『回復領域の開放』のクチコミ掲示板

[@BURNER]

これを買いましたが
やはり素の状態でCドライブの残りが４Gですと何かと不便と思い
回復ディスクを作成してその領域を開放使用と思ったのですができませんでした。
他にもThinkPad８を持っているのですが
それは外付けUSBに回復ディスクを作成したらその流れで「Cドライブの領域を削除しますか？」
みたいなことを聞かれて削除出来たのですが
この商品はそれが出来ません。
どなたか出来た方はいらっしゃいますか？
同じウインドウズBingでも出来ない仕様なのですかね？

書込番号：18509822

[ひまＪＩＮ]

下記記事などを見る限り、Windows8の回復パーティション機能はWindows標準のように見えますね。
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1312/25/news118.html

最終段階で削除選択画面が出るようですが、それが出なかったって事ですよね。
確実にUSBに回復パーティションは作成されてるんでしょうか。

書込番号：18509971

[rham]

＞@BURNERさん

Windows8.1Update以降、WIMブートと通称されている機能により小容量(16GBとか)のストレージでWindowsを使えるようになったようなので、WDP-71もおそらくこの機能でWindowsが利用されているものと思います。
この機能では、(私の理解が正しければ)今までのリカバリ領域に入っているデータをストレージ上に新たに展開せず直接メモリ上に展開することでストレージの占有領域を減らして、小容量ストレージでも空き容量を確保しているようです。

すなわち、「今までのリカバリ領域」に入っているデータをいつも使用することになるので、この領域を削除することはできません。
…たぶん何らかの方法で無理矢理削除できるとは思うのですが、原理から言ってそれ以降Windowsを正常使用することができなくなるはずです。

「じゃあWIMブートなんてなくて良かったのに」と思われるかもしれませんが、そもそもこの機能が無ければ16GBのストレージにWindows8.1を入れて使用すること自体が出来ませんから、やむをえないことと思います。

軽く検索してみた範囲では、この辺り↓の記事が良くまとまっていて分かりやすいと思います。
http://win-tab.net/misc/wimboot_0112/

書込番号：18510482

[rham]

上記の私の文章だけではいまいち分かりにくい気がしたので、少し概念的な図を記してみます。
（本当はもっと細かく分かれているようですが、分かりやすさ優先で単純化します）

＊…圧縮されたWindowsのデータ(回復パーティションのデータ)
＠…圧縮されていないWindowsのデータ（＊の圧縮を展開して直接使えるようにしたデータ）
□…空き容量

通常のWindowsPCのストレージは、こんな感じ↓です。
│＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠□□□□□□□│＊＊＊＊＊＊＊│

「＊」の分は通常使われませんので、この領域を削除して空き容量を増やすことが出来ます。

ですが、16GBのストレージでは、この「＠」の分だけでも大きすぎて入れることが出来ないor無理矢理入れ込んでも空き容量が全く無くなってしまいますので、Windowsを使うことが出来ません。

そこで、WIMブートではこんな感じ↓にしています。
│Ｐ□□□□□│＊＊＊＊＊＊＊│

「Ｐ」で示したのはWindows動作中に「＠のデータを見たい→＊のXXにあるデータを見に行け」と示すための目印データ（ポインタ）です。
このようにすることで、少ない16GBストレージでもある程度の空き容量を確保できます。
しかしこの場合、「＊」の部分は通常のWindowsPCと違い「常時使われ得るデータ」になりますので、パーティションを削除できなくなるのが理解できるかと思います。

書込番号：18510677

[@BURNER]

早速の回答ありがとうございます。
ひまJINさん
USBの回復ディスクはおそらく確実に作成されていると思いますが
rhamさんの書き込みにあったように仕様のようなので出来ない事がわかりました
ありがとうございました。

rhamさん
詳しい解説ありがとうございます。
理解しました。
小容量のSSDでもインストールできるように工夫してあるのですね。
幸いmicroSDXCの６４Gは認識したのでこちらにゲームデータなど入れて使用したいと思います。
しかしこの機種は仕事にはちょっと向かないかもしれないですね。

ありがとうございました

書込番号：18519592