 、12.2Mhz、22.4Mhz、24.5Mhzの6種類の周波数の入力が可能。
となっています。
書込番号:23144102
0点

German short-haired pointerさん
一般的なD級アンプはICの内部でクロックを発生させる自励式が多いですが、IC内部のクロックジェネレータはCR発振のため 局所電源電圧に依存性が高いために、パワ−アンプで出力される音声信号に振られた電源をIC内部で供給されるので 安定しません。
外部からしっかりしたクロック供給することにより タイミングが安定して音の鮮度が良くなるのだと考えられます。
ガブリエル電波さん
>アンテ何とかかなつぶれ形状方形波だったと思います
アンテロープ OCXO(オーブン付き恒温型)の水晶発振器を使っていた老舗ですね。
クロック源としては通常サイン波なので方形波は必要ないという認識でした。
計測器のファンクションジェネレータは費用さえ払えば、きちんと周波数校正してくれるので良いのですが、測定器としては 方形波のデューティ変えたり、振幅とオフセットを変えたり、スイープしたり、任意波形を生成したりするので オーディオでは不必要な機能が重視され オーディオ用としてはいらない機能が満載で、20MHz程度ならまだしも、周波数が24MHzが出る30MHz対応とかになると、値段が高騰します。(新品で3桁万円とかになってくる。す。
それと、デジタル・オーディオ用クロック源として44.1KHzと48KHzの倍数のみでよく、最も重視すべきは位相雑音(周波数の微妙なゆらぎ)であって絶対精度はそれほど必要ではありません。
と、いうことでデジタル・オーディオ用クロック源の方がベターです。ただし、オーディオ用と名前ついた途端に法外な値段になるものも多いですが
書込番号:23145152
1点

>BOWSさん
>ガブリエル電波さん
ありがとうございます。
デフォルトで入ってるクロックは、やはり外部クロックには及ばないことはよくわかりました。
更に、Nmodeはクロックも発売しています。
「Nmode X-CL3は日本製の「OCXO」を積んでいて、スーパークロック、クロックジェネレーター、マスタークロック出力可能。
外部ルビジウムクロックの10MHz 基準信号からクロック⽣成も可能。」
とあります。
同様のクロックはTEAC、TASCAM、ANTELOPEからも発売されていますが、そこまで盛り上がっていませんね。
ガブリエル電波さんご指摘の通り、何年か前にクロックを入れることが流行ったことがありますが、
「クロックを入れても大して変わらない。(製品による?)」、「周波数を上げるど元気がなくなる。」「波形が綺麗すぎると詰まらない音楽になる。」などの指摘もあるようです。
ですが、BOWSさん開発のDアンプの動画では、外部クロックを入れることで音の鮮度が上がるがることが聞き取れました。
結局、実際に耳で聞いて自分の好きな音に近づけていく必要があって、まさにそれがオーディオの楽しさであることは他の機器と何ら変わらないということですね。
X-PM7MK2にあとちょっと低音感(量感)が出ればいいなぁ、というところから始まってますが、日本の鹿児島にある小さなオーディオメーカーがアンプにクロック端子をつけて、さらにクロックまで製品化して発売してくれることは、誠に日本的であり、わくわくすることに感じます。
今も、Mora Qualitasで色んな曲を聞いてますが、やはり良いアンプです。
書込番号:23146065
1点

Nmodeの製品は、基本はすごくよくできているとおもうのですが・・・・・・
安価なヘッドホンアンプしかいじっていないので、上位機種はわかりませんが、X-HA1に関して言えば、コストを削っていて位相補償等の小さなコンデンサ(pf単位の極小パーツ)が円盤型のセラミックコンデンサだったり、ちょっとオーディオとは思えないようなパーツを使っていました。
また、製品写真をみると、電源部がちょっと貧弱かなぁと思っています。
Pioneer系のTAD、Specが、どんどん電源を強化していくのに対して、Nmodeは、価格を低く抑えているためか、電源部へのこだわりが薄い気がします。
こういってはなんですが、D級アンプは、5000円程度で購入出来る中華アンプにACアダプタを使っても、「それなり」の音がでてしまうので、このぐらいのコストをかけて、まじめにつくれば良いモノが出来るのは当たり前な気がしています。
結局は、アナログ的な物量=コストのかけ方 が、重要になっていると思っていて、BOWSさんとの開発でも、クロックの外部供給以外のところは、どれだけ高品位なパーツを使って、どれだけ物量をかけるのかでした。
僕らがやってみて良かった事は、みてみると、高級D級アンプではやはり対策されている部分かなという感じで、TADのアンプが、僕らのアンプと同じような所を重視していました。
なので、German short-haired pointerさんの不満はですね、まずは、BOWSさんにアンプを送って、半田の打ち直しと基本的なチューンをする、つぎに僕に送って、パーツの交換をする・・・・・スプニーさんに、大型ケースを作ってもらう。
スプニー製ケースに、特注の大型Rコアトランスを取り付けて、超強力な電源部を新たに構築する。
僕が最終チューンをした基盤と、巨大電源をつなぐ。
そして、良質な外部クロックを供給する・・・・・・・・・・・・・・・・・・
DTMの方で、デジタル機器が出始めた頃の経験なんですが、PCに取り付けたサウンドデバイスから、デジタルエフェクターにデータを送って加工していくと、何個目かの機材で、信号がロックできなくなります。さらに、加工した信号をサウンドデバイスに戻すと、やはりロックしませんでした。
対策としては、デジタルラインのどこかに、クロック変換器をいれて、Reクロックをかけるか、機材全体を1つのクロックで動かすの2通りだったんですが、理由は、同じ44系48系の信号も、機材毎にちょっとずつズレていて、PCでの音楽作成の場合には、最上流と最下流が同じ機材になるので、送り出した信号のクロックと、受け取るときのクロックがズレちゃってるんです。
なので、経路途中で、Reクロックを噛ますと、そこでいったん誤差が修正されて、なんとか受け取れるようになるか、すべての機材が同じクロックで動作すれば、当然に問題なく動くというわけです。
ところが、これが、聴覚的な音には差があって・・・・・・・・1つのクロック供給機で、全部の機材にクロックを供給した方が、どうも音がしっかりというか、正確な音がするんです。そこで、DTM用の、精度はたいしたことは無いが、複数の機材にクロックを供給できる「クロック供給機」が一瞬、いろいろなメーカーからでて、やっすいのは、2万円ぐらいでクロックを供給出来る製品がありました。
なので、僕は、ある程度の精度がある発信器をつかって、機材全部の同期をとるといんじゃないかなぁとおもっています。
書込番号:23146144
2点

BOWSさん、ありがとう
一昔前
1BITではないけどNuForce と Jeff Rowland がありましたね
書込番号:23146162
1点

>Foolish-Heartさん
あけましておめでとうございます。
まぁ”不満”と言いますか、できればもうちょっとなぁ、って感じですね。
本当に、そこ以外は素晴らしいです。価格含め。
ただ、”そこ”は妥協できない所なので、気になってしまったらもうダメなんですよね。
だから解決するためにFoo様にアンプを預けて、、、、、、って、そうじゃなくて
いや、それも有ですが、他のアンプを探すとかか、セパレートに移行するしかないのかも。
今、またサンスイに戻しましたが、低音については特に不満無いです。しばらくこれでいいです。
やはり自分の嗜好には、こっちが合ってます。
でなければ、スピーカーにLS80っていう低音がいっぱい出る機種を選ばないですよね。
これはもう無い物ねだりなんですが、空間表現が優れていて、その上触れられそうな音像があって、
尚且つ低音の量感も十分なアンプって、あるんでしょうかね。
あぁ、お値段は50万円以下でお願いします。
是非、アンプ開発チームの皆様には上記の夢がかなうようなのを希望いたします。
書込番号:23146839
0点

>blackbird1212さん
>BOWSさん
>ガブリエル電波さん
>Foolish-Heartさん
ご回答ありがとうございました。
X-PM7MK2は、プリメインアンプとして非常に高性能であるだけでなく、パワーアンプ化可能、クロック入力可能等、拡張性があります。また、実売価格から考えるとコストパフォーマンスも素晴らしいアンプです。
ひとつ前の元・副会長さんのスレを読み返しましたが、的確にこのアンプの価値をレポートしておられると思います。
ありがとうございます。
自宅試聴は自宅で手持ち機材と比較することができるので、購入判断の為に非常に有効でした。
販売店に感謝しつつ返却します。
書込番号:23148030
1点



プリメインアンプ > Nmode > X-PM7 MKII
どうも -> ALL。久々に当サイトの掲示板に書き込んでみます。
Nmodeのプリメインアンプ、X-PM7MKIIを試聴しました。繋げていたスピーカーはDIATONEのDS-4NB70およびDynaudio製品。
前作のX-PM7も聴いていて、その際は好印象でした。ただ、如何せん約4年前の話で、あの時とはドライブするスピーカーも違うので、前の製品のサウンドに比べて本モデルはどうだといったことは具体的には書けません。よって、ここは他機種との聴き比べに関するインプレッションを述べます。
比較したのは、LUXMANのL-507uXIIと、YAMAHAのA-S2100です。結果から言うと、両機種とも音質ではX-PM7MKIIには太刀打ち出来ません。情報量・解像度とも、X-PM7MKIIの方が明らかに上です。特にL-507uXIIはX-PM7MKIIよりも定価ベースで18万円も高いのですが、X-PM7MKIIを前にするとクォリティの面で物足りなく感じるというのは、ちょっと驚きました。
まあ、もちろんL-507uXIIのヴォーカルの温かみ等に代表されるLUXMANらしい持ち味や、多機能ぶりが好きだというリスナーもいることでしょうが、それでも管弦楽曲などの再生では分解能の点でX-PM7MKIIに大いに分があります。
X-PM7MKIIの機能・仕様については、詳しくはメーカーのホームページ( http://www.nmode.jp/product/x-pm7-mk2/ )を参照していただくとして、個人的に印象的だったのはリモコンの追加です。リモコン自体はかなり簡素で高級感も無い。でも、やっぱり使い勝手の面では有り難い。
ディーラーのスタッフ氏曰く「本製品は一種の価格破壊だ」とのことですが、あながち大げさな表現とは思えない。
そしてスタッフ氏は「X-PM7MKIIは、上位機種のX-PM100よりも上質」という意味のことも述べていました。実際にX-PM100と聴き比べることは出来なかったので、それが本当なのかどうかは未確認です。しかし、X-PM100が(少なくともそのショップでは)かなりの割引率で売られているのは、厳然たる事実。
おそらくX-PM100も来年(2020年)以降にはモデルチェンジするでしょう。機会があればその新製品も聴いてみたいと思います。
25点


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