フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical
- 光の3原色を構成するRGBの軸上色収差を限りなくゼロに近づける「アポクロマート設計」を採用した、Eマウント用単焦点標準レンズ。
- 絞り羽根は開放のF2だけでなくF2.8でも円形になる特殊形状を採用し、点光源などの「玉ボケ」を活かした作画が可能。
- 高精度で加工・調整された総金属製ヘリコイドユニットと適度なトルクを生み出す高品質グリースを採用し、滑らかな操作感覚のフォーカシングができる。
フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2 Asphericalコシナ
最安価格(税込):¥106,900
(前週比:±0
)
発売日:2019年12月12日
このページのスレッド一覧(全3スレッド)![]()
| 内容・タイトル | ナイスクチコミ数 | 返信数 | 最終投稿日時 |
|---|---|---|---|
| 47 | 5 | 2020年1月26日 19:17 | |
| 13 | 0 | 2019年12月12日 22:48 | |
| 4 | 0 | 2019年11月10日 22:13 |
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レンズ > コシナ > フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical
Apo Lanthar 50mm F2のMTFを測ってみました。最初にお断りしておきますが、今回の測定では
あくまでも簡易的なテスト環境でテストパターンを撮影して、MTF Mapperというフリーソフトを
使って測定したものです。テストパターンも、一般的なページプリンタで印刷したもので、細かく拡大して
みると若干の印刷ムラがあります。
あくまでも個人の趣味のお遊び的な測定ですので、これをもって、何かを保証するようなものではないので、
その点、誤解のないようにお願いします。
また、今回用いたレンズは、比較用のSonnarも含めて自分のものですが、当たりのレンズなのか、
外れのレンズなのかわかりません。当然個体のバラツキもあると思いますので、その点でもあくまでも
こんな測定結果があるのかもしれない、という程度にご覧いただきたいと思います。
テストパターンの撮影は、α7RIIを用いて、三脚に据えて、手ぶれ補正OFF、ISO100固定、
電子先幕ON、セルフタイマー2秒の設定で、最初にMFでフォーカスを合わせてF値のみを変えて
撮影したRAW画像から、直接MTFを測定しています(RAWそのものを使って、シャープネスはかけていません)。
テストパターンは、A3サイズのものを使っているために、近接に近い撮影となっているため、
無限遠での測定に対して、かなり違った結果になる可能性はあると思います。
アップロードした画像には、MTFのグラフを各F値ごとに、左にApo Lanthar 50mm F2,
右にSonnar 55mm F1.8を並べています。比較のために、F2, 4, 5.6, 8, 11, 16の結果を
表示しています。
MTFの線は、10lp/mm, 30lp/mm, 40lp/mmの3本について、サジタル(S:実線)とメリディオナル(M:破線)で
プロットされています。
それぞれの線が全画像のMTFの平均値を表していますが、
通常のMTFグラフと違っているのは、バラツキが、その線のまわりにうっすらとした靄のように
描かれていることです。
この靄によって、その解像度のコントラストが全画像内で、どれぐらいバラついているのか?
という目安になります。片ボケなどの解像度のムラが大きいと、この靄の面積が大きく表現されます。
Apo LanthrarのMTFから、以下の特徴があると思いました。
F2で、既にシャープネスは最高レベルに達しているが、30lp/mm以上でのシャープネスのバラツキは大きめ(Sonnar 55mm F1.8に比べると)。
ただ、ばらついているとは言え、高い周波数と高いコントラスト値でのバラツキなので、目で見てもそれほどはわからないはず。
F2開放でのサジタルとメリディオナルの値が殆ど等しいのは凄い。
おそらく開放でのコマ収差はかなり小さいと推測できる。ただし開放以外ではずれていく。
また、通常は周辺に行くにつれてコントラストは下がって行くのが、なかなか下がらず、
サジタルはむしろ向上しているのも凄い。
F8で画像全体で安定しているが、F5.6以降に回折ボケが既に始まっているようにも見える。
シャープネスが全域でバラツキが少なく、バランス良好なのはF8。 明るさ重視なら、F5.6もかなり良い感じ。
風景を撮る際には、F8がいいと思われる。
一方、Sonnarの方も、非常にレベルが高いと思われる。両者共に、10lp/mmでは、画像全域でシャープである。
Sonnarは、F2, F4では、全体的なコントラストは Apo Lantharよりは低いが、バラツキは少ない。
Sonnarがちょっと問題かと思うのは、F4以降、画像の中心から外れていくと、メリディオナルのコントラストに中折れがあって、
F8, F11に絞っても、それが残っている点。ただ、これも優秀なApo Lantharに比べればの話であって、
サジタルについては、そこそこ頑張っているので、これはこれで優秀だと思われる。
再度、Apo Lantharに戻りますが、F8まで絞った際に、40lp/mmで、四隅までコントラストがバラツキも含めて
0.4を下回らないというのは、本当に凄いと思います。
ポートレートで使うにはオーバースペックかもしれませんが、風景を撮る際には、凄く信頼できるレンズだと思います。
27点
MTF測定のまねごとをやってみました、って感じですね。MTFデータが好評されているレンズでやって比較し、その方法の精度を調べるのがいいと思います。案外、ちゃんとしたデータがとれてるかもしれませんから。
こういうのもカメラオタクの楽しみの一形態なんでしょうね。敢えて、これ以上は申しませんが。。
書込番号:23123045 スマートフォンサイトからの書き込み
1点
レンズ設計もやっている身としては(カメラレンズではありません)、こういうのは面白いですね。
一点気になったのは、照明です。LED光源とか、フィルターで補正していないタングステン光源だと、短波長成分がほとんどなかったり、少なかったりするので色収差が小さく出ます。蛍光灯も輝線があるため、ばらつく可能性があるので避けたほうがいいですね。
書込番号:23123235
5点
>て沖snalさん
>holorinさん
すみませんが、よく考えてみたら、遊びにしてもいい加減すぎました。
本当は消そうと思ったのですが、消せないみたいなので、ここで訂正したいと思います。
勢いで投稿してしまいましたが、よくよく考えてみると、近接での撮影は、とても慎重というか
高精度なカメラの設置を行わなければいけませんでした。
近接だと、当然ながら、被写界深度が浅くなるので、ターゲット面に対して、相当高精度に
レンズの光軸を垂直に設置しなければいけませんが、そういう配慮がありませんでした。
なので、バラツキというのは、その設定がいい加減だったために発生しているのだと
今では思っています。 コシナのApo Lanthar 50mm F2の公開されているMTFに比べると、
10lp/mmはまあ近い値ですが、30,40lp/mmはかなり違っています。 なので、被写界深度が
かなり大きくなるF8以上であれば、ある程度反映されている? ようには思いますが、それ以下の
絞りでは、相当いい加減な値になっていると思います。
まあ、エープリルフールではありませんが、悪い冗談だと思って、無視してください。
今後はターゲットパターンをもっと大きくして被写界深度を大きくするとか、カメラの向きを高精度に
微調整できる治具を用意するとか、まあ、趣味なので限度はあるとは思いますが、根性が続けば
再度チャレンジしたいと思います。
お騒がせしました。
書込番号:23123324
10点
年末に測定用チャートをA3からA0にアップグレードしました。 A3版では撮影距離が
60cm程度と、近接に近く被写界深度も浅いため、その影響が強かったと思います。
レンズの光軸調整も、かなりアバウトでした。A0版の撮影距離は1.7m程度になり、
光軸調整も0.5度未満に抑えて、画像端でも十分被写界深度に入るようにしました。
前回よりは、大分マシになったと思います。
その結果をアップロードします。 MTF Mapperでは、画像の4隅ぎりぎりまでは
測定できません(フルサイズの対角線上のぎりぎりだと、21.6mmまでありますが、
このソフトでは19mm程度までしか測れません)。また、画像中心部分(半径2mm程度)も測れていません。
前回同様、比較対象として、Sony Zeiss Sonnar 55mm F1.8の測定もしました。
結果を見ると、どちらもハイレベルで、MTF曲線はかなりフラットです。
画像中心付近では、どちらもF2.8でピークとなり、画像全体ではだいたいF4でピークとなります。
Apo Lantharは、それ以降、シャープネスは下がって行きますが、Sonnarは、
F5.6ぐらいまでその状態を保持して、それから下がって行きます。
どちらも似たような曲線になっていますが、違うのは、Apo Lanatharでは
絞りに関わらず、サジタルとメリディオナルの曲線が揃っていて、安定しています。
Sonnarは、その二つの曲線が、中心領域では揃っていますが、それより外側になると、
メリディオナルに対して、サジタルが落ちてきます。これもわずかな減少で、隅に
行くにつれて、戻しているのは凄いです。ただ、この部分での差が、ボケのざわつき
に影響しているのかも? と思わせます。
Apo Lantharは、すべての絞りに対して画像全体でサジタルもメリディオナルも
安定して高い解像力を示しているため、おそらく、ボケのざわつきが少ないのでは?
と思います。絞りや周辺の場所を気にせずに、撮影できる非常に優秀なレンズだと思います。
ただしMFについては、相当気を使わないと、本来の性能が発揮できない点には注意が必要ですね。
今回の測定でも、大分気を使いました。
私のカメラは、α7RIIですが、α7RIVでは、6000万画素もあり、画素サイズはM4/3の画素サイズに
近くなっているため、ご参考までに、最後にM4/3のMTFで使われている60lp/mmでの曲線を、
F4に対して出してみました。
ただ、α7RIIでは、画素サイズがそこまで細かくないので、α7RIVで撮影すれば、もっとコントラストは出る
はずです。あくまで参考程度です。
書込番号:23162731
4点
前の投稿での画像がだいぶ粗かったので、画像だけ再アップロードします。
書込番号:23192674
0点
レンズ > コシナ > フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical
先月の終わりに予約して、本日届きました。 まだそんなに撮ってはいないのですが、わかりやすい写真を載せておきます。 例のf2.8の円形ボケになる絞りの工夫の成果が撮れました。左側の写真が開放で撮ったもので、右側の写真がf2.8で撮ったものです。開放だと、ちょっと中心から外れるとラグビーボールになりますが、f2.8だと、かなり外側まで真円のままです。開放とf2.8以外では多角形になります。このレンズは非球面レンズを使っていますが、玉ねぎにはなっていませんね。 何枚か夜景を撮りましたが、照明部分と陰影部分が極めて克明に表現されていて.... ちょっとこのレンズは化け物かもしれません。早くイルミネーションを撮りに行って、開放か一段絞った状態で、小さな電球(LED)が、どれだけきれいな粒として撮れるのか早く試してみたいです。しかし、仕事も忙しくて.....
13点
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