


CDを96kHzでオーバーサンプリングしてから、アナログに変換してくれるプレーヤーを使っているのですが、これは具体的にどのような効果が得られるのでしょうか?また、今時この機能はどんなプレーヤーにも備わっているのでしょうか?
書込番号:12979313
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こんにちは。
オーディオCDは、その規格からサンプリング周波数44.1kHz、量子化ビット数16bitと決められています。これにより周波数特性は4Hzから20kHz、ダイナミックレンジは理論値で96dbとなります。
これらは当時の技術レベルや人間の聴覚(大体耳の良い人で20Hz〜20kHz)を参考に策定されたと言います。
しかしデジタル化すると言うことは、本来アナログの信号を標本化している訳ですので例えば20kHz以上の音は切り捨てている訳ですし、本来滑らかな波形も細かいとは言え階段状になってしまっている訳です。
一方で、人間は実際には20kHz以上の音も認知出来る(聴けるとは敢えて書きません)と言う見解もあり、実際、デジタル化しないアナログ音源であるLPの方がCDより音が良いという意見はCD出現当時から今日に至るまで根強くあります。
こうした中、CDに切り捨てられた20kHz以上の音を付加したり、ビット数を拡張して階段状の音をより滑らかにしようという動きが出て来ました。これがスレ主さんの言う所のオーバーサンプリング云々という一連の処理になります。
オーバーサンプリングにより周波数特性を20kHz以上まで伸ばそうという処理ですが、44.1kHzでサンプリングした段階で既に一度切り捨てた信号ですので、オーバーサンプリングすれば元通りになる訳ではありません。一度失った物は元に戻りません。これは言わばノイズを元信号に付加するような物です。しかし各社音楽信号の解析や各種の実験を元に、そうしたオーバーサンプリングした情報に色々な係数を掛けたり様々な追加処理を行って、より心地よく良い音になるよう工夫しています。そうしたノウハウを各社は持っており、単品コンポレベルの製品にはそうした技術・機能を搭載しています。
今ではCDのオーバーサンプリングにとどまらず、そうした色々な技術の総称として、デノンではALPHA Processing、ビクターではK2、バイオニアではレガート・リンクなどと呼んでいます。
http://denon2.jp/kaisetsu/advancedal32.html
http://www.jvc-victor.co.jp/media/mastering/k2.html
http://pioneer.jp/homeav/knowledge/word_113.html
勿論こうした処理は本来の信号を汚すものとして採用・開発していないメーカーもあります。
書込番号:12982407
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オーバーサンプリングは2倍(88.2KHz)や4倍(176.4KHz)が一般的で、DA変換後のアナログローパスフィルターの特性を素直なものに出来るため、音質向上の効果があります。
安価なCDプレーヤーにも普通に搭載されている機能です。
書込番号:12985038
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