『TIFF画像ファイルからのプリント』のクチコミ掲示板

[D-Z迷人]

PIXUSKプリンタ−で使用できる画像デ−タにはTIF(拡張子.tif)も含まれるとのことです。TIF画像はJPEGに比べファイル容量は大きくなりますが表現できる色の範囲が広くなると聞いています。　
　2LやA4までぐらいのブリントならJPEGで十分でしょうが展示会用などに半切やA3ノビでプリントするときはTIF画像の方が優れているでしょうか。
　Pro9000でtif画像のプリントをされた方の御経験など教えて頂きたいと思います。
　なお、SILKYPIXのRAW現像ソフトではtifで現像保存するときには8ビットのtifと16ビットのtifとどちらか選べるようになっています。この点に関しても教えて下さい。

書込番号：6037360

[どどんべ]

そのネタは、パソコンの板より、デジカメの板でやったほうが、もっと反応があると思いますよ。（ただ、マルチはいけません。マルチは）

んんで、まずJPEGとTIFFファイルの違いですが、JPEGは圧縮ファイルとなっている為、その圧縮具合によって、画質はかなり変わってきます。低圧縮の場合でも、その構造的に多少のブロックノイズが出てきますので、基本的には、大きなサイズにプリントアウトする場合は、やはり向いていません。

また、JPEGは修正した物を再保存すると、さらに画質が悪化していくと言う問題点があります。

と言うのは、他の圧縮ファイルと違って、圧縮をかけるとオリジナルの物には戻せないと言う根本的な問題があります。

ですので、通常、レタッチや加工を前提に保存される時は、jpegはお勧めしません。

もともと、JPEGはまだパソコンが非力だった時代に、手軽に画像を扱えるように企画されたファイル形式であり、今となっては、時代遅れのファイル形式です。

せっかく良いプリンタをお使いなのですから、良い環境で使われる為にも、TIFFの使用をお勧めします。

TIFFからJPEGへの変換は、簡単ですが、いったんJPEGに落としてしまうと、そのJPEGファイルからは本来のTIFFの画質には戻せないので…


TIFFファイルで保存し、必要な時だけJPEGに変換するのが、一般的なレタッチを前提としたファイルの扱い方です。

8bitと16bitの違いに関しては、私が説明しなくても、おおよそ、想像がつくかと思います。

JPEGとの違いと同じように、16BITの画質を8ビットに落とす事は簡単ですが、その8BITのTIFFファイルからは本来の16BIT-TIFFの画質には戻せないので…

と言う事で、ではでは。

書込番号：6038322