DJI POCKET 2
- 3軸手ブレ補正機能を搭載した、ポケットサイズの小型ジンバルカメラ。なめらかで迫力のある映像を撮影できる。
- 写真や動画の撮影を1秒で開始できる。美顔効果を備え、画角93度でSNSに適した構図で撮れる。
- 「ActiveTrack 3.0」を搭載し、被写体を追いかけてフレーム内に留める。「ストーリーモード」で動画と音楽のテンプレートを使い短編動画を作成可能。



ビデオカメラ > DJI > DJI POCKET 2
dji pocket 2を使って動画を色々撮影してきました。
使い勝手もよく気に入ってるカメラなのですが、
・逆光や日中の場面で白飛びしやすい(露出変更のたびに撮影を停止しなければならない)
・ミニ三脚ごと倒してしまって(故障はしてないものの)動作に若干不安がある。(たまに変な音がする)
・緊急時(カメラが壊れた時)用に予備のカメラが欲しい
といった理由から次のカメラの購入を考えております。
ただ決めるにあたって今一つどれを選んだらいいのか分からないのでお知恵をお貸しください。
------------------------------------------------------------------------
次のカメラを買うにあたって重視したい点は以下です。
・AF、露出制御が素早い
・画角が広いこと(超広角)
・あまり重たくないもの(1kg程度以内、軽ければ軽いほどいい)
・あまり高価でないもの(レンズ等全部合わせて5〜15万くらい)
・長時間(長くて一時間半くらい)の撮影に向いている
・dji pocket2と同等以上の画質
ちなみに撮影は屋内で10〜90分くらい歩いて建物内を撮影することがほとんどです。
Pocketでの撮影に慣れているので似たような感覚で撮影できたらと思います
特に撮影中、近距離と遠距離をいったりきたりすることも多いので、ピンボケが多発しないようにしたいです。
(pocket2のAFはとても優秀だと思います)
------------------------------------------------------------------------
今の所考えているのはGopro、コンデジ、ミラーレス一眼のいずれかをジンバルにのせて撮影するというものです。
ただいずれも他の人のレビューなどを読んでいると、pocket2と似た感覚で撮影できるか微妙な所があります。
・Gopro→白飛びの少なさ・画角の広さは魅力的だけど熱暴走が発生し、大事な記録にはあまり向いてないイメージ
・コンデジ→ソニーのzv-1などは画質が良さげだけど画角が狭い
・ミラーレス一眼→4kなら画質もよく、白飛びはdji pocket 2ほどしなさそう。ただセンサー大きいと動画撮影中ピンボケ多発しそう(買うとしたらマイクロフォーサーズのカメラあたり?)。
上記のような感じでどれを買うか決めきれずにいます。
どなたかこういうものが良いという意見がありましたら、参考にさせていただきたいと思います。宜しくお願いします。
書込番号:25032705
2点

ぶちぶち丸さん
本格的に、動画に取り組みたいのでしたら、「ミラーレス+ジンバル」は十分に選択肢になり得ますが、ほどほどでOKなのでしたら、「スマートフォン+Osmo Mobile (OM) 6」をオススメします。
「DJI Osmo Pocket」シリーズでは必要がないので、お気付きになられていないかもしれませんが、ジンバルで最も面倒なのは、「各軸のバランス調整」です。一般的なジンバルは、3つの回転軸にてブレを抑制しています(*)。
(*)
ジンバルには、カメラワークに対応したモードが備わっています。例えば、パン操作に追従する(Pan Follow)モードを用いる場合は、残りの2軸のブレを抑制します。
「DJI Osmo Mobile (OM) 6」も本来であればバランス調整が必要なのですが、モーターのパワーに余裕を持たせる事で、バランスが取れていなくてもOKなように設計されています(取り付け方があまりにもアンバランスだと、モーター保護の為、流石に停止するはずです)。撮影性能は、スマートフォンのカメラ性能に依存しますが、現在あるいは将来、お持ちのスマートフォンの動画撮影画質で、特にご不満がないのであれば、ご検討なさってみて下さい。
「OM 6」のレビュー動画は、多数あると思いますが、ここでは、大川優介さんのレビューをご紹介しておきますね。
・DJI Osmo Mobile 6のレビュー (大川優介さん、2022/09/22、12分00秒)
https://youtu.be/HPF4xMOoGw4
【おまけ】
ジンバルで(レンズ交換時は勿論、時にはフィルター等を装着しただけでも)バランス調整が必要な理由を、チョイ説明しますね。1つの回転軸の例として、遊具のシーソーを考えます。両側に体重が全く同じ人が載った場合、接地せず水平を保てます。二人の体重が若干異なっている場合は、外部から動力を常時供給すれば、接地せず水平を保てるでしょう。しかし、二人の体重が大きく異なっている場合は、外部からの動力供給に負荷が掛かり過ぎて、接地せず水平を保つのは非常に困難になります。ジンバルのバランス調整とは、モーターへの負荷を極力減らす為に、シーソーの支点を適切な位置に調整するのと同様の調整を行う事だとイメージして頂ければ、分かり易いと思います。
[ご面倒なら、(例題)はスキップして下さい]
(例題・始まり)
シーソーの支点から二人が載る位置までの距離をそれぞれ、L1、L2、二人の体重を、M1、M2、とすると、以下が成り立ちます。考え方は、「てこの原理」と同じです。
L1×M1=L2×M2
L1+L2=240cmのシーソーだと、
例1: M1=60kg、M2=60kg → L1=120cm、L2=120cm
例2: M1=50kg、M2=70kg → L1=140cm、L2=100cm
となります。
(例題・終わり)
私は、2機種目のジンバルとして、「DJI RSC 2」を購入しました。1機種目と較べ、ブレ抑制効果は明らかに上がりましたが、数ヶ月で故障してしまいました。私の使用方法の問題ではなかったようで、運良く、無償で対応して貰えましたが、以降は、バランス調整に更に気を遣うようになりました。現在は、後継機として、「RS2 → RS3 Pro」「RSC2 → RS3」が発売されています。ミラーレスの場合は、搭載する「ボディ+レンズ」の「サイズ/重量」等に応じ、これらDJIのジンバルからお選び下さい。
・DJI RSC 2のバランス調整方法 (株式会社セキド、2020/10/17、12分11秒)
https://youtu.be/ed7kZMQn5JE
【蛇足】
私は、超ヘタッピですが、静止画(写真)/動画の撮影は楽しくて仕方ありません。ジンバル撮影も同様に楽しんでいます。以下は、お恥ずかしい限りですが、ジンバル撮影練習の一例です。機材等は、下の記載をご参照下さい。動画撮影は、全て1080/30pです。
・ジンバル撮影練習の一例 (3分07秒)
https://youtu.be/LTWyxZIXYX0
撮影機材:
Olympus E-M10 Mark ii
Panasonic G5
Olympus 9-18mm F4.0-5.6
Panasonic Leica 15mm F1.7
Panasonic 20mm F1.7
Samyang 7.5mm F3.5 Fisheye Lens
DJI RSC 2
「DJI RSC 2」撮影条件
使用ボディ: Olympus E-M10 Mark ii
使用レンズ: Olympus 9-18mm F4.0-5.6、焦点距離9mmのみ
保持モード: ブリーフケースモード
動作モード: PF(Pan Follow)モード
書込番号:25032968
0点

>ぶちぶち丸さん
こんにちは。
自分も歩きでの撮影などでpocket 2を良く利用しています。
自分の考えで言えば次のpocket 3を待った方が良いのではと思います。
もし、いますぐ次のカメラが欲しいと考えるなら
自分ならNikonのZ30かな。
SONYのZV-1と違いクロップされないので標準レンズでも画角が広い。
今は出て無いけど将来は超広角レンズも発売予定なので広角が欲しければ
その時に超広角レンズを追加してあげれば良い。
グリップがしっかりしてて写真も撮りやすいし、ダブルズームレンズキットも比較的安い。
あと、>逆光や日中の場面で白飛びしやすい。
これについては、NDフィルター使ってますか?
動画撮影ではNDフィルターは必須アイテムなのでもし使って無いならNDフィルターを
追加するだけで大きく変わると思いますよ。
書込番号:25033051
0点

>ぶちぶち丸さん
こんにちは。私もDJI Pocket2を愛用しています。
ご質問の緊急時の予備のカメラで、動作が安定しているカメラで、超広角もあって、重たくないものという条件で、私も色々同じような事を考えたことがあって、iPhoneの13proに辿り着きました(今だったら14proですかね)。
『いやいやそういうことじゃないよ』と言われてしまうかもしれないですが、画面が大きく見やすいですし、
一眼カメラで撮影していると周りから視線を感じることもありますがiPhoneなら全然そんなこともないですし、
iPhoneなら被写体に圧迫感を与えないですし、
スレ主さんの使い方であれば超望遠は使うことはなさそうかと思いましたのでiPhoneをお勧めさせていただきました。
あまり参考にならないかもしれないですが、選択肢の一つに加えて頂けると幸いです。
書込番号:25033154 スマートフォンサイトからの書き込み
2点

>ミスター・スコップさん
一応pocket2が故障したとき用にOm4というジンバルを買って、持っています。
ただ、どうも手持ちのスマホは長時間撮影に向いてないようで・・・
夏にクーラーのきいた屋内で撮影してみたら数分で落ちてしまい、
冬であれば長時間撮影は出来るものの最終的にメモリに記録できてない場合があったりなど微妙な結果で、これは使えないなと感じました。
画質に関してはスマホとpocket2は大差ないですね。
ただスマホもpocket2と同様白飛びしがちなので、やはり別のカメラ買った方がいいかなと思っています。
バランス調整については、色々な人の動画を見て研究していました。
実際にやったことが無いのでまだよく分かってないのですが、すごく大変そうですね。結構ココをミスると故障も起きるそうで・・・。
ただまあ、ここはいい映像撮りたいなら乗り越えなきゃいけない壁かなと思います。
撮影された映像拝見させていただきましたが、滅茶苦茶撮影上手ですね!へたっぴなんてことは全然ないと思います。
気になってたafについてですが、一眼だとaf迷いがちなのかなと思ってたのですが、映像見る限りそういう感じでもなさそうですね。これはマニュアルフォーカスで撮られたものなのでしょうか。
書込番号:25033385
1点

>ねこさくらさん
pocket3は発売発表を待っていました。
11月発売という噂がありましたね。結局発売されなかったですが・・・。
まあこのまま待ってると撮影機会を逃しそうなので、もう思い切って別のカメラを買おうかなと思います。
z30も購入を考えてました。ただ、やはり現状超広角レンズないのが厳しいですね・・・。
ソニーやパナソニックが超広角単焦点レンズを出してるので、そういうのをニコンにも出してほしいと思ってます。
とはいえサードパーティー製ならzマウントで使用可能な超広角レンズ(afあり)もあるみたいですね。もしz30を買うならそれとセットでという感じでしょうか。
ndフィルターについてはそれがあるのは知っているのですが、今の所白飛びは露出を下げることで対応している感じです。
純正でなければndフィルターも使えるpocket2用の広角レンズもあるようで、これは購入を考えました。
ただ露出下げれば同じかな・・・と思って今の所買っていません。単に露出を下げるのとndフィルターを使うのでは違いはあるのでしょうか。
書込番号:25033386
0点

>クロモノカデンさん
いえ貴重な意見ありがとうございます!iphoneというアイデアはあまり真剣に考えてませんでした。
とりあえずgoproやコンデジよりはiphone買った方が自分の理想の撮影スタイルに近づきそうなのは感じます。
ただ一眼と比べた場合にどっちが望ましいかは中々悩みどころですね。
軽さ重視ならiphoneの方が上ですが、暗所での画質や望遠もいけるとなると一眼も捨てがたいのですよね。う〜ん悩ましい・・・。
書込番号:25033387
0点

>ぶちぶち丸さん
広角で長時間ならお値段は別にしてiphoneの新しいタイプだと思います。
一眼の広角はレンズ高いですし長時間は撮れません。
書込番号:25033545
0点

>ぶちぶち丸さん
>やはり現状超広角レンズないのが厳しいですね・・・。
一番の解決手段はとりあえずFマウントの広角レンズを使う方法です。
AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR このレンズが有るので
マウントアダプターを使用して使う。
このレンズ軽いし、安いし、手振れも効いて、AF-Pなので音も静か。
35o換算で15-30mmなので十分広角に撮れますよ。
>単に露出を下げるのとndフィルターを使うのでは違いはあるのでしょうか。
自分も最初動画を撮り始めた頃はNDフィルターの意味よく分かって無かったし
同じような感じでした。
でも、買ってみて全然違うと分かりました。
詳しくはYouTubeなどで解説してる動画が多く有るので見てみてください。
書込番号:25033757
0点

>しま89さん
iphoneに段々傾きかけてきました。写真はあれですが、動画は一眼よりスマホがいいのかな・・・。
しばらく色々iphone関連のレビューとか見てみます!
書込番号:25034664
0点

>ねこさくらさん
Fマウントのレンズは結構持っているので、z30ならレンズ資産を生かせそうなのが魅力に感じます。
ただ、af-pのレンズを買った場合、レンズが暗めなのとftzを別途買わなければいけないのが痛いですね。
それだったらマイクロフォーサーズのカメラと9mmf1.7のレンズを買った方がいいかなと思ったりします。
ndフィルターについては動画を色々見てみたんですが、うーん、違いがあまりよく分からないような・・・。
私と同じようによく分からないと言ってる人もいたので、用途によって必要かどうかが決ってくるのかもしれないですね。
マニュアルで撮影するなら必須だと思いますが、オートでしか撮らないので、個人的には必要ないのかなと感じました。
(実際使ってみないと分からない所ではありますが)
書込番号:25034747
0点

ぶちぶち丸さん
ご丁寧なレス、及び過分なお言葉、どうもありがとうございます。
前述の通り、ぶちぶち丸さんが、動画に何処まで踏み込もうとなさっているのか、動画だけでなく静止画にもご興味をお持ちなのか等々で、何が適切なのかが変わって来ると思います。バランス調整等をしっかりお勉強なさっているとの事なので、今回は、逆に本格的に取り組む場合を想定して、お答えしますね。
● ぶちぶち丸さんに相応しい機材
以下の動画(*)では、各社の3機種が取り上げられ、それぞれの用途に応じた機種が選ばれています。個人的には、とても妥当だと思います。
(*)
この動画では、日本語を含む各言語への自動翻訳字幕を選べるので、万一、英語が苦手だったとしても、大きな問題にはならないと思います。
・Best YouTube Camera: Sony ZV-E10
・Best for Vlogging: Nikon Z30
・Best Camera for Beginners: Canon R10
・BEST Beginner YouTube Camera for 2023 (Omar El-Takroriさん、Think Media、 2022/11/22、9分19秒)
https://youtu.be/FJtEhvyDEUs
これら3機種と 私の使用例に近いE-M10ivに関する比較表は、以下の通りです。
・ボディ比較表(ボディのみ/キット:ZV-E10、Z30、R10、E-M10iv)
https://kakaku.com/prdcompare/prdcompare.aspx?pd_cmpkey=K0001454520_J0000036259_K0001445160_J0000033682_K0001454521_J0000036260_K0001445161_J0000033683
・レンズ比較表(Zマウント、Eマウント、RFマウント、m4/3マウント)
https://kakaku.com/prdcompare/prdcompare.aspx?pd_cmpkey=K0001400637_K0001201320_K0001447053_K0000434056_K0000577470_K0000434054_K0001383774_K0001309216_K0001445167_K0000651905_K0000084517
・ジンバル比較表(RSC2、RS3)
https://kakaku.com/prdcompare/prdcompare.aspx?pd_cmpkey=K0001302743_K0001451183
目安となる価格は、以下の通りです。なお、Z30とZV-E10はレンズキットの価格、R10のキットレンズは、18-45mm F4.5-6.3なので、R10は「ボディ単体+単焦点レンズ」の価格にしてあります。「→」の先の価格は、DJI RSC2を加えた価格(52,030円)です。
・Z30 レンズキット(16-50mm F3.5-6.3): 107,880円 → 159,910円
・ZV-E10 レンズキット(16-50mm F3.5-5.6): 81,649円 → 133,679円
・R10 + 16mm F2.8: 156,420円 → 208,450円
以下は、上記の3通りに、私の使用例とほぼ同じ組み合わせ「E-M10iv+ 9-18mm F4.0-5.6」を加えた質量です。ボディは、バッテリー及びメモリーカードを含む質量です。「→」の先の質量は、DJI RSC2を加えた質量(約1,318g)です。
・Z30 レンズキット(16-50mm F3.5-6.3): 540g → 約1,858g
・ZV-E10 レンズキット(16-50mm F3.5-5.6): 459g → 約1,777g
・R10 + 16mm F2.8: 594g → 約1,912g
・E-M10iv + 9-18mm F4.0-5.6: 538g → 約1,856g
ジンバルの質量だけで、ぶちぶち丸さんのご希望を、大幅に超過してしまっています。運動不足が著しい私の場合だと、約1,856gを持ちながら撮影を続けていると、バテバテになってしまいます。長時間の連続撮影なんて、絶対に無理です。ぶちぶち丸さんのご希望に近い、軽量小型のジンバルも勿論ありますが、ブレ抑制効果が(かなり)弱くなる事に加え、「ボディ+レンズ」の組み合わせがかなり限られます。例えば、私の1機種目のZhiyun Crane M2は、約500gと圧倒的に小型軽量なのですが、DJI RSC2のブレ抑制効果の凄さを経験してしまうと、Zhiyun Crane M2には戻れません。また、E-M10ii(約390g)/E-M10iii(約410g)との組み合わせだと、以下の7本のズームレンズの内、2本しかバランスが取れませんでした。残りの5本では、レンズが[軽い/短い][重い/長い]のどちらかに行き過ぎてしまい、NGです。
[バランスが取れる]
Olympus 9-18mm F4.0-5.6: 155g、φ56.5mm×49.5mm(*)
Panasonic 14-42mm F3.5-5.6 ii: 110g、φ56.0mm×49.0mm
[レンズが軽過ぎ/短過ぎ]
Panasonic 12-32mm F3.5-5.6: 70g、φ55.5mm×24mm(*)
Panasonic 14-42mm F3.5-5.6 PZ: 95g、φ61.0mm×26.8mm(*)
Olympus 14-42mm F3.5-5.6 EZ: 93g、φ60.6mm×22.5mm(*)
[レンズが重過ぎ/長過ぎ]
Panasonic 14-45mm F3.5-5.6: 195g、φ60mm×60mm
Olympus 12-50mm F3.5-6.3 EZ: 212g、φ57mm×83mm
(注)
(*)は沈胴レンズ収納時。ズーム時に伸縮するレンズでは広角端で確認。
書込番号:25034966
0点

● レンズ及びAF
良くご存じの事と思いますが、実焦点距離と画角との関係は、イメージセンサーサイズに依存しているので、一般的には、35mm判(所謂、フルサイズ)換算焦点距離が併記されます。実焦点距離(対角)と35mm判換算焦点距離(対角)との関係は、以下の通りです。
[35mm判換算焦点距離(対角)]
・キヤノン以外のAPS-C: 実焦点距離×約1.5
・キヤノンのAPS-C: 実焦点距離×約1.6
・m4/3: 実焦点距離×2
候補に挙げた3本、私の使用レンズ、 DJI Pocket 2の35mm判換算焦点距離(対角)は、以下の通りです。
・NIKKOR Z DX 16-50mm F3.5-6.3 VR 広角端16mm: 24mm
・E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS 広角端16mm: 24mm
・RF16mm F2.8 STM: 25.6mm
・M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 広角端9mm: 18mm
・DJI Pocket 2: 20mm
候補に挙げた3本の焦点距離は、 DJI Pocket 2より長いものの、一般的なスマートフォンの35mm判換算焦点距離とほぼ同じだと思われます。従って、スマートフォンの画角でも必要な範囲が収まるのかどうかで、他のレンズを検討するかどうかが決まると思います。
AFに関して。私は、以降の動きに応じた距離にあるモノに、最初にフォーカスを合わせたら、以降はフォーカスを動かさないAFモード(AF-S/S-AF/One-shot AF等と呼ばれるモード)を使用しています。しかし、候補に挙げた3機種なら、捕捉した被写体を追従し続けるAFモード(AF-C/C-AF/Servo AF等と呼ばれるモード)も、十分に実用的なはずです。R10なら、まず問題にならないでしょうし、Z30とZV-E10も、特に問題にならないと思います。ただ、適切なAF設定が必要になると思われます。人物等を撮影する場合には、△△検出(例:[人物の瞳/顔/頭部/胴体]検出)が有効ですし、画面の特定のゾーンでの指定とか、被写体に応じた設定と使いこなしが必要です。
良くご存じの事と思いますが、被写界深度(フォーカスが合っていると見做される範囲)は、焦点距離が短い程、F値が大きい程、イメージセンサーが小さい程、大きくなります。今回挙げた3本のレンズであれば、ある程度の被写界深度は確保出来るので、フォーカスが大幅に外れる事は、適切なAF設定にしておく限り、少ないと思われます。
屋内/屋外の撮影が混在する場合の露出に関して。画質との兼ね合いになりますが、撮影モードはシャッター優先モード、ISO感度はAUTOにしておけば、露出が破綻する(「白飛び/黒潰れ」が目立つ)事は、光量が大幅に変化した瞬間を除けば、ほぼないと思います。
動画は、静止画と異なり、シャッター速度をほ適切な範囲内に収める必要があります。シャッター速度が速過ぎると、パラパラ漫画のような不自然な動画になってしまいますし、フレームレートより遅いシャッター速度は、勿論、使えません。一般的に、最適なシャッタースピードは 「1/2フレームレート〜1/フレームレート」と言われています。フレームレートが 30fpsなら、シャッター速度は 1/30〜1/60秒、60fpsなら1/60〜1/120秒の間に合わせると言う事ですね。ただ、私の場合、フレームレートは30fpsですが、上記通りに設定すると、解像感が低下するので、今は、1/125秒に設定しています。なお、人工光の場合、フリッカーが発生する場合があるので、適切なシャッター速度に合わせる必要があります(詳細は省きます)。
F値/T値を大きくし過ぎると、回折光が支配的になる為、小絞りボケと呼ばれる解像度低下が生じます。静止画であれば、撮影後の解像度復元はソフトウェアで可能なのですが、動画の場合は、膨大な処理能力が必要になる為、シャッター速度を上記の範囲に入れつつ、F値/T値を大きくし過ぎない事が求められます。また、比較的大きなイメージセンサー(Super 35mm(≒APS-C)、フルサイズ)を搭載したカメラの場合、ボケを得る為に、開放F値の小さいレンズとの組み合わせ、F値/T値を小さく設定します。ボケを活かした撮影例として、以下の選手入場シーンが挙げられます。撮影には、恐らく「α7Sii/iii+ジンバル」が用いられています。
・レアル・マドリード×バルセロナ [ラ・リーガ2021-22/第29節] (DAZN、2022/03/21)
https://youtu.be/ccrUpIxXplg
このような目的には、屋外撮影等では、NDフィルターが必要となる場合が非常に多くなります。ご紹介した動画は、夜間での撮影なので、NDフィルターを用いていない可能性もありますが、シネマカメラの場合、ベースISO感度は、ISO1600辺りに設定されている事が多く、減光量が調整可能な切り換え式NDフィルターが(ベースがスチルカメラの場合を除き)内蔵されている場合が殆どです。スチルカメラには、NDフィルターが内蔵されていないので、動画撮影時には、可変式NDフィルターをレンズに装着する場合が多いはずです。
書込番号:25034972
0点

【ご参考】
「白飛び/黒潰れ」に関し、やや混乱があるようなので、ちょっと説明させて頂きますね。
「白飛び/黒潰れ」を生じさせない為には、露出を適正に合わせる事が最も重要です。vvideographer/filmmakerの場合、露出はマニュアルで合わせますが、私はAE(自動露出/Automatic Exposure)に対し、(必要に応じ)露出補正を掛け、適正と思われる露出に合わせています。露出設定をサポートする機能として、白飛び箇所を目立たせる「ゼブラ機能」や輝度分布を示す「ヒストグラム」等があり、ザックリ調べた所、
Z30: ヒストグラム
ZV-E10: ゼブラ機能、 ヒストグラム
R10: ゼブラ機能
を、それぞれ表示可能のようです。
「白飛び/黒潰れ」に関して、もう一つ知っておく必要があるのが、「ダイナミックレンジ」です。「ダイナミックレンジ」は、カメラボディと収録形式によって決まります。ダイナミックレンジの模式図を、ここに貼っておきますね。この図から、ダイナミックレンジが大きい/広いと「白飛び/黒潰れ」し難く、ダイナミックレンジが小さい/狭いと「白飛び/黒潰れ」し易い事がお分かり頂けると思います。
ミッドレンジ以上のスチルカメラやシネマカメラには、ダイナミックレンジが広い収録を行う為に、一般的な撮って出しの8bitでなく、10bit以上の「〇-LOG」「RAW」による収録に重きが置かれています。最低限、「〇-LOG」収録可能なカメラボディが、videographer/filmmakerにとって、必須です。なお、「〇-LOG」の〇には、メーカー名(キヤノンならCanon/C、ソニーならSony/S、‥)が入ります。メーカー間に互換性がないと言う事ですね。同じメーカーでも、異なるバージョンを区別する為に、末尾に数字が付く場合もあります。
私が使用している機種は全てエントリークラスなので、ダイナミックレンジの狭い、8bitの撮って出しです。ただ、それでも、「白飛び」が気になる場合が出て来るので、私の対処法をご紹介しておきますね。
動画編集用ソフトとして、「Adobe Premiere Elements」を使っています。バージョンが古いので表記等が異なっているかもしれませんが、「調整」「ガンマ」「その他」を開くと、デフォルト値は「10」なのですが、「9」に変更します。それから、「照明」「その他」を開き、「露光量」をマイナスの数値に設定します。「白飛び」が軽減される「露光量」に設定出来たら、「カラー」「その他」を開き、「自然な彩度」をプラスの数値に設定します(*)。カット間の露光量/解像感/コントラスト/色合い等に違和感がないよう、調整出来たら、完了です。
またまた、超ヘタッピな例でお恥ずかしい限りですが、以下の動画では、上記の調整を複数のカットで行っています。一番分かり易いのは、開始10秒後辺りからの、ガードレールや白いビルです。調整前は、明らかに「白飛び」してました。ぶちぶち丸さんがご覧になっても、「白飛び」していないように見えたなら、「白飛び」対処法としては、成功だと思います。なお、言い訳させて頂くと、こちらは、[25032968]でご紹介した動画の約1ヶ月前に撮影しました。まだアップしていませんが、その後、「ジンバル撮影練習」シリーズを3本撮影/編集済です。この約1ヶ月間の練習成果が、先の動画には多少なりとも出ているような気がしています??
・ジンバル撮影練習の一例 (2分46秒)
https://youtu.be/yGw4FnUH5hk
撮影機材:
Olympus E-M10 Mark ii
Panasonic G5
Olympus 9-18mm F4.0-5.6
Sigma 60mm F2.8
Samyang 7.5mm F3.5 Fisheye Lens
DJI RSC 2
「DJI RSC 2」撮影条件
使用ボディ: Olympus E-M10 Mark ii
使用レンズ: Olympus 9-18mm F4.0-5.6、焦点距離9mmのみ
動作モード: PF(Pan Follow)モード
(*)
videographer/filmmakerが「〇-LOG」「RAW」収録を必須としているのは、作品毎のルック(色調/階調等)に統一感を持たせる為です。例えば、同じジャンルのドラマでも、映画では、色調が独特でコントラストは低く階調が豊かな場合が多いと思います。一方、TV作品では、色調は自然でコントラスト/彩度が高い場合が多いと思います。これらの違いは、映画とTV作品の原点が、それぞれ、銀塩フィルムとビデオだった為だと言われています。
ルックに関わる「〇-LOG」「RAW」や(意図的に軸上色収差を持たせた)シネマ用単焦点レンズSumireの分かり易い撮影例として、以下を挙げておきます。
・[Broadcast & Cinema EXPO 2020] Cinema EOS C500ii/C300iii/C70編 (PRONEWSjp、2020/10/12)
[再生開始箇所から、ポストプロダクション、C300iiiのDGO、Sumire Prime Lens、‥の映像やお話が続きます]
https://youtu.be/s-aIEDFTnrY?t=780
書込番号:25034993
0点


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更新日:3月24日
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