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ガラス製CDのレポートでーす♪

2008/05/18 23:06(1年以上前)


CDプレーヤー

クチコミ投稿数:8389件

多分、価格.comさんでは初のガラス製CDのレポートですかね?^^
やっとこレポートできます。

…と、レポートの前にまず、このCDをお持ちいただいた ろぶ太郎さん に深く御礼申し上げます。
ろぶ太郎さんのお陰でこの様な書き込みができました。
大変貴重な品をお持ちいただき有難うございました。



さて、本題ですね。

「Extreme Hard Glass CD」と言うらしいですが、98700円という馬鹿げた価格で発売されました。
まあ、後から20万なんてものも出ましたからそれと比べればマシかも知れませんが…。
ご丁寧に通常のCDとガラス製CDとがセットになっています。
これは両者の比較の為ですね。
「ほーら、音が違うでしょ?」と宣伝したいんですね〜(笑)。
実際に比較してもバイナリレベルで一致するので、信号レベルで購買者を出し抜く様な真似はしていない様です(爆)。

因みに余談ですが、WindowsMediaPlayerで再生した所、メディア情報なしでしたので、誰もCDDBに書いてないみたいです(笑)。
それ程、レアな物なんですね…。
(そもそもPCのドライブで回す人が居ない?^^; )

とりあえず、音質面と特性、所感について簡単に書いてみたいと思います。
(ごめんなさい、全然簡単じゃなくなっちゃった…(滝汗)。全部で3回も書き込む事に…orz )

   ※2〜3ページ目は重たい内容かも知れないので注意!!


・第一印象

手に持った瞬間、「重たっ」…と言った感じでした。
ろぶ太郎さんに「CD規格内?って言うかギリギリ?」って感じの事を聞いてしまいましたね…。
実に33gですからほんまにギリギリですわ…。
しかも、若干薄っぺらい印象がありました。
古い西ドイツ製CDはエッジが立っていて、薄く感じる物ですが、それと似た印象を受けました。


・音質

確かに音が細かいです。粒度は確実に差があります。
若干音が小さく聞こえるのはノイズ成分が減少したからでしょう。
また、少し音が丸いですね。
昔の金反射層のCD-Rや金盤CDを彷彿とさせます…が、金反射層の物の方が丸いと思います。

硬い音が好きな方には向かないですね。


続く…

書込番号:7825803

ナイスクチコミ!3


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クチコミ投稿数:8389件

2008/05/18 23:10(1年以上前)

通常盤のエラーレート

通常盤のBetaとJitter

ガラス製CDのエラーレート

ガラス製CDのBetaとJitter

続きです。


・特性

こちらは変なんですよね。
CDの特性を測定する時に、ガラス製の方に違和感が…。
トラックへのアクセス時間が長いのです。
この時点でかなり嫌な予感がしました…^^;
(私が測定前に反応していたのはお持ちいただいた ろぶ太郎さん が生で見ています)

とりあえず、測定結果の画像を添付しておきます。
左の2つが通常盤、右の2つがガラス製CDの物です。
以下の値はC1エラーの数を示しています。
尚、C2、CUエラーは1つもありませんでした。
(あれば致命的ですが…^^; )

CDのデータ量(時間)
MSF 69:09:25
LBA 311200

通常盤のC1エラーの数
Avg / Sec 0.5
Max / Sec 20.0
Total 1973.0

ガラス製CDのC1エラーの数
Avg / Sec 2.8
Max / Sec 22.0
Total 11433.0

結果的はエラーレートに関しては圧倒的に通常盤の方が良いです。
でも、こちらは他と比べると重要ではありません。
そりゃ、この差は酷いですが…^^;
(でも、多少のC1エラー位ならどうにでもなります)

Beta(赤線)を見るとガラス製の方が若干高く、0.00のラインから離れているのが判ります。
これはガラス製の方が特性的には不利な事を示しています。

しかし、流石ガラス製、反りには強いんですかね。
よく見ると、内周と外周の差が少ないんです。
通常盤を見ると、徐々に下がっているのが判ります。
これは内周と外周で特性が違う事を示しています。
この点においてはガラス製の方が良さそうです。

Jitter(青線)はこのグラフだけでは残念ながら比較ができません。
価格.comさんの「Premium2」のレビューでも記載していますが、このグラフは相対値による測定結果なので、違う盤同士では比較できません。
ただ、このグラフだけを見るとガラス製の方が平坦なのが判ります。
やはり、こちらのグラフもガラス製CDの方が内外周部の特性差が小さい事を示しています。

これだけでは困るので、ジッターメーターを使った絶対値測定も行いましたが、大差はありませんでした。
気持ち、ガラス製の方が低いので、Jitterに関してはガラス製の方が良いと言えます。


ところで、このBataとJitterは書き込まれているデータに依存しており、データが変化すると差が出ます。
従って、それぞれの曲線が似ているのはデータが同じか、かなり似ているから…と言えます。
(実際に同じだった事は冒頭で記載していますね)

それでは、データの配置が変わったらどうなるねん?って事を考えるわけです。
そこで、曲順を全て逆にしたCD-Rを作成して比較する事にしました。

このグラフの結果が盤の物理的特性によるもので無いのであれば、曲線の形が大雑把には左右逆になるはずです。
(もうちょっと言うと、曲ごとに切り貼りすればほぼ同じ曲線ができるはず)
逆に、物理特性の影響が大きければ、曲線の形が左右逆にならず違う物になったり、元と似てきたりします。
(元と似るって事は盤の特性が似ているって事にもなりますね)

実験には太陽誘電製のCD-Rの選別品を数枚、利用しました。
これの良い所はロット差が少ない…と言う事です。
…と言ってもあまり力を入れて焼いていないので、優秀な結果になるかは別問題ですが^^;
でも、少なくとも差の比較はし易いです。
(色んな意味でコストがキツイので許してね…^^; )

さて、結果だけ申し上げますと、内周と外周で極端な差は見られませんでした。
従って、先に添付したグラフの内周と外周の差はデータによる物とは考え難く、物理的な特性への依存度の方が高い物と思われます。

まとめるとこんな感じです。

・ガラス製CDは内周と外周の物理特性の差が少ない
・CDの読み取りエラーが多い
・Jitterは僅かに少なくなり、安定性も多少良くなる


更に続く…

書込番号:7825825

ナイスクチコミ!2


クチコミ投稿数:8389件

2008/05/18 23:13(1年以上前)

続きです。


・所感、総評等

通常盤のCDは状態が悪いです。
一般的なCDと比べて同じかそれ以下でしょう。
帯磁しているのは普通ですので、消磁した上に静電気の除去、マイナスイオンの照射をして再度再生してみました。
結果、激変…^^;
って言うか、音の粒度以外はガラス製CDより良いじゃん!ってオチに^^;
(この辺りの感想はろぶ太郎さんに期待♪)

まあ、一般的なCDもこれだけで随分変化するのですが、その変化量が大きい方ではないかと感じました。

ほな、ガラス製CDはどないやねんって事に。
静電気には流石に強いみたいで、これに対する変化は小さい印象です。
しかし、気になったのが帯磁です。
通常盤のCD程では無いにせよ、変化が少なからずあるのです。
製造してから多少の時間が経過していますから、若干…であれば目を瞑るのですが、この差はそれだけとは思えない!!
おそらく、発注して手元に届いた時点で100%のコンディションではない…と言った所でしょうか。
拘るならそこもしっかりして欲しい…と思ってしまいました。
基本的に受注生産ですから、そうそう劣化するチャンスは無いはずで、製造も量産とは全然違うはずです。
しかし、それでも帯磁している…と言うのは問題アリだと思います。

言うなれば、新札が出たての時期に銀行でお金を下ろしたら、既に折れ目があった気分(爆)。
おいおい、既に劣化してるぞ!!…って感じで^^;

CDは諦めているので、それでも良いと思いますが、98700円やら20万円やら出して、この結果だと余りに無残です。
ここは完璧に仕上げて欲しかったですね。
(厳しい意見だと思いますが、これだけの金額を請求するならそれに見合う仕事をしろっ!と言いたいです^^; )


それともうひとつ、気になったのがエラーレートですね。
あまりにもエラーが多いので、技術的に未成熟と言うか、完成度が低いと言うか…。
追い込みが足りない印象があります。
プレーヤーとの相性か…とも思いましたので、幾つか試し、中にはガラス製レンズを搭載した機器で読み込んだりもしたのですが、あまり変化はありませんでした。

ガラス製CDを作るのであれば、もっと練り込む必要がありそうです。
CDのテストメディアにもガラス製を使う事があるのですから、そちらに合わせた方が良いのではないでしょうか…。
何れにせよ、このガラス製CDを買う位ならダイレクトカッティングのSACDの方が幸せになれると思います。
そんな金あるかー!!って方はSHM-CDで良いかと…^^;

まあ、ガラス製CDという発想自体は一概に悪い物とは言えませんが、少なくとも1stモデルであるこのCDは合格点…とは言えないと思います。
私はCD-Rで音質向上を目指して焼く事がありますが、流石にガラス製CDには諸手を挙げて降参する予定でした。
しかし、残念ながらこれでは降参できません。
このままでは終わらせない事を切に願います。

とりあえず、現時点では98700円の価値はありません!(…と思う^^; )


・最後に…

20万円のガラス製CDは技術的にどうなのか?!
気になりますね〜。
…と言う事で、誰か貸して下さい(爆)。
それか持ってきて下さい。 ←厚かましいヤツ^^;


以上、長文駄文(戯言?)にお付き合いいただき有難うございましたm(_ _)m

書込番号:7825843

ナイスクチコミ!4


ShowJhiさん
クチコミ投稿数:2575件Goodアンサー獲得:6件

2008/05/18 23:49(1年以上前)

プレク大好き!!さん お久しぶりです

お疲れ様です
貴重なレポート有難うございます

長文は、他のスレで慣れっこなので、全然平気でした(笑

ちなみに、
”消磁した上に静電気の除去、マイナスイオンの照射”
ってどうされているのですか?
SFC SK-EX
ってどうなんですかね

それにしても、凄い情熱、感服致します

書込番号:7826069

ナイスクチコミ!1


ばうさん
クチコミ投稿数:5084件Goodアンサー獲得:242件

2008/05/18 23:52(1年以上前)

ガラス製のCDは見たことも触ったこともありませんが、質量は通常のものに比べてどうなのでしょうか?

と書くのも、大昔の経験ですが、ソニーのCDプレーヤーでシングルCD(8cm CD)を再生させたときに、ノイズが起こったことがありました。あたかも、FMラジオの受信状況が悪い感じで、曲は聞こえるけど、ところどころでザーザーとノイズが入るような感じでした。(ボリュームをとても小さくすると分からなくなる位の軽いノイズ。)
当時、数十分ほど悩んだのですが、なんのことはないそのCDプレーヤーがシングルCDに対応していなかっただけでした(シングルCDが出たての頃でした。)。12cmにするアタッチメントを付けると正常に再生できました。
アタッチメントは、ディスクインを認識させるための反射膜があることと、ディスクの質量を増やすため、という2つの機能しかないはずですが、ノイズは結局はディスクの質量だけに起因するものでしょう。スピンドルモーターのドライブが軽いシングルCDに対応していないだけで、読み取りエラーが起きていたようです。

ガラス製では逆に重すぎて問題になっている、という可能性はないでしょうか?

書込番号:7826089

ナイスクチコミ!1


ばうさん
クチコミ投稿数:5084件Goodアンサー獲得:242件

2008/05/18 23:57(1年以上前)

> 手に持った瞬間、「重たっ」…と言った感じでした。
> ろぶ太郎さんに「CD規格内?って言うかギリギリ?」って感じの事を聞いてしまいましたね…。
> 実に33gですからほんまにギリギリですわ…。

すみません。質量については、すでに書かれてありましたね。

書込番号:7826121

ナイスクチコミ!1


クチコミ投稿数:8389件

2008/05/19 00:15(1年以上前)

ばうさん、こんばんは^^

そうなんです。
すいません、長過ぎて読むのが大変ですよね(汗)。

シングルの件は重さが軽過ぎてブレが出る等の要因だと思います。
実際、重過ぎるとか軽過ぎるとかいう事が原因でノイズや音飛びが起こる可能性はあります。
それと新品の機器では起こり難いですが、機器の劣化が進んでくると症状が現れる等の事もあります。
まあ、ばうさんの例の対応していない…というのは仕方無いですが…。

書込番号:7826219

ナイスクチコミ!1


redfoderaさん
クチコミ投稿数:2863件Goodアンサー獲得:156件

2008/05/19 17:40(1年以上前)

プレク大好き!!さん、はじめまして。

当方、CDのデュプリケーションに仕事で関わっていたのですが、
ガラスCDの噂は聞けど購入された方は初めてです。

で、ひとつ気になっているのですが…
お手元の「ガラスCD」、量産用のスタンパーのガラス・マスターな気がします。
正確に言うとガラス・マスターが正確に作成されているかテストに使う物の方ではないかと…
直に拝見できればすぐ分かるのですが、目方の33gとエラーレートからひょっとしたらと思いつつ、
高額なお買い物ですから、当方の予測が外れていることを祈ります。

念のため「ガラス・マスター」「スタンパー」なるものを簡単に説明しますと…

現在はCDの製造方法や(製造上の)マスタリング手法がいくつかあるのですが、
80年代後半から主流を占めた最もオーソドックスな製造方法がスタンパーによる射出成形です。
スタンパーはCDを量産する際のポリカーボネートノ高温射出成型用の金型です。
射出して写し取る関係で、ピットは製品の逆、つまり凹型になってます。
スタンパーを製作する際の元がまさに「ガラス・マスター」です。
スタンパーにピットを刻むために製品同様、ピットは凸になっています。
ちなみにスタンパー自体は耐用限度があるのでガラスマスターで必要に応じて再製作します。

ガラス・マスターもピット裏に何らかのバックコート(製品だとアルミ蒸着)すれば音が出せます。
ちなみにCDを量産した際の工業製品としての製品チェック項目は20を超えますが、
仮にお手持ちのガラスCDがガラス・マスターそのものだと、ことごとくチェック項目でNGがでます。
工業製品としてのチェック項目は「音質が良い」を検査或いは保証するものではありませんが、
残念ながら「工業製品のクオリティは持ち合わせない」と言い換えてしまって良いかと思います。
回転偏差は製品よりも少ないと思いますが、あくまでもスタンパーにピットを刻むための物ですから、
レーザー光の偏向率に伴う読み出しエラーやジッターは製品より劣る可能性大です。



余談&私見ですが、
CDの「都市伝説」と感じるモノ(特に音質改善アクセサリー)はけっこう多いですね。
CD製造時の製品チェック項目のデータを「音質」と強引に結びつける傾向がありますが、
チェック項目と音質に明確な因果関係がある項目の方が少ないとお知り置き下さい。
ご参考まで。

書込番号:7828354

ナイスクチコミ!3


クチコミ投稿数:8389件

2008/05/20 01:16(1年以上前)

redfoderaさん、こんばんは。
初めまして。

コメントいただき有難うございます。
redfoderaさんの様な方に書き込んでいただけただけでも書いた甲斐があります♪

ガラスマスターとスタンパーの話は知っていましたが、現物を見た事が無かったので、判断できませんでした。
そういう可能性は確かに0では無いですね。
目視判断できないだけにしっかりしたコメントができません(汗)。

>高額なお買い物ですから、当方の予測が外れていることを祈ります。

多分、予想通りだと思いますよ?^^;
私も結構懐疑的でしたから、ショックなんてこれっぽっちもありませんが(爆)。
(多少期待をすれど、危険な匂いの方が強いですからね…^^; )

超短時間(期間じゃない…^^; )でお返ししてしまいましたので、持ち主のご登場を待ちたいと思いますが、もしかしたら、拡大写真をアップしてくれるかも知れません。
(ねーろぶ太郎さん?(/ ^^)/ ってあれ?購入してたっけ?(爆) )

写真でも判断できますかね?


余談&私見についてですが、私も検査項目と音質との相関性には疑問があります。
未だに特性と音質についての相関性についての論文等は見た事がありませんし、それを明確に言う企業もありませんし…。
まあ、アクセサリについては全く駄目ではないですが、駄目なのも多々あるので怖いですね…。

書込番号:7830716

ナイスクチコミ!1


redfoderaさん
クチコミ投稿数:2863件Goodアンサー獲得:156件

2008/05/20 09:05(1年以上前)

プレク大好き!!さん、こんにちは。

>写真でも判断できますかね?

軽率に「すぐ分かる」とコメントしましたが訂正します。
下記の理由で目視では確認できないこともあります。申し訳ありません。

ガラスCDにもある特定の刻印が打たれているなら写真でも判断できる可能性があります。
製品番号(タイトルNo.)の他に権利保護を目的として製造元(工場)を特定する識別コード刻印が義務づけてられてます。
恐らくアジア圏や東欧圏だと予想しますが、意識的に識別コードなどを隠蔽したりするモノもありますし、
(種別分類コードなどを省いて)識別コードの一部しか打たれていないケースも考えられます。

プレク大好き!!さんは、かつて「ガラスCD」がNECから提唱されていたことをご存知でしょうか?

10年以上前になりますが、この際は報道資料に技術資料の一部も添えられていました。
今回、発売する2社からの報道資料はリーフレット的なもので残念ながら技術資料が公表されていません。
この2社のものがNECと技術的に関係があるか分かりませんのでNECのガラスCDについては触れませんが、
個人的には、優れた品質を標榜する高額商品ですから「企業秘密」でブラインドするのは如何なものかと感じます。
メーカーとディストリビューターという企業スタンスの違いなのかなとも思いますが、
きちんと技術解説されれば納得して購入される方もいらっしゃるのではないでしょうか。

>私も検査項目と音質との相関性には疑問があります。

ガラスCDからちょっと脱線しますが、よろしかったらお付き合い下さい。

「検査項目Aのデータ値が○○を下回るとS/Nが○dB下がる」といった具体性に皆さん期待されますが、
乱暴な言い方をしますと、メディアの「データ補完機能」が働いて再生時には明確な不具合で現出しないことが多いです。
また、あるチェックグレードを満たせば製品と認定する「工業製品」としての製造上の事情が背景にあります。

かつてフィリップスのDAC用のチップでグレード別の製品がありました。これを例にしてみましょう。
これは製品として性能を保証する際のクオリティと製造上の「歩留まり」の関係そのままです。
チェックグレードS)が最も厳しい検査基準として仮に5段階想定してみます。
グレードC)が製品としてのボーダーラインです。
チェックグレードが厳しくなるにつれて、それをクリアする製品の比率は低下していきます。

S) トリプル・クラウン
A) ダブル・クラウン
B) シングル・クラウン
C) 検査合格品
D) 検査不適合

本来、グレードC)より上のものは全て製品としての認定できるものですが、C)とS)が果たして同質でしょうか?
製品が演算処理という目的のものですし、フィリップスは賢明な企業ですから性能別に区別しプレミアをつけ販売しました。
CDの量産ではREDBOOKが規定するチェック項目をクリアすればC)もS)も全く同質と判断しています。
データ補完機能と、あいまいな人間の聴感に助けられている、と言うべきことかもしれません。

書込番号:7831399

ナイスクチコミ!2


クチコミ投稿数:8389件

2008/05/20 12:46(1年以上前)

redfoderaさんへ

写真では判らない可能性がありますか…。
いや、まあ仕方無いです。
ピットとランドが見えるわけじゃないですし(笑)。
(昔、あれを見る方法がないか考えたなぁ…。個人ではちょっと…)


NECさんの提唱したガラスCDは耐用年数がかなり長かった記憶が…^^;
結局実用化されずに終わった幻の技術でしたね。


>「検査項目Aのデータ値が○○を下回るとS/Nが○dB下がる」といった具体性に
>皆さん期待されますが、乱暴な言い方をしますと、メディアの「データ補完機能」が
>働いて再生時には明確な不具合で現出しないことが多いです。

そうですね。
定量的に言えれば苦労しませんから…。
データ補完機能もリーダー側の性能如何によっても随分差が出てしまいますし…。


DACチップの詳細な情報、有難うございます。
部品レベルで沢山の物が選別されているのは意識していましたが、企業側の立場での具体的な例は初めて聞きました。
(バーブラウンさんのOPアンプの様に型番で判ると良いのですが…)

この様な脱線であれば大歓迎です♪

REDBOOKって規格としては締め付けが甘い気がしますね…。
合格以上の幅が大きいと思います。
CCCDの様に致命的な違いが無い限り、準拠できない…なんて事は無い気がするんですよね。
過去に幾つかのプレスCD-DAで新品にも関わらず、エラーが続出する例があったりしました。
そういうのでも問題なくロゴが付いてしまうんですから参ってしまいますよ…。

>CDの量産ではREDBOOKが規定するチェック項目をクリアすればC)もS)も全く同質と判断しています。
>データ補完機能と、あいまいな人間の聴感に助けられている、と言うべきことかもしれません。

そうですね。
人間の耳も千差万別でスペックがあまりに違うんですよね。
聴覚検査もREDBOOKの例と同レベルですよ。
2種類の音を数回聞かせて、聞こえたらボタンを押すなんて検査方法は馬鹿げています。
でも、これだって普通に聴覚が聞こえる人間としての最低限のスペックはクリアしているって判断なんでしょうね。
音楽を聞く人間としてのスペックを検査しているわけではないですから、これで良いのでしょうが…。
でも、これが人間の耳の曖昧さの認知度を下げる原因になっていると私は思います。
(CDの音の差がある…という認知度が低いのも同じ様な原因かと思っています…)

書込番号:7831968

ナイスクチコミ!2


redfoderaさん
クチコミ投稿数:2863件Goodアンサー獲得:156件

2008/05/20 17:40(1年以上前)

プレク大好き!!さん、こんにちは。

>DACチップの詳細な情報、有難うございます。
>部品レベルで沢山の物が選別されているのは意識していましたが、
>企業側の立場での具体的な例は初めて聞きました。
>(バーブラウンさんのOPアンプの様に型番で判ると良いのですが…)

16bitのチップで「TDA1541A」です。
この標準規格品を含めて4グレードの製品がありました。

トリプル・クラウン=R1
ダブル・クラウン=S2
シングル・クラウン=S1

実際にチップの表面に王冠マークをグレードの数だけプリントしていました。
3種類を比較した写真が見つかりませんでしたがWEBで検索すると多くの情報が得られます。
自作DAC用に現在もダブル・クラウンぐらいまでは入手できる様です。

>過去に幾つかのプレスCD-DAで新品にも関わらず、エラーが続出する例があったりしました。
>データ補完機能もリーダー側の性能如何によっても随分差が出てしまいますし…。

俗に「相性」で言い訳されていますが、私も多くのCDで経験してます。
酷いのになるとTOCすら読みにいかないのでデータ補正・補完もあったものではありません。

データ補完能力の優劣を調べて比較しようという気は全くありませんが…
プレイヤー側のチップセットでピットの読替処理するシンプルなものと、
ソフトウエアや独自アルゴリズムで処理するのでは何らかの差があっても不思議ありませんね。

>REDBOOKって規格としては締め付けが甘い気がしますね…。

これこそ大袈裟な私見になってしまい恐縮ですが…
私は、哲学というかスタンスの違いと理解するように心掛けています。

「定義はするが規制するわけではない」ものゆえ拡大解釈や独自解釈も派生しましたし、
不完全が幸いして隣接するメディアの規格(CD-ROMなど)なども生まれてくれたと感じます。

CD-DAに限ってみても…
アーティストや制作側は16bitへのダウンコンバートでやっと16bitをフルに使えるようになり、
音楽&オーディオ・ファンは高次サンプリング・レートへのリサンプリングという恩恵もありました。
企業間の存亡をかけた某メディア規格との最も大きな差異は「規制と権益に対する哲学」だったと思います。

話を戻しますと、REDBOOK拡大解釈の「ガラスCD」も良いと思います。
胸を張って堂々とユーザに情報を伝えてくれれば…ですが。

…偉そうな言動で申し訳ありません<(_ _)>

書込番号:7832714

ナイスクチコミ!2


クチコミ投稿数:8389件

2008/05/20 18:21(1年以上前)

redfoderaさんへ

>16bitのチップで「TDA1541A」です。

あー、凄い有名なチップですね^^
確かに種類がありましたね〜。
部品の選別の際に見た記憶があります。
(DACの自作の時に使おうか迷って…結局他の物に浮気を…^^; )


>俗に「相性」で言い訳されていますが、私も多くのCDで経験してます。
>酷いのになるとTOCすら読みにいかないのでデータ補正・補完もあったものではありません。

あら…。
やはり経験しておいででしたか。
私の場合、ドライブが沢山あるので、それぞれ同じ盤を回して比較する事ができたんです。
わざと傷を付けたり、ペンで落書きしたりしたCD-Rや元々素性の悪いと判っているCDを選んで、色々なドライブを使ってリッピングするんです。
結果、駄目なのはとことん駄目で、読み込み能力の差異がかなり出てきます。

ドライブに限らず、プレーヤーにもC1エラーの検出と訂正能力が高いものがあったりして、調べると面白いです。

>「定義はするが規制するわけではない」ものゆえ拡大解釈や独自解釈も派生しましたし、
>不完全が幸いして隣接するメディアの規格(CD-ROMなど)なども生まれてくれたと感じます。

確かに、○色本が沢山ありますからね〜。
後ろにPart ?みたいにバージョンが違ったりするものまで出て来るから性質が悪いです。
まあ、CD-ROM規格は訂正機能がかなり強力ですからまともだと思いますが、CD-DA規格には全然向きませんね…orz

いやぁ、大変面白いお話ができて良かったです〜♪

書込番号:7832844

ナイスクチコミ!1


redfoderaさん
クチコミ投稿数:2863件Goodアンサー獲得:156件

2008/05/20 19:02(1年以上前)

プレク大好き!!さん、
こちらこそ、ご丁寧に有り難うございます。

>確かに、○色本が沢山ありますからね〜。
>後ろにPart ?みたいにバージョンが違ったりするものまで出て来るから性質が悪いです。

光学メディア全般に渡ってとてもお詳しいですね。
私は企画やら営業の方面なので技術そのものは「聞いた話の受け売り理論」ばかりの文系です。

>ドライブに限らず、プレーヤーにもC1エラーの検出と訂正能力が高いものがあったりして、調べると面白いです。

理論武装ではなく色々と実践されていることにも敬服しました。
仕事で係わっている者がお題目だけでは具合が悪いですね、反省しきりです。

>いやぁ、大変面白いお話ができて良かったです〜♪

こちらこそ、とても有意義な機会を頂き感謝してます。
また色々とお話を聞ける(読める?)機会を楽しみにしております。

書込番号:7833033

ナイスクチコミ!2


クチコミ投稿数:838件Goodアンサー獲得:30件

2008/05/21 23:23(1年以上前)

みなさん  こんばんは(^-^)/

プレク大好き!!さん、お久しぶりです。
マニアックなタイトルに魅かれて、覗きにきましたぁ〜(^-^)/
測定、ご苦労さまです。結構、読み応えありましたよ。
・・私もガラス製CDはどんな音か、聴いてみたいですね。


redfoderaさん
スタンバーなんて言葉、初めて知りましたよ、勉強になりますね。(^-^)/
ついでにフィリップスのDACにも反応しちゃいました。
使用中のDACはマランツのPJ・D1で、TDA1541AS2ダブルクラウン搭載です。
(作:ソウルノートの鈴木哲氏)いい音ですよ。
でも、トリプルクラウンは知らなかった・・・(^_^;)

書込番号:7838644

ナイスクチコミ!1


クチコミ投稿数:8389件

2008/05/22 00:38(1年以上前)

皆さん、こんばんは〜。


redfoderaさんへ

光学メディアに関しては若年ながらもそれなりに長く使っているので^^;
理論武装と実践オンリーとの狭間でうまい事、コントロールできたら良いな…と思って、日々…ではなく偶に邁進しております(爆)。
日々できるならどれ程良い事か…。

まあ、私は(一般的ではない)変な事ばかり書いているので、こんな書き込みで良ければ偶に覗いて下さいね\(^o^)/


audio-styleさんへ

マニアックって^^;
あは、あははは…f^_^;
寧ろ、私の立ててるスレって全般的にこんな感じな様な気も…(滝汗)。

読み応えがあるって言っていただけて良かったです♪
内容が内容ですし、測定もありますから、実際問題どれ程の方に読んでいただけるか疑問でしたし…。
千客万来…と言うわけには行きませんね…。

スタンパーは確かに一般的には身近でないかも知れませんね。
CD-R使いだと、かなり身近だったりしますが^^;

>ついでにフィリップスのDACにも反応しちゃいました。

そうそう、やっぱりそうですよね〜。
私もトリプルって言われて絵が出て来なかったです^^

書込番号:7839046

ナイスクチコミ!1


redfoderaさん
クチコミ投稿数:2863件Goodアンサー獲得:156件

2008/05/23 04:03(1年以上前)

皆さん、こんばんは。

audio-styleさん
>ついでにフィリップスのDACにも反応しちゃいました。
>でも、トリプルクラウンは知らなかった・・・(^_^;)

TDA1541Aとフィリップスのスイングアーム・ドライブメカのコンビは流行りましたね。
TDA1541Aの選別品ではダブル・クラウンの認知度が一番高いのかもしれません。
「本当に選別品?」というぐらい採用した機種も多かった印象があります。
トリプル・クラウン採用機種で記憶にあるのは、私も4機種しかありません。
フィリップスLHH-2000とスチューダー/ルボックスのフラッグシップだった3機種ぐらいです。
一説にはダブル・クラウンの単価の6倍ぐらいのお値段だったとか・・・

>DACはマランツのPJ・D1で、TDA1541AS2ダブルクラウン搭載です。

TDA1541Aシリーズはどうも熱に弱いようなのでお気をつけ下さい。
ナカミチが車載用単体DACに採用してましたがトラブルの多さがフォーラムで話題になってました。


プレク大好き!!さん 
>まあ、私は(一般的ではない)変な事ばかり書いているので、

どうして、どうして。「変」ではありませんよ。
プレク大好き!!さんが「ヘン」だと、私は・・・変わり者の、ヘンタイ、ヘンクツになっちゃいます。

>こんな書き込みで良ければ偶に覗いて下さいね\(^o^)/

AV板の「沼」ですかね?
拝見しましたが皆さん楽しそうでしたね。
audio-styleさんやこのサイトで知り合った方々からアドバイスをもらいないがら、
遅ればせながら実はやっとシアター化の準備をしているところなんです。
皆さんのシステムやノウハウを参考にさせて頂きますので、また宜しくお願い致します。

書込番号:7843288

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2008/05/24 00:26(1年以上前)

皆さん、こんばんは〜。

redfoderaさんへ

あ、LHH-2000はトリプルクラウンだったんだ…^^;
灯台元暗し…。


>どうして、どうして。「変」ではありませんよ。
>プレク大好き!!さんが「ヘン」だと、私は・・・変わり者の、
>ヘンタイ、ヘンクツになっちゃいます。

あらら^^;
そりゃ参っちゃいますね〜。
でも、そう言っていただけると嬉しいです。
最初の頃は変に突っ込んで来る方が多かったので…。
やっぱり知名度が低い内は駄目なんですかね^^;
(前はひっそりと書き込みしていたので…)

>AV板の「沼」ですかね?

沼もそうですが、幾つかのスレで色々と書いていますので…。
電源関連から、円盤関連から、オーディオアクセサリ関連 etc…
一部書き込みでは結構ディープな内容になっていますよ〜。
……、ん?
やっぱり、こうやって並べてみると、メイン機器のではなく周辺機器や小道具、環境に関する書き込みが多いですね^^;

書込番号:7846700

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2008/05/24 16:56(1年以上前)

みなさん  こんにちは(^-^)/

redfoderaさん
>TDA1541Aシリーズはどうも熱に弱いようなのでお気をつけ下さい。

またまた貴重な情報、有難うございます。
週末は電源の入れっぱなし状態が多いので、熱対策には気をつけてはいましたが、
改めて、放熱しやすい場所に変更です。(^-^)/


プレク大好き!!さん 
以前、プレク大好き!!さんが、立てられた高音質CDのスレがあったと思いますが、
最近CD以外にハードデスクに録音した音源も、音が良いと聞きます。
CDPと比較して、ハードデスクの再生は如何なものなんでしょう?
BW200(BDレコーダー)のハードデスクにCDをコピーした音、悪くは無かったです・・


書込番号:7849111

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redfoderaさん
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2008/05/24 18:45(1年以上前)

皆さん、こんにちは。

プレク大好き!!さん 
>沼もそうですが、幾つかのスレで色々と書いていますので…。
>電源関連から、円盤関連から、オーディオアクセサリ関連 etc…
>一部書き込みでは結構ディープな内容になっていますよ〜。

高音質CDの方を拝見しました。
そちらにもお邪魔して書込させて頂きましたが、水深が深すぎです(^^ゞ
私を含め仕事関係の人間よりもずっと詳しいし検証されるスタンスに敬服しています。

>あ、LHH-2000はトリプルクラウンだったんだ…^^;
>灯台元暗し…。

仕事先にあってよく使いましたが、その頃は私も認識してませんでした。
減価償却後に故障して廃棄される時に引き取るか悩んだんですが、
(本国送りの)オーバーホール費用で中古外車が買える値段!だったので諦めました(>_<)
たしかフィリップス本社に無償で提供(返却?)したはずです。
考えればバブルな話ですよ、こんな代物の減価償却なんて…
今なら無理してでも引き取って、家人の逆鱗に触れるてるはずです(^^ゞ

audio-styleさん 
>週末は電源の入れっぱなし状態が多いので、熱対策には気をつけてはいましたが、
>改めて、放熱しやすい場所に変更です。(^-^)/

車内だと夏場は凄まじい温度になりますから屋内使用とは比較にならない過酷な環境ですが、
メリディアンのCDPを使っている方のブログの機器紹介でも同様の話がでていました。
Aクラス・アンプの近くなんてのは恐らく論外なのでしょうが、
油断大敵、ラック内の熱は以外に逃げませんものね。大切になさって下さい。

いよいよ、明日、機材が届きます。が…
購入したAVプリアンプよりもモニターで届く機材の方が気になってます(^^ゞ
セットアップして落ち着きましたら、別板でご紹介させて頂きます。

書込番号:7849509

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2008/05/25 13:22(1年以上前)

皆さん、こんにちは〜。

audio-styleさんへ

HDDを音源にする場合については私も幾つか確認しましたが、音は決して悪いとは言えません。
下手をするとしょぼいCDプレーヤーよりHDDからの再生の方が音が良い事もあります。
両方とも究極的に突き詰めた場合、どちらが良いかはちょっと判りません。
ただ、究極を求めた場合、一般規格のHDDではちょっと問題もありますので、こちらは特殊なHDDになると思います。
これだけでコストが跳ね上がるだけに実用的ではないです…。

良い条件はある程度決まっていますが、最近の風潮から言うと高音質を求めるのは難しくなってきています。
大きな影響を受けるパラメータとして、回転数が挙げられます。
現在、一般的なHDDの回転数は7200prmですが、以前は5400rpmや4200rpm等がありました。
遅いHDDの方が良い場合が多い印象があります。

また、回転数の安定化の為、電源品質が問われますし、HDDの固定の仕方もPCとしてではなく、Audioとしての対処をした方が良いです。
(振動を抑えたり、インシュレータを使ったり…)

あと、発熱問題もあるので、これを如何に効率良く逃がすか…も問われます。

それとHDDはDiskの内周部と外周部で同じデータ密度が異なります。
(CAV方式で角速度一定と言います)
これはCDとは異なりますね。
(こちらはCLV方式、線速度一定です)

この為、HDDは内外部で読み込み特性の変化が大きいです。
(聴感にすら影響が出る程)
単純に外周部の方が記録密度が低い為、有利な可能性が高いのですが、外周部の方が回転体である以上、ブレも激しいはずなので一概にどちらが良いとは言い難いです。

尚、古いHDDで実験した時は内周の方が良かった記憶があります。
(レコードとは逆の結果ですね)
これは記録密度よりもブレの影響の方が大きい(?)のかな…と思っています。
そもそも、CAV方式はスピンドルモーターの速度を一定に保つ事ができるので、この点に関してはCDプレーヤーよりも確実に有利なんです。
また、これによりブレもCDプレーヤーより少なくて済む可能性が高いです。
この為、せっかくの良好な物理特性を外周部にアクセスして悪化させるよりは、多少記録密度が高くても内周部にアクセスした方が、総合的な品位が高くなる…のかな?なんて考察をしています。

私はPCとAudioをリンクさせているので、PCには高音質化を狙った再生専用のパーティションを設けています。

書込番号:7853211

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懐かしのオーディオ機器と今後の展望

2008/05/01 19:26(1年以上前)


CDプレーヤー

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勝手なスレッドを立ててしまって申し訳ないっス −>ALL。

 持っている装置は全然大した物ではないものの、私は無駄にオーディオ歴だけは長いので、試聴したり実物を見ることが出来た製品の総数はけっこう多いです。昨今は古い製品がネットオークションで出回るようになり、それらの機器を使ってみたいと思っている若いユーザーも少なくないと予想します。よって、ちょっとでも参考になればと思い、なけなしの知識を羅列するトピックを、僭越ながら作ってみた次第です。

 もちろん、この掲示板を私物化するつもりはなく、懐かしい機器を使用されている方、または過去に使われていた方の有意義なレスを貰えれば幸いです。

 で、どうして敢えてCDプレーヤーのコーナーなのか・・・・というと、別に意味はありません(爆)。単に他のカテゴリーに比べてスレッド数が少ないから、枯れ木も山の賑わいよろしく立てたに過ぎません(^^;)。

 それと、昔を振り返るばかりではなく、これからのオーディオはどうあるべきか、どんな商品が発売されて欲しいか・・・・といった、いささか大仰な(汗)方向にも持って行ければ面白いかと思います。

書込番号:7748266

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2008/05/01 19:27(1年以上前)

 ここはCDプレーヤー関連のボードなので、まずは私が昔のCDプレーヤーについて書いてみます。

 CDプレーヤーが市場に出回ったのは82年からです。私が最初に接したのは、その“第一世代”の機器の一つである、NECのCD-803というプレーヤーです。定価は\215,000で、今ではまずお目にかかれない“CDを縦に入れてローディングする方式”でした。この方式の“見た目の特徴”は、ディスクが回転する様子が前面から確認できることです。いかにも“CDを演奏している”といった雰囲気をユーザーに味合わせかったということなのでしょう。この“縦入れ方式”は“第一世代”の製品の多くに採用されていましたが、“第二世代”からは現在のようなトレイ式が主流になります。

 当時CDプレーヤーはそれこそ鳴り物入りで売り出されたものですが、CD-803を実際に聴いた印象は・・・・“何ですかぁ? コレは”といったレベルでした。薄くて実体感のないサウンドで、それまでのアナログレコードの音に比べたら大幅に落ちるクォリティ。ちなみにその後に別の“第一世代”のCDプレーヤーをいくつか試聴しましたが、どれも似たようなものでした。“アナログレコードに対するCDのメリットは、A面とB面の区別がなく途中でひっくり返す必要がないことだけだ”というシニカルな気分になったことを覚えています。

 ただし新しいフォーマットはイノベーションも早く、“第二世代”になると十分に鑑賞に耐えうる機種が続々と発売され、節操のない私はそれまでのネガティヴな見方を忘れたかのように、CDプレーヤーの導入に前向きになったものです(笑)。

 今まで何台かのCDプレーヤーを使ってきましたが、CDプレーヤーは回転メカであるためか経年劣化が大きいですね。ネットオークションでの古い機器の調達は慎重に対処した方が良いです。

 それにしても、NECがピュア・オーディオ機器を発売していたことは、今になっては考えられないことです。NECに限らず、昔は家電メーカーも当たり前のようにピュア・オーディオ部門に参画していました。そのへんの話はまた後日。

書込番号:7748276

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2008/05/02 19:47(1年以上前)

 “第二世代”に入って比較的まともな音を楽しめるようにCDプレーヤーですが、相変わらず価格はオーディオマニア以外のユーザーが手を出せるものではありませんでした。確か一番安い機器(SONYかYAMAHAから出ていたと思います)であっても10万円の値札が付いていたと思います(しかも、作りがチャチでした)。この状態が激変したのが85年です。

 SONYと共にCDの開発元であった蘭PHILIPS社がMARANTZブランドでこの年に発売したCD-34は、\59,800という、当時としては画期的な低価格でした。しかも、幅が32cmのコンパクト型ながら7kgという重量級。アルミダイキャスト製のシャーシで高級感も申し分なし。さらには当時同社が得意としていたスイングアームメカニズムを搭載していました。音も、レンジ感は程々ながら浮ついたところのない聴きやすいものだったと記憶しています。

 当然CD-34は爆発的に売れ、各社もそれに追随して安価な製品を投入せざるを得なかったため、CDプレーヤー自体の社会的認知度は大いに高まりました。しかしながらCDソフト自体はまだ高く(当時CDを生産していたメーカーは世界に6社しかありませんでした。ちなみにそのうち4社が日本企業です)、国内盤3,200円ならば安い方、輸入盤のクラシックに至っては4,200円というバカ高い値段付けをしていたレーベルもあり、CDがLP並の値段になって広範囲に普及するにはあと数年を要したものです。

 話変わって、現在ではオーディオマニアがCDトランスポートとDACとを別々に揃えることなど珍しいことではありませんが、CDプレーヤーの黎明期には民生品レベルでのそんな形式での再生方法は存在しなかった・・・・と思ったら、実は違うんですよね。84年にすでにトランスポート部とDAC部とが分離したセパレート型のプレーヤーが発売されています。Lo-DのDAD-001という製品がそれです(定価\600,000 受注生産)。Lo-Dは日立製作所のオーディオブランドで、それまでも日立はカセットデッキ等で意欲的な商品展開をしており、CDブレーヤーに関しても“第一世代”の頃から参加して実績を作っていましたが、DAD-001は世界初のセパレート型プレーヤーとして脚光を浴びました。デザインも素晴らしく、サウンドに関してはデジタル臭さを極力廃した温度感のあるもので、高解像度ばかりを前面に出しがちなCDプレーヤーの音造りに一石を投じた形になったと言えましょう。

書込番号:7753004

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2008/05/02 19:48(1年以上前)

 話題をアンプに移します。今でもネットオークションで人気が高く、愛用者の多いブランドにSANSUIがあります。山水電気は元々はトランスのメーカーだったらしく、強力な電源を搭載した重厚長大な作りが印象的でしたが、何と言っても見た目の特徴はそのブラックフェイスにありました。80年代半ばにはアンプ類のブラック仕上げが流行り、猫も杓子も真っ黒けの面構えをした機器が市場にあふれましたが、SANSUIはそのずっと昔から黒いカラーリングを採用していました。

 オーディオ全盛期には各社は積極的に製品を投入しましたが、SANSUIは特に熱心で、ほぼ毎年モデルチェンジをしていたものです。しかし今から考えると、せっかく買ってくれたユーザーの製品がすぐに旧式になることも意味しており、中長期的には適切なマーケティングだったのかどうか疑問の残るところです。

 で、肝心の音はどうだったかというと、正直私は好きではなかったです。見かけ通りの重量感溢れるサウンドでしたが、言い方を変えれば暗くて鈍重な音です。高音の抜け・伸びはまったくありません。普及クラスではONKYOに、高級グレードではACCUPHASEに、音質において完全に負けていたと思います。しかし、音は暗くても馬力はあるので、とにかく前面に出るパワフルなサウンドを好む層(日本のオーディオファンには多い)には幅広く受け入れられました。

 良くも悪くもブランドとしての強い「個性」はあったので、SANSUIの音をリアルタイムで知らないユーザーが現時点で試聴も出来ないのにネットオークション等で入手することは、けっこうリスキーかと思います。まあ「自己責任」でやってくださいと言うしかないですな(-_-;)。

 そんなSANSUIも90年代に入ってからのモデルは(ブラック仕上げも一部取りやめて)音色をややアキュレートな方向にも振るようになりましたが、まもなく市場から撤退しました。軽薄短小のトレンドに乗れなかったためとか、資本を乗っ取られたとかいろいろと言われていますが、かつて“三大オーディオメーカー”の一角を占めた業界の雄の退場は、現在にも続くオーディオ不況を象徴するような出来事だったように思います。

書込番号:7753008

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2008/05/02 21:18(1年以上前)

懐かしい話ですね。私も入れてください。私の最初のCDPもCD803です。
その後903、CD10とNEC遍歴が続くのが情けないですが、CD-34の滑らかさがいまいち
納得できずにフィリップスは我が家に入らず終わってしまいました。
個人的にはCD903以降に優れたCDPはほんの数例を数えるのみです。
そのころ既に私らのオーディオ仲間は、固体素子の可能性に思いをはせていました。
1984年当時ですから古い話ですね。1メガメモリーが2万円以上してた時代です。
今、やっと固体素子になったのに、しかも4ギガ3000円時代に、不可逆圧縮が
主流というのは全く納得がいかない状況になってしまいました。
CPU速度がここまで速くなって、大容量メモリがここまで安くなっても
MP3があるということは、ちゃんとしたオーディオを聞く機会の無い人が
それだけ多くなったということでしょう。
まずは、ご挨拶代わりに、よろしくです。

書込番号:7753373

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2008/05/03 07:47(1年以上前)

 ジーメンスさん、こんにちは。

 NECのオーディオ製品には、今話題のブランド「SOULNOTE」のチーフエンジニア・鈴木哲が参画していたこともありましたな。大手メーカーではあの個性と力量は使いこなせなかったんじゃないか・・・・なんて思ってしまいます。

>しかも4ギガ3000円時代に、不可逆圧縮が
>主流というのは全く納得がいかない〜

 同感です。私も納得できません。圧縮音源しか聴いたことのない若い層は、本当に音楽が好きなんでしょうか。一昨年、知り合いの若い奴に“新しいCDプレーヤー買ったよ”と言ったら、“今どきCDプレーヤーなんて古いっスね。現在はダウンロードが主流ですよ。オレもここ何年もCDショップなんか行ったことないです”と返されて閉口しました。

 まあ、音楽の送り手側も“圧縮で十分”みたいなスカスカの音源しか提示できていないことも問題でしょうか。欧米では、もちろんネットからのダウンロードも盛んですが、ピュア・オーディオのブランドも続々出てきているあたり、ちゃんと音楽を聴いている層も多いのだなあと感心させられます。日本もそうなるように、業界側も考え欲しいですね。

 それでは、今後とも宜しくお願いいたします。

書込番号:7755279

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2008/05/04 21:49(1年以上前)

 昔は家電メーカーもオーディオに参入していたことは前の書き込みでも述べましたが、東芝も例外ではありませんでした。70年代半ばにAurex(オーレックス)というブランドを立ち上げ、業界に進出。もっとも、東芝はそれより以前にもオーディオ製品を扱っていました。60年代から「ICボストン」という銘柄でセパレートタイプの据え置き型ステレオを出していたし、単品コンポーネントも発売していました。確か、73年あたりに4万円程度のアンプをリリースしたように記憶しています。ガッシリとした筐体にアルミ無垢のツマミ類と、普及品クラスとは思えない物量が投入されていました。

 で、気合いを入れてオーディオに本格的に参画したのはよかったのですが、Aurexは当初ほとんど評判にならなかったようです。東芝は半導体ではトップメーカーだし、使っている部品も良質であったにもかかわらず、出てくる音は特徴のないもので店頭ではまるでアピール出来ませんでした。

 それが大変革を遂げたのが70年代末に発表されたプリアンプのSY-88とメインアンプのSC-88です。私はSY-88のモデルチェンジ版SY-Λ88IIを試聴したことがありますが、すこぶる高い物理特性を感じさせながら、明らかにヒアリングで音質を突き詰めていったと思われる生々しいサウンド(しかも、フラット指向)は、心底感服させられました。確か、伝説のオーディオ評論家・長岡鉄男のリファレンス・システムにもSY-88は導入されていたと思います(もちろん、使用者により手を加えられてはいましたが)。

 あと、印象的だったのが業界初のデザタル・シンセサイザーチューナーのST-910です。電源スイッチ以外のツマミが無く、すべてタッチパネルで操作するという、驚くべき未来志向の製品でした。カセットデッキの分野でも意欲的で、ピークメーターにプラズマ・ディスプレイを使用したり、カセットのホールド方法に独自の「手動式」を採用したりと、やりたい放題の感がありました。

 ただし、Aurex製品は採算度外視の構造であったためか、80年代まででブランドは消滅。東芝もその後ピュア・オーディオに手を染めていません。でも、完動品の中古物件の出物があれば、入手してみるのも面白いかもしれません。特にSY-88のシリーズは要チェックです。数年前に中古ショップの店頭でSY-Λ88を見つけました。残念ながら「売約済み」の札が貼られていましたが、店のスタッフの話だと「買ったお客はフォノ・イコライザー代わりに使うそうだ」とのこと。そういえばSY-88にはMC型カートリッジ対応の立派なヘッドアンプが内蔵されていました。

 Aurexの実質的な消滅後も、東芝はしばらく自分のところで主催するクラシックのコンサートにAurexの名前を付けていました。なお、Aurexのエンジニアの中にはACCUPHASEに移籍した者もいるらしいです(実情はよく知りませんが ^^;)。

書込番号:7762401

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2008/05/05 09:27(1年以上前)

 87年に発売されたCDプレーヤーにCD-M2という機種があります。製造したのはMICRO(マイクロ)というメーカーでした。MICROは日本のメーカーですが、アナログプレーヤーの分野では他社と一線を画するレベルを誇っていました。

 70年代初めから、アナログプレーヤーの駆動方式は低速回転モーターにターンテーブルのセンタースピンドルを直結する、いわゆるダイレクト・ドライヴ(DD)が主流になっていましたが、MICROはDDにはあまり拘泥せず従来のベルトドライヴ方式のプレーヤーも平行して発売していました。さらにはハイエンドクラスにはゴムベルトの代わりに糸でモーターとターンテーブルを繋いだ糸ドライヴの製品も投入。見た目も超弩級でしたが、音は地に足が付いたような安定感があり、さすが専門メーカーだと感心したものです。

 CD-M2はMICROのアナログプレーヤー製造のノウハウが取り入れられており、特に振動対策には万全の手段が講じられていました。高さが10cmのスリムタイプながら、重さが22kgもあり、そのかなりの部分をキャビネットを補強する金属製パネルが占めていました。ピックアップ部分はPHILIPS社によるスイングアーム・メカニズムを採用。個人的感想ですが、スイングアーム方式のCDプレーヤーは音に温度感があり、暖色系のサウンドが印象的だったように思います。

 CD-M2はかつての知人が所有していて聴かせてもらったことがありますが、ウッドパネル付きの高級感あふれるルックスにふさわしい、美音調の滑らかな展開であったことを思い出します。ただし、すでに起動部分にガタがきていて、上部パネルを取り外して「手動」でスタートさせないと動きません。CDプレーヤーの寿命は短いことを再認識した次第です。

書込番号:7764309

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2008/05/06 15:54(1年以上前)

 一番最初に私が手に入れたCDプレーヤーはONKYOのIntegra C-700という機種でした。80年代半ばに発売された製品だと思いますが、派手な色付けはないものの中庸でバランスの良いプレーヤーだったことを覚えています。

 82年にCDプレーヤーが市場に出回るようになった当時、よくディーラーやユーザーの間で言われていたことに“CDプレーヤーはデジタル信号を扱っているので、プレーヤーによる音の違いは存在しない”という“一説”がありました。ところが実際は機種による音色の違いは歴然としており、しかも同じピックアップ部品を使っていてもメーカーによって音の出方が異なるという事実が明らかになるに従って、CDプレーヤーも精選されるに値するコンポーネントだという認識が広がるようになりました。

 専門サイトなどでときどき“ピュア・オーディオの衰退をもたらしたのはCDプレーヤーの登場だ!”みたいな一節を目にしますが、それは間違いです。なぜなら、CDプレーヤーが普及した80年代中後期は、オーディオの全盛時代でもあったからです。そしてピュア・オーディオが左前になったのは、実体経済が不況になった頃と同時期でしたから、何のことはない、オーディオも実際の経済マクロとシンクロする産業のひとつのセクションに過ぎなかったのです。

 さて、とっくの昔に葬られたと思っていた“CDプレーヤーはデジタル信号を扱っているので、どれも一緒”という(迷信に近い)俗説は、不思議なことに今も一部で生き残っているようです。家電量販店では“CDプレーヤーはどれを選んでも、出てくる音は同じ”と、堂々と言っている店員に何度か遭遇しましたし、各種掲示板でも“CDプレーヤーは機種ごとの音の差は無視して良いレベルなので、安いもので十分”といった意味のことを吹聴している者がいたように記憶しています。まあ、何を言っても個人の自由ではありますが、ウソは困りますね。特に家電店の店員がわざわざそんなデタラメを披露するというのは、商品知識のなさを自ら触れ回っているようで失笑してしまいます(^^)。

 CDプレーヤーは“音の入り口”なのですが、アナログ時代には同じく“音の入り口”であったレコードプレーヤーに手を抜くオーディオファンはいなかったように、CDプレーヤーの選択も十分吟味が必要な事柄であるのは、言うまでもないでしょう。

書込番号:7770613

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2008/05/07 00:47(1年以上前)

元・副会長さん
私も昨年度は町の「区長」をやっていました。町の行事に借り出されて大変でした。
オーディオ歴は私も無駄に長い部類だと思います。まずこの昔は良かった?!の話題に入る時
とても参考になるのはここですね。
http://www.audio-heritage.jp/
ここも使えますね。
http://www.niji.or.jp/home/k-nisi/index.html
私が最初に買ったCDプレーヤーはSONYのCDP-502ESでした。その次は・・・思い出せません。
以後数台買い替えて今はSACD/CDプレーヤーのSCD-XA9000ESです。先日エソのX-05を試聴する
機会を得ましたがこのプレーヤーも良いですねえ。私がCDプレーヤーに投資する額としては
この辺りが上限です。ただ、DVDオーディオもSACDマルチも聞きますからもし買うとしたら
SA-60かも知れません。・・・現在の最優先はデノンのBDプレーヤーのDVD-3800BDで、まもな
く購入予定です。

私が使用している一番古いオーディオ機器はパイオニアのレコードプレーヤーのPL-1800で
す。レコードプレーヤーも5〜6台買い替えました。PL-1800はクォーツ・ロックが出るちょっ
と前の製品だったと思います。とは言ってもここ3年くらい使っていませんが・・。

書込番号:7773482

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2008/05/07 16:59(1年以上前)

 130theaterさん、こんにちは。PL-1800とは懐かしいですね。確かPIONEERにはこの下にPL-1200(だったかな、自信ありません ^^;)という機種があり、TechnicsのSL-1200と競合してましたよね。PL-1800のアームはカーボンファイバー製でしたけど、当時PIONEERはこの素材に凝っていて、スピーカーのコーンにもよく使われていたことを思い出します。

 SONYのCDプレーヤーは使っていたことがあります。CDP-557ESとかいう機種だったと思いますが、とにかく物量投入型で、音も質実剛健。今だったらこの値段では作れないでしょう。SONYはSACDの旗振り役でしたけど、それにしては姿勢が及び腰だったのには気になりました。本気で普及させようと思ったら、安価な“SACD専用プレーヤー”を多数投入して、ソフトも新譜を全てSACDでもリリースさせるような積極性が欲しかったところです。

 ディーラーの話によると、ブルーレイディスクのフォーマットを活かした次世代音楽メディアが出来るかもしれない・・・・とのことですが、どうなるんでしょうかねぇ。

 それでは、今後とも宜しくお願いします。

書込番号:7775433

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2008/05/07 17:01(1年以上前)

 本日はDIATONE(ダイヤトーン)について書いてみます。DIATONEは三菱電機のオーディオ・ブランドで、特に知られていたのがスピーカーです。1947年に三菱電機がNHKと共同開発したユニットP-62Fをその源流とし、1958年にリリースされた放送局用モニター2S-305により、その名は大きく知られるようになりました。

 民生用でも常にベストバイの上位を占め、70年代に発表されたDS-251およびそのmk2は、オーディオ入門用スピーカーの代名詞として売れに売れたものです。

 私事で恐縮ですが、国産スピーカーで唯一信用していたのがDIATONEの製品でした。高校生の時に手に入れた最初のオーディオセットのスピーカーもDIATONE(もちろん、他社製品との徹底的な聴き比べにより決定しました)。それ以来、2年間だけONKYOのスピーカーを使っていた時期を除けば、ずっと我が家のメインスピーカーはDIATONEです。

 DIATONEスピーカーの特徴は、まず何より曖昧さがないことです。上から下までピシッと出て、音像が実にクリア。さらに高域の一部に微妙な艶があり、これが高音が微粒子状になってリスナーに降りかかってくるような魅力的な展開を見せました。DIATONEのサウンドに慣れると、他の国内メーカーのスピーカーなんて、かったるくて聴けたものではなかったです。

 しかしそんな隆盛を極めたDIATONEも、99年には消滅しました。収支が黒字なのに三菱電機が撤退したのは、その後のオーディオ不況を見込んでいたとも言われていますが、真相は分かりません。なお近年、一機種だけDIATONEブランドのスピーカーが復活しましたが、一本100万円という高価格でまともに試聴も出来ないという特殊な製品につき、無視して良いかと思います。

 で、もしも現時点でDIATONEがフルラインナップで復活してきたとして、それが昔のようにベストセラーになるのかというと、大いに疑問です。どうして以前はDIATONEがよく売れたかというと、他に選ぶものがなかったからだと思います。国内では“一人勝ち”で、昔から普及していた海外製は“ジャズを勢いよく鳴らせるJBL”と“クラシックをまったりと聴かせるTANNOY”ぐらいしかなかったので、高解像度でオールマイティに聴こうという多くのリスナーがDIATONEに行き着くのは自明の理でした。けれども、DIATONEと同等かそれを凌ぐ解像度を持ち、しかも味があって楽しい音を出す海外ブランドが数多く入ってきている現状では、今さらカムバックしても仕方ないような気がします。

 ネットオークションではDIATONEの製品はよく出品されていますが、ほとんどのDIATONEのスピーカーは密閉型であるためか、ハイパワーをぶち込んで大音量再生しないと真価は発揮しないので注意が必要です。合わせるアンプはオークションでの落札価格ではなく、元の定価を基準にしてそれに見合ったクラスのものを選ぶべきでしょう。

書込番号:7775440

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2008/05/08 19:45(1年以上前)

 前回DIATONEについて書きましたが、本日は同じく古くからのスピーカーメーカーであり、現在も豊富なラインナップを擁しているONKYOに関して述べます。

 このサイトではONKYOのスピーカーは人気があり、掲示板での購入相談にも数多いスレッドが立てられていますが、私個人としてはちっとも良いとは思いません。理由は音が暗いからです。

 前のアーティクルで「2年間だけONKYOのスピーカーを使った」と書きましたが、わずか2年で手放したのはこの暗鬱なサウンドに耐えられなかったからです。試聴時は物理特性の良さに惹かれて、そしていつも聴いているDIATONEからちょっと毛色を変えようとして、そして「闊達ではないところが気になるが、エージングで何とかなるだろう」と踏んでの購入でした。結果は失敗。やっぱり軽い気持ちで選んではダメのようです。

 もちろん今のONKYOの製品は私が使っていたスピーカーとは別の素材・別の規格で構成されていますが、やはり明るさが全然足りていません。暗い音が出るというのは、設計者が音楽を楽しんでいないことを意味するものです。たぶん設計者本人は「いや、そんなことはない。オレは音楽が大好きだ!」と言い張るのかもしれませんが、音楽の聴き方のベクトルが音楽愛好者と別の方面を向いているとしか思えないです。

 ではなぜONKYOのスピーカーは人気があるのか。一つにはそれは品揃えの問題でしょう。ピュア・オーディオのコーナーのある家電量販店は極少数になってきましたが、ミニコンポの売り場はたいていのショップにはあります。そこで大きく目立つのがONKYO製品です。つまりは客としては音響機器を買おうとすると、自然とONKYO製品を検討せざるを得ない状態になっているわけです。

 もう一つの要因は、ONKYOのスピーカーは一般ピープルが一番好む音楽に合わせてチューニングされていることです。言うまでもなく、その音楽ジャンルとはJ-POPのことです。J-POPの、色気不在のドンシャリで奥行きがない表面的な録音には、音色に気を配ることなくただ直截的に音を出すことを身上とするONKYOのスピーカーはジャストフィットです。対してクラシックやジャズ、欧米ポップスをONKYOのスピーカーで聴いても「私は」まったく楽しくありません。

 あと最近のONKYOのスピーカーに関して気になることは、異様なまでの能率の低さです。言うまでもなく同社のデジタルアンプで強力に駆動することを前提としているのですが、繋ぐアンプを限定しているのは、同社のスピーカーがミニコンポの延長線上で作られていることを意味していると思います。

 昔のDIATONEのスピーカーは、音が明快でした。欧米製品に比べれば明るさはまるで足りませんが、それでも国産の中では最も音が明るかったです。それが私がDIATONE製品を使い続けていた理由の一つでもあったのですが、今はONKYOに限らず、国産スピーカーは(一部を除いて)ほとんど暗い音ばかりです。私は別に舶来品礼賛のスタンスを取っているわけではないですが、ことスピーカーに限っては海外ブランドに目が行くのは仕方がない状態です。

 いろいろ苦言を呈してきましたが、ONKYOのアンプやCDプレーヤーは高く評価しています。色付けの少ないフラット指向で、繋ぐスピーカーの特徴を良く出してくれます。でも、10万円台のA-1VL等が「最上級機種」というのは寂しい限り。オーディオファンが納得するような上位モデル(セパレートアンプとか)を出して欲しいものです。スピーカーも昔はGRAND SCEPTERのような高級機をリリースしていましたが、今では見る影もありません。まあ、そんなのに見向きもせずミニコンポ中心に製品を並べることは、ある意味堅実経営かもしれませんけど・・・・。

書込番号:7780384

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2008/05/09 00:32(1年以上前)

元・副会長さん

ONKYOのスピーカーですか・。使った事があります。当時テクニクスのSB7000(テクニクス7)を使っていましたが、トゥイーターの前に貼ってあったスポンジがちょっと触るとボロボロ削れてきてしまい、もうそろそろかなぁと思っていました。そこで登場したのがONKYOのD-77というゴキュウパー(59800円)シリーズのスピーカーです。鮮烈なデジタルサウンドを謳い、ピュアクロスカーボンファイバーを使ったシステムでした。納品直後第一印象はクリアーで明快、テクニクス7とは正反対の音でした。ところが1ヶ月間くらい経った頃からどうも奥深さが無いというか、私の心に訴えるものが希薄なのです。2ヶ月経った頃に買い替えてしまいました。そのスピーカーはダイヤトーンのDS-1000Cというケブラーアラミッドファイバーの22cmウーファー2発ピュアボロンのミッドレンジ/トゥイーターのスピーカーです。このスピーカーは不満は全くなく、ず〜と使いました。私とダイトーンの出会いでした。

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2008/05/09 19:28(1年以上前)

 130theaterさん、こんにちは。SB7000も懐かしい機種です。当時意欲的な商品展開をしていたTechnicsの中でも、とりわけ先進性が目立つ商品でしたね。リニアフェイズ方式と呼ばれたユニット配置方法は、その後のスピーカーのスタイルに影響を与えたものです。

 実は私の使っていたONKYOのスピーカーもD-7のシリーズの一つでした。音は確かに前に出ますが、仰有る通り奥行きはゼロです。とにかく音場表現性については何も考えられていない仕様でした。加えてあの暗い音色、よく2年間も所有していたものだと思います。

 DIATONEは最後期モデルになると、高域の艶が抑えられてフラットな展開になっていました(設計者が変わったそうです)。私の所有しているスピーカーもこの最後期のシリーズで、昔ながらのDIATONEサウンドを知る者にとってはちょっと物足りなくもあり、買い替えを予定しています。たぶん海外ブランドの製品を選ぶことになると思いますが、国内大手メーカーも真に音楽好きなエンジニアを起用して、聴いて楽しいスピーカーを作ってもらいたいと、強く思います。

書込番号:7784699

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2008/05/09 23:39(1年以上前)

元・副会長さん
ダイヤトーンのスピーカーはピュア用に使っていましたが、AV用でDS-700Zという65,000円定価のスピーカーを買いました。ただこのスピーカーはAVで聞く分には不満は余り無かったのですが、映像無しで使うと音質に集中する為か、どうも質が一つ足りず不満でした。その後、DS-1000ZAという130,000円定価のスピーカーが確か35%引きぐらいで売っていたので買いました。このスピーカーはDS-700Zと大きさはほぼ一緒、見かけも似ていますが別物でとても気に入りました。ピュアでDS-1000CをAVでDS-1000ZAを、という感じて前側に4台のダイヤトーンスピーカーが並んでいました。(リアサラウンド用にDS-700Zを回しました。)この後、三菱がダイヤトーンを撤退してしまいとても残念です。
その後はダイトーンの選択肢がなくなってしまい、昔から憧れだったJBLに移行しました。もっともJBLといってもスタジオモニター系ではなく、コンシューマー用の頭に「S」が付くモデルです。もっとも最初のJBLはVSA-2100というモデルでした。これを買った事により、DS-1000ZAはリアサラウンドに回しました。

書込番号:7786033

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2008/05/10 07:48(1年以上前)

 Technics7の話が出たので、本日はTechnics(テクニクス)について書いてみます。Technicsは松下電器のオーディオ・ブランドで、現在はDJ機器にその名を残すのみですが、オーディオメーカーとしてもかなりの実績を上げています。

 一番の功績は70年代初頭にダイレクト・ドライヴ方式のターンテーブルを開発したことです。それまではモーターとテーブルをゴムベルトで繋いだベルトドライヴ方式や、回転運動伝達用のカム(?)を介在させたアイドラードライヴ方式が主流でしたが、低回転モーターの開発によりモーターの軸をテーブルのセンタースピンドルに直結させることに成功しました。回転ムラを抑え、安定した駆動が可能になったことにより、この方式はまたたく間に広まりました。なお、HIPHOPミュージックで使用するスクラッチは、このダイレクト・ドライヴ方式のターンテーブル無しには生まれなかったと言われています。

 カセットデッキの入力メーターに最初にLEDを使用したのもTechnicsですし、前述のリニアフェイズ型スピーカーや、クラスAAと呼ばれた独自のアンプ動作規格、後年には振動板に漆を付着させたスピーカーや、巨大な平面型ユニットなど、その先進性は専門メーカー以上でした。

 ただし、私個人はTechnicsの音に長い間馴染めず、物理特性は凄いけど潤いのない音だと思ってました。ところが90年代に発表されたラインナップは、物理特性を突き詰めた先に到達したような清涼きわまる音世界が表現されており、大いに感心したものです。ようやく同社の製品の導入を検討し始めた矢先、オーディオ・ブランドとしてのTechnicsは終息してしまいます。実に残念なことです。

 Technicsが専門メーカーを凌ぐ技術的アドバンスを得たのは、潤沢な資金を持つ大手家電メーカーによる事業であったからに他なりません。もちろん、技術面で優位に立ってもオーディオってのは出てくる音がすべてですから、テクノロジーが即サウンドに反映されるとは限りませんが、新しい技術的提案をこういう大手企業がやってくれたこと自体は有り難いことです。

 ピュア・オーディオは儲かるジャンルではなくなってますが、今一度大手家電の参入を望みたい・・・・と思っても、社名を「パナソニック」と変え、目先の利益を追求するグローバル企業に脱皮しようとする同社に期待しても、仕方がないような気もします(暗然)。

書込番号:7787091

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2008/05/10 20:18(1年以上前)

-> 130theaterさん

 DIATONEの4桁シリーズと下のクラスのスピーカーは確かにグレードが違いましたね。5桁のシリーズもありましたが、4桁以上は同社が積み上げてきた大型ブックシェルフの“総括”みたいなところがあったようです。

 そういえばスタジオモニター型の2S-305は、私が通っていた高校の音楽室にありました(注:最初に発売された58年製ではなく、ずっと後年に作られたモデルでしたが ^^;)。LUXMANの真空管式アンプで駆動しており、県内一音の良いステレオのある音楽室としてちょっとした話題になったものです。

 DIATONEはセパレートアンプも出していて、もちろんプリとメイン別々の機種なのですが、双方が合体ロボしてプリメインアンプみたいな形でも使えるという玄妙な製品でした。アナログプレーヤーも、レコードを縦にセッティングするユニークなものを発売していたことが思い出されます。

書込番号:7789901

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2008/05/11 01:39(1年以上前)

元・副会長さん
テクニクスと言えば、レコード用のカートリッジでも一斉を風靡しましたよね?!。サマリウム・コバルト磁石を使ったEPC-205C-Uというカートリッジを使っていました。Vも使いました。今でも本体は持っているのですが、残念ながら交換針が既にありません。Vはボロンのパイプをカンチレバーに使っていて当時の最先端技術だった思います。

さらにテクニクス製品はフルオートのレコードプレーヤーのSL-1300も使っていました。思い出しました、これとパイオニアのPL-1800を併用していました。

もう一つ、テクニクスはアンプでもいい物を出しましたね。10000番シリーズはテクニクスが総力を挙げて開発した製品ですが、当時の私には全く手がでず眺めるだけでしたが、その開発技術を使ったというSU-9600というアンプ(プリ)が発売され、それを買いました。パワーアンプはアキュフェーズ(最初はケンソニック)の第一号機のP-300を既に使っていて(プリはパイオニアのSA-100というプリメインアンプのプリ部使用)テクニクスのSU-9600とペアにしました。
当時の給料が7〜8万円だったでしょうか?、プリとパワーで40.5万円という価格は凄い背伸びをしたものだと思います。
・・・テクニクス製品はもう一つ・・チューナーです。当時はFMも重要な音楽ソースで重視していました。パイオニアのチューナーからテクニクスのST-3500というチューナーに買い替えました。なかなか良い音がした記憶があります。
テクニクス・・足跡を見ると随分意欲的な製品を出していましたね。

書込番号:7791566

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2008/05/11 07:39(1年以上前)

-> 130theaterさん

 そうそう、Technicsはカートリッジの部門でも実績を上げていました。ダイレクト・ドライヴの本家でもあったことから、気合いが入っていたのでしょう。

 それとTechnicsで思い出したのは、70年代末に出ていた「コンサイス・コンポ」のシリーズです。LPレコードと同じサイズのアンプ類で、質感が実に高かったです。価格も高くはなかったですけど、決して安価ではない。若いサラリーマンが背伸びして届く程度。安アパートに置くと浮いてしまいますが、小洒落たマンションに導入するとインテリア面でフィットするようなスタイリッシュなデザインも要チェックでした。

 昨今のオーディオ不況を打破するには、こういう「コンサイス・コンポ」のようなコンセプトを持った製品が必要なのではないかと思います。いつまでも重厚長大なフルサイズのアンプ類を発売し続けている各メーカーは、そろそろマーケットを広げるために斬新な製品を投入してほしいですね。

 FMも重要な音楽ソースでしたな。ただし、今は音楽をじっくり聴かせる番組が少なくなって寂しい限り。つまらんトークはAMにまかせて、FMならではのプログラム作りに腐心してほしいものですが・・・・。

書込番号:7792096

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2008/05/11 07:41(1年以上前)

 今回はTRIO/KENWOODについて述べてみます。昔、三大オーディオメーカーと言われていた、その中の一つがTRIOでした(あとの二つはPIONEERとSANSUIです)。創立は1946年、社名をTRIOとしたのが60年です。無線機器の製作から始まり、後年オーディオ業界に参入しています。

 私がオーディオに興味を持ったのが70年代後半ですが、その頃からTRIOはメジャーなブランドでした。私が最初に手に入れたアンプもTRIOで、クリアでフットワークの軽い音調(しかも、力感もある)は若い層を中心に人気を集めていました。一番興味深かったのが、セパレートアンプのL-07CとL-07Mの組み合わせです(77年発売)。

 L-07Mはモノラルのパワーアンプで、左右のスピーカーのすぐ近くに置くことを前提としていました。そしてコントロールアンプのL-07Cはリスナーの手元に配置し、プリとメインの間を長距離ケーブルで結ぶという使い方を奨めていました。その頃は「スピーカーコードは1m以下の長さに抑えるべきだ!」との考えが広く認知されており、この製品もそのコンセプトに添って開発されたようです。ならばプリとメインの間でラインケーブルを長く引き回して良いのかという突っ込みが入るかと思いますが、この頃は長く引き延ばせるまともな民生用スピーカーケーブルが存在せず、まあ苦肉の策と言って良かったかもしれません。しかしながら、パワーアンプだけスピーカーの直近に置くというレイアウトは、ラックに空きがない時には便利だったかなと、今は思います(笑)。

 なお、L-07CとL-07Mに相性の良かったスピーカーは、名器と呼ばれたYAMAHAのNS-1000Mでした。そのせいかオーディオ雑誌もディーラーも、盛んにその組み合わせを推奨していたものです。

 TRIOはもともとは無線機器メーカーだけあってチューナーの品質は随一で、多くの名器を生み出しました。さらにアナログプレーヤーも重量級を投入し、スピーカーも実績を作り、CDプレーヤーの開発にも意欲的でした。86年になると社名を「株式会社ケンウッド」に変更。KENWOODはTRIOの輸出品向けブランドでしたが、TRIOという名前が国内では良いイメージを持たれていないことが発覚したらしく、商標を統一するに至ったらしいです(消費者に対する調査では、TRIOといえばトリオ漫才を連想させるという回答が多く寄せられたのが、かなりショックだったとか・・・・笑)。

 近年オーディオの衰退期に入り、KENWOODはカーオーディオの分野で糊口を凌ぐことになり、あとはミニコンポぐらいで、ピュア・オーディオの分野にはカムバックしきれていません。2006年に創立60周年を記念して「TRIO」ブランド製品が一時的に発売されましたが、ここらで本格的な復活を望みたいところです。全盛期の音色をリファインした商品を投入すれば、今のDENONやMARANTZなんかは楽に蹴散らせると思います。

書込番号:7792103

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CDプレーヤーを探しています

2008/04/29 16:03(1年以上前)


CDプレーヤー > ONKYO > C-1VL

スレ主 atsuyukiさん
クチコミ投稿数:103件

私はユニバーサルプレーヤーDV-SP502にMenuetUとL505uの組み合わせにて主にjazzを聴いておりますが、そろそろCDプレーヤーの買い替えを考えております。
色んなCDPを視聴してきましたが、このC-1VLがいまのところ一番気に入ってます。
でも最近SOULNOTEのcs1.0の口コミがどのCDPのページでも記載されており凄く気になり始めました。
一度cs1.0も視聴してみたいと思っておりますが、いったいどんな音なんでしょう?!
すごく興味があります。

書込番号:7738357

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クチコミ投稿数:44件

2008/04/29 21:51(1年以上前)

atsuyukiさんこんにちは。

SOULNOTEのsc1.0が予算的に大丈夫なら吉田宛さんのHT01 Ver1.4をおすすめします。

http://www.yoshidaen.com/

sc1.0より高解像度でセッティングが決まれば3Dの音像定位が楽しめます。
音像がピンポントになるのはこのくらいの価格では他にないと思います。

参考までにしてください。

http://bbs.kakaku.com/bbs/20703010323/#7635066

吉田宛さんにメールで頼めば視聴機貸し出してもらえると思います。
自宅で視聴して決めるのが一番ですよ。

書込番号:7739927

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クチコミ投稿数:22件

2008/05/02 11:51(1年以上前)

> 100Vマニ様

HT01 Ver1.4なんですが吉田苑様のサイトを拝見するとVer.2.0になっていて価格も25万円ぐらいになっているのですがバージョンアップしたことで価格も跳ね上がってしまったのでしょうか。
それともまだVer.1.4も供給可能なんでしょうか。
もしsc1.0と同じぐらいの価格でしたらぜひ検討したいのですが。
ちなみにVer1.4はいくらで販売されていましたか。

書込番号:7751419

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クチコミ投稿数:44件

2008/05/02 17:46(1年以上前)

contour & audienceさんこんにちは。

吉田宛さんのホームページのトップページを見ていくと
HT01Ver2.0 2007.12.08
の下に
HT01Verシリーズ Ver1.2 Ver1.4再販開始致しました。 2007.10.20
となっています。

そこの左側の写真をクリックすると価格が出てきます。
HT01 Ver1.2(L-Clock-X03搭載) 販売価格124800円
HT01 Ver1.4(D-Clock搭載) 販売価格148800円
となっています。

ちなみにその下のグレードに
HC07(L-Clock-X03搭載) 79800円
と言うのもあります。

私の視聴した経験では
特に3Dの音像定位、解像度、スピードを比較すると
HT01 Ver1.4 > sc1.0
HC07 > C-1VL
となります。

価格的にはライバルになるようなので比較視聴してみるのがいいと思います。
でも上の記号はアンプ、スピーカー及びスピーカースタンドを含めたセッティングによる影響も大きいので視聴される環境によっては
HT01 Ver1.4 = C-1VL
になってしまうかもしれません。
ご自分の機材を使用して視聴された方がいいと思います。

書込番号:7752538

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クチコミ投稿数:22件

2008/05/02 21:30(1年以上前)

> 100Vマニ様

フレームの「お奨め商品」からhinaに入っていたのでわかりませんでした。
HT01 Ver1.2(L-Clock-X03搭載) 販売価格124800円
HT01 Ver1.4(D-Clock搭載) 販売価格148800円
こちらはアナログ出力付きなんでしょうか。
この二機種でどれほどの違いを実感できるものやら。
後は吉田苑さんに直接問い合わせてみます。
ありがとうございました。

書込番号:7753424

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クチコミ投稿数:44件

2008/05/03 08:20(1年以上前)

contour & audienceさん、こんにちは。

HT01 Ver1.2、HT01 Ver1.4共にアナログ出力付きです。
使いかってはベースの機種のC-1VLと同じです。

私は直接HT01 Ver1.2とHT01 Ver1.4を比較視聴したことはないのですが、
吉田宛さんで販売している別の商品でL-Clock-X03とD-Clockとなにも無い状態は聞いたことがあります。

解像度が違います。
D-Clock > L-Clock-X03 > なにも無い状態
となります。

ハッキリとした違いがあるのでHT01を購入するのであればD-Clock搭載品を買ったほうがいいと思います。

下位グレードのHT07でもD-Clockがあってもいいなと感じました。

書込番号:7755353

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スレ主 atsuyukiさん
クチコミ投稿数:103件

2008/05/04 16:36(1年以上前)

100Vマニさん、contour & audienceさん書き込みありがとうございます!
吉田苑のサイトを拝見いたしました。
D-Clockを搭載すると凄く音が変わるんですね!?

で、そのD-Clockていったい何んなんですか?
そんなにお金をかけてやるだけの価値があるのですか?

市販の機器だと試聴して買えますが・・・
試聴機の貸し出しをしてみてもいいですよね。

書込番号:7761185

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クチコミ投稿数:44件

2008/05/06 23:51(1年以上前)

atsuyukiさん、こんにちは。
D-Clockについてですが私は原理がよく分からないので、このサイトのクチコミ・レビュートップから家電を選んで、キーワードに”D-Clock”と入力して検索すればいろいろヒットするのでご自分で調べてみてください。

私はお金をかけてやる価値があると思っています。
atsuyukiさんはJAZZを聞いていると言う事でJAZZには解像度が高くで3Dの定位があってハイスピードの音が合っていると思います。

目の前で演奏している感覚(LIVE会場の最前列にいる感じ)になれるからです。
しかし、このような音が出るシステムはメディア、CDプレーヤー、アンプ、スピーカー及びスタンドを含めたセッティングのどれか1つでも違う商品を選んでしまうと聞けなくなってしまいます。

機器選定の重要度は(価格比ではありません)
CDプレーヤー・・・・・・・・・・・・・・・25%
アンプ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25%
スピーカー・・・・・・・・・・・・・・・・・25%
スタンドを含めたセッティング・・・25%
だと思っています。

なのでCDプレーヤー選びも慎重に選ばれた方がいいと思います。ご自分の使っている機器に視聴機のCDプレーヤーを繋ぎ変えてみて比較視聴することをおすすめします。

吉田宛さんで扱っているhinaブランドの商品は、こう言う音を出すために作られているので是非視聴してご自分の耳で聞いてリアルな音を体感してみてください。

書込番号:7773177

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umanomimiさん
クチコミ投稿数:870件Goodアンサー獲得:11件

2008/05/07 00:04(1年以上前)

クロックのグレードアップはそれなりの機種を揃えた場合に限り
絶大な効果を発揮します。
スピーカー、アンプ、プレーヤー共に高解像度系に振った機種の場合です。

お使いのアンプが505uとのことで、特に高解像度を謳ったアンプでは
ありませんので、アンプがネックとなってあまり効果を感じない可能性が
大きいです。
クロックの換装には2〜4万円程かかりますので、試聴して価格に見合った
効果があるか確認されると良いでしょう。

書込番号:7773252

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スレ主 atsuyukiさん
クチコミ投稿数:103件

2008/05/10 11:54(1年以上前)

100Vマニさん、umanomimiさんコメントありがとうございます!
慎重に選びたいと暇があれば大阪まで出かけてCDPの試聴をしておりますが、これが中々決まらなくて・・・
今はこのC-1VLかsc-1.0、DCD-1650AEで迷ってます。
最後のAUDIO機器なので慎重になりすぎるくらいです。

でも、アンプをL-505uにした時には感動するくらい音が変わり感激しました!
だからCDPもその感激をもう一度と思ってます。




書込番号:7787897

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LOFFICIELさん
クチコミ投稿数:316件

2008/05/10 21:13(1年以上前)

その候補+他にマランツのSA-13S1やCEC、TRIODEの機種も
時間がある場合は視聴をいかがでしょうか。
私はL-505u+SA-15S1とONKYOのペアで遊んでいます。
(お前、ONKYOが嫌いだろ?、と指摘されそうですが
SPがCM1で聴き疲れするので稼動時間は短いです。
なお、MenuetUに変更を検討中です。)

書込番号:7790142

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クチコミ投稿数:44件

2008/05/10 22:12(1年以上前)

atsuyukiさん、こんにちは。
何回も大阪に行けるなんて羨ましいです。
それでしたら、雑誌の評論家のコメントやこのサイトのクチコミの評判は話半分で聞いておいた方がいいです。

何万円も払って聞くのは結局自分なのですから、自分が気に入らないとダメですよね。
評判にとらわれずにいろいろ視聴してみて自分の好みの音がはっきりしたら、その方向の音でベストな機器を選べばいいと思います。

本当に自分の好みをはっきりさせるというのは重要だと思います。
そして、高価な組み合わせでもいいので自分の目指している音はこれだなと確信できる機器にめぐり合えたらその後はその音を基準にして安い機器を視聴すればいいんじゃないでしょうか。

今astuyukiさんが選んでいる機器を考えるとその基準がまだ定まっていないように思います。
がんばって視聴を続けてください。

最終的に2機種くらいに絞れたら自宅に視聴機を貸し出してもらい自分の持っている機器に繋いで聞いてみてから購入すると失敗しないと思います。
オーディオショップと自宅では環境やセッティングが全く違いますよね。
棚置きのスピーカーで最終判断をするのは失敗する元です。

結果を楽しみにしています。

書込番号:7790495

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クチコミ投稿数:20件

2008/05/11 07:04(1年以上前)

atsuyuki さん こんにちわ
私もC-1VLを使っています、しかしトランスポートだけです、同軸出力を別のDACに入れて聞いています、この価格帯のトランスポートは、私のスステムではほとんど聞き分けできませんでした、しかしDACは違いがはっきりします、2万円程度のDACですが全然違います、SOULNOTEのsc1.0も聞いてきましたが、まあまあです、内蔵DACはアンプやスピーカーを壊さない為のフィルターが良くないのでは? 100万円するDACも内部の石は2000円程度です、メーカーは価格帯で、差をつける為レベルを落としているのでは?私はこの価格帯で個性の違い有っても、レベルはたいした違いがないと思います。

書込番号:7792018

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スレ主 atsuyukiさん
クチコミ投稿数:103件

2008/05/11 11:11(1年以上前)

みなさん色々コメントありがとうございます!
自分の耳が一番ですよね (^0^)

CDPでけでなく、ケーブル等も交換しながら自分が一番気に入る音場を決めていきたいと
思います。もちろんMarantzも候補に入れながら!
いくら店で気に入った音場だとしても、店の環境と家の環境とはまったく違うので・・・

LOFFICIELさん、それぞれ好みはありますが MenuetUはとてもいいですよ!
購入前はCM1やトールボーイ型のSPばかり試聴しておりましたが、このMenuetUを聴いて
ビックリ!!!こんな小さなSPでもこれほどしっかりとした音が出るんだ〜と感激しました!

今はこの組み合わせが気に入っています (^o^)v
後はCDPですね!

書込番号:7792702

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LOFFICIELさん
クチコミ投稿数:316件

2008/05/11 11:42(1年以上前)

MenuetUならONKYOで鳴らしても聴き疲れが少なく
点音源に近づけたSPと言う記事もあり
より定位が良くなると思いますので
来月には購入予定に入れます。
点音源、面音源等変幻自在で遊びたいと思います。

書込番号:7792818

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2008/05/11 13:45(1年以上前)

横から失礼します。

プーサンとエリカさん
「2万円程度のDAC」と書かれていますが、自作されたものですか。
製品であれば、何をお使いか、よろしかったらお教え下さい。

書込番号:7793249

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2008/05/11 19:44(1年以上前)

ヴォルフラムさん こんばんわ
自作も3台ほどしましたが、2台は失敗しました、ヤフオクに何時も出品されている方から、3種類ほど購入しました
現在は1種類しか出品されていませんが、これもなかなかですよ、アップサンプリングできる、サンプリングレートコンバータを間に入れると、もっと良くなりますけどね、「オーディオ機器を作る」で検索してみてください。

書込番号:7794488

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2008/05/12 22:33(1年以上前)

プーサンとエリカさん

ご教示いただきありがとうございました。
検索してHPを覗いてみました。

DAC内部の写真も載っていて、ものすごくシンプルなんで驚きました。
プーサンとエリカさんはC-1VLをトランスポ−トとして使われていて、載っていたのと同じようなDACでコンバ−トしてC-1VLよりも音がいいということですね。たった2万円程度のDACで。驚きです。
C-1VLはDAC部分も相当いいはずですが…(確か普通のフィルタ−ではなく特許技術使用をうたっていたかと思います)。
私はノーススターの192DACを使っています。単体DACの中では安い方ですし、MkUが出た後で前の機種を展示品処分でかなり安く手に入れましたが、それでも10万円以上でした(まあ、
http://www.tnt-audio.com/sorgenti/model192_e.html
に載っている内部の様子を見ると、手作りDACよりは高くて当然とは思いますが…)
単体DACは需要が少ないためにある程度割高になるのはやむを得ないとは思いますが、それにしても2万円程度のDACで十分ならあの高価格はなんなんだろう、と思ってしまいました。

書込番号:7799732

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2008/05/13 05:27(1年以上前)

ヴォルフラムさん おはようございます
私ももっと詳しければ失敗もしないのですが、ノーススターの192DACを拝見しました、電源部が左右独立で充実していますね、自作はジャンクのACアダプターです、電圧を上げる為にDC-DCコンバーターが入っていますが、電源部にお金をかければアンプと同一コンセントでもノイズの問題はないと思います、DAC内部は、電源部、デジタル部とアナログ部です、まずアナログ部ですが、高価な物はトランジスターを使った複雑な構成になっています、自作はIC一つのオペアンプです、オペアンプもかなり音の良い物も有るようです、問題はDAC部ですが基本的にはIC一つですみます、高くても2000円位です、高価なDACはパラで入れたり、左右独立にしたり、デジタル/ローパスフィルターにお金をかけたり、あとはあなたが言われた様に開発費ですね。自作のDACは少なくともC-1VLのDACより気にっています、次に狙っているのは、10万円程度になると思いますが、キット屋の次期DACです9月頃発売予定です。

スレ主さん余計な話で大変失礼致しました。

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2008/05/13 11:58(1年以上前)

プーサンとエリカさん こんにちわ

192DACの電源部は、カタログによると左右独立ではなくデジタル部とアナログ段を独立させたもののようです。
192DACのMkUではDACチップがシ-ラスロジックからバ-ブラウンに変更されたようです。日進月歩のデジタル技術ですから、初期モデルの5〜6年前のDACチップと現在のMkUのDACチップではかなり違いがあるのでしょうが、重要なのはアナログ段だろうと勝手に思っていて、そして、多分アナログ段はあまり変わっていないだろうと、これまた勝手に思って安い旧型を買いました。実にキレイな音でとても気に入っています。
お手製のDACのアナログ段はIC一つのオペアンプとのことでが、私の勝手な思い込みでは音質を決めるのはDACチップよりもアナログ段で、製品のDACではむしろアナログ段にお金がかかっているのではないか、とこれも勝手に思い込んでいます(それにしても高価過ぎますが)。

「次に狙っているのは、10万円程度になると思いますが、キット屋の次期DACです9月頃発売予定です。」とのこと。コストをかけた良いものができそうで楽しみですね。

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スレ主 atsuyukiさん
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2008/05/17 10:48(1年以上前)

私の知らない世界の話でとても勉強になりました。DACひとつでそんなに音場が変わるんですね!

プーサンとエリカさん、私もHPを覗いてみました。元技術者の私にとってとても興味もあるHPでした。
自作のDACを私も一度挑戦してみたいと思いました (^^)

書込番号:7818141

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ついに買いました

2008/04/18 09:20(1年以上前)


CDプレーヤー > マランツ > SA7001

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最近、昔から大好きだったアーティストのCDボックスを買いました。
CDの制作技術も進化したようで同じアルバムでも昔買ったものと最新の24ビットリマスター版ではかなり音が違いますね。
そこで、愛用のCDプレーヤーが10年位前?のもの(ソニー製CDP=597)で古いので買い替えを検討していました。
あまり高価な製品は買えないので、デノンの1500かマランツの7001か迷っていましたが、店で試聴の結果自分の好みではマランツを選びました。
私の感想としては音の切れ味、スピード感が7001の方が優れているように感じました。
中高音がきつすぎるとのご指摘もあるようですが、私のスピーカーは少しダルな感じなんでちょうどいいかも?
ヨドバシ・コムで49800円送料無料で10%還元で買いました。

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CDプレーヤー > CEC > CD3300R

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今日気付いたことなのですが、CD900STで直差しで聞いているときのこと・・・。「サー」っという音がする。最初は「スタジオの音」と前向きに捉えていたが、CDを再生していないときでも音がする。

 ・・・! もしやと思いボリュームを上げたり下げたりしてみる。どうもボリュームがすごく小さいときとすごく大きいときはノイズが消える。一番聞きたい音量に合わせると、その前後ではノイズが絶対に乗る。

 k271sに差し替えて試してみても、やはりノイズは乗る。ここぞという音量のときに必ず乗る。

 ヘッドホン直差しでお使いの方、どうでしょうか。スピーカー使用の方はノイズ乗っていないのでしょうか。その他何でも、ご意見お願いします。

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2008/02/24 13:36(1年以上前)

アレから気になる度合いは,小さくなりましたですか。
少なからず,大小加減は在りますが,サーノイズは許容の範囲と受け止めて居た方が無難なかも知れませんょ。
例えば,小生の環境でもサーノイズは出ますし,装置に因っても大小加減は違います。
今使って居ますBALANCe型のNX33も,小さいながらサーノイズは確認出来ますょ。(ムジカのHPA100でも在りました)
また,小生の現状ヘッドホンシステム環境での,ブーンと唸るハムノイズは共存しないとイケないノイズですね。(インピーダンス120ΩのHD590でも判るし,イヤホン類の低インピーダンス製品は顕著ですね)
このハムノイズですが,UNBALANCe入力の三極ヘッドホンで使用では判り易いですが,四極ヘッドホンでは判り難い,出ないノイズですから,BALANCe出しのBALANCe受けでヘッドホンシステムを構築すると好いのかも知れませんが。
其れと,ランダムに出て来る高め周波数のノイズ(ジーと鳴るノイズ)は,一度気にした方が好いかめ知れませんょ。
このノイズ,小生のヘッドホンシステムでも出てまして,電源のアース極性を切り替えて回避して居ます。
出たり出なかったりのランダムな出方もしますから,少々注意は必要かも知れませんが。(イヤホン類のインピーダンスが低い製品で試すと粗が判り易いかと)

書込番号:7440030

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2008/02/24 20:18(1年以上前)

 いいえ、減っていません。メーカー側に問い合わせたところ、新品を送るので比較してほしいとのことでした。本日その代替品が来たのですが、サーノイズはほとんどありません。どうやら最初のは初期不良ということになりそうです。
 対応してくれたメーカーに感謝感謝です。
 交換してもらったから言うわけではありませんが、このCDプレーヤー、ほんと良い音ですよ。ヘッドホン端子もサーノイズ無くなってから、最高です。駄耳のせいかもしれませんが、RCA出力の分には、AT-HA25DとDR.DAC2、それからヘッドホン端子の直差しの3種類は区別つきませんでした。


※ 自分の好みの音というのがようやく分かってきて、最近使わなくなっていたヘッドホン、全部処分しました^^;。そして、そのお金でBenchmarkのDAC1買っちゃいました。明日到着予定です。
 今、手元に残ったのは、CD900ST、k601、k271s、ATH-M30の4つです。

※ W5000&AD2000とk601の音場の違いについてですが、以前質問されてから、少し気にして聞いてみていたのですが、音場が前とか後ろとかはやはり分かりませんでした。ぼくの表現では、k601のパッドと耳の間の空間による影響かなと思っておりますが、k601がホールの中央座席ならAD2000は演奏ステージ上・・・、なんていう表現になります。音質的な差はあまり分かっていませんが・・・(汗。

書込番号:7441771

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2008/02/24 20:54(1年以上前)

当機を交換して貰いましたですか。
前に比べてサーノイズは少ないですか。好かったですね。
其から,使って居ないヘッドホンを処分して,DAC1まで行っちゃいましたですか。
モニタ的な音と言われる,電源電圧を115vにするとパワフル感が増すと言われて居るDAC1,気に入ると好いですね。
因みに,小生もDAC1は使って居ますが,メーカ違いのDAC1です。(インフラノイズのDAC1)
で,電源ケーブル熱が再燃しない様にです。
再燃する前に,装置の電源極端を替えて,音違いを確かめて見ましょうです。
其からでもケーブル彼是は充分ですょ。

書込番号:7441968

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2008/02/24 21:24(1年以上前)

@ ええ、もう、ホントに! ヘッドホンを差した瞬間に、「あ、違う。」と私でも分かったほどです。

A う〜ん、実はその、買っておいて何なのですが、使っているヘッドホンと、スタジオモニタと呼ばれるヘッドホン(ATH-M50やCD900ST等)を好む傾向があると伝えて予算を伝えたところ、熱烈に店員さんに「断然お奨め!」と言われたのがDAC1だったのですょ・・・^^;。確かに説明でモニタ向けだとか業務用とかいろいろ説明を受けました。
 ぼくも気に入ることを望みます。いずれ報告させていただきます。

B CD3300Rを使用中ということを伝えたところ、ABS/EBU端子があることから、これがデジタル接続の中でベストな接続方法と教わりました。ケーブルは「店員さんに任せるから選んで!」と、伝えたところゴッサムオーディオ(?)というところのケーブルが来るそうです。

※ ところで、どらチャンでさん、最近、と言っても2日くらい前にC-1VL出品されました? 何か新しいプレーヤーでも購入されたですか?

書込番号:7442151

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2008/02/24 23:03(1年以上前)

C-1VLの出展とはオークションですか。
小生は,オークションはしないですょ。
小生のC-1VLは,吉田苑さんのショップ品で,CDP辺りは,そう頻繁に交換しないタイプですょ。(アクセサリ類の方は頻繁で散財する口かな(^^ゞ)
其から,主さんが前に言って居た,上新レビューもリスナさん違いですょ。
STAXは,組合が決まってしまうので,殆ど購入しないですね。
彼是組合の自由度が高いシステムを選ぶ小生でしょうか。
処で,デジタルケーブルも頼んだのですか。
其れもショップお委せでしたか。
小生のデジタル接続は,RCAからトランス経由でBNCに変換してBNC接続です。
業務系の接続形態は未知の領域になります。(仕事では使って居る接続形態ですが)

話しは変わりますが,CECの電源ケーブルを買って見ました。
使って居ない電源ケーブル数本を処分しての購入でしたから,物物交換した様な感じでしょうか。
小生のヘッドホン音場のお好みは,目の前からオデコ辺りにバイオリン群が展がるのじゃ無くて,目の下前方の腕を水平に伸ばした辺りに展がる場展がりが好みで,耳間横一線に展がる感じの,高音域は顔の輪郭に沿った,前方へ展開する音を創ります。
で,交換前のケーブルは,アー

書込番号:7442896

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2008/02/24 23:54(1年以上前)

アレアレ,尻切れになってしまいました(^^ゞ
尻切れた内容が思い浮かばないので,前の書き込みを追加しませんが,使い始めの頃音量が上がりましたが,今は上がった音量が落ち着きました。
其から,2Pケーブルから3Pケーブルになってアース線が追加されたからでしょうか,前因りも希望の場表現にもなって来ましたね。
使った場所は,装置用じゃ無くて,タップとアイソレーショントランス間です。

処で,主さん,この間STAXを購入しませんでしたか。

書込番号:7443260

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2008/02/25 10:18(1年以上前)

1.STAX、楽天を通して「家電のタンタン」に確かに注文しました。そして、ドタキャンしました(爆)。いざ金額を振り込む段階で、自分一人の決断に迷いました。そして、フジヤエービックに電話、2に続きます。

2.フジヤエービックに電話して事情を話すと、店員さんのダントツのお奨めということでDAC1を購入することにしました。その店員さん、その手の業界(?)でも働いていたらしく、デジタル接続やDACにとても詳しく、それで、「もぅ、さっぱり分からないからケーブル”も”選んで!」となった次第です^^;。その時の受け売りの知識ですが、デジタル接続の場合、ABS/EBUが最も伝送ロスの少ない、まさに現場で要求される最も良い接続方法だと教わりました。ちなみにケーブル選んでもらうときは、「電源の極性違いも分からない耳だから、でもグレードの低いケーブルも嫌だ、ある程度のレベルでお任せします。」とわがままな要求を伝えました(笑)。

※ どらチャンでさんはフジヤエービックに行くのですか?

書込番号:7444434

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2008/02/25 23:34(1年以上前)

STAXはキャンセルしちゃいましたですか。
まだ,両方に手を拡げず,片方に絞った方が好いかと感じますね。
小生は,製品セレクトに幅が在るダイナミックタイプをお勧めしときますょ。

処で,フジヤさんには偶に行きますょ。
BALANCeのHPAはフジヤさんでの購入ですし,中古のHPも二本程購入してます。
ですが,地元から遠いのと,値引き交渉も?な処ですから,余り利用はして無いですね。
値引き交渉して値引きしてくれるお店が好感触ですので,メインはアキバ界隈ですね。

書込番号:7447765

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2008/02/26 22:57(1年以上前)

@>まだ,両方に手を拡げず,片方に絞った方が好いかと感じますね。

両手=HP&HPA

片手=HP

 アンプは買わずに、ヘッドホンだけに留めておいたおいた方が良いということでしょうか?

A>製品セレクトに幅が在るダイナミックタイプをお勧めしときますょ。

ダイナミックタイプですね、分かりました。調べてみます。

B 以前の電源熱が再現しないように極性を変えてみるという実験でしたが、3Pコンセントのためできませんでした(笑)。3Pコンセントとは知らず、タップ買いなおしました^^;。小口の出費とはいえ大きな出費の後だけにこたえます・・・orz。

書込番号:7452386

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2008/02/28 00:24(1年以上前)

手を広げずは,STAXとダイナミック型を指してます。
二匹の鯲を追う因りも,片方へターゲットを絞った方が求め易いかと。
其から,3Pタップも調達しちゃいましたですか。
小生,3Pタップは二個使って居ますょ。
その内の一個は,店頭処分品の特売品ですね。
で,中古でも充分かな。
この間,フジヤさんに,チクマタップが中古で在りましたが,直ぐに売れてしまいましたですね。

処で,STAXのスピーカ部,10万前後の価格帯が在ると好いのですがね。
ゾネの下位とE9と同じに,一気に開いて,中間がポッかり空いて居てBALANCeが悪い印象が拭えないですね。

CEC,PWC-4N3.5電源ケーブル
音圧,風圧が耳を襲って来ます。
男性ボーカルも若干抜けが悪く感じ,鮮明な音色表現が得意じゃ無い見たいです。
下からから上までBALANCe好く,風圧音圧を抑え気味で鮮明感を保っ感じにするには,ハイブリッドタイプの電源ケーブルが好いかと。
CECのケーブルは,前園サウンドラボが製造元ですょ。

書込番号:7457699

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2008/03/06 09:24(1年以上前)

 お久しぶりです。この板の趣旨とは異なりますが、10日間ほど使用した時点でのDAC1の感想書かせて下さい。(※エージングとか定位が落ち着くとかあまり分からないので今の時点で感じたまま書きます。)

@ k601のヘッドホンが別物のように感じます。音の後ろにある無音の空間、音と音の間の無音の空間、響き合う音の振動と伸び、まさに最高です。k601ってこんなにすごかったんだ!と思いました。そして、やっかいなことに、上位のk701とゼンハイザーのHD650が気になりだしました(笑)。

A k271s、CD900STに関してはあんまり変化を感じ取れていないのが現状です^^;。

> CEC,PWC-4N3.5電源ケーブル 音圧,風圧が耳を襲って来ます。
 ぼくのシステムでもボンボン耳に圧を感じますね(※特にk601使用時の音圧・風圧はすごい!)。これはヘッドホンの特性だと思っていたんですが、CECのプレーヤーにあるんですかね?

書込番号:7491987

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DAC

2008/02/15 23:17(1年以上前)


CDプレーヤー > ESOTERIC > ESOTERIC X-01D2

スレ主 phenix5050さん
クチコミ投稿数:81件

DACモードをマルチビット/1ビット/DSDと選べるが、音質の差は歴然。ユーザーは横着せずに聴くソースによってモードを選ぶべき。

書込番号:7396153

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