『DDP4のJPEGデータへのアンシャープマスク機能削除』のクチコミ掲示板

[かつてはアスリート]

私はEOS R5/50を使っていますが、RAW撮影はせずJPEGのブラケット撮影をしています。
カメラのピクチャースタイルもディティール重視を元に、シャープネス、コントラスト、彩度をデフォルトより強調する設定にしています。またデジタルレンズ補正もしっかり効かせています。
こうして撮影したJPEGブラケットのデータから気に入った画像を選び、そこに明るさ、色味、トーンカーブ、コントラスト、アンシャープマスクの調整を適度に施して仕上げプリントの流れでした。
今ではレフ機時代から使っていたZoom BrowserかImage Browser EXでレタッチしていましたが、CANONサイトから最新のDDPをインストールする場合は、DDP4になります。
そこでDDP4の機能ですが、DDP4からはJPEGデータにはアンシャープマスクが出来なくなりました。RAWデータには有効ですが、、
私がJPEGブラケット撮影する理由は、撮影時に明るさ色味のバリエーションを予め持って、その中から印象的な画像を選び、軽いレタッチで完成させる為で、PCに高SPECを要求せず、時間も短く済みますし。これはバリエーションから選んだ時点で完成イメージをある程度絞れるからです。
RAWデータからは如何様にもレタッチ出来るでしょうが、レタッチの方向性とどこまでするかで迷いが残ると思うからRAWを使わないのです。JPEGデータにEV±1程度の調整では画像劣化は殆ど無いことも理由です。
DDP4からJPEGデータへのアンシャープマスク機能が削られたのは、残念と思っています。CANONはJPEGデータにアンシャープマスク処理(過度なシャープネス向上)を行うことで、データ破綻を無くすと言う建前でしょうが、本音は撮って出しJPEG画像を眠い画像と感じさせて、ユーザーを高級レンズに買い換えさせる動機付けとしているのでは？　と勘ぐってます。w
RAW現像でもデフォルト設定で現像しているなら、撮って出しのJPEG画像と変わらないハズ。RAWで撮りレタッチでの仕上げ目的をしっかり理解している人には釈迦に説法ですが、、、
　ひとつ仕入れた情報です。それはニコンのレタッチビューアーアプリのNX studio についてです。ニコンのNX studioにはDDP4で削られた、JPEG画像へのアンシャープマスク機能が残っています。それ以外のレタッチ機能もDDP4と同等で非常に良いです。ニコンIDを取得すれば無料で使える。DDP4の置き換えとして十分です。
ちなみにソニーのレタッチビューアーアプリでは、JPEG画像にはレタッチ出来ない仕様との事。レタッチはRAWデータに!　と言うメーカー思想によるとのこと。
ニコンのNX studioはソニー含めどのメーカーのJPEGデータもレタッチ出来るとの事なのでそこも素晴らしい。(オリンパスのJPEG画像もレタッチ出来たことを確認しました。)
ソニーユーザーこそNX studioの機能を知るべきでは？　と思った次第です。

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