


https://en.m.wikibooks.org/wiki/Bicycles/Maintenance_and_Repair/Gear-changing_Dimensions
上記サイトに各社のコンポーネントごとの引き代について詳細が乗っている。
いくつか私がこれに纏わる内容について、これは残したほうが良いと思うのものを上げていきます。
kazu_crさん
https://kakaku.com/auth/profile/profile.aspx?NickName=kazu%5Fcr&Disp=engawa
の書き込みで
このサイトは世界中の誰もが書き込めるので、間違いが有れば訂正が入るだろうし、暇のある人が調べて書き込むのでかなり正確だと思います。
このサイトを見ると、4700は2.8mm、11速は2.7mmとなっています。
ただ実使用では、シフターの精度やケーブルの取り回しで発生する誤差レベルでしょうね。
このサイトを見ていて気付いたのは、旧10速に対する不評の原因です。
自転車のケーブルは、ハンドル回り、フレーム回り、ディレイラー直前でのUターンなどの負荷、抵抗が有り。
各個体、取り回しでのシフター側の引き量とディレイラー位置でのワイヤー稼動量には誤差が出てきます。
ワイヤー引き量が4700が2.8mm、旧10速が2.3mmなので、誤差の比率が分母の小さい旧10速の方が20%程大きくなります。
これに加え、ディレイラーのシフトレシオの違いです。
旧10速は1.7倍、11速や4700は1.4倍なので、ワイヤー引き量の誤差にこの数値をかけた物が、実際のディレイラー稼動量の違いになってきます。
シマノの製品では、シフト数が増えるに連れシフターの引き量を短く小さくし10速まで来ましたが、精度の上ではこれが限界だったのでしょう。(引き量が少ない程誤差比率が上がる)
中でも道場長やここに来られる方の様なシビアな整備に対し、求めた精度が出なかった事が10速不評の原因かと思います。
シマノ自身もそれが解っていたので、11速を出す時、引き量とシフトレシオを変えて来た。
これが非常に上手くいったので、不評だった10速にも4700から新しい引き量とシフトレシオを導入して来た。
これが私の推測です。
10速で芸術的な変速を実現するには、RDに11速以降か4700を使用し、シフターを11速の物か4700を使用すれば可能かと思います。
11速と4700の引き量違いは、抵抗誤差以下のレベルですので、ケーブルの取り回しを変えるだけで対応可能です。
例えば、ディレイラー直前のケーブルUターンのRを変える等。
4700のシフターの引き量が8速と同じなので、8速にも問題無く使えますね。
11速のシフターも可能かと。(誤差レベル)
ただし、ディレイラーは旧10速以下(シフトレシオが1.7)の物が必要です。(シフトレシオが違う為)
あとディレイラーの可動域をHLボルトで制限する必要が有ります。
芸術的変速の所で、ディレイラーは11速以降か4700、シフターも同じ組み合わせで記載していましたが、シフターについては4700のみに訂正です。
並の変速で有れば問題有りませんが、芸術的レベルには0.1mmの違いでも大きく変わります。
10回の変速で1mm、アジャスタボルトを1回転分です。(確認してませんがネジピッチを1mmとして)
不可能では無いかも知れませんが、セッティングをかなり困難な物にします。
12速についてです。
これ以上の多段変速は、ワイヤー式では出して来ないのでは無いでしょうか?
新しいデュラもアルテもワイヤーレス式です。(電線は有ります。)
電動で有れば、ワイヤーによる抵抗誤差が無いので、誰でも簡単にセッティング出来ます。
ワイヤー式だと不可能では無いでしょうが、11速よりも更にシビアなセッティングになります。
これは10速の時と同じ事象が考えられます。
街の自転車屋レベルでは時間もかかり、困難だと推測します。
競技に使うレベルでも、セッティングの容易い方を選ぶでしょう。
と言う事で、ワイヤー式では11速まで、12速以上は電動式に、シマノはするのでは無いでしょうか。
「4700シフターと11速ディレイラーでは、引き量2.8mmに対してシフトレシオ1.4なので、2.8×1.4=3.92mmディレイラーが動きます。
9速のスプロケットピッチが4.35mmなので、変速1段ごとに0.43mmのズレが生じます。
この3.92mmと言うのは、10速のスプロケットピッチ3.95mmと一致するので10速が使える訳です。
旧10速の組み合わせでは、2.3mm×1.7の3.91mm動く計算ですが、ワイヤー抵抗の誤差にシフトレシオの1.7をかけた物なので、4700シフターと11速(4700)ディレイラーの組み合わせより誤差が大きくなり変速精度が悪くなると言う訳です。」(A)
「ディレイラーの変速数も可動域がスプロケットの幅より大きければ使えます。
例えばRD-4700で11速が使えると言う風に。
ターニーの6速7速共用モデルを考えてみて下さい。
6速で使う場合は7速の幅を制限して6速で使う訳です。
ターニーでもモデルによって8速の可動幅がある物は、
8速で使えます。
ただし変速数によるチェーンとプーリーのサイズは考慮して下さい。」(B)
8速に対してのシフターですが、こちらの方が良さそうです。
Shimano 10 (Dynasys/MTB)
こちらは引き量3.4mmですので、カンパの8速(3.5mm)よりスプロケットピッチに近くなりますね。
ここまでが氏の貴重な見解であり。(続く)
書込番号:25454257
4点

ソレに対して私は
11速だと
スプロケットピッチ3.892÷シフトレシオ1.4=引き量2.78
4700だと
スプロケットピッチ3.92÷シフトレシオ1.4=引き量2.8
8速だと
スプロケットピッチ4.8÷シフトレシオ1.7(シマノ8速、9速、旧10速の引き代)=引き量2.82352941176
と計上されていて、これだけ見ると8速の引き量は11速コンポーネントや4700コンポーネントと引き代が近い値が出るような気がします。9速は仰る通り値が開き過ぎで難しそうですね。
とかいしたところ氏は(A)の解答を提示いただいた。
上記サイトはChromeの拡張機能の翻訳で簡単に日本語化出来て図も文字化けしないので、興味がある方は参考してほしい。
また氏の(B)は単純かつ核心をついており、相性についても熟考が必要だがメカマニアとして非常に興味がそそられるものである。
最も機械式シマノ11速と11-34Tのシマノ11SスプロケとRD-R8000GSやR7000GSが出た今となってはリアメカに限ってはこれを使うのが最も安価で精度も高いのだが、まさに今シマノ11Sが最新ではなくなって、何かしら考える必要が出た場合、コレを思い出して臨みたい。
CRANKのリコール問題が出た今となっては純正の推奨する環境が必ずしも安全とは言い切れないが、安全を意識し臨んでほしい。
書込番号:25454258
0点

相関図としては
ギアレシオ値 ケーブルプル値 引き代
Shimano8S 4.8 ≒ 2.8 × 1.7
Shimano9S 4.35 2.5 1.7
Shimano10S 3.95 2.3 1.7
(4700を除く)
Shimano10S 3.95 2.8 1.4
(4700)
Shimano11S 3.74 2.7 1.4
カンパ 11 3.85 2.6 1.5
Shimano12S 3.55 x x
である。
これがShimanoは8S〜10S(4700を除く)まで引き代が同じでディレイラーはロングゲージであれば特に使いまわしが効くと巷で言われている現象の正体である。
逆に言えばShimano11S開発時にケーブルプルを8Sの2.8に近い値に設計したとも言える。
故にShimano11Sは非常に変速時のケーブルプル値に余裕があり、かつての10Sのケーブルプル値では達成できなかったスムーズな変速が可能となった。
また仮に機械式Shimano12Sが実在した場合、ギアピッチ値を3.55÷2.7か3.55÷2.8にちかい1.3の引き代を司るSTIがないと11Sに変速フィールが劣るものしか出来ないと言う話にもなり、氏の言うShimano12S機械式の断念はこのSTIを開発できなかったからではないかという話も頷ける。
ShimanoのSTIはブラックボックスな部分が多く、SRAM10Sレバーのようにアドオンを追加して12S対応できるような設計になっていない。
それ故にShimano11Sは芸術的な変速が可能となっているのだが、著者のような機械式11Sのファンは12Sに移れなかった。
ただここで渦中のShimanoホローグライドCRANKのRMAと思われる画像データを見てみよう。
なんと現行のShimano12SCRANKとシルエットはほぼ同一ではないか。
また11Sより12Sはチェーンラインは1mm外側にズレているが特にR9100やR8000のディレイラーは勢いよく外側にも動き、まるで最初から12Sのチェーンラインを想定しているような動きをする。
この渦中で著者はFC-R9200を4本入手するという、アレな買い物をしてしまった。
もし著者の想定通りディレイラーが動けば著者は大勝利を得ることになるのだが、結果は神のみぞ知るといったところだろうか。
またシルエットだけ見ているとFC-R8100はFSA製CRANKとシルエットが似て見えるのは気のせいだろうか?
真夜中に数学なんぞするから思わず筆が進んでしまった。
書込番号:25456392
1点

本当に恐ろしいことに上記サイトにはFDの引き代も一部のっており簡易和訳であるがここに現したいと思う。
これについて後日何か考証した文章を追加するかも知れない。
フロント変速比
シフト比の概念、つまりディレイラーがチェーンリングを横切って移動する距離に対するケーブルの引っ張りの比は、摩擦シフトとは対照的に、インデックスシフトの場合に主に重要です。残念なことに、メーカーはフロント シフトについてはリア シフトよりも多くの情報を提供しておらず、ユーザー データも不足しています。入手可能ないくつかの事実は次のとおりです。
SRAM フロント ディレイラー: フロントおよびリア ギアのネイティブ SRAM シフト比は、1:1 ファミリの暗黙の統一とは対照的に、実際には約 1.1 です。一般に、1:1 ファミリ用に作られた SRAM シフターは、もちろん適切な速度数を備えている限り、ネイティブ SRAM フロントおよびリア ディレイラーと一緒に使用できます。
Shimano フロント ディレイラー: Shimano はインデックス付きフロント シフティングを利用します。フロントディレイラーの Shimano シフト比は、SRAM の 1:1 ファミリ、つまりユニティまたは 1.1 (1 ポイント 1) のシフト比に近いです。これはリアディレイラー比の 1.7 とは大きく異なることに注意してください。この事実はシマノによって指定されていませんが、SRAM はリア変速用の 1:1 シフターがシマノのフロントディレイラーに適していると宣伝しているため、想定されるユニティのシフト比は合理的であると思われます。ただし、シマノのフロント シフターはロード用と MTB 用で異なります。CTC でのフロント シフティングに関する議論では、MTB はフロント シフトのために 9.75 mm のケーブルを引っ張るのに対し、ロード シフターはわずか 6.75 mm しか引っ張らないことを示唆しています。MTBより3mmほど短いです。
Campagnolo フロント シフター: まだ情報はありません。
フロントディレイラーのリミットストップを利用してケージの過度の移動を制限できることを思い出せば、2 チェーンリングのバイクでケーブルを過度に引っ張っても機能する可能性があります。この方法では、シフトは実際にはインデックス化されておらず、おそらく少し重いかもしれませんが、まったく同じように機能する可能性があります。3 つのチェーンリングで同じことを試みても、うまくいく可能性は低いです。このためには、インデックス付きシフトが非常に好まれます。
書込番号:25456404
0点

結論ありきでいうがShimano11Sロードバイクコンポーネントはロードバイクコンポーネントの皮を被ったMTBコンポーネントと筆者は思っている。
4700ティアグラに至っては最初からチェーンがCN-HG54で隠す気がないのかと目を疑った。
11Sもチェーン規格はHG-X仕様で最初のものに至ってはリバーシブルで使える思いっきりMTBライクなチェーンが発売され、やがて今の形に変遷していった。
そう確信した理由として今年のはじめに以下の内容で実験したらなんと正常に稼働してしまったのである。
シフター 左 SHIMANO M310 右 SL-R700
FD: FD-5800
クランク FC-5750
BB: BB6700
チェーン: CN-601 11S
スプロケ: CS-HG700 11-34T 11S
RD RD-R7000GS
フレーム GIANT ESCAPE RX3(2013)
見ての通りMTBのトリプルシフターでFD-5800を引いているのだが、まるで引き代が最初からシンクロしているように稼働していた。
そこで上記の
>シマノのフロント シフターはロード用と MTB 用で異なります。CTC でのフロント シフティングに関する議論では、MTB はフロント シフトのために 9.75 mm のケーブルを引っ張るのに対し、ロード シフターはわずか 6.75 mm しか引っ張らないことを示唆しています。MTBより3mmほど短いです。
を鑑みてここで言うロード シフターはShimano11Sを含んでいるかというと筆者は違うと思う、上記の結果から鑑みるに11Sロードバイクシフターのフロントメカ引き代はMTBの 9.75 mm に近い値ではないかと筆者は考える。だからかつてのフロントダブル仕様のロードバイクのレバーで11S FDを引いても引き代が3mm足りずシンクロしない。4700のリアメカがかつての10Sシフターで引けないのと同じ理屈である。
またこういうスレッドを見かけた
https://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=11861505
サンプルであちらの成功例とこちらの成功例を比較する。
シフター:ST-M405 (左トリプルMTB) 左トリプルMTB SHIMANO M310 右 SL-R700
FD: FD-T301 MTBグループトリプルFD FD-5800 Shimanoロード11SFD
クランク:FC-3450 コンパクトクランクダブル FC-5750 コンパクトクランクダブル
BB:SM-BB7900 BB6700
チェーン:CN-HG50 CN-601 11S
スプロケ:CS-HG50-8(13-23) CS-HG700 11-34T 11S
RD RD-R7000GS
フレーム GIANT ESCAPE RX3(2013)
左右の成功例ではシフターがフロントトリプルであることは変わらない。
また
>ST-M405は使った事がないので正直、うまくいくかどうかわかりません。(理論ではOK。実際は・・・。トリム機能があるシフターだと融通がきくので案外無茶な設定でもOKだったりする)
とあるのだがそのスレッドが作成された12年前とは違い今はトリム機構が融通がきくシフターは存在する。
何を言わんとしているのかというとShimanoロードバイク11S FDの正体はShimanoMTBトリプルシフターに近い値の引き代で構成されたトリム機構が融通がきくFDありきのシフターではなかろうかと。だからチェーンもMTBに近いというよりそのものを使っているのでは無かろうかと。
だからShimano11Sではトリプルが存在しないというか、トリム機構を司る形でかつてのトリプルシフターが姿を変えて標準搭載されたではなかろうかと。
だからShimanoロードバイク11Sはこれを機に4700と共々で過去のロードバイクコンポーネントをバッサリ切っている。
系譜が違うのだからよくよく仕様や背景を考えるともうちょっと早く気づきたかった。最も11Sも第2世代になるに連れてディスクブレーキなどを搭載してロードバイクの皮を被る必要がなくなった辺りから、徐々にかつてのグループと共生可能になってきている。
ソレまでとは違いスラント角の違うGSのRDや11-34Tのスプロケット投入でかつての非11速対応のホイールが復権出来たのはその最たる例であろう。これは積極的にかつてのロードバイクの皮を脱皮している状態をよく現している。
また話は飛んで4700になるが唯一互換性をもっているCRANKグループでCX70などのシクロクロスコンポーネントがある。
これらグループは4700と違い7900などの10Sグループとも互換性がある。他ならぬShimanoの公式互換チャートでそう載っている。
CX70側から見たら10Sであれば4700であろうが7900であろうが対応できるが4700側や7900側ではそういう自由はないことに表向きなっている。
これは推測の粋を出ないのだがシクロクロスコンポーネントは4700にとっては直系に近い血筋でシクロクロス側からすれば併売されていた7900などと混合して使えると販売されていた事情があってこの様な矛盾があるのではなかろうか;。
またこのグループのFD-CX70については情報は少ないが、ぱっとみ出色の出来かも入れないと思える雰囲気はある。
話は戻すがShimano11Sロードバイクコンポーネントはロードバイクコンポーネントの皮を被ったMTBコンポーネントで最近はかつて被っていたロードバイクの皮を脱皮しながらなにか別のものに変性しているように見える。
そもそもMTBコンポーネントに技術は先行投資されるのだから、もしかしたらMTBをコンポーネントを注視すると先が見える部分もあるだろう。
事実FC-M9000は2016年発売であるにも関わらずFC-R9200と同じ右ホローグライド、左ホローテック仕様だった、ただ右ホローグライドはカーボンやチタンなど異種金属素材などが併用されていて、より複雑な作りにはなっている。
(続く)
書込番号:25461508
0点

これを言うと非難されそうなので長らく口をつむんでいたが
「4700ティアグラは引き代についてネタバレの宝庫ではある。」
という持論がある。
例えばST-4700とST-4703は同じ価格でまるで同じものを売っているように見える。(棒読み)
ST-4703にトリムがあるのかカスタマーセンターに聞けば直ぐにわかりそうだがこれについての是非はわかりそうではある。
またチェーンがMTBと共用である。ついでにいうと5703や6703も4700グループと同じチェーンを使うように指定されていた。
トリプルだとCN-6701のアウタープレートの凹凸の恩恵は受けづらいのは分かる。ただShimano11Sも4700もフロントダブルでもアウターに凹凸のないHG-Xチェーンを使っている。
また実験でMTBトリプルシフターでFD-5800が引き代が適合したとしか思えない動きをする。まるでFD-5800がMTBトリプルシフターでダブルでも使えるようなトリム調整が効くFDで、旧来のダブルFDでは引き代が適合しない。そうまさにリア4700が7900等のリアと適合しないのと同じ様に実践した実験で観測した。
だから最近は11S FD及び4700FDをただのダブルシフターと思えなくなってきた。 MTB 9.75 mm の引き代で動作してしまったのだから。7900などのロードよりも3mmも引っ張る量が多い。
特に気になっているところをピックアップした。4700ティアグラはかなりの野心作ではあったのではないだろうか、実際のパフォーマンスが設計の意図したとおりに動いて価格帯が抑えられれば大ヒットしたと思うが実際の販売価格は5800シリーズより少し安価ぐらいで埋もれていってしまった。
もっと先人たちがShimano11Sや4700のFDに切り込んだ検証をすれば発売から10ほど経過した今更、この引き代の内容を筆者が知ることにならずもっと近道が出来ただろうから、何だったんだろうと思う一方実践は大切とも思い知らされた。
後は驚いたがST-4700及びST-4703は補修パーツはFST-9000やST-9001と補修パーツが共用の部位も多く存在する。補修パーツの種類が違うとおもってググってもネームプレートに過ぎなかったりして、心臓部分の差異を推し量るのは補修パーツからでは困難だった。
尚
>Shimano フロント ディレイラー: Shimano はインデックス付きフロント シフティングを利用します。フロントディレイラーの Shimano シフト比は、SRAM の 1:1 ファミリ、つまりユニティまたは 1.1 (1 ポイント 1) のシフト比に近いです。これはリアディレイラー比の 1.7 とは大きく異なることに注意してください。この事実はシマノによって指定されていませんが、SRAM はリア変速用の 1:1 シフターがシマノのフロントディレイラーに適していると宣伝しているため、想定されるユニティのシフト比は合理的であると思われます。
とあり事実ShimanoMTBトリプルFDはSRAMのトリガーシフトレバーで完璧に動作していた。
つまり今回ShimanoトリプルMTBシフターで出来たことはかつてのSRAM X4,トリプルシフターでも再現性がある。
該当シフターが2023年に満足に動くもがあるとも思えないがもしここを見て挑戦するにしても自己責任でお願いします。
SRAM X4、トリガートリプルシフター行方不明になったけどあれがあればSL-R783もFD-5703も買う必要が無かった可能性もあるのかと思うと、我ながら膝をつく思いである。
(続く)
書込番号:25462915
0点

トリプルについての私見ですがShimano11Sはダブルであっても旧来のトリプルに近い設計になっているような気がします。
カスタマーセンターに11SのFDの引き代を聞いたところMTB9.75 mm でもロード6.75 mmでもないとの解答でしたので、逆に言えばこの間の何れかか9.75より大きくないとMTBトリプルシフターでFD-5800があっさりと動いた説明が出来ないのです、
かつての掲示板で
・トリム機能があるシフターだと融通がきくので案外無茶な設定できる
という書き込みが12年前にありましたが、裏を返すとトリプルのうちのミドルをトリムの中に落とし込むことが出来る融通が聞くディレイラーやシフターの実装で、変速調整が格段に向上したというのが持論です。
という内容について一部証左が取れたのでレポートに残します。
書込番号:25466605
0点

イタリアのタマちゃんさん
https://kakaku.com/auth/profile/profile.aspx?NickName=%83C%83%5e%83%8a%83A%82%cc%83%5e%83%7d%82%bf%82%e1%82%f1
の提案で用語について改定してみてはとあったので
「ロードのRDの互換性ですが、メガニウム584さんの表を検討してみます。まず用語の定義をしておく必要があります。そうしないと議論が混乱します。たとえば「引き代」といった場合、何を指すのかが人によって違うと思います。
・ギアレシオ値:レシオというのは比率の意味なので、これは誤解を招きます。要はスプロケットの各ギア間の距離です。ギアピッチあるいはギア間隔が正確だと思います。単位はmmです。変速させるためには、この数値だけRDのプーリーを横に移動させる必要があります。8速はギア間隔が広く、11速はギア間隔が狭くなります。
・ケーブルプル値:これはこのままでいいと思います。シフターの1操作で動くケーブルの長さです。単位はmm。シフターの機種ごとに決まる数値です。
・引き代:これが誤解を招きやすい。シフトケーブルを1mm動かした時の、RDのプーリーの移動量です。mmをmmで割るので、単位はありません。比率です。なので、RDの倍率とした方がわかりやすいと思います。これはRDの機種ごとに決まる数値です。
シフターを動かしてRDのプーリーを動かすわけですから、「ギア間隔=ケーブルプル値×RDの倍率」の関係が成り立ちます。
シマノは、11速化に当たって、RDの倍率を1.7から1.4に変更したわけです。その目的は、変速精度を確保するために、ケーブルプル値を一定以上にしたいということでしょう。旧10速の2.3という数値は、精度としては限界だったのでしょう。」
と頂いたのでこれは最も思い以下の図の用語を差し替える、数値は海外のサイトの既定値から持ってきていてどうするか検討を重ねようと思う。
相関図としては
ギアピッチ値 ケーブルプル値 RD倍率
Shimano8S 4.8 ≒ 2.8 × 1.7
Shimano9S 4.35 2.5 1.7
Shimano10S 3.95 2.3 1.7
(4700を除く)
Shimano10S 3.95 2.8(2.82) 1.4
(4700)
Shimano11S 3.74 2.7(2.67) 1.4
カンパ 11 3.85 2.6 1.5
Shimano12S 3.55 x x
である。
またフロントメカについては
Shimano 10Sまでのロード ワイヤープル量は6.75 mm FD倍率1.1
Shimano MTB 恐らくはShimano11Sと4700含む ワイヤープル量は9.75 mm FD倍率1.1
書込番号:25478508
0点

あれから 実践なり海外の記事を見てきたのですがそもそも変速段数が増えるとディレイラー側の倍率が上がるとどこかでノイズが出てしまう問題があるようで、帰結的にSRAMの1:1仕様にShimanoもCampagnoloも沿っていくようです。
例えばこの記事
http://pass13.blog.fc2.com/blog-entry-430.html
Campagnoloのスプロケットの根本に0.5mmスペーサーを仕込んでスプロケット位置をずらして異なるメーカーの互換を成立させたとある。
これはRD倍率の差でノイズが出ないでシンクロしたと言うことになる。ただ一方で今まで触れたRD倍率はShimanoとCampagnoloでは違うのだ。
一方でSRAMの1:1仕様はFD倍率1.1 RD倍率1.3 であり、SRAMは倍率はかからないと謳っているが実のところこの倍率がかかる。
そしてSRAMとSIMANOの12Sスプロケットの厚みも異なる。
また自転車の世界ではMTBの技術が選考するのが常である、ShimanoはMTBで先行して10S及び11SのRD倍率1.1を獲得している。にも関わらずロード11SのRD倍率は1.4と世の中では言われている。
SRAMの1:1の仕様を思い出してほしい、RD倍率は1.3とされている、SRAMからすれば倍率は無いことになっているが1.3とされている、そしてShimanoのMTBとロードのRD倍率のちょうど中間の値である。
1.4はともかくSRAM的には1.3であれば1.0と称しても良いと思っている様に見える。
これはSRAMを穿っているのではなく、実際に早い段階でこの仕様を投入していたのは先駆者として凄いとリスペクトするに値すると思っている。
実際に体感で5700のようなSRAMでいうところの2:1はSRAMのX3やX4等のエントリーモデルより反応が芳しくないように筆者には感じた。
なので設計的にどうしても後ろの段数が多くなるとディレイラー倍率を小さくせざるを得ないのでシステムは各社SRAMに近くなっている。
事実ShimanoはRD倍率のショックを吸収するはずのセンタロン機構を11Sで廃止(厳密には廃止されきっていないという説もある。)している。
RD倍率のショックがなくなったのだろうか?このあたりの主張はSRAMの返送についての主張に奇しくも似ているように見える。
また最近にR7100の機械式が出るらしい。どうなるか楽しみである。
後はR9100の段階でFDはR9200を意識したような動きをしているように筆者には感じた。
書込番号:25482533
0点

至急修正
Front変速はShimanoMTBトリプルは2回引けるのに対してShimano11Sロードは3回引ける
9.75×2÷3=6.5で海外のサイトの6.75と酷似する、だから6.75は11Sのワイヤープルと思われます。
だから海外サイトのもう片方の13mmの表記は旧10Sまでのロードのケーブルプル値かと推測します。
書込番号:25487253
0点


Shimanoのコンポーネント引き代とギアチェンジについての包括的な説明
背景
Shimanoのコンポーネントにおける引き代(シフターのケーブルプル量)は、変速精度や互換性に大きな影響を与えます。以下は、各コンポーネントの引き代や関連する情報を詳細に説明したものです。
引き代とギアピッチの概要
Shimanoの各世代ごとのギアピッチ値、ケーブルプル値、RD(リアディレイラー)倍率の一覧です:
コンポーネント ギアピッチ値(mm) ケーブルプル値(mm) RD倍率
Shimano 8S 4.8 ≒2.8 1.7
Shimano 9S 4.35 2.5 1.7
Shimano 10S 3.95 2.3 1.7
Shimano 10S(4700) 3.95 2.8(2.82) 1.4
Shimano 11S 3.74 2.7(2.67) 1.4
カンパ 11 3.85 2.6 1.5
Shimano 12S 3.55 x x
この表に示すように、Shimanoは8速から10速(4700を除く)まで同じ引き代を維持しつつ、11速からは引き代を変更して変速精度を向上させています。
引き代の影響と10速の問題
Shimanoの旧10速コンポーネントは、ケーブルプル値が2.3mmであったため、変速時の誤差が大きくなる傾向がありました。これが10速の不評の原因とされています。具体的には、シフトレシオが1.7倍であったため、ワイヤー引き量の誤差がディレイラーの動作に大きく影響しました。
シマノの製品では、シフト数が増えるに連れシフターの引き量を短く小さくし10速まで来ましたが、精度の上ではこれが限界だったのでしょう。引き量が少ない程誤差比率が上がります。中でもシビアな整備を求める人々にとって、旧10速では精度が不十分でした。
11速および4700の改善
11速および4700のコンポーネントでは、ケーブルプル値がそれぞれ2.7mmと2.8mmに変更され、シフトレシオも1.4倍に調整されました。これにより、変速精度が向上し、10速での問題が解決されました。4700は特に新しい引き量とシフトレシオを導入することで、よりスムーズな変速を実現しています。
11速のシフターは2.7mmのケーブルプル値を持ち、シフトレシオは1.4です。この変更により、旧10速の問題を解消し、より高精度な変速が可能になりました。4700も同様に、ケーブルプル値2.8mm、シフトレシオ1.4(計測上は1.5)で設計されており、11速とほぼ同等の性能を持っています。
実際の運用と互換性の考察
10速で芸術的な変速を実現するためには、11速以降のディレイラーやシフターを使用することで可能になります。4700シフターと11速ディレイラーの組み合わせは、ケーブルの取り回しを工夫することで誤差を最小限に抑え、精度の高い変速が可能です。
例えば、以下のような組み合わせが提案されています:
シフター:Shimano M310(左)、SL-R700(右)
FD:FD-5800
クランク:FC-5750
チェーン:CN-601 11S
スプロケット:CS-HG700 11-34T 11S
RD:RD-R7000GS
この組み合わせでは、MTBのトリプルシフターでFD-5800を引くことができ、スムーズな変速が実現されました。これは、シフターとディレイラーの引き代が適合しているためです。
フロントディレイラーのシフト比
Shimanoのフロントディレイラーのシフト比は1.1に近く、SRAMの1:1ファミリーの比率に近いです。これにより、SRAMのシフターでもShimanoのフロントディレイラーを動
かすことができます。例えば、SRAMのトリガーシフターはShimanoのフロントディレイラーと互換性があり、シフト比1.1が一致するため、スムーズに動作します。
4700シフターの特殊性
4700シフターは、引き代が8速と同じ2.8mmであるため、8速システムでも使用できます。11速のシフターもほぼ同じ引き代で動作するため、11速ディレイラーを使用することが可能です。これにより、シフターとディレイラーの組み合わせに柔軟性が生まれ、広範な互換性が確保されます。
4700シフターはまた、旧10速以下のシステム(引き代2.3mm)には使用できないため、ディレイラーの可動域をHLボルトで制限する必要があります。この制限により、10速ディレイラーの動作範囲を適切に調整し、適合させることができます。
12速の展望
12速以上の多段変速については、Shimanoがワイヤー式ではなく電動式にシフトする傾向があります。電動式では、ワイヤーによる抵抗誤差がないため、誰でも簡単にセッティングできるという利点があります。
シマノの電動コンポーネント(Di2シリーズ)は、ワイヤレスでの精密な変速を実現し、12速以上の多段変速に対応しています。これは、ワイヤー式では達成できない高精度な変速を可能にし、将来的には電動式が主流になることが予想されます。
引き代とRD倍率の詳細
引き代とRD倍率(リアディレイラーの移動比)は、変速のスムーズさと正確さに直接影響します。例えば、4700のRD倍率は1.4であり、11速のRD倍率も1.4です。これは、4700と11速の引き代が非常に近いため、ほぼ同じ変速性能が得られます。
書込番号:25812227
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フロントディレイラーの引き代
フロントディレイラーの引き代についても重要なポイントがあります。Shimanoのロードバイク用フロントディレイラーの引き代は6.75mm、MTB用フロントディレイラーの引き代は9.75mmです。これにより、ロードバイクとMTBでの使用における違いが生じます。
実際の運用例と考察
以下は、実際の運用例とその結果についての考察です:
運用例1:
シフター:Shimano M310(左)、SL-R700(右)
FD:FD-5800
クランク:FC-5750
チェーン:CN-601 11S
スプロケット:CS-HG700 11-34T 11S
RD:RD-R7000GS
この組み合わせでは、MTBのトリプルシフターでFD-5800を引くことができ、スムーズな変速が実現されました。シフターとディレイラーの引き代が適合しているため、問題なく動作しました。
運用例2:
シフター:ST-M405(左トリプルMTB)
FD:FD-T301
クランク:FC-3450(コンパクトクランクダブル)
チェーン:CN-HG50
スプロケット:CS-HG50-8(13-23)
RD:RD-R7000GS
この組み合わせでは、トリプルシフターを使用してコンパクトクランクダブルを操作しました。シフターとディレイラーの引き代が適合しており、問題なく動作しました。
フロントディレイラーの特殊性
Shimanoの11速および4700のフロントディレイラーは、MTBトリプルシフターで引き代が適合するため、非常に多用途です。これは、引き代がロード用の6.75mmではなく、MTB用の9.75mmに近い値で設計されているためです。
まとめ
Shimanoの11速コンポーネントは、ロードバイクの皮を被ったMTBコンポーネントとして設計されています。4700ティアグラや11速FDは、MTBシフターとも互換性があり、非常に多用途です。将来的には、12速以上の変速は電動式が主流になると考えられ、ワイヤー式は11速までで終焉を迎える可能性があります。
また、Shimanoのフロントディレイラーのシフト比は1.1に近く、SRAMの1:1ファミリーの比率に近いです。これにより、SRAMのシフターでもShimanoのフロントディレイラーを動かすことができます。
参考リンク
Bicycles/Maintenance and Repair/Gear-changing Dimensions
kazu_crさんの投稿
縁側サービス終了に伴いカムバックしました。
書込番号:25812229
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シマノの機械式切り替えの引き代倍率について
調査を進めた結果、シマノ公式でも11S、12S、および4700系Tiagra(10S)の機械式コンポーネントの倍率は同じであると確認しました。
この倍率が1.3であるとSRAMと重複するため、11Sの1.4から変更される可能性は低いと考えていましたが、結果的に予想通りでした。
段階数に応じない互換性
シフターやリアディレイラー(RD)は、シマノのダイナシスのようにスプロケットの歯数構成やRDの対応範囲に注意すれば、途中段階数に応じずに動作する可能性があります。
例、私のCannondale SuperSix EVO Ultegra Disc Goldfinger(2020年モデル)では、以下のような最小構成で12s化が可能と考えています。
12S化の最小構成プラン
STI:ST-R8020→ (右のみ) ST-R7100へ変更
FD:R8000(据え置き)
RD:R8000 GS(置き置き)
チェーン:HG901 → M9100へ変更
スプロケット:HG-R8000 → HG-R8100へ変更
クランク:SISL2 → FC-R9200へ変更
この組み合わせで、比較的シンプルに12サイズ化できると考えています。
12サイズのメリットと個人的な意見
ただし、正直なところ12S化のメリットは大きくないと感じます。
11S保守パーツの供給がなくなったり、SISL2クランクが磨り減ったタイミングで、クランクのみR9200へ交換装着する可能性はありますが、引き代倍率が変わらない以上、大きな進化を感じるかは疑問です。
ただ、12Sコンポーネントの互換性を考慮すると、将来的な選択肢として検討する価値はあるかもしれません。
書込番号:26075920
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